これもいいけど、こっちじゃない!私は聖剣が欲しかった!あの光がドバァーって出るやつ!あの闇を切り裂いたり、騎士王が持ってたりするやつが欲しかったんだァァァ!!! 作:排他的
聖我は光輝たちの怪我が少し治って少し経ってからリリアーナに呼び出されていた。
「リリィ、それは本当かい?それが本当なら……」
「えぇ。どうも愛子さんを泣かしてしまった、清水さんをバカにしたという根も葉もない噂で光輝さんと龍太郎さん、香織さんを中心とした貴方の元お仲間さんがうるさくしています」
聖我はこの前愛子に言われたことに対して溜まった鬱憤を倍どころか二乗にして返した所を見た中村恵理と呼ばれる女の子が事情を愛子から聞いてそれをようやく目覚めた光輝たちに伝えたらしい。
その中村恵理が話したことにより光輝たちは怪我も治りかけなのに輸血されたまま立ち上がってエリヒドとリリアーナに抗議しに行ったらしい。
「光輝さんたちの言い分は聖我を愛子の目の前で土下座させろ、聖我は責任を持って王宮から出ろと言ってまして……」
その言葉に聖我は無言になってリリアーナをじーっと見つめ始める。
「……」
「ジー」
「効果音を自分で出さないでください!……何ですか?」
「いやなんか勇者のことをリリィが光輝さんって言ってるとムカつくというか……なんというか」
「(嫉妬……聖我が嫉妬してくれてます……)わかりました。勇者と呼ぶことにします。りゅうた……拳士のこともこう呼びますね」
「すまない」
聖我は自分の気持ちに気づかずにリリアーナにさん付けされる光輝に嫉妬していた。その後すぐにリリアーナは話を再開させた。
「では、勇者の話に戻ります。勇者の狂言に付き合うつもりは最初はなかったんですが、その場にいたイシュタルからまた決闘を行えばいいと言われてしまいまして」
戦争の残り火とでも言うように魔物がまだ完全に駆逐されていなく、決闘をしている暇さえあるなら魔物を片付けろと言わんばかりに住民が被害を受けている。それを無視して決闘とは教会の人間とは思えないと憤慨するリリアーナ。
「……成程。それで?」
「イシュタルは聖我さんにハンデをつけろとのたまいまして……」
「ハンデ?」
「ハンデの内容は、貴方の聖剣の使用を禁止す「そんなんでいいのか?」え?……わかりました。決闘は了承するという形でいいんですね?」
「あぁ。まぁどうせだ……」
聖我は怪しげに笑いながらリリアーナにこう伝える。
やるなら心折っても構わないよね!
「さぁ始まりました!戦争後にな・ぜ・か了承された決闘!これより選手の入場です!あ、ちなみにこの決闘はどちらかが負けを認めたら終わります!」
一般客も迎え入れて国の士気をあげるためにこの決闘を使ったらどうでしょう?とのリリアーナと聖我の声に王であるエリヒドはイシュタルと一部貴族の制止を振り払ってコロシアムのようになった練習場で盛大に実況されながら決闘が始まろうとしていた。あ、実況してるのは聖我の活躍が見れると張り切っているハルナ。
「赤コーナー(?)!魔人族との戦争に参加すると豪語したくせに戦争中に魔人族を殺さないとのたまった挙句これから戦う相手にハンデをもらった勇者!天ノ河ァ!光輝ィ!」
一部の貴族からは歓声とハルナに対するブーイング、観客からブーイングを受けながら赤い垂れ幕が貼られたところから光輝が眼帯をつけながら王国に支給されたアーティファクトが壊れたため青い鎧を身にまとい宝剣と呼ばれる聖剣の亜種を帯剣して歩いて現れた。
「青コーナー!神の使徒からリリアーナの姫の護衛になってから活躍続き!いつも使っている聖剣は勇者へのハンデのせいで使えないが違う戦法を使うと聞いています!護衛騎士!神刃聖我!」
ギルガメッシュのライダースーツのような服を来て観客とリリアーナの歓声を受けながら青い垂れ幕から歩いて現れた。何故か赤いカラコンをしながらプロトセイバーの髪を整えて。
「前回と同じように行くと思うなよ!」
聖我に対して光輝がメンチを切ると、
「……戯言を…」
「え?」
「ハルナさん、始めてください」
聖我は光輝をバカにしながら槍を作り出して構える。
「ハイ!ではこれより決闘を始めます!……始め!」
その言葉を聞いた瞬間聖我は投槍の構えをして光輝に槍を投擲した。効果は必中。その攻撃が全て狙った物に当たるという効果だ。
「な!」
光輝は剣を抜くがそのまま肩に槍を受けてしまいそのまま肩を貫通され剣をその痛みで落としてしまう。
「光武器精製」
光属性と闇属性のオーラを纏わせた光剣を2本作りだしてオーラを放出して光輝に向ける。
「……降参するか?」
「まだだ……負けるわけには……」
「そうか、ならまた寝込んでろ」
「それはどういガバァ!」
光剣を上空に投げて光武器精製で音属性のオーラを纏わせたガントレットを作り出して光輝の鳩尾にアッパーを叩き込む。音属性のオーラの力と衝撃発動の効果によって上空に叩きあげられる光輝。
「アクセル!」
《Accel!》
ガントレットを地面に叩きつけて衝撃で上空に飛び滞空していた光剣をキャッチして詠唱を開始する。
「模倣剣技!火炎十字斬!二連!」
火炎を纏っていなくともそれはセイバーの火炎十字斬。その攻撃を見た光輝はこの前決闘を行った時のセイバーの攻撃を思い出し目を瞑ってしまう。
「目を瞑っている場合か?」
火炎十字斬のダメージは全く無く、無敵になったのかと一瞬思ってしまったが聖我がニヤニヤしているためそれはないだろうと思った光輝。
聖我は光輝に向かって巨大な光手裏剣を投げようと構え、光輝は目の前で投げられようとする巨大な手裏剣を見て自分の末路を悟ったかのように魔法で障壁を作り出す。
「疾風剣舞・回転!」
風のオーラを纏わせた見た感じものすごい派手な光手裏剣を光輝に向かって投擲する。
……ダメージがない。というか障壁にヒビすら入っていない。
「光武器精製!」
光剣を上空に100本単位で作り出して光輝に全て投擲するがそれすらも弾き飛ばす。
「……クッ!ダメージを与えられないだと!?」
「…………これが俺の力だァ!喰らえ!天翔閃!」
光の光線が宝剣から飛び出て聖我を穿つ。聖我はそれを真正面から受けてそのまま聖我は肩と胸に火傷を負いながら倒れ込む。
「さぁ、降参しろ!」
光輝は完全に勝った気でいる。
聖我はそのまま倒れて動こうとしない。クラスメイトはいい気味だとばかりに聖我をバカにし始める。
そして聖我は立ち上がり口を開く。
「さて、そろそろ真面目にやろうか?」
「え?」
聖我は自分の胸に光剣を突き刺して聖我はそのまま光になって消え去った。
「…………え?」
そして聖我は光輝の目の前に空から現れた。
「……どういうこと?」
「……今までお前が戦ってたのは光武器精製で作られた0.000001%の実力な私だよ。0.000001%のスペックの私をボコしてイキって……www……」
聖我の言葉にポカーンとする光輝。聖我は事前に分身を作り出すことができる剣を使って分身して弱体化の効果を持つ剣を使って弱体化しまくった分身を作り出して自分は上空に闇黒剣月闇に必殺リードして得たストームイーグルのバーミリオンウイングでスタンバっていたのだった。
真面目に真っ白になってポカーンとしている光輝を同じくポカーンとしているクラスメイトの客席のところに金玉を蹴りあげてそのまま野球バットで吹き飛ばした。
「ホームラン!」
ハルナがトータスには無いはずの野球の知識を知っているのは放っておいて聖我はそのままクラスメイトの客席通り越してコロシアム化している練習場の壁にめり込んだ光輝を捕捉する。
「ハルナさん〜」
「何ですか?」
「これってまだ終わってないですよね?」
「えぇ。どちらかが負けを認めたらですから」
その言葉を聞いて聖我は光武器精製を発動して釘を精製する。それも超巨大な。それを何百も。
「あ〜クラスメイトの皆さん。巻き添えで当たるかもしれないけど……」
死なないようにね?
王の財宝のようにクラスメイトの客席目掛けて釘を投射する。まさに今までの鬱憤を晴らすかのように。
「……あ、ちなみにこの釘、当たったら三日三晩寝れなくなったり頭が三日間おかしくなったり頭がキチガイになったり身体が三日間熱くなったり動かなくなったりするけど、まぁそれは不運だったということで、私は悪くないよ?私の射線にいた君たちが悪い」
聖我は釘の能力に呪い(低)という能力を込めている。喰らえば少しばかり身体に異常をきたす事になるという嫌な能力を。しかも当たるだけで呪いは起こる。
しかも弓矢でもいいのに釘。藁人形を打ち込むかのように念入りに投射する。たまにすごいミニサイズな釘を打ち込んだりするため目に入りそうになるバカもいる。
さっさと魔法を展開して逃げればいいのにと思うかもしれないが聖我はそこも念入りに対策している。魔法を阻害する結界をわざわざ図書館から引っ張り出し、クラスメイトが座る席をわざわざリリアーナが教えてそこに結界を打ち込んで認識阻害の能力を組み込んだナノサイズの釘を打ち込んでバレないようにしている。
あ、ちなみに雫と園部とその取り巻きはリリアーナと一緒に観戦しているので被害はありません。
そのリンチショーに10分位は客も楽しそうになっていたが30分も同じ光景が続くと飽きたと言い始めてそのまま立ち去り始める。だが客は確かに聖我の強さと光輝の頼りなさを心に刻んでいた。
客が居なくなってもまだ釘を撃ち続けるためそろそろ辞めるようにイシュタルと一部の貴族が止めに入る。エリヒド達は止める気すらない。
「そろそろおやめ下さ「私に降参しろと?」いえそうでは……」
「そろそろやめろ!勇者を殺す気か!」
「そうだ!神の使徒を殺すなど許されることではない!」
「……知るか」
「「「は?」」」
聖我は光輝達が死ぬと言われても別に気にしないと言った。その言葉にイシュタル達はポカーンとなる。
「リリィから聞いているんだが、教会、帝国、王国は私の行動に口を出せないらしいな。何故口を出しているんだ?」
「え?」
イシュタルは知らなかったようだ。その事についてリリアーナは聖我に説明を始める。
「会談に参加したのはイシュタル殿と同程度の権限を持つ人ですからイシュタル殿が知らなくても不思議ではないです」
「……まぁそういうことだ。そもそも何故勇者は降参しないんだ?可笑しいよな?仲間が苦しんでいるのにさ?」
完全に悪役ムーブだが聖我に悪気というものは存在しない。日々の悪口とこの前の愛子の言動で完全にキレてしまっているのだ。
「……私はやめる気すらない。魔力が切れようと魔力を回復する光剣を作ればいい話だ」
「……」
イシュタル達は唖然としているが他の貴族や王は聖我の行動に納得している。自分たちの行動が聖我をここまで追い込んでいたのだ。リリアーナが拾わなかったら聖我の釘の矛先が自分たちの首に向いていたのかと思うとほっとしている。
そんなことが5時間ほど続いて釘が刺さりまくって血が出まくっているが輸血することの出来る光剣を作り出して死なせないようにしていると愛子がやってきた。
「何してるんですか!やめてください神刃くん!イジメなんて許しま……うぅ」
愛子は聖我に説教をしようとすると聖我の殺気が込められた目を見てそのまま気絶してしまった。
それから数時間後、光輝がようやく小さい白旗を上げたので聖我の勝ちとなり釘を撃つことをやめてリリアーナと一緒にリリアーナの部屋に戻ったのだった。
ちなみに釘の効果は重複してしまい、奇跡の効果を起こしていた。光輝は筋力や魔力などのステータスが全て最底辺に落ちて行動を起こすだけで魔力が必要になり考えるだけで魔力を使用することになり魔力回復薬を飲みすぎてぶくぶく太っていた。
龍太郎はベッドから動いていないので今回の実害はないと言いたいのだが、誰かがつけられた呪いのせいで見舞いに来た誰かの身体からゴキブリが出現して龍太郎の胸元や口の中にゴキブリが入ったりしていた。
ちなみにイシュタルと一部の貴族、愛子にも極小数の小さい釘がとばっちりで刺さってしまって色々な呪いの効果に苛まれていた。
……まさに地獄としか言えない状況だった。
……ついに聖我の怒りが大爆発です。釘なのは……相当恨んでるからですね。というかストレスのせいです。リリアーナがいなかったらその釘の矛先が王国全体に及んでいたと思うと……ガクブル……
あ、釘の刺さっているのは消して釘の刺したあとだけ直しておきました。リリアーナに頼まれていやいややった聖我がやりました。
スピンオフのゴースト、スペクターのフォームとてれびくんのオリジナルフォームどうしましょうか?
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出す
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出さなくていい