鬼一たちが教室に戻って数分経って先生が入ってきて授業が始まった。この時は特に何も起きず、そのまま授業は進んでいった。
休み時間に入ったが藍は不安を拭いきれず、鬼一の傍にいた。鬼一は藍が自分のすぐ近くにいるため特に何も考えず、ボケ~っとしていた。
「ちょっとよろしいかしら?」
「またか……。何の用だ、セシリア・オルコット。唯の冷やかしなら帰ってもらうぞ」
藍はセシリアに冷たい目線で睨みつけ。、鬼一もセシリアを一瞬だけジロリと睨んだ。周りの女子たちは朝の続きが始まるのかとビクビクしていた。
「あら、そんな怖い顔で睨まないでください。私は用があるのは藍さん、あなたですわ」
「私?」
「ええ、そうですわ。なぜあなたはそんな情けない男と一緒にいて苦痛に思うことはありませんの?」
藍は鬼一が情けない男と呼ばれたときにイラッときたが我慢した。
「私は鬼一を情けないと思ったことは一度もない。そもそも鬼一は情けない男の真反対の性格をしているからな」
「あら、そういう昨日は血を流して情けない声で助けを求めていましたではありませんか?」
「確かに鬼一は助けを求めた。だが、本人がどうしようもなくて助けを求めるのは情けないことか?ならお前は大怪我をしても誰にも助けを求めないのか?」
「ふん、そんなの助けを求めますわ。ですが男が怪我くらいで助けを求めるのは情けないったらありませんわ」
藍はセシリアの言ってることが意味わからないため溜息を吐いた。
「セシリア・オルコット、そんな風な態度をしていたらただの低俗な女にしか見えないぞ?」
「なっ!?あなたねえ!」
藍の一言で頭に来たセシリアだったが、この時チャイムが鳴った。
「くっ……!ではまた来ますわ!逃げないことで!よろしくて!」
そう言ってセシリアは自分の席に戻って言った。
「……今のはそっちが逃げたんだろうが」
藍はボソッと言って席に着いた。
この時、鬼一は話の一部始終を聞いていたが、セシリアに何か言うのが嫌だったため何も言わなかった。
そして教室に織斑先生と山田先生が入ってきた。
「この時間は実戦で使用する各種装備について説明する」
この時間は織斑先生がするらしいが鬼一はそんなのを気にせずノートに書く用意をしていた。
「ああ、その前に再来週にあるクラス対抗戦に出る代表を決めないといけないな」
この時鬼一は首を傾げた。
『鬼一、簡単に言うとクラスの学級長のことだ』
『ああ、なるほど』
藍が鬼一に説明をしている頃、織斑先生もクラスの中でわかってない生徒のために説明していた。
「自薦、他薦は問わない。誰かいないか?」
織斑先生がそう言った時だった。
「はい、織斑君を推薦します!」
「私も織斑君を!」
一夏ばかりに推薦が行くが、鬼一はどうと思ってなかった。いや、思っていることと言ったら怪我しているから推薦しないでいてくれるのかと思うぐらいだった。
そのころ一夏は、自分が推薦されているとは思っておらずボケーっとしていた。
「では推薦者は織斑一夏でいいな?」
「えっ!?俺!?俺なの!?織斑先生、辞退します!」
「だめだ。」
「嘘だー!?」
一夏は自分が挙げられているとは思ってなかったのか織斑先生に辞退を申し出たが一蹴されたため絶望に染まった顔をした。
「な、なら俺は鬼い……」
一夏は鬼一が睨んでいるのを見て何も言えなくなった。
「それでは代表は織斑いいな?」
「待ってください!納得いきませんわ!」
その時だった。
教室にいた全員が声のした方を向くとそこには、席を立ち、怒っている顔をしたセシリアがいた。
「このような選出は認められません!大体男が代表なんて恥さらしですわ!わたくしに、セシリア……」
『藍、何かおかしいのが一人いるように感じるのは気のせい?』
『いや、私もそれを感じるから気のせいじゃないな』
鬼一は藍とセシリアの話を暇つぶしに聞いていた。聞いてると『極東の猿』とか文化としても後進的』とか言っていた。
『藍、俺らの住んでいるところって江戸から昭和の街並みがごちゃ混ぜになったような感じだから後進的って言われても何も思わないよな』
『まあ空気がきれいで、夜になったら満天の星空が見えるけどな』
セシリアが日本のことを馬鹿にしまくってるため、周りから冷たい目線がセシリアに向かっているが、鬼一と藍はセシリアのことを無視していろいろ喋っていた。
その時だった。
「イギリスだって大してお国自慢とかじゃないだろ。何年連続不味い飯ランキング第一位だよ」
日本のことを馬鹿にされて頭に来たのか一夏がイギリスのことを馬鹿にした。セシリアは添えを聞いた途端顔を真っ赤にして一夏を睨みつけた。
「なっ……!?いきなり何なんですの!?しかもわたくしの故郷を馬鹿にするとは何様のつもりですの!?」
「そもそもそっちが日本を馬鹿にしたのが始まりだろうが!」
それを聞いたセシリアは一夏の席の前に立った。
「なら決闘ですわ!」
「いいぜ、四の五の言うより早い」
そして織斑先生は手を叩いて全員の意識をそっちに向けた。
「決まったな。それでは来週の月曜に第三アリーナで織斑とオルコットと斎藤でクラス代表決定戦をやってもらう。異論はないな。」
それを聞いたとき、鬼一と藍は目を点にした。そして鬼一はすぐに挙手した。
「織斑先生、俺は推薦の時に名前が挙がってませんが」
「お前も男だから皆の前で戦ってもらう。いいな」
鬼一は織斑先生の一方的な言い方に頭に来た。
「嫌ですよ。まだ推薦されているならともかく、推薦されてなのに先生が勝手に決めて出すとか自薦推薦の意味がないじゃないですか」
「そうだとしてもここでは私が法だ。というわけで私に従ってもらうぞ」
鬼一は織斑先生に対してキレそうになったが我慢してとある話題を切り出した。
「あんまりこれは言いたくなかったんですが、昨日俺を怪我させて謝罪の一つもありませんでしたね。それはどうなんですか?」
「あれは私に従わなかったお前が悪い」
「なっ……!?」
鬼一は織斑先生にキレようとしたが藍に抑えられた。
「鬼一、落ち着け」
藍に止められて鬼一はむっすりした顔で藍を睨みつけた。だが、藍も鬼一にしかわからないほどの僅かな違いであるがキレていたため鬼一はおとなしく引き下がった。
「出てもいいですよ。ただ、鬼一が全勝するだけですから」
藍がドヤ顔で言ったためセシリアが突っかかってきた。
「男が女に勝てるなんて一万年早いですわ!なんでそれがわかりませんの!?」
セシリアの言葉にうなずく女子がちらほらいたが、藍はそんなのを気にせずただ返事をした。
「男が女に負けるかはどうでもいいが、IS戦では鬼一は強いぞ。貴様では手も足も出ない程な」
「何ですって!?」
織斑先生はこれを埒が明かないと思ったのか、再び手を叩いて全員の意識をそっちに向けた。
「それでは改めて言うが、来週の月曜に第三アリーナで織斑とオルコットと斎藤でクラス代表決定戦をやってもらう。異論はないな」
『はい!(はい・・・・・・)』
一人だけ元気がないが全員が返事をしてこの時間は終わった
鬼一「前書きのことだがどういうことだ?」
妖刀「仕事で疲れて書くのが少し疲れてな。機動戦鬼の方は一話平均文字数を4000文字ぐらいにしないといけないし、スランプ状態だからこっちを書くことにしたんだよ。本音言うとヒロインを二人にするとキャラの管理がつかれる。だからこっちの方がとっても書きやすいんだよ。」
藍「それならヒロインを一人にすれば……。」
妖刀「だから福音戦が終わったらリメイクをしようと思ってる。部分部分の設定を変えてね。」
鬼一、藍「「とりあえず頑張れ……。」」
妖刀「あと新しくIS×東方で小説を書こうと思う。」
鬼一、藍「「待て待て!!」」
妖刀「どうした?」
藍「早まるな、三つを書くとなると自分を殺すぞ!」
妖刀「お、おう……。まあ、これは連載するかわからないから心配しなくていいよ。(まあ、もう千文字ほど書いてるけどね)」