これもいいけど、こっちじゃない!私は聖剣が欲しかった!あの光がドバァーって出るやつ!あの闇を切り裂いたり、騎士王が持ってたりするやつが欲しかったんだァァァ!!!   作:排他的

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世界の真実

「……見事に塵すら残ってないな……」

 

『やりすぎだぞ聖我。まぁなんだ、強いな……その姿』

 

「……キングオブアーサーとジャオウドラゴンの合体ワンダーライドブックか……しかしエクスカリバー(Fate)が使えるとは……」

 

聖我は今感動している。オルタの宝具とはいえ、自分はセイバーの宝具であるエクスカリバー(モルガン)を撃ったのだ。キングオブアーサーの力とジャオウドラゴンが合わさったおかげでだ。

 

『オリジナルよりも威力下だけどな〜今の威力じゃ本家と撃ち合いしたら確実に撃ち負ける……』

 

「うっさいわ……わかってるよ……」

 

まぁアクセルの言った通り、この世界では通用するだろうが、Fate世界のサーヴァント達にはそんなにダメージは入らないだろう。オリジナルよりも威力が格段に下なのだから。

 

『そんなことより壁が光ってやがるぞ?』

 

「あぁ行くさ」

 

アクセルが壁の一角が光っていることに気づいた。上方の壁にあるので浮遊ブロックを足場に跳んでいこうと、ブロックの一つに跳び乗った。その途端、足場の浮遊ブロックがスィーと動き出し光る壁まで聖我を運んでいく。

 

「勝手に動いてくれるのか……」

 

『……』

 

10秒もかからず光る壁の前まで進むと、その手前5メートル程の場所でピタリと動きを止めた。すると光る壁はまるで見計らったようなタイミングで発光を薄れさせていき、スっと音も立てずに発光部分の壁だけが手前に抜き取られた。奥には光沢のある白い壁で出来た通路が続いている。

 

そしてそのまま通路を浮遊ブロックが進むとそこに居たのは……

 

「やっほー、さっきぶり! ミレディちゃんだよ!」

 

ちっこいミレディ・ゴーレムがいた。

 

『なんか想定内だな……ん?相棒?』

 

「……いや全然もう1回エクスカリバー放ってやろうなんて考えてないよ?」

 

『やめろ!それは全然シャレにならない!』

 

「へ?いやあの黒いビームは勘弁して!謝るから!」

 

アクセルはエクスカリバーを再度放とうと円卓の黒龍王を構える聖我を必死で止めてミレディはさすがにエクスカリバーの威力に恐れを為したのか必死で小さい身体で土下座して止めようとする。

 

この騒動は聖我が落ち着くまで続いた……

 

 

 

 

「さて、重力魔法はどこにある?」

 

「……もう撃たないよね……」

 

「撃たないよ。さぁ重力魔法を私に渡してくれ」

 

ミレディは聖我がエクスカリバーを放つかもしれないとガタガタ震えている。

 

「その前に君はなぜ神代魔法を求めるのか聞いてもいいかい?」

 

「私の主を守るため、私の宿敵を倒すためだ」

 

「……そう……その宿敵って誰?」

 

聖我の目的を聞くとミレディは聖我の言う聖我の宿敵のことが気になって聞く。

 

「魔人族の将、フリード。銀髪の天使が神代魔法を与えたと言っ「銀髪の天使!?……じゃあ神の使徒がもう出てきてるの……」どう言うことだ?」

 

「あぁ、君は知らないのか……じゃあまずはこの世界の真実に着いて話してあげるよ」

 

そうしてミレディは聖我に対してこの世界について話し始めた。

 

長い話のため要約すると、

 

神代の少しあと、世界は戦争ばかりしていた。人間、魔人、亜人はそれぞれが祭り上げている神のため、その他にも土地のため、金のため、差別意識に反逆するためと様々な理由で戦争をしていた。

 

その争いに終止符を打とうとしたのがミレディ達解放者であった。ミレディ達は神代から続く神々の直系の子孫であった。そして解放者のリーダーであるミレディは神の真の意図……人間を駒として争わせるという神のゲームのようなものに気づいた。

 

そして神々のいる神域に特に強力だった7人を中心に戦いを挑んだがその戦いの前に神々の扇動によって解放者を敵と認識した人間達にやられてしまい、残った7人は迷宮を各地に作り出して神代魔法を伝えるためにその迷宮で神を倒すものを待っていた……。

 

「とまぁこんな感じ……」

 

「そうか……でも私は神と戦うつもりはないぞ?」

 

「知ってるよ。まぁそのうち戦うことになるさ。さて重力魔法を与えてあげる。そこに座って〜」

 

聖我に神代魔法とその使い方が流れ込んでいく。すると、

 

「ガバァ!」

 

吐血しだした。

 

「ど、どうしたの?!」

 

ミレディは驚くが聖我の吐血は止まらず、血溜まりが出来始める。

 

『……やはりジャオウドラゴンのデメリットか』

 

「あ、アク、アクセル……」

 

「どういうこと?!」

 

『ジャオウドラゴンの中に流れ込んだアーサーの力は邪の力を増幅するものだったのだろうな。オルタのイメージがよく合っている』

 

「アク、セル……何故今になって……」

 

『重力魔法の情報がトリガーになってジャオウドラゴンの使用に伴って掛けられた邪の力のダメージだろう。これからはジャオウドラゴンは禁止だ』

 

「聖剣使いくん……髪が……」

 

アクセルが聖我がなぜ吐血したか説いているとミレディが震えた声で聖我に異変を伝える。

 

「み、ミレディ?」

 

「髪が金から黒髪になって……それに目も白くなってるよ……」

 

『代償か……肉体に損失がないのが救いだな』

 

聖我はその事実に驚くが驚く前に失血で死なないように光武器精製で輸血が出来る光剣を作り出して自分の腹に刺す。

 

「……光武器精製?……いいことを教えてあげる。ジャオウドラゴンだっけ?それと同等の力を誇れるようになるかもしれないよ?」

 

「な、なんだ?」

 

「私の知り合いに其れを使ってた人がいたから。光剣を重ねて其れを1本の剣にするとかって」

 

「そうか……ありがとう……そういえば私をぶっ飛ばした時に言ってたあの子達って誰?」

 

「あーそれはね〜…………」

 

聖我はミレディからミレディの言っていたあの子達の情報である白髪赤目の眼帯の男、金髪赤目の吸血鬼の女、兎の女のことを聞いて輸血が終わってから再度ミレディに礼を言ってそのままブックゲートで自分の部屋に戻って行った。

 

その後自分のベッドの上で横たわって寝てしまい、リリアーナが様子を見に行ったら聖我の異変に驚いてその異変に着いて説明して無茶をしたことを怒られて泣かれてしまったのはまた別の話……




ジャオウドラゴンの強化版なので使ったあとのダメージは凄いです。ステータスのお陰で耐え抜いていましたが、重力魔法の情報が脳に入ってきて処理が追い付かず、そのまま副作用のダメージを受けてしまいました。

聖我は私の考えるプロトアーサーのオルタっぽい格好になりました。黒髪白目ですね。

それとハジメの情報っぽいものをミレディから手に入れたっぽいです。白髪赤目の眼帯の男と金髪赤目の吸血鬼と兎の女が世の中に何人いるのかわかりませんが。

スピンオフのゴースト、スペクターのフォームとてれびくんのオリジナルフォームどうしましょうか?

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