これもいいけど、こっちじゃない!私は聖剣が欲しかった!あの光がドバァーって出るやつ!あの闇を切り裂いたり、騎士王が持ってたりするやつが欲しかったんだァァァ!!!   作:排他的

40 / 85
兎人族のイレギュラー

「……探査で見る限りイレギュラーな実力を誇るヤツらが3人いやがるな……ミレディの言っていたあの子達ってこいつらのことか?」

 

『かもしれないな。まぁ今の聖我に勝てるやつはほぼ居ないだろうけどな。……まさか休暇ではなく、任務で探すことになるとは……』

 

ここはフューレン。ハイリヒ王国においてあらゆる業種が日夜シノギを削っている大陸一と名高い中央商業都市である。

 

ここで聖我とアクセルはリリアーナの命令でミレディの言っていた実力者を探しに来ていた。事の始まりは聖我がクラウ・ソラスを作り終わり、クラウ・ソラスの騒動が終わった頃。

 

聖我は重力魔法を手に入れたこととその大迷宮を攻略した3人組の情報をリリアーナに渡したのだ。するとリリアーナは聖我にその実力者を見つけ出してそれらを可能ならリリアーナの部屋に連れてくるように言った。わざわざリリアーナの名前を書いた書状を渡してまで。

 

そう言うことで聖我はまずミレディから聞いた情報を探査に打ち込んでどこにいるかの大まかな情報を調べた。するとその3人組はブルックからフューレンに移動していることがわかったのだ。

 

重力魔法を手に入れたら次の迷宮を探すものでは無いかと思ったのだが、魔人族の戦争が行われていたことを思い出してブルックに篭っていたのだろうと断定して聖我はブックゲートでフューレンに一足先に向かって対象が来るまで観光しながら待っていたのだった。

 

そんな日を送っていたある日、聖我の探査に対象がフューレンに入って観光をしているという反応があった。聖我はその反応を見た瞬間歓喜した。しかも対象は二手に別れており、まずは1人になっている方を接触しようとアクセルに倍加をかけさせて1人の方に先回りするのだった。

 

 

 

 

 

 

青髪青眼な兎人族の少女は今フューレンで観光をしていた。兎人族の少女には白髪赤目眼帯の男と金髪赤目の吸血鬼という異色な仲間がいるのだが、今は別行動をしていてあまり人通りがない路地に入って行っていた。

 

「楽しいですね〜でもハジメさんと一緒に周りたかったですぅ……」

 

「なるほど、大迷宮を攻略した3人組のうち1人はハジメっていうのか……トータスじゃ珍しい名前だな……兎人族」

 

「えぇそうですよ〜私の将来の旦那様で…………あなた誰ですか?」

 

青髪青眼の兎人族は話しかけてくる男に普通に自然に回答しようとすると途中で話しかけて来た聖我が誰なのか疑問に思って質問する。

 

「これは失礼。私は神刃聖我。ハイリヒ王国のリリアーナ姫の護衛であり、君らを見つけに来た者ですよ」

 

「ハイリヒ王国!?まさか私を捕まえに来たんですか!?」

 

「いやちが「ハジメさんに助けを求めるべきでしょうが、今はいませんから、ここで叩き潰して証拠隠滅ですぅ!」勘違いなされているのでは?」

 

青髪青眼の兎人族は背中から大槌のようなものを取り出す。そしてそれに魔力を流すとカシュン! カシュン! という機械音を響かせながら取っ手が伸長し、槌として振るうのに丁度いい長さになった。

 

「問答無用!行きますですぅ!」

 

「クラウ・ソラス!シールドビット!」

 

青髪青眼の兎人族はその大槌を振り上げて聖我に向かって叩きつけようとする。それを見た聖我は無限収納BOXからクラウ・ソラスを取り出して目の前に小型のシールドのようなビットを作り出して攻撃を防ごうとするが、シールドビットはそのまま破壊されそのまま聖我は吹き飛ばされる。

 

「イタタ……なんてパワーだよ……本当に兎人族か……」

 

「正真正銘の兎人族ですぅ!さぁ行きますよ〜!」

 

「これ以上やらせるか!重力操作・対象は私の重力!」

 

青髪青眼の兎人族が再度大槌に魔力を流して大槌を振り上げて聖我に向かってくるのを見て聖我は自分に負荷されている重力を無くしてアクセルに倍加を掛けさせて超スピードで青髪青眼の兎人族に接近してクラウ・ソラスの斬れない部分を青髪青眼の兎人族の腹に叩きつける。

 

「……痛ァ……私のステータス今6000代のはずなんですが……」

 

「……そういうことか!(今ということは身体強化の類だろう。ならば!)光武器精製!効果付与・強化阻害・結界生成・武器合成!」

 

三本の剣を作り出して複合を行ってそれを地面に突き刺す。すると光の膜が剣から出てきてあっという間に青髪青眼の兎人族と聖我を包み込む。

 

「何をしたかはわかりませんがかく…ご…………あれ?持ち上がらない……」

 

「あんたのステータスの類は身体強化系統の魔法を使って上がっているとみた。だから強化を阻害する結界を貼らせてもらった」

 

「な……私のアイデンティティーが……」

 

落ち込んで地面に座り込む青髪青眼の兎人族に聖我は近づいて行くが青髪青眼の兎人族はゆっくりと後ろに下がっていく。

 

「……なんで逃げるんだ?」

 

「だって……私にあんなことやこんなことをする気でしょう!この変態!」

 

「……いやしないけど……情報を教えて貰って王宮に来てくれたらそれで終わりなんだけどな……」

 

「まさか王宮で私に集団で!?変態ですぅ!助けてください!ユエさぁーん!ハジメさぁーん!」

 

「しないのに……ん?」

 

『相棒、上から来るぞ!気をつけろ!』

 

騒ぐ兎人族を説得しようとまた近付こうとすると上から雷魔法が飛んできた。これはまずいと聖我は後ろに下がる。

 

「……なるほど、ミレディの言っていた実力者ってのはお前らか」

 

「ウチのシアに手を出すなんて許さない……」

 

「俺の仲間に手を出したんだ。覚悟はできてるよな……」

 

あの雷魔法を避けた聖我の前に現れたのは金髪赤目の美少女と白髪赤目で眼帯をしている義腕の青年だった。




アンチっぽいですけどアンチではないです。今回は連投です。もう1話投稿します。

スピンオフのゴースト、スペクターのフォームとてれびくんのオリジナルフォームどうしましょうか?

  • 出す
  • 出さなくていい
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。