これもいいけど、こっちじゃない!私は聖剣が欲しかった!あの光がドバァーって出るやつ!あの闇を切り裂いたり、騎士王が持ってたりするやつが欲しかったんだァァァ!!!   作:排他的

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両国会議《上》

「さて、これより帝国と王国の両国の王、騎士団長、戦士、救世の英雄、神の使徒を交えての両国会議を始めさせてもらう」

 

ガハルドの声掛けによって両国会議は始まった。帝国側はガハルド、帝国の重臣、帝国の教会の教皇、ガハルドの娘であり次代の皇帝候補第一位であるトレイシー、ランデルの婚約者なアリエルが参加し、王国側はエリヒド、リリアーナ、ランデル、メルド、イシュタル、シモン、聖我、雫、愛子、光輝、香織が参加している。残りのメンバーは帝城の来賓室で待機している。

 

「では最初の議題だ。最初の議題は魔人族の戦力、そしてそれの対抗策についてだ。悪いが聖我、お前が1番戦っている。説明してくれるか?」

 

「承りました。魔人族の戦力で注意すべきなのは大きく分けて3つです。1つ目は魔人族の将フリード。このフリードは我々では使えない魔法を駆使して戦う上、戦うにはパワー・テクニック・スピード全てが最高水準でなければ勝てません」

 

「聖我、ひとついいか?」

 

「なんでしょうかメルド団長」

 

「お前はどこまで戦える?」

 

「……あの時ならギリギリ負けていたでしょう。フリードが魔力切れにならなかったら負けは私でした」

 

「そうか」

 

メルドはその言葉を聞いて半ば絶望していた。聖我は認めてはいないがメルド的には王国最強は聖我なのだ。魔力切れにフリードがなっていなければ聖我は死んでいたということに驚いている。

 

「2つ目は皆さんご存知ワイバーン・灰竜・禍絶鳥などの合成獣……キメラですね。……こいつらは正直敵にはなりえません。上級魔法で倒せますから」

 

「そうですか」

 

「3つ目が問題です。仮面ライダーイビルと魔人族は名乗っていましたが、魔剣・無銘と呼ばれる魔剣を使用しているらしく、魔剣2本とライドブックの回収に成功しています」

 

「待ってください!私そんなこと聞いてないんですけど!?」

 

聖我の魔剣・無銘回収完了宣言にリリアーナが叫ぶ。婚約したとはいえ2人は主と従者の関係なのだから当然報告の義務があるはずなのだ。

 

「リリィ、悪いけどこれはエリヒド様のみにしか伝えてないんだ」

 

「……わかりました」

 

聖我のエリヒドにしか伝えてないという言葉に魔剣が奪われるかもしれないからというリスクを無くすためにリリアーナに伝えなかったという考えを汲み取ったリリアーナは多少ふくれながらも引き下がった。

 

「魔剣・無銘の1つを宮廷錬成師であるウォルペン氏に、もう1つを知り合いの凄腕錬成師に渡して調べてもらっています」

 

「それはいいんだが、肝心の実力はどうなっている?」

 

「私のライドブック3冊を軽く超えることが可能なスペックを誇っています。高品質な量産品ですね。例で言うならトレイシー殿がお持ちになっているエグゼスや私の聖光剣クラウ・ソラスを大量に一兵卒が使えるように量産しているようなものです」

 

聖光剣という言葉を聞いた光輝がこちらを睨んできたがそれを無視して説明した。その言葉にイビルの危険性を理解していないイシュタル、光輝、香織、愛子以外が唸る。

 

「倒せる者はどのくらいいますの?」

 

そう聞いてきたのはトレイシー。そのトレイシーの言葉に聖我は答える。

 

「私、雫、ガハルド殿、メルド騎士団長、エグゼスを持っている時のトレイシー殿のみでしょう」

 

「そうなんですわね……あ、トレイシー殿じゃなくて気軽にトレイシーと呼んでくださいな」

 

トレイシーが聖我の解答を聞いてからニコニコと呼び捨てで呼ぶように伝えると聖我は苦笑しながら首を縦に振る。……横で先祖の仇を見るような目でトレイシーを見るリリアーナには気づかなかったが。

 

「ちょっと待て神刃!なんで俺が入ってないんだ!」

 

「?当然だろう?」

 

少し経ってから光輝が聖我に文句を付ける。

 

「お前に出来るなら俺にだって出来るはずだ!俺はゆ「そうか」納得したか!」

 

「……なぁ、戦場で情けをかけるやつがイビルに勝てるわけなかろうが!」

 

「そんなのやってみなけりゃ分からないだろ!」

 

「戦争参加をまっさきに認証しておいて魔人族を殺す宣言をしておいて魔人族を殺さない、殺せない口先だけの勇者様がよくそんな口叩けますね、はっきり言って邪魔です」

 

「それは言い過ぎだと思うのですが……」

 

聖我の光輝に対する反論に対してイシュタルが苦言を零す。イシュタルとしては光輝>聖我なので聖我が光輝を貶すのが許せないのだろう。

 

「……神刃君、魔人族も人なんですよ?人を殺すなんて倫理観がおかしいと思うんですよ。地球では人を殺すのは犯罪でした。やっちゃいけない行為なんですよ?」

 

「畑山さん、承認したのはそこの馬鹿、そしてそれを止められなかったのは貴女なんですけどそこんとこどうでしょうか?そういう地球の法律を持ち出すならあの時止めておけばよかったのでは?」

 

「それは……」

 

「双方やめてもらえるか?この場は魔人族に対しての対策を練るための会議なのだ。決して神の使徒同士で喧嘩をする場ではない」

 

「失礼しました」

 

聖我はガハルドの真面目な言葉に謝る。対して愛子と光輝は謝らない。自分たちが間違っていると思っていないからだ。

 

「気を取り直して説明を再開させます。イビルと戦うにはガハルド殿やメルド騎士団長の武器では力不足です」

 

「ならどうすればいい?」

 

「簡単なことですよ……雫の持っている光刀を該当者に渡します。改造を施してね?」

 

「「「「!?」」」」

 

「なるほど、それなら戦力の増強が可能になるな……」

 

その言葉を聞いたエリヒドは聖我が光輝公開処刑で使っていた無数の釘を思い出しながらそう呟いた。

 

「そして魔人族が変身する前に高速で手首、頭、心臓を狙えば勝てます」

 

「……速攻で方をつけるって訳か……なら上級魔法で剣を落とさせてもいいわけだな……」

 

ガハルドがそう言ってから様々なイビル対策の案が議論されて行ったのだった。




ランスロットルートもう少し待ってもらっていいですか?まだまだできそうにないです。

スピンオフのゴースト、スペクターのフォームとてれびくんのオリジナルフォームどうしましょうか?

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