これもいいけど、こっちじゃない!私は聖剣が欲しかった!あの光がドバァーって出るやつ!あの闇を切り裂いたり、騎士王が持ってたりするやつが欲しかったんだァァァ!!!   作:排他的

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発見!大迷宮!

雫に聖光刀・クサナギを作ってから少し経ち、聖我とリリアーナ、雫はとあることについて話していた。

 

そのとあることとは……

 

「本当に光輝達はどこに行ったのかしら……私以外の勇者パーティーと動ける大迷宮攻略組が少し前から消えているのよ……王様に聞いてみても知らないみたいだし……」

 

「探査にも引っかからないから何処か遠くにいるか……それとも集団でボイコットでもしに行ったか?」

 

「それやったら本当に父上に追い出されますよ……そこまで頭が回らないとは思っていませんから……」

 

一昨日から光輝達勇者パーティー、永山率いる永山パーティー、小悪党組が消えているのだ。それもなんの音沙汰もなく。

 

「イルワさんにフューレンに来たか、他の街に来たか一応聞いてみたが来ていないらしいし、何処かの貴族に呼ばれてなんかやっているんじゃないか?」

 

「それもありそうだけど、それなら着替えなりも持っていくでしょ?光輝に着いているメイドさんからニアさんが聞いたんだけど……」

 

「武装以外は全て部屋の中にあったようなのでどこかの貴族に呼ばれて……ということはなさそうです」

 

聖我やリリアーナ、雫に加えて雫に付いているお付のメイドのニアが光輝の専属メイドから聞いた情報を流しながらどこに行ったのか考察する。

 

そんなことをしていると突然リリアーナの部屋の扉を叩く音が響く。

 

「……失礼します……ハァハァ……」

 

「どうしたんですハルナさん、ほら息を吸って、すみませんニアさん水持ってきてもらっていいですか?」

 

「わかりました」

 

リリアーナが扉を開けるとそこにはリリアーナのメイドの一人であり聖我が好きな女の子ことハルナが息を切らしてそこにいた。リリアーナはニアに水を持ってくるよう頼み、ニアが持ってきた水をハルナに手渡す。

 

「はぁ……落ち着きました……」

 

「それで何があったんだ?ハルナさんらしくない」

 

「えっとですね……勇者様方が見つかりました。聖教教会です」

 

その言葉を聞いた聖我達は首をかしげる。

 

「なんで聖教教会なの?」

 

「新しい大迷宮が見つかったらしく、そこの攻略に向かったらしいのですが、オルクスより攻略難度が高かったらしく……」

 

「失敗したわけね」

 

雫はオルクスより攻略難度が高かったという言葉を聞いて光輝達が失敗したことを察した。どこに光輝達がいたのかわかって一同が安心する中、聖我はハルナに1つ質問する。

 

「その大迷宮、誰からの情報だったんだ?」

 

「えっと……イシュタル様……です」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハルナからの報告を聞いたあと聖我とリリアーナ、雫はエリヒドから呼び出されていた。

 

「今回呼んだ理由はわかっていると思うがバーン大迷宮と呼ばれる新しい大迷宮を見つけたことについてだ」

 

「えぇ」

 

「イシュタルが見つけたらしいのだが、そこのところの事実確認はまだだ。大迷宮を見つけたイシュタルが消えたし、勇者も負けた……真面目にどうしようか悩んでいる」

 

大迷宮を見つけた肝心のイシュタルは光輝達がバーン大迷宮を攻略した後すぐに消えてしまったらしい。

 

「光輝だけじゃなく、香織や鈴、恵里まで倒れてるし……永山君たちも失敗したなら攻略出来るのは聖我と後は……」

 

「ハジメか……」

 

聖我はハジメを呼び出そうか悩んでいた。だが他の大迷宮を攻略しているかもしれないし、どうすればいいか考えていると、

 

「聖我、南雲ハジメを呼び出してくれ。邪険に扱っていたこともあるが、南雲ハジメの目的は大迷宮の攻略だ。攻略してくれるだろう」

 

「私はどうすれば?」

 

「……南雲ハジメと一緒に攻略してもらいたいが、イシュタルが消えたことを考えるときな臭い……」

 

「聖我、戦争時の分身は可能ですか?」

 

聖我が大迷宮に潜るか否か悩んでいるエリヒドに天啓と言ってもいい提案がリリアーナからもたらされた。その案を即採用し、聖我にスラッシュに変身させる。

 

《銃剣撃弾!》

 

《銃でGO! GO! 否!剣で行くぞ!》

 

《音銃剣錫音!》

 

《甘い魅惑の銃剣が、おかしなリズムでビートを切り刻む!》

 

そしてこぶた三兄弟をシンガンリーダーにリードさせて必殺技を発動する。

 

《こぶた三兄弟!》《イエーイ!》

 

《錫音音読撃!》《イエーイ!》

 

すると聖我、スラッシュが3人に増えた。

 

「「「さて、変身を解除してっと……」」」

 

聖我(これからは聖我1、聖我2、聖我3とします)は変身を解除し、1人はエリヒドの近くに、1人は雫の近くに、1人はリリアーナの近くに移動した。

 

「じゃあ、私がエリヒド(義父さん)、聖我2が雫とリリアーナの護衛でいいかな?聖我3はハジメとバーン大迷宮の攻略宜しく!」

 

「おい待て、何が悲しくてハーレム野郎と一緒に攻略せにゃならんのだ」

 

「「なんか不満か?」」

 

「当たり前だ!あいつら絶対攻略中もイチャつくだろ!」

 

「別にいいだろ、私とお前は一緒なんだからさ」

 

「じゃあ変われ!」

 

「……嫌だ」

 

聖我3人が言い争いをしているのを見ながらため息をつくリリアーナ、雫、エリヒドの3人であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「へぇーこれで光輝くんが手に入るの?」

 

「そうよ、性能実験も終えたからね。さぁ……欲しいものを手に入れるために暴れてきなさい」

 

「ありがとね……これで光輝くんを2回も傷つけたあの罪人を殺せるよ……それにその取り巻きもね……」

 

薄暗い路地の真ん中でベッドで寝ているはずの恵里がシークから先が刃になっている杖を受け取っており、そこから立ち去って行った。

 

「魔剣・ワイズブレードロッド……私たちの魔剣には負けるけれど、その性能はあの神刃聖我さんの聖剣を超えるわ……」

 

「私たちの魔剣……か、貴様の世界の著名な魔剣を元にしているのだろう?銘はなんというのだ?」

 

シークが恵里に渡した魔剣の名前を呟いていると、戦争時に聖我と戦ったフリードが闇の中から現れ、綺麗な謎の女性に問う。

 

「……私たちの魔剣の銘。それはね……」

 

「魔剣・グラムと魔剣・バルムンクよ」

 

「貴様からもらった説明書によると竜殺しの剣か、あの我がライバル対策という訳か」

 

「そうね、それに……私の能力も合わさるのだから王国を倒すのも不可能ではないわ」

 

「……バーン大迷宮を攻略出来ないのは痛いが……仕方あるまい、さて、我が神の計画通りに事を進めよう」

 

「我が神……ね、私は信じてないけど!」

 

シークがそう吐き捨てた後、フリードと謎の女性はそのまま闇の中へと消えていったのだった。




影がめちゃくちゃ薄いシークをやっと出せました!

スピンオフのゴースト、スペクターのフォームとてれびくんのオリジナルフォームどうしましょうか?

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