これもいいけど、こっちじゃない!私は聖剣が欲しかった!あの光がドバァーって出るやつ!あの闇を切り裂いたり、騎士王が持ってたりするやつが欲しかったんだァァァ!!! 作:排他的
「フューレンの犯罪組織が潰されてない?それに犯罪組織の活動が戦争が終わってからまた活発になっているって……」
「はい。この前エリセンの街から情報が回ってきまして、海人族の母親がその娘を誘拐されて脚を攻撃されそのまま負傷して誘拐されたことが私の耳に届いて来ました」
「まさかそんなことが起きてるとは……戦争で緊迫中なのに」
「全くです」
犯罪組織・フリートホーフ。その組織はフューレンの何処かをアジトとして活動しており、主に誘拐してきた亜人や美少女、美女をオークションにかけて貴族や権力者に売っている組織だ。
他にも2つほどフリートホーフと肩を並べて裏世界を荒らしている犯罪組織がいるが、それら3つを潰すのは至難の業らしい。
「で?私はどうすればいいの?」
「えっと、王直属の暗部がフリートホーフで幹部をやっていた犯罪者を捕らえたので拷問して見たらフリートホーフの拠点や関連する組織の情報を全て吐いてくれました。罠は仕掛けられているかもしれませんが、聖我にフリートホーフを潰してきて欲しいんです」
「……了解。任せてくれ」
「私から頼みましたけど本当に宜しいんですか?罠が仕掛けられているところに特攻して来いって言っているようなものですよ?」
「……リリィの頼みなら私は絶対にこなしてみせる。それに破壊してしまっても構わないのだろう?」
「……はい!」
聖我はリリアーナのフリートホーフを壊滅して欲しいというお願いを快く了承し、翌日からすぐに活動することを決めたのだった。
聖我は翌日の早朝からフューレンのギルドに来ていた。そこにはドット秘書長と名乗るメガネをかけた細身の男性が待っていた。
「お待ちしておりました。リリアーナ姫の護衛殿、そして此度の戦争集結の最大の功労者殿」
「お世辞はいいです。フリートホーフをさっさと潰しましょう。拠点の地図はありますか?」
「はい。それとギルド支部長からの依頼でフリートホーフのメンバーは殺さないようにして欲しいとの事です」
その以来に聖我はドット秘書長を睨みつける。その圧にドット秘書長は竦み上がる。
「どういうことでしょうか?」
「ふ、フリートホーフのメンバーは犯罪者ではありますが、人としての権限はあります。なので殺さないでいただけると……」
「いいでしょう。峰打ちで何とかしましょう」
「ありがとうございます」
聖我が理由を聞いて了承したのを見てドット秘書長は胸を撫で下ろす。ドットと比べて若いとはいえ目の前にいるのは己よりずっと力が強い存在なのだ。
「では参りましょうか」
聖我はドットが歩き出すのを見て一緒に歩いて行った。
「や、やめてくれ!?なんだってこんなところに英雄様が来ているん……」
「おいおいどんな冗談だ!本部に早く連絡しろ!英雄様がこっちにきやがったてな!早くー」
「なんて強さだ……魔人族を1人で7割削ったってのはマジだったのかよ!ぎゃああああ!」
聖我は変身せずに光武器精製で作り出した釘に気絶の能力を絡ませたものを大量に作り出したものを大量に投射していた。それらは全てフリートホーフのメンバーに当たって行きオークションの商品として売られている人達には当たらない。
そして聖我は丁寧に不能の能力を込めた剣を大量に投射される釘の中に織り交ぜて腕や目、足などに刺してゆく。犯罪を抑制させるために動かなくするようにしているのだ。共にフリートホーフを潰そうと聖我に同行していた冒険者達(金から黒のランク)はその大量の武器が雨のように降る光景を呆然と見ていた。
「……これが本当の実力者か……金だとか言っていた自分が恥ずかしいな……」
聖我に対して感嘆の声を漏らしているのは閃刃と呼ばれて活躍している金ランクの冒険者であるアベルと呼ばれる男だ。最初は聖我に対して苦言を漏らしていたが自分が斬ろうとする前に聖我の大量投射にフリートホーフのメンバーが倒されてしまって活躍することが出来ずに傍観に徹していたのだが、何個もアジトを潰しているうちに聖我に尊敬の念を向けていた。それに加えて自分の実力不足にも気づいていた。
ちなみにこのアベルと呼ばれている男は別の世界線では漢女に改造されてしまっていたのだが、聖我によってそれは回避されたと思われる。
「黒白の帝王……」
冒険者達のうちの誰かが聖我のことを黒白の帝王と称する。その異名はその後冒険者達の中で語り継がれることになるのだが聖我はそのことを知らない。
「さて次だ!行きますよ!」
冒険者と自分が精製した軽装歩兵にフリートホーフのメンバーと誘拐されオークションにかけられそうになっていた少女達を運ばせて違うアジトを潰しに行こうとする聖我を見て疲れている冒険者も気合いを入れて聖我に着いていくのだった。
「まさかここを除く全ての拠点が潰されるたァな!だがここで負けるわけにはいかん!絶対に勝つぞ!」
「「「オオー!」」」
「勢いよく円陣組んでるところ悪いけどもう半壊してるぜ?」
「大人しくお縄に着いてもらおうか!」
最期のフリートホーフの拠点は本部のようで頑丈な造りになっていた。なっていたのだが、聖我が崩壊・爆発・連鎖爆発の能力を込めた剣を大量に作り出してフリートホーフの本部の天井や壁を破壊して侵入したためそんな造りも無駄になってしまった。
「な、何故こんなところに英雄が来ている!」
「聖我、こいつがフリートホーフのリーダーだ」
「ありがとうアベル。残りを捕らえてきてくれ」
「わかった!」
アベルとその他の自分の周りにいたこの掃討戦で信頼を築き上げた冒険者を全てフリートホーフのメンバーを捕らえるのを出すと、聖我は光剣を5本作り出してフリートホーフのリーダーに向けて投射しようとする。
「ま、待て!」
「何だ?命乞いか?」
「俺を殺せば貴族が黙ってないぞ!お前の雇い主も無事じゃ済まな「……私の雇い主はこの国の王女リリアーナ姫だ。それに貴族は私に手が出せないようになっている」マジかよ……」
聖我はそのまま光剣をフリートホーフのリーダーの足と手と片目に向けて投射してそのままそれらを使いものにならなくしたのだった。
「まさかほぼ1人で全てフリートホーフのアジトを壊滅させるとは……リリアーナ姫の決断はやはり間違えていなかったようだね」
「さて、これでフリートホーフの件は終わりかな?」
「あぁ。本当に感謝するよ、まぁそれとは別に色々と大変なことになりそうなんだけどね……」
聖我はギルドに戻るとドットから感謝の言葉を聞いたあとギルド長の部屋に呼ばれてイルワ・チャングという名の男にまた感謝されていた。
だがこれからのことを考えたイルワが青ざめた顔をするので聖我ははて?という顔をしていた。
「残り2つの犯罪組織が動き出そうとしているんだ……」
フリートホーフが潰れたことが瞬く間に伝えられたので残り2つの犯罪組織が動き出そうとしていることに青ざめているイルワ。それを不憫に思った聖我はある提案をする。
「犯罪の抑制なら君の名前を本当に使っていいのかい?」
「構いませんよ。それにそのことはリリアーナ姫の為にもなる」
「ありがとう!感謝するよ!」
聖我はイルワという強い後ろ盾をリリアーナの他にも手に入れたのであった。
「あらあら、良くも悪くも原作を壊していってるわね!見る側としても楽しいことこの上ないわ!」
「姉さん、本当にこの転生者は今までの転生者を軽く超えているな……僕もこんな人を転生させたいもんだよ」
「頑張りなさい!応援してるわよ!」
とある姉弟は聖我の活躍を宝玉で見て楽しんでいた。
アンケートを2日取りました。293票集まりました!Fateの聖剣ルートに決めました。2位と圧倒的差なんですよね。
もう一個アンケートを取らせてもらいます!今回は3つの選択肢です。物語の中身は冒頭は同じですけど本編と内容が違うように変えようと思っています。
選択肢は1つ目はランスロット編……アロンダイトとバーサーカーの力を伴って戦う話。
2つ目はベディヴィエール編……星の聖剣・アガートラムを身につけて戦う話。
3つ目はこれらが気に食わないなら感想に使って欲しい聖剣を書いてください。ついでに使用者もお願いします。
聖剣の候補が増えたらまた次回取り直しますね!期限は次回の投稿までです。少なくとも翌日、明後日です。
これからもよろしくお願いします。
スピンオフのゴースト、スペクターのフォームとてれびくんのオリジナルフォームどうしましょうか?
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