これもいいけど、こっちじゃない!私は聖剣が欲しかった!あの光がドバァーって出るやつ!あの闇を切り裂いたり、騎士王が持ってたりするやつが欲しかったんだァァァ!!!   作:排他的

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聖我と奈落落下

橋の両サイドに現れた赤黒い光を放つ魔法陣。通路側の魔法陣は十メートル近くあり、階段側の魔法陣は一メートル位の大きさだが、その数がおびただしい。

 

小さな魔法陣からはトラウムソルジャーが大量に現れた。

 

「……メルド、私があの骨兵をやるからお前らはベヒモスを抑えろ……ステータスの低いやつから撤退させろ」

 

「……わかった。騎士団員も付けよう。俺と残りの騎士団員でベヒモスを抑える」

 

聖我は鉄の剣に光のオーラを纏わせ、光武器作製で大量のナイフを作り出す。

 

「光輝!お前たちはトラウムソルジャーを…………どこ行った?あいつら……ってあァァ!おい戻れ光輝!お前ら!」

 

もう既に光輝たちはベヒモスの方に向かって遠距離攻撃をかましながら突撃していた。

 

「……自分勝手な奴らだ……まぁさっさと突破したいし……」

 

無限収納BOXから闇黒剣月闇を取り出しついでに天空のペガサス ワンダーライドブックを取り出す。

 

「ステータスが高い今の状態なら!全員下がれ!道を切り拓く!」

 

「え?……みんな下がって!!」

 

聖我が下がるように声を大きくして伝えるとその隣にいた園部と呼ばれる女子がみんなに下がるように復唱する。

 

園部の掛け声でようやく下がったクラスメイトを見てから闇黒剣月闇のジャガンリーダーに天空のペガサスを3回リードさせる。

 

《必殺リード!必殺リード!必殺リード!ジャアクペガサス!》

 

そして闇黒剣月闇のトリガーを引いて闇黒剣月闇を横に切り裂くように構える。

 

《月闇必殺撃!習得三閃!!》

 

青いエネルギーを闇黒剣月闇に充填させ、そのまま青いエネルギーを斬撃とともに発射する。その場にいたトラウムソルジャー全てを切り裂く。

 

「進め!さっさと速く行け!」

 

「あ、ありがとう、神刃!」

 

園部にお礼を言われたがそれをスルーして残りの生徒達に速く行くように伝え、前に残っている光輝たちの援護に向かわねばと思っていたら、ハジメが光輝の元に向かっていた。

 

「……あいつなんで弱いのに行くんだ?……分からねぇな…………トラウムソルジャーをまずは片そうか」

 

無限収納BOXに天空のペガサスをしまって今度はストームイーグルを取り出す。

 

《必殺リード!必殺リード!ジャアクイーグル!》

 

ジャガンリーダーにストームイーグルをリードしてトリガーを引く聖我。

 

《月闇必殺撃!習得二閃!!》

 

今度は突きを放って炎のエネルギーで出来た鷲を飛ばす。炎の羽根にトラウムソルジャーが包まれ、燃やされて息絶えて行く。

 

「……あとはベヒモスと戦っている奴らだけだ。……そろそろ失礼しようかな?」

 

もう聖我は他の生徒とともに階段まで下がっていた。そして闇黒剣月闇を構えながら光武器作製で出てくるトラウムソルジャーを倒していく。

 

だがここで驚くべきことが起こる。ベヒモスの前にハジメを置いて勇者とメルドにその他が退却してきたのだ。

 

「…………どう言うことだ。……理解に苦しむ。?!錬成で止めてやがんのか!なら納得だが、後退する時どうするんだ?」

 

そして勇者たちがこっちまで来てから香織が叫ぶ。

 

「皆、待って! 南雲くんを助けなきゃ! 南雲くんがたった一人であの怪物を抑えてるの!」

 

香織のその言葉に何を言っているんだという顔をするクラスメイト達。そう思うのも仕方ない。なにせ、ハジメは〝無能〟で通っているのだから。

 

 だが、困惑するクラスメイト達が見てみるとそこには確かにハジメの姿があった。

 

「なんだよあれ、何してんだ?」

 

「あの魔物、上半身が埋まってる?」

 

次々と疑問の声を漏らす生徒達にメルド団長が指示を飛ばす。

 

「そうだ! 坊主がたった一人であの化け物を抑えているから撤退できたんだ! 前衛組!後衛組!どちらも遠距離魔法準備! もうすぐ坊主の魔力が尽きる。アイツが離脱したら一斉攻撃で、あの化け物を足止めしろ!」

 

ビリビリと腹の底まで響くような声に気を引き締め直す生徒達。中には階段の方向を未練に満ちた表情で見ている者もいる。

 

無理もない。ついさっき死にかけたのだ。一秒でも早く安全を確保したいと思うのは当然だろう。しかし、団長の「早くしろ!」という怒声に未練を断ち切るように戦場へと戻った。

 

聖我もFateの談笑をした仲だと思って無限収納BOXからジャアクドラゴンを取り出してジャガンリーダーにリードさせる。

 

《必殺リード!必殺リード!必殺リード!必殺リード!》

 

劇中では有り得なかった4回のリードを同時に行う。そしてトリガーを押す。

 

《月闇必殺撃!習得四閃!!!》

 

突きの構えを行い、黒いドラゴンの力を纏わせる。そしてベヒモスに狙いを定めて突きを放つ。

 

黒いブレスがベヒモスに発射される。その一撃でベヒモスをヒットバックさせる。

 

そしてハジメが後退し始め、あとは任せようと思っていたその時、ハジメに火球が当たり、そのまま転げる。そしてベヒモスとともに落下してしまった。

 

「(セイバーが使えていれば飛行能力があったが、光剛剣最光と闇黒剣月闇じゃあ飛べない…………試してみるか)光武器作製!チェーン!」

 

「おい南雲捕まれ!」

 

光のチェーンを作り出して南雲に握らせようとしたが、長さが足りず捕まえられなかった。

 

「クソが……」

 

そのまま落ちていく南雲を見て心から助けることが出来なかった自分を攻めるのだった。

 

 

 

スピンオフのゴースト、スペクターのフォームとてれびくんのオリジナルフォームどうしましょうか?

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