これもいいけど、こっちじゃない!私は聖剣が欲しかった!あの光がドバァーって出るやつ!あの闇を切り裂いたり、騎士王が持ってたりするやつが欲しかったんだァァァ!!! 作:排他的
アルトリアの斬撃が無慈悲にも聖我に向かって放たれた時、聖我もアクセル持つ予期せぬことが起こった。なんと聖我の首にかけられている無限収納BOXから骨の長いドラゴンの腕が現れ、アルトリアの斬撃を弾いたのだ。
「「ッ!?」」
これにはギルガメッシュとアルトリアも驚き、一歩下がって行く。そして聖我がゆっくりと立ち上がった。
こんな奇跡のような展開の中、アクセルは焦っていた。なぜなら……
『(不味い!聖我の心と身体がプリミティブドラゴンに侵食されている!このままでは……)』
聖我の心、身体全てがプリミティブドラゴンの意思のまま動かされているからだ。
そもそもプリミティブドラゴンとはなんなのか。それはこの前聖我を転生させた女性が聖我に渡そうとしてそのまま飛び去って行った本の正体であり、仮面ライダーセイバー内でも主人公を暴走させた禁書である。
聖我はギルガメッシュとアルトリアに応戦するために光武器精製を発動したが、そこで生まれたのは光の剣ではなく、黒い闇の剣。名をつけるなら闇武器精製。
聖我は闇の剣を乱雑に掴み取り、それをアルトリアに向けて投げた。すると闇の剣は鎖となってアルトリアを拘束した。
アルトリアはエクスカリバーを手放して拘束されてしまい、急いでそれを懸命に外そうとするが破壊しても再生するため破壊できず、じたばたしている。
ギルガメッシュが不味いと思ったのか王の財宝でアルトリアを縛っている鎖を破壊しようとするが、骨の龍の手がギルガメッシュの展開したゲートを破壊する。
そして聖我はアルトリアが手放したエクスカリバーを手に取り、そのままエクスカリバーをアルトリアの腹に突き刺して絶命させた。
「ッ!」
ギルガメッシュがアルトリアの仇を取ろうと王の財宝を聖我の周りに数百程度展開して倒そうとするも、アルトリアが消えたのに何故か保持しているエクスカリバーと骨の龍の手が発射される前に全て叩き落とした。
「!?」
その事実を受け止められないのかギルガメッシュは近づいてくる聖我にいまいち反応出来ず、致命傷とはいかないものの左腕に大きな傷を作ってしまった。
『おい聖我!起きろ!』
アクセルは聖我を呼び戻そうと何度も呼びかけるが、聖我は答えない。仕方なくアクセルは聖我の中に侵食しているプリミティブドラゴンを抑えようと自分も聖我の中に入ろうと意識を神器から聖我の身体へと移したのだった。
『聖我は何処にいる……?早めに見つけてプリミティブドラゴンを抑えねばならないのだ、何処に……』
アクセルは聖我の深層心理の中に入って聖我を探す。プリミティブドラゴンに侵食されて表にいるはずの聖我の意識は深層、裏のところにいるはずと考えてだ。
『GYAAAAA!』
プリミティブドラゴンが聖我を救おうとするアクセルの行動を邪魔しようと攻撃してくるが、アクセルは加速の力で逃げ回り、聖我を逃げながら探していた。
『GYAAAAA!』
プリミティブドラゴンの意思がアクセルを追いかける。だがアクセルは加速しながら逃げ回る。そんなことを続けていたらあることにアクセルは気がついた。
『俺をあるところから遠ざけていないか?』
アクセルはプリミティブドラゴンの攻撃を避けて逃げていたが、プリミティブドラゴンに最初に襲われた位置からだいぶ離されていた。そして最初に襲われた位置をよく見てみるとプリミティブドラゴンの意思が何かを守っているように見える。
『あそこか!』
『GYAAAAA!』
アクセルは聖我の意思がそこにあると思ってプリミティブドラゴンが守っている場所へと加速の力で突貫する。
『GYAA!?』
その速さはいつも聖我が使っている時のスピードをはるかに超えており、光速を超えたスピードでプリミティブドラゴンを突き飛ばして進み続ける。
そして聖我がいると思われるところに着くと、長らく使っていなかった龍の息吹を放ち、プリミティブドラゴンの意思を攻撃してプリミティブドラゴンの守備に穴を開ける。するとそこには聖我の意思があった。
『なるほど、聖我の意思を囲うことで聖我を表に出さないようにしていたわけか!』
「……あ?アクセル?」
『聖我!』
聖我の意思が再起動し、アクセルは喜んだ。だがそれで聖我の意識が戻る訳ではなく、まだプリミティブドラゴンが聖我を操ってギルガメッシュと戦っていた。
『GYAAAAA!』
聖我の意思を再度閉じ込めてまた完全に操作しようとするプリミティブドラゴンにアクセルは聖我を護るために炎を吐く。青い炎だ。
「アクセル!」
『聖我は俺が護る!プリミティブドラゴン!俺と聖我に従いやがれ!』
アクセルがプリミティブドラゴンにそう言い放つと、何処からか赤い本が落ちてきた。
『「!?」』
『GYAAAA!?』
その本を見て聖我とアクセル、そしてプリミティブドラゴンは驚いていた。何故ならその本の表紙には炎の龍と『エレメンタルドラゴン』と英語で書かれていたのだから。
聖我がアクセルに助け出された頃、聖我を転生させた女性はその様子を見ていた。
「やっぱりアクセルが助け出したわね!ここから反撃よ!」
女性はアクセルを応援してファイティングポーズを取っていたのだが、急に近くにあった本が赤く光り、エレメンタルドラゴン ワンダーライドブックとなって飛び去ろうとした。
「!?待ちなさい!まだ貴方が出る時じゃぁ!?」
女性の制止虚しく、エレメンタルドラゴン ワンダーライドブックはそのまま女性の部屋を飛び去ってしまい、女性はため息をつきながら、
「……仕方ないわ、今回は始末書ものね」
と少し落ち込むのだった。
「エレメンタルドラゴン!?」
『何故ここに……!?』
聖我とアクセルが口々にエレメンタルドラゴンがなぜここにいるのか疑問をこぼしていると、エレメンタルドラゴンがアクセルを吸収し始めた。
「アクセル!?」
『や、やめろ!エレメンタルドラゴン!俺はプリミティブドラゴンを抑えないと……』
抑えないといけないと言う前にエレメンタルドラゴンはアクセルを吸収し終わり、プリミティブドラゴンはこれ幸いとばかりに聖我を閉じ込めようと攻撃を開始する。
この空間内でまともな攻撃手段と移動手段を持ち合わせていない聖我はアクセルが居なくなった瞬間にピンチに陥り慌てていると、アクセルを吸収したエレメンタルドラゴン ワンダーライドブックが光り輝いた。
『GYAAA!?』
「な、なんだ!?」
光り輝くエレメンタルドラゴン ワンダーライドブックに徐々にヒビが入り始め、エレメンタルドラゴン ワンダーライドブックは割れそうになっていた。
『GYAAAAA!!』
邪魔だと言わんばかりにプリミティブドラゴンは骨の龍の手でエレメンタルドラゴン ワンダーライドブックを殴りつけるとエレメンタルドラゴン ワンダーライドブックはそのまま砕け散った。
『GYAAAA!!』
プリミティブドラゴンが邪魔な存在を破壊したと勝ち誇り、聖我はアクセルも死んでしまったのかと思い始めていたその時、エレメンタルドラゴン ワンダーライドブックの欠片と白い龍が現れ、融合して行く。
「な、何が……」
融合が終わり聖我の目の前には大きな金の翼を広げ、赤い鎧を纏った巨大な白い龍がそこにいた。
『俺は速さと自然の力を司りし龍……』
『俺の名は
スピンオフのゴースト、スペクターのフォームとてれびくんのオリジナルフォームどうしましょうか?
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出す
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出さなくていい