やぁ、僕はえだまめ。朝におはスタのアイドル見て興奮てたらもうこんな時間!いっけな〜い★遅刻遅刻★
彼は走っていた。それこそ周りが見えないほど全力で。彼はこれから何気ない日常がまた始まると思っていたのであろう。しかしそんな保証はどこにも無い。彼は横から飛び出てきた車に驚いて転んでしまって手を切った。そこからなぜか発生していたエボラ出血熱に感染してしまい、あっけなく死んでしまった。もう彼は日の目を見ることはないだろう
そう思っていた
〜転生したらレベル100のポッポだった件〜
「ん?...ここは...?」
目が覚めるとそこには限りない草原が広がっていた。体に痛みはなく、傷も見当たらない。しかし自分の体に異変が起きているのはすぐに分かった。
「...なんで羽生えてるんだ?」
そう、羽が着いていた。急いでほかの所に変化がないか確かめる。ちょうどそこにはガラスがあったので覗いてみると...そこには驚くべき姿があった。
「これが...俺?」
目の前に映っていたもの。それはとても小さい鳥...しかし何処か見覚えのある姿だった。
「コイツ...進研ゼミで見たことある。たしかポッポだったな」
何が起きているかは全く分からない。しかしひとつ確実な事があった。それは自分がなぜかポッポになったという事だ。
「とりあえずこのままだと情報が無さすぎる。どこかに行ってみるか」
そうポッポが飛びだとうとした次の瞬間!
テレレレレレレレレレテーーン
【トレーナーが現れた!!】
ポッポ「なんだこの青年?!(驚愕)」
トレーナー「ん?...おっ、こんな所に丁度いいポケモンがいるじゃねぇか。俺の手持ちはほぼ全滅状態だが...こんなポケモン。俺一人でもやれるぜ。」
...なんだコイツは?
目の前には突如現れたトレーナーが居た。見た感じ新米トレーナーだろう。手には1つのボールが輝いていた。
トレーナー「オラァ!!」
【トレーナーは、ゼニガメを繰り出した!】
ゼニゼニィ!!
ポッポ「くそっ、戦闘になったか...これは戦うしかないよな。俺が覚えてる技は...体当たりと風おこしか。こんなので勝てるのか?」
トレーナー「ダッ!」
ポッポ「くそっ!迷ってる時間はねぇ!風おこし!!」
ポッポ(恐らくここは序盤の道路。レベルはそこまで無いだろう...だが足止めをしなければ!)
ポッポは足止めの技をうった...つもりだった。
トレーナー「ガハッ!!」
その風はゼニガメをところてんのように軽く切った。まるで豆腐に包丁を入れるように...その風はゼニガメを切るに飽き足らず、トレーナーまでにも襲いかかった。トレーナーは瞬く間にただの肉片となった。その光景をみたポッポは...
「...は?」
ただただ困惑していた。
ポッポ「うそ...だろ?たかがかぜ起こしだぞ?そんな殺傷力が、あるわけ... 」
しかし目の前にはついさっきまで動いていたものが転がっている。それが嫌でも現実を突きつけた。
ポッポ「そういえば...聞いたことがある。レベルが95離れている場合、瀕死にとどまらずにポケモンを殺してしまうことがあるって...進研ゼミであったな...最初のポケモンは確かレベル5だったはずだからもしかして...」
「俺は、レベル100のポッポなのか?」
ありのままに、今起こったことを話すぜ..!
死んだはずがなぜかポッポになっていた、
無双勇者とか、悪役令嬢とか、そんなありきたりなものじゃ断じてねぇ、
もっと恐ろしい、製作者の悪意の塊を感じたぜ...!
ポッポ「...何やってんだ?俺?だれもいねぇのに。製作者って誰だよ」
俺は頭をかいた...嘘だ手が羽でかけなかった。ちくしょう頭痒いのに
ポッポ「とりあえず、これからどうするかな...」
俺はそれから1ヶ月間考えた。そうして1つ思いついた。何故ひとつしか思いつかなかったかというと三歩歩く事に何を考えていたか忘れてしまうからだ。俺がその事にきずいたのは30日と23時間57分がたった頃だった。そう、アイディアは3分で思いつくものだった。カップ麺かよ。
ポッポ「...ヨシっ(適当)とりあえず...」
ポッポは飛び立った。風がとても気持ちいい
ポッポ「世界、取っちゃいますか★」
そうして俺は旅に出た。俺の冒険は、これからだ!★
嘘だった。
雲行きが怪しくなったのは敵のレベルが50を超えたあたり、つまりチャンピオンロードからだ。こっちの主力技はタイプ一致たいあたりか風おこしに対して相手は一致かえんほうしゃとかぶっ壊れ技をうってくるしまつ。極めつけに種族値の差が激しすぎてレベル差をもってしてもキツい相手だった。
ポッポ「おかしい...前までは1発で倒せていたはずなのに...こんな所で負けられるか!おれは世界をとるポッポなんだっ!!」
ポッポは意地でチャンピオンロードを抜ける1歩前にきた。その時!!
テレレレレレレレレレテーーン!!
【ピジョットが現れた!!】
目の前に現れたのは自分とどこか似ているような、しかしもっと強そうな見た目をしたポケモンだった。彼はこちらをじっと見据えていた。
ポッポ「邪魔だ!どけぇ!」
ポッポはいつものように風を起こした。レベル差は40程あるが、体力が3分の一残してしまった。彼の種族値と技ではこれが限界だろう。続いてピジョットの攻撃
【ブレイブバード】
ポッポ「ぐわぁぉぉぁ!」
彼の身を炎が包んだ。体がやける音がする。
ポッポ「くそっ!消えろ!」
ポッポは残りの力で火を消した。体力は赤ゲージになってしまったが、相手も反動で赤ゲージとなった。
ポッポ「勝った...計画どうり」
ポッポはこの勝負に勝つ自信があった。何を隠そう彼は電光石火を持っているのだ。これにより、相手より先に行動することが出来る。
ポッポ「じゃあ...死のうか」
【ポッポの攻撃...鳴き声!!】
ポッポ「...........は?」
何が起こってる?なぜ俺は攻撃をしないんだ?
ポッポは困惑していた。たしかに電光石火をしたはずなのに...しかし次の瞬間、彼は気づいた。
ポッポ「まさかっ...PPが切れたのかっ!」
ポケモンは技を打つのに体に負荷をかける。大技なほど体への負担は大きく、連発できない。その面では弱い技しか持ってないポッポにはあまり負荷がかからなかったが、長年の旅とそして何よりポケセンに行けないことが彼の首をを少しずつ、しかし確実にしめていた。
ポッポ「くそっ!このタイミングで切れるのか...!まてよ...ということは俺の...」
【負け】その言葉が脳裏に浮かんだ瞬間野生のポケモン同士での戦いの敗者の姿が浮かんだ。彼らは等しくろくな治療も受けられず、腐っていった。
ポッポ「いっ!いやだ!!まだ死にたくない!」
彼は叫んだ。まだこんな所で死ねない
しかしそんな彼の願いも虚しく、彼はピジョットに、倒されてしまった。彼はそのまま治療を受けられないまま、チャンピオンロードの地へと還った
???「あぁ、やっぱり、今回もダメだったよ。アイツは目先の強さに囚われて、さらに強くなる努力を怠った。その気になればわざマシンなりでさらに強くなれたかもしれないのにな。」
男はそこに佇んでいた。どこかで1度見た事ある喋り方と声だ。
???「せっかく目の届くところにヒントを与えてやったのに。残念だ。まぁ、これが彼の限界だったのだろう
」
???「しかし、彼はまだ生きていただろう?なぜ無理やり殺してポッポに転生させたんだ?ルシフェル。」
また1人男が現れた。そいつがいうにはどうやら彼はルシフェルと言うらしい。
ルシフェル「おぉ、イーノック。36万年ぶりだな。元気にしてたか?」
イーノック「何を言ってるんだ?せいぜい1万4000年くらいだろ。てかそんなことはいいんだ。何故だ?」
ルシフェル「あぁ、彼はこの1年後に市を全裸で歩き回ったことが原因で逮捕される運命だったんだ。どうせそんなことするなら、有効活用しようと思ってな」
ルシフェルは腰を上げた
イーノック「なるほど、そんな奴ならどうでもいいか、」
ルシフェル「そうだ(適当)まぁ、暇潰しにはなったさ。久々に自分で手間をかける暇潰しをしたな。」
イーノック「前やらないって言ってたのにな。神の気まぐれは怖いものだ。」
ルシフェル「ふん、生意気に。まぁいいさ。疲れたし寝るか。」
彼はひとつ、欠伸をした後に四角い箱を取り出した。そして、おもむろにボタンを押したあと、何処かへと消えた。こうして彼の物語は終わった。
天国も地獄もない。死んだ後の世界は平等、無だ。(何処かの死神のセリフ)
また1人、神の気まぐれで1つの魂が無に還る
転生したらレベル100のポッポだった件〜fin
シリアスに見せかけたくそ小説です(デジャヴ)
楽しいね(白目)