これもいいけど、こっちじゃない!私は聖剣が欲しかった!あの光がドバァーって出るやつ!あの闇を切り裂いたり、騎士王が持ってたりするやつが欲しかったんだァァァ!!! 作:排他的
「光輝!早く殺して次に向かうぞ!」
「殺すなんて無理です!意識は刈り取ってあるんですから良いでしょう!殺しなんてそんなの……」
「起きられて回復でもされて王国の兵士に奇襲を掛けられたら目も当たられない!早くトドメを刺してくれ!」
「無理です!」
今現在、メルドと光輝、雫、香織、その他勇者パーティーは一休みしてから戦線に出ていた。だが問題がひとつある。雫以外誰もトドメを刺そうとしないのだ。
「雫ちゃん!なんで殺しちゃうの!」
「やらなきゃ殺されるわよ!少なくとも聖我はこうするわ!」
「駄目だよ!」
こんなふうに戦場に出ているというのに人を殺すことを躊躇するばかりか人を殺すことをしようとする人間を止めようとするのだ。
「あぁ!……殺さないと駄目でしょう!殺さないと私たちが殺されるのよ!」
「やめるんだ雫!龍太郎!雫を止めてくれ!」
「おう!」
「離しなさい!龍太郎!」
そう。殺そうとする者を羽交い締めするなんて言う、戦争中にも関わらず巫山戯ているとしか思えない行為を平気でするのだ。
「……まだ聖我の言っていたフリードが戦線に出てこないから良いものの……聖我は我らが巫山戯ている間にどんなに武功を上げているものか……」
「あのーメルド団長、俺聖我の方に行ってきても……」
「駄目だ!持ち場を離れるな!」
「ですよねー」
このように聖我の指揮に入りたいと言う兵士と騎士が勇者が戦線に出た瞬間から増えているのだ。聖我の持ち場は自由。縦横無尽に戦場を駆け回り、魔人族を殺しまくっているので普通は行きたくないはずなのだが、勇者の様子を見て聖我の所の方がマシだ!とばかりに聖我の方に行きたいとずっと言っているのだ。
「……(内心俺も聖我の所行って暴れ回りたい……)」
メルドも大概ストレスが溜まっているようだった。
「メルド様!」
「ハルナか!って……なんで戦場に……」
「私の技能、幻影でございますわ。帝国軍もう少しで戦線に到着なさるようでございます!率いてらっしゃるのはガハルド陛下!」
「……ガハルド様がいらっしゃるのか……聖我と合わせれば無敵か」
前の話でも出たハルナの天職は幻影使い。自分の幻影を対象の元に送ることが出来るのだ。ちなみに聖我のところに情報を送ったのは紛れもなく本人だ。そしてハルナの幻影は役目を終えて消えていく。
あちらこちらで雷が見える。聖我が必殺技を乱発しているのだろう。メルド達がここで足踏みしている中聖我はアクセルとともに殺しまくっているのだ。
「……光輝!早く次に……」
「貴殿が王国最強騎士と呼ばれるメルド・ロギンスか?」
「!」
冷たい殺気が上空から飛来する。その正体は、
「私の名はフリード。フリード・バグアー。メルド・ロギンスと戦いたくてな……神刃聖我とは昨日戦ったが彼奴のは違う戦い方を期待する!」
「く!……それが鋼鉄の……」
「その通り!」
「メルドさァん!」
「?邪魔臭いわ!」
「がはぁ!」
「光輝!」
突如フリードが現れてメルドに向かって宣戦布告、そのままメルドをアザンチウムの巨腕で吹き飛ばし、吹き飛ばされたメルドを助けるために叫びながら聖剣をフリードに向かって振った光輝を風魔法で吹き飛ばしたのだ。
「全員退却だ!こいつはヤバい!」
「な、なんでですかメルドさん!」
「コイツは聖我ですら負けそうになった戦士だからだ!」
聖我ですら負けそうになった。その言葉に兵士と雫が震え上がる。訓練で何度負けたか分からない。それなのに負けそうになった。光輝達は震え上がらないが聖我に対しての信頼はそこらの人間の比ではない雫と兵士は退却し始める。
メルドは聖我に知らせるために聖我に言われていた光弾を上に向かって放つ。救援信号、またはフリードが現れた時に使うように言われた魔法を。
その頃聖我はクリムゾンドラゴンとアクセルのコンボで敵を殲滅していた。
「ん?あれは……信号弾か」
今すぐに向かいたいがまだ敵が残っている。聖我はひとつやってみることにした。
「光武器精製……」
武器とは多種多様である。ミサイルなどの兵器も武器となる。刀や銃も武器となる。ならば武装したロボットも武器なのではないか。
「効果付与・維持!」
『聖我!勝手だが構築スピードを倍加するぞ!』
その言葉を聞いてもなお黙ったままなのでアクセルは言った通り構築スピードを倍加する。
「来たれ!光の武装兵!」
光のガトリング砲やロケットランチャーを肩に構えた重装歩兵が聖我の周りに精製される。そして聖我はそれらに号令を掛ける。
「魔人族及び魔物を殲滅せよ!」
聖我のチートは加速する。……魔力の限り武装を作れるって本当にヤバいな。そして聖我はクリムゾンウイングを展開してアクセルのスピード倍加を利用してメルドの元に向かった。
「光輝!」
南雲ハジメが落ちた時と同じ状況だ。メルドがフリードを抑えているうちに逃げるよう伝えても光輝が見捨てられないとのたまい、香織と龍太郎が光輝がメルドを助けようとしているのを見てその場で踏みとどまって戦い始めたのだ。
雫は仲間の名前を言うことしかできなかった。いつも訓練していた友達である聖我が負けそうになった敵と聞いて動けなかった。
「……私はメルド・ロギンスと戦っているのだ!もういい。貴様らを極光で焼き尽くす!」
灰竜を召喚して灰竜達に口を開かせて極光を放たせようとする。
メルドは光輝達を急いで下がらせようとするが時すでに遅かった。
極光は放たれてしまったのだから。
聖我はメルドが信号弾を放った場所に到着した。だがそこにはこの間戦ったフリードの姿と灰竜、そして鎧がボロボロになり左腕が1本なくなってもかろうじて意識を保っているメルドと鎧と聖剣、そして右目が焼ききれて全身がやけどしている光輝、右腕が焼ききれ他にも色々と焼失している香織、そして両膝が無くなり足がなくなってオマケに両手もなくなった龍太郎がいた。どうやら龍太郎とメルドが前にいたためか2人が重症になってしまったらしい。
そして後ろにいた兵士と雫は無事だったようで急いで治療しようとしている。
《ストームイーグル!》
ストームイーグルのページを押し込んで炎の竜巻を巻き起こして灰竜を始末してフリードの前に立つ聖我。
「!神刃聖我では無いか!今度は貴様が相手か!」
「……光武器精製、軽装歩兵×15。展開スピード倍加」
『任せろ!』
軽装歩兵15体を急いで作り出してフリードの相手をさせて急いでブックゲートを開いてメルドと光輝を背負って香織と龍太郎を雫と兵士達に背負わせて王宮に急いで戻らせる。
「……さて、フリード。私は今君に対して感謝しているかもしれないし、怒っているのかもしれない」
「ほう?」
「だが今はその気持ちを考えるべきではないな。君と戦って君を殺す」
「……来い!」
《ヘンゼルナッツとグレーテル!》
ヘンゼルナッツとグレーテルと音銃剣錫音を取り出してヘンゼルナッツとグレーテルを起動してスズネシェルフに装填する。
「変身」
スズネトリガーを引いて装填されたヘンゼルナッツとグレーテルを展開して変身する。
《銃剣撃弾!》
《銃でGO! GO! 否!剣で行くぞ!》
《音銃剣錫音!》
《錫音楽章!》
《甘い魅惑の銃剣が、おかしなリズムでビートを切り刻む!》
仮面ライダースラッシュとなりフリードに向かって剣を突きつけこう宣言する。
「これが仮面ライダースラッシュ……この力で君を倒す!」
スピンオフのゴースト、スペクターのフォームとてれびくんのオリジナルフォームどうしましょうか?
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出す
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出さなくていい