これもいいけど、こっちじゃない!私は聖剣が欲しかった!あの光がドバァーって出るやつ!あの闇を切り裂いたり、騎士王が持ってたりするやつが欲しかったんだァァァ!!!   作:排他的

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リリィの用事と原作崩壊

「待ってましたよ聖我!」

 

「あぁリリィ……ここは?」

 

聖我はリリアーナが来るように言った場所に来ていた。聖我がリリアーナに許してもらうための条件として。

 

聖我がリリアーナに呼ばれた場所は、お墓だった。

 

「ここは魔人族との戦争でこの国のために戦ってくれた兵士や冒険者のお墓です。この国のために、戦えない私たちを守るために」

 

「……そうか」

 

リリアーナに呼ばれた場所は戦死者のお墓だった。この国、ハイリヒ王国のために戦ってそして死んでしまった兵士たちの墓。

 

「メルド団長や、お父様にお母様も毎週来るんです。そしてお花をここに添えて祈っていく。それが私たちの習慣なんですよ」

 

「……」

 

聖我は黙ってしゃがみこんで黙祷を捧げた。この国ハイリヒ王国のために戦った偉大な兵士たちの為に。

 

「私は一刻も早くこの戦争を終わらせて私たちの国の民をこれ以上戦場に向かわせないようにしたいの」

 

「……リリィ、私はいつまでも君の命令を聞こう。君の為ならなんでも聞くよ」

 

「ありがとう聖我」

 

聖我は立ち上がってリリアーナの手を握った。

 

「……さて、行きましょう?聖我、王宮に戻りますよ?」

 

「……はい。リリアーナ姫、戻り「大変です!リリアーナ姫!神刃殿!」何事ですか!」

 

リリアーナから手を離して部屋に戻ろうとすると王国の兵士がリリアーナと聖我の元に走って向かってきた。

 

「御報告致します!魔人族が王都に攻め込んできました!結界は破られた模様!その数、15万!至急神刃殿を戦場に向かわせろとのことです!」

 

「魔人族ですって!?なぜいきなり!」

 

リリアーナは驚いていた。いきなり王都に攻め込んできたからだ。

 

「空間が歪んだところから現れたとのことであります!ただいま帝国にメッセージを送り応援を呼びました!勇者殿はホルアドから戻っていますが、時間がかかります!神刃殿に早く戦線に出てもらわねばならぬとの王様の御命令です!」

 

「……わかった。直ぐに出る。私はどこに向かえばいい?」

 

聖我は覚悟を決めた顔をして王国の兵士に問う。

 

「すぐさま前線へ!」

 

「……リリィ、君は安全な所へ」

 

「はい!」

 

「変身!」

 

《烈火抜刀!》

 

《語り継がれし神獣のその名は!》

 

《クリムゾンドラゴン!》

 

《烈火三冊!》

 

《真紅の剣が悪を貫き、全てを燃やす!》

 

ライドブックを起動せずにドライバーに差し込んで火炎剣烈火を抜刀して変身した。

 

そしてクリムゾンウイングを展開して大空を飛び、

 

「物語の結末は魔人族ではなく私が決める!」

 

戦場に向かって行った。

 

 

 

「メルド団長!」

 

「聖我か!悪いがここを任せていいか!魔物が多すぎる!」

 

「任せてくれ!」

 

ブレイブドラゴンのページを押してライドブックの特殊能力を発揮させる。

 

「喰らいたまえ!塵すら残さぬこの熱風を!」

 

《ブレイブドラゴン!》

 

バーンブレーサーから熱風を巻き起こして魔人族と魔物を攻撃する。魔法攻撃が飛んでくるがその攻撃を火炎剣烈火で弾いて熱風を当て続ける。

 

「貴様!上から卑怯だぞ!」

 

魔人族のリーダー格と思わせる豪勢な鎧を纏った魔人族が聖我に文句を言う。

 

「……卑怯?汚い?何を言っている。こんな言葉を知らないか?」

 

聖我は言葉を発しながらストームイーグルのページを押し込む。

 

「卑怯汚いは敗者の戯言であると!」

 

《ストームイーグル!》

 

火炎の竜巻を発生させて文句を垂れ流した魔人族のリーダー格を巻き込んで燃やし尽くす。

 

「……部隊長だったのかな?バスターとかを試したかったが戦場で使うには範囲攻撃がないとなぁ……」

 

部隊長と思われる魔人族を殺して魔人族と魔物を範囲攻撃で殺し続け、後退を始めた兵士の援護に向かってクリムゾンウイングを広げて飛んだ。

 

 

 

「……魔人族がなぜ攻めてきたのか……勇者召喚がバレてイレギュラーが2人いるのがバレたか?」

 

「いや前兆はあった。あのヴァージ卿の時だ。あの時からこの国には魔人族が潜入していたんだ……」

 

「勇者殿はいないぞ!どうするのだ!」

 

「……メルド、兵士たちの状態は?」

 

文官や軍師が話し合っている中エリヒド王はメルドに兵士がどのような状況か聞いてきた。

 

「……ほとんどの兵士が死んでいるか重傷です。動くのには最低十二時間は掛かります……結界前の魔人族はそれを待つことは無いでしょうが」

 

「そうだな……動けるのは誰がいる?」

 

「私と副団長、そして神刃 聖我です。神殿騎士は分かりません」

 

「本当に愛子殿が農地検査でいなくてよかった……」

 

愛子がいれば万が一で死んでしまうかもしれないからだ。農作物などが戦いでの生命線のため、死んでしまえばハイリヒ王国が窮地に陥ってしまう。ちなみに園部パーティと一部の男子は愛子の護衛のため王宮にはいない。

 

「ほかの神の使徒は?」

 

「……」

 

メルドは首を横に振りエリヒド王は考え込む。戦力的に奇襲を食らったことで兵士のほとんどが怪我で動けないのだ。いきなりの魔法攻撃で。しかも勇者はホルアドから戻る最中、神殿騎士はまだ王都に到着していない。

 

神の使徒はショック状態で戦おうとしない、動けるのはメルドと副団長、リリアーナの護衛騎士であるクゼリー、リリアーナとともに墓に行っていた聖我、そして少ない動ける兵士たち。

 

「聖我に耐えて貰っていますが……」

 

「……メルド、残りの兵士を連れて神刃 聖我の援護に向かえ。副団長は統率のために残ってもらう。……治療が終わるまで耐えてくれ」

 

「は!」

 

メルドはそのまま部屋を出ていった。エリヒド王は頭に手を起きながら兵士の回復にもっと力を入れるように命じたのだった。

 

 




原作崩壊の序章の始まりです!

スピンオフのゴースト、スペクターのフォームとてれびくんのオリジナルフォームどうしましょうか?

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