これもいいけど、こっちじゃない!私は聖剣が欲しかった!あの光がドバァーって出るやつ!あの闇を切り裂いたり、騎士王が持ってたりするやつが欲しかったんだァァァ!!!   作:排他的

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紅き騎士王

「アクセル……なんか護衛以外の任務が多くないか?リリィとお茶会したいんですけど……」

 

『仕方ないだろ、魔人族が侵入している可能性があるなら行かないと不味い……それに王国は魔人族を余裕で倒せるはずの人材が動けないもしくは動かないんだからな』

 

王女リリアーナに聖我は魔人族が複数潜伏している可能性のある街・ノーツに来ていた。ノーツは何の変哲もない、何も無い街。そこに魔人族が居るとは思えないのだが、襲撃のせいで王国は敏感になっている為に仕方なく来ていた。

 

アクセルの言っていた魔人族を余裕で殺せる存在とは聖我、メルドを始めとした騎士団の精鋭メンバー、そして聖教教会の騎士であるデビット、それと働かないニート勇者こと天ノ河光輝とその仲間たちだ。

 

「……まぁ確かに私の初任務も魔人族が乱入してきたしな……それに最近聞いたことだけど魔人族が新たな力を得た〜なんて情報をイルワから聞いたしな」

 

『……イルワが渡した情報なら信用できるな』

 

「そろそろ街の長とノーツ支部のギルド長に会いにいく時間だ。行くか」

 

聖我はアクセルと話しながらノーツの街の長とノーツ支部のギルド長の元に飛行しながら向かうのだった。

 

 

 

 

 

「イルワに聞いた通りの男だな君は。さて、この街に魔人族がいるかだが、確実にいる」

 

「その根拠は?」

 

今聖我はノーツのギルド長と話していた。ノーツの街の長は会議があるらしく、聖我と少し話してから出ていってしまったのだ。

 

「魔人族がヘンテコな鎧を付けて冒険者を襲っているという話が色々なところに流れているのだ。これには街の人間も怖がっている。……何とか出来ないかね?我々では口惜しいが倒すことが出来んのだ。この街は辺境の街だから金ランクも稀にしか来ないしな」

 

「任せてくれて構わないよ。本当にいるなら対処しなくては……」

 

聖我はクラウ・ソラスを見ながらノーツのギルド長の願いを快諾した。そして聖我がお茶を1口飲もうとしたその時。

 

「大変です!街の長が、会議中に魔人族に襲われました!」

 

「「…………は?」」

 

聖我とノーツのギルド長は唖然とした。いまさっき魔人族の退治を聖我に依頼してそれを快諾したばかりなのだ。魔人族が見ていてタイミング良く襲ったように思える。

 

「聖我くん!頼めるかね?」

 

「任せてもらおう!変身!」

 

聖我は勢いよく部屋から飛び出してソードライバーとセイバーのワンダーコンボに必要な3冊のライドブックを取り出してソードライバーに装填、火炎剣烈火を抜刀する。

 

《烈火抜刀!》

 

《語り継がれし神獣の名は!》

 

《クリムゾンドラゴン!》

 

《烈火三冊!》

 

《真紅の剣が悪を貫き、全てを燃やす!》

 

仮面ライダーセイバー・クリムゾンドラゴンとなり、そのままクリムゾンウィングを展開して街の長がいる会議場に飛び立つ。

 

 

 

 

「……ノーツには弱い奴しかおらんのか!?データが取れないではないか!データが取れなかったらあの小生意気な女、シークに怒られてしまう……おいテメェら!こうなったらノーツを焼き飛ばせ!」

 

「ヘイ!」

 

ノーツを襲撃してきた魔人族のリーダーが配下の魔人族に指示を出し、魔人族を街に散開させようとするが、

 

「させるか!」

 

《西遊ジャーニー!》

 

炎のエネルギーで構成された如意棒を作り出して魔人族のリーダーに向けて威嚇射撃として投射する。だがその攻撃は避けられてしまい、魔弾の反撃を喰らってしまった。

 

「……イテテ……」

 

「貴様が報告にあった神刃聖我か!データ収集に申し分ない!テメェら!やるぞ!」

 

「「「「「「ヘイ!」」」」」」

 

魔人族のリーダーと6人の配下が一斉に十字架の形をした西洋剣……ロングソードとワンダーライドブック?を取り出す。

 

「ワンダーライドブックだと?」

 

「?貴様のものではないがな!」

 

《ナイトオブリーダー!》

 

《ナイトオブトルーパーズ!》×6

 

ワンダーライドブック?を起動してロングソードに着いている音銃剣錫音のスズネシェルフのような装填スロットにワンダーライドブック?を装填してロングソードのトリガーを引く。

 

「変身!」

 

「変身!」×6

 

《魔剣起動!》

 

《鎧よ、現れよ!》

 

《魔剣・無銘!》

 

《騎士のリーダーが戦場に出る時、その配下の力はさらに増大する!》

 

 

 

《魔剣起動!》×6

 

《鎧よ、現れよ!》×6

 

《魔剣・無銘!》×6

 

《騎士の力は魔剣により増大する!》×6

 

 

「仮面ライダー……だと?」

 

「その通り!これこそ仮面ライダーイビル、魔剣システムを使った、対貴様用の鎧だ!」

 

「……量産型に私が負けるわけがないだろう!行くぞ!」

 

聖我は火炎剣烈火を構えて魔剣システムを使って変身したイビル達に突進する。だが、イビル達はロングソードから魔法陣を射出して魔弾を発射する。ソレも数発単位ではなく数百発単位でだ。

 

「……魔弾が多いな!」

 

「コイツには魔力操作とかいう技能が入っていてだな、より効率よく魔弾を作り出すことが出来るのだよ!」

 

まさにマシンガンのように魔弾を放出するため仕方なく聖我は一歩下がって光武器精製で光剣を作り出して攻撃しようとする。

 

「おせーな!喰らいやがれ!」

 

イビルの1人が魔剣を構えて突進して聖我の脚を切り裂く。アーマーがあるため本当に切り裂かれた訳では無いが激痛は走る。

 

「喰らえよ!」

 

《魔剣・無銘!》

 

《ナイトスラッシュ!》

 

聖我の脚を切り裂いたイビルが魔剣のトリガーを引いて技を放とうとする。聖我はすかさず光武器精製で大盾を作り出して防御しようとするがイビルの技の方が早く、闇の斬撃が聖我を襲った。

 

「ガバァ!……性能高くないか……」

 

「フリードのおかげで貴様のデータはきっちり取ってあるのだよ!さぁこのまま貴様には死んでもらう!」

 

残りの魔人族6人が魔剣のトリガーを引いて先程と同じ技を放とうとする。

 

《魔剣・無銘!》×6

 

《ナイトスラッシュ!》×6

 

闇の斬撃6連撃が聖我を襲い、聖我は変身を解除してしまった。その様子をみた魔人族は勝ち誇って街を壊そうと行動し始めるが聖我は無限収納BOXに手を翳す。

 

「…………アクセル」

 

『分かった……デメリットは少なからずあるだろうが仕方ない……使え』

 

そのアクセルの言葉を聞いた聖我は無限収納BOXから銀色の巨大なワンダーライドブックを取り出してそれを起動してページを開く。

 

《ドラゴニックアーサー!》

 

《円卓の騎士達と紅き龍が織り成す戦いの物語……》

 

聖我はその表紙に紅い龍と金色の鎧を身に纏う騎士が描かれたライドブックをソードライバーに装填して火炎剣烈火を抜刀する。

 

《烈火抜刀!》

 

When a knight enters the battlefield with Excalibur. 》(ゴールデンアーマー!

 

The Knights of the Round Table head for the king's support with the Brave Dragon. 》(スカーレットブースター!

 

And the knight defeats the enemy with his friends and the Brave Dragon. 》(ストーリーオブアーサー!

 

Dragonic Arthur! 》(ドラゴニックアーサー!

 

我らは勝利する!

 

聖我は仮面ライダーセイバー・ドラゴニックアーサーに変身した。姿はドラゴニックナイトの白銀の鎧が黄金に、ドラゴニックブースターはスカーレット色になっている。

 

『さぁ聖我!行くぜ!』

 

「おう!」

 

聖我は火炎剣烈火とクラウ・ソラスを両手に持ってソードビットとシールドビットとピストルビットを作り出して魔人族に攻撃を始める。

 

「……死んだのではなかっぐはァ!」

 

「……はぁーやるか、スカーレットブースター!」

 

スカーレットブースター!

 

聖我はスカーレットブースターのスカーレットトリガーを引くことでブースターを起動して爆炎の矢を放ちピストルビットとソードビットのオールレンジ攻撃をさらに増やす。

 

「近づけん!」

 

魔人族達は魔剣を使っているが弾幕が厚すぎて全然近づけない。聖我はドラゴニックアーサーワンダーライドブックのページを押す。

 

Summoned is the Knights of the Round Table!…… Bedivere!

 

ドラゴニックアーサーのページから炎の竜巻が出現しその中から炎の鎧を纏った銀の義手を持っている騎士が現れる。

 

「我が魂食らいて奔れ、銀の流星! 」

 

騎士は詠唱を行って走り出す。徐々にスピードが上がりそのまま魔人族の1人に手刀を叩きつけると光の極光が放たれる。

 

一閃せよ、銀色の腕(デッドエンド・アガートラム)!!

 

その極光は魔人族の1人とその後ろにいた1人を優に飲み込んでそのまま塵すら残さず消し去ってしまった。その光景を見た魔人族は竦み上がって後ずさるが時すでに遅い。銀の義手を持った騎士はそのまま消え去る。

 

もう一度聖我はドラゴニックアーサーのページを押して次の騎士を呼び出す。

 

Summoned is the Knights of the Round Table!…… Tristan!

 

今度は竪琴を持った炎の鎧を纏った騎士が現れて弓を引こうとする。

 

「痛みを歌い、嘆きを奏でる」

 

弓を発射して騎士は技名を叫ぶ。

 

痛哭の幻奏(フェイルノート)!!

 

矢が魔人族3人に向けて放たれ、それを避けようとするがその攻撃は避けられても追尾して魔人族を射抜く。そして弓の騎士はそのまま消え去った。

 

「我らイビルが負けるだと!そんなわけ……」

 

「さぁ終わりだ!騎士王の一撃、受けたまえ!」

 

聖我はクラウ・ソラスをしまって火炎剣烈火をソードライバーに納刀して抜刀して天空に掲げる。

 

《烈火抜刀!》

 

すると火炎剣烈火は炎を纏って新しい剣に変わる。その剣は黄金の剣、正しくエクスカリバーとなる。

 

「行くぞ!十三拘束解放(シール・サーティーン)円卓議決開始(ディシジョン・スタート)!」

 

聖我の周りに13の黄金の騎士の霊のような者が現れる。

 

《是は、生きるための戦いである ―― ケイ》

 

《是は、一対一の戦いである事 ―― パロミデス》

 

《是は、精霊との戦いではない事 ―― ランスロット》

 

《是は、邪悪との戦いである事 ―― モードレッド》

 

《是は、私欲なき戦いである事 ―― ギャラハッド》

 

《是は、世界を救う戦いである事 ―― アーサー》

 

《是は、主従の為、使える国の為の戦いである事 ーー 聖我》

 

何処からか6人の声と何故か聖我の声が響いて黄金の騎士の霊が聖剣に吸い込まれて力が滾る。そして魔力が聖剣に流れ込む。

 

「……終わりだ!約束された勝利の炎剣(エクスカリバー・ドラゴニック)!!!」

 

炎と極光が混じり合い、炎のレーザーが剣を振り下ろすと共に魔人族のリーダーに放たれてそのままイビルのアーマーごと燃やし尽くして破壊する。

 

「……これにて終幕だ」

 

そのまま聖我は変身を解除して道の真ん中に倒れてしまったのだった。

 




ごめんなさい。感想に聖剣の候補を書くと運営に消されてしまうことがわかりました。

TRANS-AMさんのガウェインは覚えているんですが、天叢雲之剣さんの候補を見ることが出来ませんでした。(FGOやってて見れませんでした申し訳ないです。)

お手数掛けますがメッセージボックスの方に送って頂けませんか?申し訳ないです。

それとストックがなくなってしまったので更新が遅くなります。なのでメッセージを受け取ってアンケートをもう一度作り出すのはゴールデンウィーク終了後、5月6日の0時にします。

誠に申し訳ありません。

スピンオフのゴースト、スペクターのフォームとてれびくんのオリジナルフォームどうしましょうか?

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