これもいいけど、こっちじゃない!私は聖剣が欲しかった!あの光がドバァーって出るやつ!あの闇を切り裂いたり、騎士王が持ってたりするやつが欲しかったんだァァァ!!!   作:排他的

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攻略開始

聖我が分身した後、どちらがハジメと共にバーン大迷宮に行くか議論し、その結果聖我1がハジメに、聖我2が王城の警備、聖我3がリリアーナの警備となり、エリヒドの護衛はメルドと雫が請け負うことになった。

 

「という訳なんだ」

 

「いっぺん殺していいかテメェ?」

 

聖我1はガトライクフォンでハジメたちにバーン大迷宮が発見されたことを報告し、リベリオンの姿で来るよう指示した。何故リベリオンなのか、それは例の治癒術師にバレないようにするためである。

 

「さて、バーン大迷宮のコンセプトってなんなんだ?」

 

「わからん。というかコンセプトは入らないとわからねぇよ。魂魄魔法が手に入る……それしかわからねぇ、ただ神山、聖教教会にあると考えるならエヒトに関してのことだろう」

 

「なるほどな、それで……そこのお嬢さんは誰だ?魔剣システムを貰いに行った時はいなかったが……ハジメのハーレムの新メンバーか?」

 

聖我はハジメとバーン大迷宮の内容について話しているとユエとシアと一緒に雑談しているもう1人の和服の女性に気づいてその女性について問う。

 

「いや、お前から連絡を受けてからブリーゼで向かおうとした時に強いオーラを俺たちがいた冒険者ギルドで感じてな、接触したら王国に行って確かめたいことがあるって言っててな」

 

「それで妾はハジメ殿に連れられて王国に辿り着いたという訳じゃ。簡単に目的の英雄殿に辿り着いたわけじゃし!」

 

「魔人族では無さそうだが……なぁ一応こここの国の中枢なんだけど、得体の知れない人連れてこないでくれないか?」

 

「いや、どうせ俺とお前なら簡単に叩き潰せるからいいだろ?それにユエとシアもいるし」

 

「いきなり物騒!?」

 

聖我が和服の女性をハジメが連れてきたことに苦言を零すとハジメが大丈夫と言う。それに対して和服の女性はツッコミを入れていた。

 

ちなみに今聖我とハジメ達、和服の女性がいるところは聖教教会の会議室のようなところにいる。英雄と言われている聖我、ハジメ、ユエは兎も角、シアが入れるわけが無いのだが、シモンが大迷宮攻略のために例外として入れてくれている。

 

聖教教会は王国の信仰の要であるから得体の知れない実力者を入れてはいけないのだが……入れてしまっていた。

 

「……さて、探査」

 

聖我は和服の女性が何者であるか探るため最近出番がめっきり減っている探査を和服の女性に掛ける。

 

「本名はティオ・クラルス、天職守護者、種族龍人族……龍人族?」

 

聖我が探査をかけた結果を呟いている中、そこまで詳しいことはわかるまいと安心しきっていたティオを種族名を言うことで顔を青ざめさせたが、聖我は聞き覚えのない種族に戸惑っていた。

 

「龍人族は高潔で清廉。私は皆よりずっと昔を生きた。竜人族の伝説も、より身近なもの。この王国を滅ぼそうとするはずがない」

 

「ユエさんが言うなら一応信用しよう。だがおかしな行動を取ればリリィのためその場で斬り伏せる」

 

「「「「王国のためじゃないんかい!?」」」」

 

先程まで国の中枢がどうたらこうたらなんて言っていたのにリリアーナのためとのたまったためにその場のハジメ達から総ツッコミを受けた聖我であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここか……なんか血糊がいっぱい散ってるなぁ」

 

「勇者パーティーどんだけ弱いんですか?」

 

「ハジメと勇者を比べたらダメ、……この世界の勇者はどちらにせよ神の傀儡になっている訳だし」

 

ハジメ達が勇者をディスっている中、ハジメパーティーと聖我、ティオはバーン大迷宮に来ていた。行き方は聖教教会の地下深くに向かって専用の鍵を地下深くにある扉に挿してその扉を開けるだけ。そこには勇者パーティーが撒き散らしたと思われる血糊がべっとり着いていた。

 

「……来るぞハジメ、準備しろ」

 

聖我は仮面ライダーブレイズのワンダーコンボのためのワンダーライドブック3冊と水勢剣流水の納刀された聖剣ソードライバーを取り出して腰に巻き付けて装填する。

 

「(あれが英雄殿が使っているアーティファクト……)」

 

「変身!」

 

《流水抜刀!》

 

《蒼き野獣の鬣が空になびく!》

 

《ファンタスティック!ライオン!!》

 

《流水三冊!》

 

《紺碧の剣が牙を剥き、銀河を制す!》

 

聖我が水勢剣流水を構え、ティオは鉄扇を懐から取り出して炎を纏わせる。ハジメ達も各々の武装を取り出して構える。

 

出てきたのは鎧を纏い、剣を持った骸骨騎士。それが数十体現れた。

 

「あの鎧はアザンチウム程じゃないが硬い!シア、俺と一緒に鎧を砕け!砕いた後に聖我、ユエ、ティオは骸骨共を片付けろ!」

 

ユエ、シアは骸骨騎士を倒すために指示を無言で頷き攻撃を始める。ティオは鉄扇に炎を充填し、聖我はピーターファンタジスタをソードライバーから外して水勢剣流水に読み込ませる。

 

《ピーターファンタジスタ!》

 

《ピーターファン!ふむふむ……》

 

水のエネルギーを水勢剣流水に充填させる。

 

「オラァですぅ!」「パイルバンカー!」

 

骸骨騎士達の鎧を衝撃で全て破壊すると聖我とティオは左右の骸骨騎士を、ユエは中央の骸骨騎士を破壊しようと攻撃する。

 

「はぁ!」

 

《習得一閃!》

 

「緋槍!」

 

炎の長いビームが右の骸骨騎士達を焼き尽くし、水の斬撃が左の骸骨騎士達を真っ二つに切り裂き、炎の槍が中央の骸骨騎士を焼き貫いた。

 

「なぁハジメ、本当にこれ最初の大迷宮の仕掛けか?弱すぎる」

 

「そうだな、そこまで強くない、どういう……ッ!」

 

『この部屋は骸骨騎士が死んでも半永久的に復活する部屋である、行け、不死身の骸骨達よ……』

 

どこからか男の声が聞こえ、骸骨騎士達が鎧と共に復活する。そして剣をこちらに対して振ってくるが、

 

「破壊がダメならば、封じればいいだけだ!光武器精製!鎖よ!」

 

光の鎖が骸骨騎士達を拘束する。そして聖我は骸骨騎士達の武装を剥ぎ取る。

 

「な、何してるのじゃ?」

 

「?普通相手の武装を削ぐのは当たり前だろ、神代の者が作り出した武装……何処かで使えるかもしれないしな」

 

聖我は骸骨騎士達の武装を一通り剥ぎ終わるとその武装を無限収納BOXにしまっていく。

 

「あの武装、魔法かかってる」

 

「え?どんな魔法なんですか?」

 

「危ない魔法はなく、劣化はしているけど再生魔法が少しかかっていたり、重力魔法がかかってる。私たちは使わないけど、兵士が使えば魔人族と対等に戦えると思う」

 

「え?そんな魔法ついてたの?ラッキー!」

 

ユエの言った魔法が付いていることに驚き、とりあえずメルドに渡すかと考えて閉まっておく。

 

「……多分勇者は無限に復活する騎士を倒し続けて疲弊したんだろうな、破壊ができないなら拘束という考えがなかったんだろう」

 

「……一応、勇者なんだけどなぁ」

 

「(最初勇者探って来いって言われたんじゃがなぁ……)」

 

ハジメ、聖我、ティオが勇者に落胆し、ここにいる全員の勇者の株が下がったのだった。(元々底に着いているが)

 

 

 

 

 

 

 

 

「ノイント様、次はどうすればよろしいのでしょうか?エリヒド王にバーン大迷宮を報告し、私は聖教教会から消えました……他に何をすれば?」

 

消えたはずのイシュタルは銀髪のワルキューレ、ノイントの前で平伏していた。

 

「そうですね、貴方はもうやることはないですし……じゃあ死んでください」

 

「え?ぎゃああああ!?」

 

イシュタルはノイントに双大剣を首に振られ、そのまま絶命した。そしてノイントは双大剣に着いた血糊をハンカチで拭き取ると空を見上げる。

 

「……あのクソ上司、次は何をさせる気ですか!?……はぁ、私にこのブラック企業から助けてくれる白馬の王子様はいませんかね……出来ればイケメンで……私に優しくしてくれる方はいませんかね……」

 

ノイントはため息をつきながら俯く。

 

「あら、そんな方はいないと思いますけど。神のお人形さんを助けてくれる方なんて」

 

「シーク……」

 

「ふふっ、そろそろ実験の始まりですよ、我々の魔剣兵士と私とフリードの魔剣の実験をね!」

 

何処か禍々しい雰囲気の剣を持ちシークは宣言し、ノイントはやっぱり無理よね……とさらにため息を着くのだった。




バーン大迷宮の内容をあらかた決めました!オルクスのように表と裏にしまして、骸骨騎士の部屋が表です。オルクスと比べてそこまで広くなさそうですから、表は1回で終了、ここから裏が始まります。

魂魄魔法の能力を主に用いた内容にして部屋に意志を付けるような感じでやっていきます。

これからもよろしくお願いします。

スピンオフのゴースト、スペクターのフォームとてれびくんのオリジナルフォームどうしましょうか?

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