これもいいけど、こっちじゃない!私は聖剣が欲しかった!あの光がドバァーって出るやつ!あの闇を切り裂いたり、騎士王が持ってたりするやつが欲しかったんだァァァ!!!   作:排他的

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皇帝と水の剣士

勇者・光輝との戦いから結構経ち、リリアーナの護衛にも慣れた頃、勇者達がベヒモスを倒して帰ったことを知らない聖我は……

 

「神刃、ヘルシャーの皇帝からの使者がこちらに来るらしい。まぁ休暇な神刃には関係ないか」

 

「はぁ…案外遅くありません?普通なら召喚の三日後には来そうですけど?」

 

「…ヘルシャーは実力主義な国だ。なぜなら帝国は三百年前にとある名を馳せた傭兵が建国した国であり、冒険者や傭兵の聖地とも言うべき完全実力主義の国だからな。…武人としては皇帝とは気が合うだろうがな。メルド団長も皇帝からいつもスカウトされている…まぁ神刃は休暇だからいないだろう?今度はどこに行くんだ?」

 

ヘルシャーの皇帝の件は聖我もメルドやクゼリー、もちろんリリアーナから聞いていた。強いヤツと戦いたい…そんな向上心のある帝国最強の戦士だと。

 

だが聖我は休暇でいない。いつも休暇ではブックゲートで何処かの街に向かって観光しているからだ。もちろん仕事はしているためエリヒドから給料も貰っているからそのお金は王国から小遣いで渡されたものでは無いため気兼ねなく使える。

 

聖我は聖剣探しと色々な街の骨董品屋に行ったり、美味しい飯のある宿屋や飯屋を人伝に聞いて食べに行っていたりする。こないだはウルの水妖精の宿のカレーもどきを食べに行っていた。

 

「そうですね〜エリセンにでも行きましょうかね?エリセンは水産物が美味しいと聞きますから魚を食べに行きますよ。次いでにドライブにでも行ってきます」

 

「そうか、じゃあまた交代の時にな」

 

「では」

 

ブックゲートを開いてそのままエリセンに向かった聖我だった。

 

 

 

「え?いねぇのか?」

 

「はい…聖我は休暇で今は確かエリセンで海鮮料理を食べているはずですね…」

 

「来るのが遅かったか…神刃聖我をここに呼べないのか?俺は勇者よりそいつと戦いてぇんだ!魔人族2人を1人で倒した武傑をこの目で見定めたい」

 

光輝とヘルシャーの使者が戦い、その使者が皇帝・ガハルド・D・ヘルシャーだったことがバレ、ガハルドは勇者では戦い足りない、魔人族を倒した聖我を連れてこいと言い出した。

 

だがリリアーナの聖我はいないという発言にポカーンとしてしまい、そのあと悔しがりながら聖我を呼べないのかリリアーナに問い始めた。

 

「…あまりやりたくはないのですが、ヘルシャーの皇帝の頼みですからやりましょう。あくまで頼まれたからです」

 

「なんかすごい渋るなリリアーナ姫」

 

「えっと…」

 

ガトライクフォンをポチポチ操作し始めたリリアーナ。何故スマホのようなものを持っているのか地球組は分からなかったが、リリアーナはLINEを開いて聖我のガトライクフォンに

 

『私の命令です。さっさと王宮に来てください』

 

と聖我のLINEに送ったのだった。

 

するとリリアーナの目の前に本のようなゲートが生成されて聖我が出てきた。…………右手にイカ焼き、左手にタコの丸焼き、そして口に魚の丸焼きを咥えて。

 

「…もぐもぐ…もぐもぐ…もぐもぐ…ごくん………リリアーナ姫、なんの御用でしょうか?私は今まで海で海鮮を食べながら海にいたのですが」

 

「あぁ、それでそんな格好なんですか?」

 

リリアーナの言うそんな格好とはアロハシャツに黄色のズボンを履いていて、顔にはサングラスに麦わら帽子と、いかにも海を満喫してましたふうな格好で跪いていた。

 

「えっと…ヘルシャーの皇帝が貴方と戦いたいと」

 

「ヘルシャーの皇帝陛下?」

 

リリアーナの前から立ち上がってグルリと当たりを見回してヘルシャーの皇帝を見つけるとガハルドに聖我はこう聞く。

 

「勇者では駄目ですか?」

 

「満足出来ん!」

 

「わかりました!やりましょう!」

 

「貴様の持っている聖剣を使えよ!」

 

「わかっています!」

 

聖我はまたも戦闘をするようだ。

 

 

 

「行くぞ!」

 

「えぇ!」

 

光武器精製で光の剣を作ってガハルドの剣と斬り合いながら聖剣ソードライバー(水勢剣流水)を腰に巻き付けてライオン戦記を起動する。

 

《ライオン戦記!》

 

そして光のナイフをガハルドにぶつけて時間を稼いでライオン戦記をソードライバーにセットして抜刀する。

 

「変身!」

 

《ライオン戦記!!》

 

《流水一冊!》

 

《百獣の王と水勢剣流水が交わる時、紺碧の剣が牙を剥く!》

 

青い騎士の登場にガハルドは困惑しながらもすぐに笑いながら剣を聖我に向ける。聖我も剣を向けようとするが少し考え直して剣を聖剣ソードライバーに戻す。

 

「……ヘルシャーの皇帝・ガハルド殿には今使える最強の力で答えるのが礼儀と私は思う。だからこそ!」

 

《ピーターファンタジスタ!》《天空のペガサス!》

 

聖我は2冊のワンダーライドブックを追加で取りだして起動する。

 

「面白ぇ!やっぱ勇者とは違うなお前!」

 

「この世界に来て初めての全力です!受けきってもらいますよ!」

 

2冊のワンダーライドブックをソードライバーにセットして抜刀する。

 

《流水抜刀!》

 

《蒼き野獣の鬣が空になびく!》

 

《ファンタスティック!ライオン!!》

 

《流水三冊!》

 

《紺碧の剣が牙を剥き、銀河を制す!》

 

先程は胸のライオンしかアーマーがなかったが両肩にアーマーがつけられ、顔も先程より装飾が多くなった。

 

これこそ、仮面ライダーブレイズのワンダーコンボ。

 

仮面ライダーブレイズ・ファンタスティックライオンなのだ。

 

「水勢剣流水に誓って、貴方を倒す!」

 

「面白ぇ!俺を倒してみやがれ!破砕せよ!絶断!」

 

ガハルドが剣に魔力を込め始める。

 

聖我はそれに応えるように水勢剣流水を一度バックルに納め、ナガレトリガーを引いた後に再度抜刀する。

 

《必殺読破!》

 

《流水抜刀!》

 

《ペガサス!ライオン!ピーターファン!三冊斬り!ウォ・ウォ・ウォ・ウォーター!》

 

「これぞ私の今の最高の技!ハイドロ・ボルテックス!!!」

 

水勢剣流水に水のエネルギーを纏わせて一閃する。

 

「なら俺も応えよう!我が奥義!風破斬!」

 

水の一撃と風の剛撃がぶつかり合い、急いで鈴が結界を張ったが、すぐに破られてしまった。

 

「「ウォォォォォォ!!」」

 

互いに叫び合い、互いの技をぶつけ合う。その行為に勇者との戦いの時や魔人族との戦いの時には感じなかった高揚感を感じる聖我。

 

勝負は付いた。僅かに聖我のハイドロ・ボルテックスがガハルドの風破斬を打ち破り、ハイドロ・ボルテックスがガハルドにぶつかったのだ。

 

聖我の勝ちだった。そして聖我はガハルドに回復魔法を掛けてそのままリリアーナとエリヒド、そしてガハルドに頭を下げてそのままブックゲートでエリセンに戻ったのだった。

 

 

 

〜その後の出来事〜

 

「リリアーナ姫、神刃聖我を譲ってくんねぇか?」

 

「嫌です!あの方は私の護衛です!」

 

「いいじゃねぇか!あいつを取り立てて将軍にすれば魔人族なんて一網打尽だしな!それにアイツも褒美を貰えるぜ?」

 

「(将軍!?それに魔人族との戦いで聖我が功績をあげれば褒美で私と結婚することも!……………)」

 

「(……リリアーナ姫ってこんなに考え分かりやすかったか?)」

 

結局リリアーナはガハルドの要求を呑まず(顔を赤く染めながら)、そのまま部屋に戻って本当にああ答えてよかったのかな?と少し後悔しながらそのまま布団の中に潜った。

 

 

 

〜更にその後の出来事〜

 

「くしゅん……誰かが私のことでも話してるんですかね…」

 

「いやあんたそれはこんなに寒くなるもの食べたからでしょうが」

 

日本にあるかき氷に似た食べ物を山ほど食べて寒くなってくしゃみをしたにも関わらず、誰かが聖我のことを話しているのか?と推測した聖我にその店のおばちゃんがツッコミを入れていた。

 

何気に当たっているが。

スピンオフのゴースト、スペクターのフォームとてれびくんのオリジナルフォームどうしましょうか?

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