これもいいけど、こっちじゃない!私は聖剣が欲しかった!あの光がドバァーって出るやつ!あの闇を切り裂いたり、騎士王が持ってたりするやつが欲しかったんだァァァ!!!   作:排他的

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ハジメのリベリオンと聖我のソルジャー

「第二ラウンドだ」

 

仮面ライダーリベリオン・ユエフォーム(と命名しておく)となったハジメは両手に展開した赤色の魔法陣から燃えたぎる槍を展開する。

 

「食らえや、緋槍!」

 

「最上級か!ならこいつだ!」

 

緋槍を避けながら聖剣ソードライバーとブレイブドラゴン、ストームイーグル、西遊ジャーニーを取り出して起動、装填していく。そして火炎剣烈火を抜刀する。

 

《烈火抜刀!》

 

《語り継がれし神獣の名は!》

 

《クリムゾンドラゴン!》

 

《烈火三冊!》

 

《真紅の剣が悪を貫き、全てを燃やす!》

 

「……面白ぇ!行くぜ!緋槍!」

 

燃えたぎる槍をもう一度展開して仮面ライダーセイバー・クリムゾンドラゴンになった聖我に緋槍をぶち当てる。

 

「グッ!……流石に威力がヤバイ……」

 

《西遊ジャーニー!》

 

西遊ジャーニーのページを押し込んで火炎の如意棒を作り出してハジメに当てようとするが黄色の魔法陣を展開して龍を出現させる。

 

「雷龍!」

 

雷の龍が火炎の如意棒を破壊して聖我に雷龍をぶつけて吹き飛ばす。

 

「……出力がヤバいな……使うなと言われているが、使うしかないな」

 

「ノーツの時に話されていた奴か!来い!」

 

聖我はドラゴニックアーサー ワンダーライドブックを取り出して起動して聖剣ソードライバーに装填して火炎剣烈火を抜刀する。

 

《ドラゴニックアーサー!》

 

《烈火抜刀!》

 

When a knight enters the battlefield with Excalibur. 》(ゴールデンアーマー!

 

The Knights of the Round Table head for the king's support with the Brave Dragon. 》(スカーレットブースター!

 

And the knight defeats the enemy with his friends and the Brave Dragon. 》(ストーリーオブアーサー!

 

Dragonic Arthur! 》(ドラゴニックアーサー!

 

我らは勝利する!

 

「行くぞ!」

 

「行くぜ!」

 

魔力を大量に消費するドラゴニックアーサーは短期決戦を行うしかないため早々に決めようと火炎剣烈火を聖剣ソードライバーに納刀して抜刀、天空に掲げる。

 

《烈火抜刀!》

 

 

「行くぞ!十三拘束解放(シール・サーティーン)円卓議決開始(ディシジョン・スタート)!」

 

聖我の周りに13の黄金の騎士の霊のような者が現れる。

 

《是は、生きるための戦いである ―― ケイ》

 

《是は、一対一の戦いである事 ―― パロミデス》

 

《是は、精霊との戦いではない事 ―― ランスロット》

 

《是は、私欲なき戦いである事 ―― ギャラハッド》

 

《是は、世界を救う戦いである事 ―― アーサー》

 

《是は、主従の為、使える国の為の戦いである事 ーー 聖我》

 

何処からか5人の声と聖我の声が響いて黄金の騎士の霊が聖剣に吸い込まれて力が滾る。そして魔力が聖剣に流れ込む。

 

対してハジメは両手から5つの魔法陣を出して火、雷、氷、風、土に重力を魔法を組み合わせ、 5体の龍を生み出して攻撃を繰り出そうとする。

 

「これは星の聖剣と火炎の龍の合わせ技!エクスカリバー・ドラゴニック(約束された勝利の炎剣)!!!」

 

「喰らえ!俺とユエの必殺!五天龍!!!」

 

5体の龍が聖我に向かって突撃し、その5体の龍を優に超える大きさを誇る炎龍がハジメに向かって突撃する。

 

5体の龍の属性の力が炎龍を破壊していくが、聖我の作り出した炎龍も負けじと5体の龍を消していく。5体から4体、3体と減っていくが炎龍の維持も不可能になって来ていた。

 

「シア!力を借りるぞ!」

 

ハジメは五天龍の維持を放棄して炎龍と相殺し、魔剣・リベリオンのリベリオントリガーを引いてページを水色と白のページに変える。

 

《Revelion!HENSHIN!!》

 

《Disciple of Revelion!》

 

《我々を嫌い、傷付けたもの全てに反抗せよ!》

 

《Curse blade!Revelion!》

 

《反抗三節!兎の占い師!》

 

《反抗の大槌が反抗対象の全てを潰して行く!》

 

仮面ライダーリベリオン・シアフォームとなり魔法陣がなくなり、右手に黒い大槌が現れる。

 

《Dark Drucken!》

 

「……シアのドリュッケン……喰らえ!」

 

魔剣・リベリオンのリベリオントリガーを長押しする。

 

《Deadly!Shea's power!Revelion impact!》

 

黒いエネルギーがダークドリュッケンに集まり、巨大なハンマーへと変わる。

 

「負けてたまるかァァ!」

 

巨大なハンマーが聖我に向かって振り下ろされ、聖我はやられた。

 

 

 

 

 

かに思われた。

 

 

《Who is this?》

 

《最光二章!》

 

《光から生まれし影!》

 

《シャドー!!》

 

ダークドリュッケンがぶつかる直前に最光に変身し、最光シャドーを使って攻撃を受け流したのだ。

 

「……危なかったよ……」

 

「……止めさせなかったか」

 

「……これはデモンストレーションだった。だが私には意地でも負けられない理由がある!アクセル!」

 

『おうよ!』

 

アクセルの声とともに聖我の手にエックスソードマンと書かれたアメリカン・コミックスのようなワンダーライドブックが現れる。

 

そしてエックスソードマンを起動しようとする聖我。だがそこでクラウ・ソラスが聖我とエックスソードマン ワンダーライドブックの目の前で量子化し、エックスソードマンへ吸収されていく。

 

《エックスソルジャー!》

 

《エピソード1:光の力で戦え!》

 

エックスソードマン改め、エックスソルジャーを聖剣サイコウドライバーバックルに装填し、ライドシグヌムでトラーディオライドを押し込む。

 

《最光発光!》

 

《Get Shining power!Go to Battlefield!エックスソルジャー!!》

 

《エピソード1!》

 

《戦場に参上!ババババーン!》

 

「私は大切なものを守る剣、剣士……いや、ソルジャーだ!」

 

仮面ライダー最光・エックスソルジャーに変身し、光速移動でハジメのすぐ横に接近する。

 

「速っ!」

 

「仮面ライダー最光・エックスソルジャーは光剛剣最光の力とこの国の聖剣であるウーア・アルトを元にしたクラウ・ソラスの力を使うことが出来る……そしてオマケに光の力を!」

 

「冗談じゃねぇぞ!ユエ、力を借りるぞ!」

 

 

《Revelion!HENSHIN!!》

 

《Disciple of Revelion!》

 

《我々を嫌い、傷付けたもの全てに反抗せよ!》

 

《Curse blade!Revelion!》

 

《反抗二節!吸血姫!》

 

《反抗の魔法が反抗対象の全てを破壊し尽くす!》

 

仮面ライダーリベリオン・ユエフォームとなり、障壁魔法を発動させるが、光を圧縮させたビームを放ってその障壁魔法を破壊してハジメのアーマー事吹き飛ばした。

 

「まだまだ!」

 

再度ライドシグヌムでトラーディオライドを押し込むことで違う姿となる。

 

《パワー最光!》

 

《Get Shining power!Power up!エックスソルジャー!!》

 

《エピソード2!》

 

拳に光のエネルギーが集まり、光のグローブができる。そしてアクセルの力を使いながらハジメに接近して拳を叩き込む。

 

「グゥ!……俺も負けられないんだよ!聖我ァ!」

 

聖我はライドシグヌムでトラーディオライドをまた押し込み、ハジメはリベリオントリガーを押してフォームを変える。

 

《スピード最光!》

 

《Get Shining power!Speed up!エックスソルジャー!!》

 

《エピソード3!》

 

 

 

《Revelion!HENSHIN!!》

 

《Disciple of Revelion!》

 

《我々を嫌い、傷付けたもの全てに反抗せよ!》

 

《Curse blade!Revelion!》

 

《反抗一節!錬成師!》

 

《反抗の魔剣が反抗対象の全てを切り刻む!》

 

聖我は仮面ライダー最光・エックスソルジャーの最後のパワーアップを行い、足に光が集まり、背中にブースターが新設され、いかにもスピード形態になり、ハジメは仮面ライダーリベリオンの通常形態に戻って魔剣・リベリオンを構える。

 

そして聖我はエックスソルジャー ワンダーライドブックを閉じて3回トラーディオライドを押し込み、ハジメはリベリオントリガーを長押しする。

 

《フィニッシュ・リーディング!》

 

《Shining Speed Slash!》

 

《超・最光!》

 

 

《Deadly!Hajime's power!Revelion Impact!》

 

聖我は超光速でハジメに剣先を向けて突撃し、ハジメは魔剣・リベリオンにエネルギーを充電して振り下ろし闇の斬撃を放つ。

 

だが聖我はその闇の斬撃をルートを変えることで避け、ハジメに超光速の刺突を放ったのだった。

 

 

 

 

 

 

「俺の負けだ、……勝てると思ったが、そう甘くはないか」

 

「いや負けるかと思ったさ……」

 

聖我は勝った。デモンストレーションのはずなのにガチバトル。トレイシーと戦った時より疲れている。もっと言うならフリード戦より魔力の消費が激しい。

 

原作主人公にして魔王様の実力は伊達ではないということが分かったところで聖我はハジメにひとつ気になることがあり問いただす。

 

「なぁ、なんでエリセンなんだ?」

 

「うん?あぁ、大迷宮を攻略した後でエリセンに滞在していたのと、お前に会わせたい奴がいるんだよ」

 

「へ?」

 

「パパァ!」

 

そこにはハジメのことをパパ呼ばわりする水色の髪の海人族がいた。

 

「……お前……ついにユエさんとシアさん孕ませやがったのか……」

 

「ち、違うわ!?……イルワ支部長に頼まれてこの子……ミュウをこの街の親に届けに来てたんだ」

 

「それ私関係なくね?」

 

「いや、ミュウはお前がフリートホーフから助けた子供の1人だ。レミアって母親が居るんだが、脚の後遺症でまだ動けないから、代わりにミュウが礼を言いに来た」

 

「なるほどな」

 

聖我はミュウを奴隷名簿と呼ばれるフリートホーフが持っていた名簿で見たことがある。記憶の片隅に追いやっていた奴隷名簿を思い出してミュウのことを思い出した。

 

「ありがとうございました!」

 

ミュウは元気よくそう言うとそのまま家と思われるところへ走り去って行ったのだった。

 

「……そういや、母親からどう思われてんだお前」

 

「え?……ユエ達と今正妻戦争してる」

 

「……ハーレム増やしてんのな」

 

「いやお前もだろ、ギルド支部長から聞いてるぞ」

 

「グッ!」

 

聖我の婚約話は市井に広まっていることを知って聖我は胃にダメージを受けたのだった。

 

そしてそのままハジメから魔剣のデータを渡してもらってそのままブックゲートでリリアーナとトレイシーの元に戻ったのだった。

 

 




……エックスソードマン(エックスソルジャー)出せました!少し投稿遅れます!ランデルの婚約披露宴を書くのに難航しているので。

ランスロットルートも3話目を投稿しました!

↓ランスロットルート↓
https://syosetu.org/novel/260805/

これからもよろしくお願いします!ランスロットルートは4話目書き始めたのでランデル婚約披露宴前までには投稿出来そうです!

スピンオフのゴースト、スペクターのフォームとてれびくんのオリジナルフォームどうしましょうか?

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