これもいいけど、こっちじゃない!私は聖剣が欲しかった!あの光がドバァーって出るやつ!あの闇を切り裂いたり、騎士王が持ってたりするやつが欲しかったんだァァァ!!!   作:排他的

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聖我の回答

聖我はリリアーナと婚約するかもしれない、どうすればいいのか自分の部屋の中で悩んでいた。

 

「どうすればいいのかな……前世でこんなこと経験したことないしな……どうしよう……」

 

『聖我らしくないな、婚約すればいいじゃないか、リリアーナは少なくとも聖我を嫌ってない。むしろ好きだと思っている』

 

「……」

 

聖我はリリアーナが今まで自分にしてくれたことを思い出すことにした。

 

「最初の頃は確か……」

 

聖我が転移してから数日経ったあの日、晩餐会で誰にも見られないように仮面ライダー最光に変身したことがバレてしまいそのままリリアーナに聖剣を持っていることがバレてしまった。てっきり王に報告すると思っていたが報告はしないで王に秘密にしてくれていた。

 

オルクス大迷宮で南雲ハジメが落ちた時、檜山が怪しいと思って檜山に対して質問しまくってぼろを出させたがイシュタルに邪魔をされてしまいそのまま聖剣を回収させられそうになったが聖我をあの場で助けてくれたのもリリアーナだ。

 

その後聖我にも裏切りの疑いがかけられてしまって訓練の時居づらくなってしまって憂鬱になり、危うく追い出されるところだったがリリアーナが聖我を神の使徒からリリアーナの護衛に立場を落としてリリアーナの傘下に入れることで聖我を守ってくれていた。

 

「……いつも守ってくれてたんだよな……」

 

『年下の女の子に守られてた聖我を考えるとめちゃくちゃ笑える……』

 

「うるさいぞ〜」

 

アクセルと馬鹿やりながら聖我はリリアーナのことを考える。

 

『なぁ、リリアーナが他の男と結婚したらどう思う?』

 

「え、いやだけど」

 

即答である。答えを言っているようなものだとアクセルは聖我をジト目で見つめている。神器だから目とかないけど。

 

『やっぱり好きなんだろ?というか好きじゃなかったらお前一緒に寝てないだろ?』

 

「私こんな思いしたことないから恋愛感情なんて分からないんだけど」

 

『そういやこいつ聖剣狂だったな』

 

何気に聖我の聖剣狂いという名の病を忘れていたアクセル。聖我は前世でも現世ほどではないがイケメンと言えるくらいの顔を持ち、なんだかんだ優しかったと聖我を転生させた女性はアクセルに伝えている。

 

但し聖剣に対しての愛が強すぎて人間に対しての愛がその聖剣に対しての愛を上回る事がなかったために恋愛感情なぞ持つことがなかったのだ。

 

誰かに対して好きという感情を持ったことがない。戦闘、殲滅、頑張れば政治系統にも手を出せるであろう(スペックはブリテンの騎士王)聖我にも恋愛全くやったことない・恋愛ナニソレオイシイノという弱点があったのだ。

 

『なんつー欠点……見た目パーフェクト(見た目プーサー)、潜在能力凄まじい(プーサースペック+アクセル宿してる)、戦闘に関しては成長中でもありながらこの世界ではトップ10位には入る……そんな奴が恋愛出来ないってどんな欠点……』

 

「お前本当に酷くない?」

 

『いや本当に歴代の宿主の中で1番残念だぞお前。ドライグやアルビオンよりは神器になってからそんな経ってないけど10人位は俺の事使ってるけど恋愛に奥手なというか恋愛感情を持っているのに気付かない、好意にも気付かないやつなんて居なかったぞ』

 

「……仕方ないやん?聖剣より魅力的な女性前世に居なかったんだもん……聖剣より興味があるものなんてなかったんだもん……」

 

『……お前死因からして聖剣狂いだもんな!アイツから聞いたけど夏休みとかも全部聖剣の伝承がある土地に向かって聖剣を探し回る馬鹿だったらしいもんな!お前はどこぞの皆殺しの大司教だよ!』

 

「あそこまで酷くないわ!あんなヘルパー野郎と一緒にすんなよ!聖剣のために人体実験するような狂い方してないわ!」

 

バルパー・ガリレイに対しての罵倒を含めつつ聖我はやはり自分は恋愛感情を知らなかっただけでリリアーナが好きなんだなと確信した。

 

『決意は固まったか』

 

「あぁ。リリィとの婚約をありがたく受けようと思う」

 

『そうか……言ってこい!』

 

聖我はアクセルとともにエリヒドとリリアーナの元に向かったのだった。

 

 

 

 

 

「この神刃聖我、ありがたくその婚約を受け入れさせてもらいます」

 

「聖我と婚約出来るんですね!」

 

「……大変言いづらいんだけどいいかな、リリアーナ、聖我殿、いや聖我と呼ばせてもらおう。君も婚約するなら私の義息子になる訳だからね」

 

「はい」

 

聖我とリリアーナはエリヒド(ハイリヒ国王)が言いづらいこととはなんだろうと思ってエリヒドの言葉を聞くために耳を傾ける。

 

「私さ、リリアーナかトレイシー殿って言ったんだけど……リリアーナとトレイシー殿なんだよね……」

 

「「………………」」

 

「「え?」」

 

「それとさ、帝国と王国の貴族からも婚約話が何百通も来てるんだよね……君たちの身近なところで言うと、ヘリーナとかハルナとか」

 

「「………………」」

 

「もっと言うなら貴族だけじゃないんだよね」

 

「商人とかギルド長とかの娘さんからも婚約話が来てるんだよね……」

 

「「………………」」

 

「おーい、リリアーナ?聖我?あれ?」

 

聖我とリリアーナは2人ともポカーンとしていた。あまりの情報の多さに。そのまま聖我とリリアーナはエリヒドが頭を叩くまでずっと再起動しなかったのだった。




ハイスクールDxDネタをぶっこみました。

スピンオフのゴースト、スペクターのフォームとてれびくんのオリジナルフォームどうしましょうか?

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