これもいいけど、こっちじゃない!私は聖剣が欲しかった!あの光がドバァーって出るやつ!あの闇を切り裂いたり、騎士王が持ってたりするやつが欲しかったんだァァァ!!! 作:排他的
「ウチのシアに手を出すなんて許さない……」
「俺の仲間に手を出したんだ。覚悟はできてるよな……」
2人の実力者が聖我の目の前で臨戦態勢に入っている。1人は聖我に向かって二丁の拳銃を向けており、1人は雷の龍を作り出して今にも目の前の聖我に向かって放とうとしている。
「いやホントにごか「問答無用……」こいつら全員話聞かねぇ!やるしかねぇか!音銃剣錫音!」
聖我は音銃剣錫音を取り出してヘンゼルナッツとグレーテルを起動する。
《ヘンゼルナッツとグレーテル!》
ヘンゼルナッツとグレーテルをスズネシェルフに装填する。
「変身」
スズネトリガーを引いて装填されたヘンゼルナッツとグレーテルを展開して変身する。
《銃剣撃弾!》
《銃でGO! GO! 否!剣で行くぞ!》
《音銃剣錫音!》
《錫音楽章!》
《甘い魅惑の銃剣が、おかしなリズムでビートを切り刻む!》
「……強いオーラを感じる……ハジメ、本気で行こう……」
「ああ!分かってる!」
ハジメは黒と赤の拳銃から雷を滾らせて銃弾を放つ。それを聖我は左首元に備えられたドロップノブと呼ばれる赤・青・黄のノブを操作して銃弾を受ける。
「やったか!」
ハジメはスラッシュとなった聖我を見て勝ったと思った。怒りに任せて雷を滾らせすぎたとは思ったがこれを喰らって無事なわけがないと思って勝ちを確信する。
だが聖我には殆どダメージは通っていなかった。それを見てハジメとユエは驚く。
「(危なかったな……ファウンテンボレロをドロップノブを操作して固くしておいて良かったよ……)……君たち話を聞いてくれないか?誤解なんだ」
「は?聞くわけ「待って……」ユエ?」
ハジメはまたも拳銃に雷を滾らせて銃弾を放とうとするがそれを金髪赤目のユエが制止する。
「シア、何があった?」
ユエはシアに話しかけて聖我に何をされたか聞いていて、ハジメは拳銃を聖我に向けて牽制している。
「私は話しかけられて、ハイリヒ王国のリリアーナ姫っていう人の護衛らしく、君らを見つけに来た者って言って来ました」
「……この人悪くない」
「?いやいやシアが怪我しているだろ?アッチがどう見ても悪モンだろ?」
「この剣を見ればわかるし、貼ってあった結界は強化を阻害する結界……この人はシアを殺そうと思えば殺せたし、犯そうと思えば犯せてた……多分シアが誤解して攻撃したんだと思う」
「……シア、そこのソイツに何された?それか何した?」
ハジメはシアに聖我に何をされたか何をしたか問い質す。すると、
「えっと……ドリュッケンを振り上げてそこの人に攻撃して、そこの人が光の盾みたいなものを出して攻撃を防いで……それと「悪かった。本当に悪かった。誤解して申し訳ない」ですぅ!?」
ハジメはシアの話を途中まで聞いて聖我に向かって謝る。どうやらこちらが悪いと判断したようだ。スラッシュとなっていた聖我は変身を解除する。
「……いやわかってくれればそれでいいよ……それで話を聞きたいんだけどいいかな?ミレディから聞いた限り大迷宮を攻略できるって聞いたからそれを確認しようかと思ってわざわざリリアーナ姫に言って任務扱いで君らに会いに来たんだよ」
「あのミニゴーレム野郎……俺らの情報バラシやがったな……話を聞くよ。大迷宮攻略者なら俺も話がしたい」
「あはは……じゃあ自己紹介からしようか。私の名前は神刃聖我。リリアーナ姫の護衛だ」
「へぇ〜神刃聖我……神刃聖我……カミヤイバ……神刃聖我……なんか引っかかるな……」
ハジメが顎に手を当てながら聖我の名前を連呼するのをユエが不思議そうに見ているとシアが聖我の目の前に出てくる。
「私はシアですぅ!さっきはごめんなさい」
「構いませんよ。無意味に決闘をふっかけられることもありますから、あなたがしたことなんて些細なものです」
「あ、私はユエ。そこのシアの師匠でハジメの正妻」
「ユエさん!私が正さ痛っ!」
「面白い人達だね……君は?」
ユエがシアが正妻と言いかけるとシアの頭に重力魔法を軽くかけておしおきしていた。
「俺は南雲ハジメだ。よろしくな」
「南雲?なぁお前日本生まれか?」
「なんでお前がそんなことを!」
聖我が日本出身か問うとハジメが声を荒げる。
「神刃聖我、私は学校に転校したすぐあとこのトータスに召喚された」
「!」
「そして私はトータスでオルクス大迷宮に向かい、オルクス大迷宮で南雲ハジメという少年が落ちるところを助けようとしたがあと1歩のところで助けられなかった……南雲ハジメは死んだと思われるが何故か生きている。……南雲ハジメ、君は何者だ?私の探査はさっきから私が覚えている南雲ハジメと同じだと伝えてきている……私と同じ存在かな?それともハイリヒ王国の敵かな?」
「……違う」
「そうかい、ならいいさ。さぁ、話そうか?南雲ハジメ、それにそこのお嬢さん方もね?」
聖我はハジメににこやかに話しかけて手を伸ばし、その手をハジメは掴んだ。
「ここでか?」
「……いや?個室の料理店に向かおうか」
聖我はハジメ達を連れて歩き始めフューレンの個室がある料理店を探査で検索したのだった。
少し歩いてから聖我とハジメ達は聖我が検索した機密情報を渡したりすることもあるという高級料理店に入って行った。(勿論個室)
「好きなものを頼んでくれて構わない。ここは王国や帝国の貴族や大臣がよく使う飯屋でな、個室も大量にある。……まぁ一応やっとくか」
「?」
聖我の言葉にハジメが首を傾げる。だがハジメのその様子を無視して聖我は光武器精製を使って防音・結界展開・偽装を付与された釘を作り出してそれを壁に打ち付ける。
「やっぱりそれは光武器精製……」
「そうだよ?吸血鬼のお嬢さん」
「それを使いこなせばどんな敵でも倒すことができる技能持ち……敵対しないで良かった……」
ユエは安堵した表情で深いため息をつく。シアをジト目で見ながら。
「ゆ、ユエさん……」
シアはその様子にたじろいでしまい、ハジメが笑う。
「なぁ神刃、なんでシアがこんな高級料理店に入れたんだ?シアは兎人族だし、なんか文句言われると思うんだが……」
「私の技能、隠蔽を使ってウサミミを見えないようにさせてもらった。まぁ服装がやばかったが、そこは大丈夫だ」
「そうか……」
ハジメはその言葉を聞いてユエと同じく安堵する。聖我はそれを見てコイツも苦労人なんだなと理解した。
ハジメ達が食べ終わった頃、聖我はコーヒーを少し飲んでからハジメ達に喋りかけ始めた。
「さて、本題に入らせてくれるかな?」
「あぁ構わない。それで何の用だ?」
「君らに聞きたいことは王国に敵対するか否か、それと王宮に戻ってこないかということとリリアーナ……リリィに会ってくれるか……それだけだな。まぁ王宮に戻ってくる必要はないし、リリィにも最悪会わなくてもいいさ」
その聖我の質問に対してハジメは口を開く。
「王国がこちらに攻撃をしかけてくるなら王国に敵対するし、王国がこちらに何もしないならこっちは何もしない」
「そうか、じゃあまぁとりあえず聞いておくけど王宮に来るかい?それとリリィの元に来てくれるかな?」
「王宮に戻るつもりはない。それにリリアーナという少女の元に行くつもりもない」
「そうかい。まぁこうなることもわかってたさ。……とりあえずこれだけ持っておいてくれ」
「ん?」
聖我はその答えを聞いて無限収納BOXからスマホを3機取り出してハジメ達に渡す。
「これはガトライクフォン。聖剣を持つ私でしか真の力は発揮できないけど真の力は使えなくてもスマホとして使える、私の連絡先を入れて置いた」
「……そうか、ありがたく受け取っとくよ」
そう言ってハジメとユエ、シアは個室から出てそのまま観光しに戻って行った。
「……さて、もどるか」
聖我はお金を払ってブックゲートでそのままリリアーナの部屋に向かってブックゲートを開いて帰って行った。
「……そうですか、実力者の正体は南雲ハジメ……まぁいいでしょう。聖我、ご苦労様でした」
「……リリィ、連れてこなくてよかったのか?」
「構わないですよ、あなたがいれば取り敢えず安全ですからね」
「そうか……」
聖我はリリアーナに報告してからそのまま紅茶を飲んでそのまま帰って行った。
ハジメ回は2話で終了です。兎人族のイレギュラーで勘違いされたら困ると思ったので連投します。
100000ユニークアクセスルート記念のアンケートを取り始めました。
・何もしなくていい……文字通り何もしません。
・リリアーナに拾われなかったらルート……聖剣渡されて、裏切りの疑いが掛けられてリリアーナに護衛にされなかったらどうなるか(投稿は結構遅くなります。)
・仮面ライダーブレイブルート……伝説の剣という名のガシャコンソードを渡されて尚且つゲーマドライバーとブレイブのガシャット全てを渡されるルート
・ハイスクールDxDの聖剣配布ルート……仮面ライダーなしの7つの聖剣渡されて戦うルート
・Fateの聖剣配布ルート……何の聖剣か決めてないけどFate系の聖剣を渡されて戦うルート
リリアーナに拾われなかったらルート以外は話の構成は同じです。多少変わりますけど。ではよろしくお願いします。
スピンオフのゴースト、スペクターのフォームとてれびくんのオリジナルフォームどうしましょうか?
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出さなくていい