これもいいけど、こっちじゃない!私は聖剣が欲しかった!あの光がドバァーって出るやつ!あの闇を切り裂いたり、騎士王が持ってたりするやつが欲しかったんだァァァ!!!   作:排他的

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亀と勧誘と忍者

「……」

 

《ブレイブドラゴン!》《ストームイーグル!》

 

無言でブレイブドラゴンとストームイーグルのライドブックのページを押し込んで特殊能力を発揮する。何回目か、それは聖我にも分からない。ただひたすらに範囲攻撃で燃やし尽くしているのだ。

 

だがその範囲攻撃を辞めることになってしまった。大型の亀のような魔物が現れたのだ。それも2、3体ではなく数十単位。

 

ライドブックのページを押し込んで火炎の竜巻を巻き起こして燃やし尽くそうとしてもその攻撃を甲羅に閉じこもって凌いでしまう。

 

「……相手も馬鹿じゃないか……」

 

聖我は知らないが魔人族は聖我の圧倒的な範囲攻撃を見て魔人族と防御力の低い魔物ではなく防御力の高い魔物…まぁタンクのような魔物を前面に出すようにしたのだ。

 

「……聖剣を変えるか」

 

上から下にクリムゾンウイングを使って降りて無限収納BOXにソードライバーをしまうことで変身を解除して土豪剣激土と玄武神話を取り出す。

 

そして玄武神話を起動してゲキドシェルフに玄武神話を装填する。

 

《玄武神話!》

 

そしてトリガーを開いて玄武神話のページを開く。

 

《玄武神話!》

 

すると聖我の目の前に岩が現れてそれをぶった斬ると、斬った岩が聖我の身体の周りを飛び回りアーマーと化す。

 

《一刀両断!》

 

《ぶった斬れ!》

 

《ドゴ!ドゴ!土豪剣激土!》

 

《激土重版!》

 

《絶対装甲の大剣が、北方より大いなる一撃を叩き込む!》

 

「これが仮面ライダーバスターか!……悪いけどお前らの防御をぶっ壊す!」

 

セイバーを優に超える腕力で土豪剣激土を振り回して亀の魔物の殻にぶつける。

 

すると亀の魔物の殻がピキッとひびが入りそのまま真っ二つに割れる。

 

「……同じ亀でも、神獣である玄武とお前らただの魔物が同じ硬さだと思うなよ!」

 

聖我はそう叫んでから光武器精製を発動する。

 

「爆破の光剣!精製後、照射!」

 

あのリリアーナに怒られた時開発していた聖剣モドキの改良版、破壊の聖剣のアップグレードである爆破の光剣を精製して甲羅に当て続ける。

 

「この光剣は着弾後に爆発するのさ……甲羅なんて直ぐに吹き飛ぶよ!光武器精製!倍加の光剣!」

 

赤龍帝の篭手の能力1回分、倍加1回分を発動することが出来る光剣であり、倍加の持続時間は10秒、そして倍加した後に光剣は破壊されるのだ。

 

「セイ!」

 

土豪剣激土を振り回して殻が破れた亀の魔物を切り刻む。それはもう細切れに。

 

「オーラ解放!火属性!」

 

火属性のオーラを土豪剣激土に付与して地面に突き刺して亀の魔物の肉を焼き尽くす。

 

「…………」

 

「ふむ、君がかの有名な聖剣使いかな?」

 

亀の魔物の肉を焼き尽くしていると1人の魔人族が聖我の目の前に現れた。見た目は肌が浅黒く、髪は赤い。そして服は身体に吸い付くようなボディースーツをつけた女性だ。

 

「……魔人族、何の用だ?」

 

「…………冷たいわねぇ…自己紹介をしておくよ、アタシの名前はエリシア。よろしく〜」

 

「そうか」

 

変身を解除して土豪剣激土を無限収納BOXにしまう。

 

「何故鎧を解いたのかしら?」

 

「……君に戦意は感じられないし、範囲内に敵は感じないから」

 

戦意のない人間には手を出さない。これが聖我の自分の中のルールだ。

 

「あら、そう……じゃあ要件を伝えるわ。貴方アタシたちのところに来ないかしら?」

 

「……メリットは?」

 

聖我は魔人族の側に着いた時の利点を聞く。それを脈アリと捉えたエリシアはさらに話し始める。

 

「そうねぇ……貴方には戦ってもらうことになるけど。それ以外は自由に暮らして構わないわ。それにアタシみたいなお姉さんと一緒にイチャイチャ出来るわよ?」

 

「なるほどね〜…………」

 

考え込む仕草をする聖我に行ける!と思ったエリシアはさらに聖我に甘い言葉を投げかける。

 

「貴方は今こんなところで1人で戦っているわよね?こんなところで1人で戦わせるなんてこの王国の指揮官も酷いことをするわ……」

 

「……」

 

聖我は黙り込むがそれを見ないでエリシアは甘い言葉をさらに投げかける。

 

「私たちのところに来れば貴方を1人にはしないわ。絶対に裏切らないし、いつも一緒にいてあげる。お姉さんのところに来てくれない?」

 

「………………………………魔人族、悪いがその望みは受けないよ」

 

「え?」

 

聖我は立ち上がりながら無限収納BOXから風双剣翠風と猿飛忍者伝を取り出して起動する。

 

《猿飛忍者伝!》

 

「……確かに私は裏切られているよ」

 

ハヤテシェルフに猿飛忍者伝を装填する。

 

「色々な人に嫌われてるよ」

 

風双剣翠風を二刀流モードに切り替える。

 

《双刀分断!》

 

「そう言う裏切らない人間は私も欲しいよ」

 

《壱の手、手裏剣!》《弐の手、二刀流!》

 

《風双剣翠風!》

 

《翠風の巻!》

 

《甲賀風遁の双剣が、神速の忍術で敵を討つ!》

 

仮面ライダー剣斬に変身して二刀流モードになったエリシアに刃先を向ける。

 

「……でも私には助けてくれた人がいるんだ。だからさ?」

 

「(……身に纏う雰囲気が変わった!?)」

 

聖我はエリシアに宣言する。

 

「私はこの王国を、主を裏切ることは絶対にしないよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……原作が崩壊してしまいましたか…解放のためのシステムは変えることすらできませんからね……どうしましょう……いくら仮面ライダーになれるとしても1人では消耗が激しくなるばかりよ……まさかあれがパワーアップするとは……」

 

女性は聖我の様子を宝玉で見ながら悩み始める。

 

「ならワシがその小僧にプレゼントをやるというのはどうだ?」

 

「……悪いけどそうして貰えるかしら?忙しいのにゴメンなさいね」

 

突然女性の前に現れた老人が女性に提案し、女性は老人の提案を受け入れた。

 

「なに、ワシは担当の転生者はおらぬからな。気にするつもりもないわ。……しかし普通のストーリーから本当にはみ出ておるの〜」

 

「このままだと違う終わり方になるわ。エヒトを南雲ハジメが殺す終わり方ではなくなり、ここからは私も貴方も予測することは不可能よ」

 

「そうじゃな……ではワシはお主の転生者に渡すプレゼントを考えてくるわい!…………何にしようかのう…………」

 

「よろしくね〜」

 

女性は再び宝玉に目を移し、老人はそのまま女性の部屋を出ていった。

スピンオフのゴースト、スペクターのフォームとてれびくんのオリジナルフォームどうしましょうか?

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