これもいいけど、こっちじゃない!私は聖剣が欲しかった!あの光がドバァーって出るやつ!あの闇を切り裂いたり、騎士王が持ってたりするやつが欲しかったんだァァァ!!! 作:排他的
仮面ライダーセイバー エレメンタルアクセルドラゴン。その能力はアクセルの禁手と同じ能力にエレメンタルドラゴンの能力を付与、そしてプリミティブドラゴンのパワーを加えた形態である。
更に今の聖我はプリミティブドラゴンに乗っ取られたことで得た闇武器精製、毎度おなじみ光武器精製、元素を操ることで様々な属性の武器を作り出すことができる。
強度が少し心配だが、投射される武器の多さでは英雄王を遥かに超えており、英雄王が100の武器を投射しても聖我はそれを10000にして返してくる。
それに加えて一つ一つの武器に十数本で対応するために強度がどうのこうのもあまり問題ではない。
まぁ何が言いたいのかというと、武器の投射勝負では英雄王ギルガメッシュではなく、聖我に軍配が上がった。
「ッ!」
「『オラオラァ!まだまだ無限に出せるぜェ!?英雄王の貯蔵ももうすぐなくなりそうだなぁ!』」
聖我とアクセルはギルガメッシュの武器をどんどん撃ち落としていく間になんだか調子に乗り始めたようで、武器を作りながらギルガメッシュを煽りまくる。
「…… おのれ────おのれ、おのれおのれおのれおのれおのれおのれ……!!!!」
ギルガメッシュは聖我とアクセルに武装をどんどん破壊され煽りまくられたことによって激昂し、ギルガメッシュは自身固有の宝具を宝物庫から取りだす。
「来るぞ……」
『ああ、ギルガメッシュの最強宝具、乖離剣エアが……』
聖我はギルガメッシュが乖離剣エアを振るう前に聖我もクラウ・ソラスを構えてギルガメッシュの乖離剣エアを持つ腕を切り落とそうとするが、そこであることに気づく。
「……クラウ・ソラスが折れている……」
『……え、マジ?』
聖我とアクセルがプリミティブドラゴンを従える前、ギルガメッシュの投射攻撃に耐えきれずそのまま折れてしまって放置していたのだ。
「……エアはやばい、防げない可能性が……」
『こちらも必殺で対抗するぞ!スカーレットブースター!』
アクセルの掛け声で聖我の左腕にドラゴニックアーサーを使った時に装備されるスカーレットブースターが出現する。
「少しだけなら使えるよな!」
《円卓の黒龍王!》
聖我は円卓の黒龍王 ワンダーライドブックを取り出して起動してスカーレットブースターに装填する。
《ブラッド!リーディング! 》
《円卓の黒龍王! 》
《ドラゴニック!ブラッドブラスター!! 》
聖我は円卓の黒龍王をスカーレットブースターに読み込ませてから火炎剣烈火を聖剣ソードライバーに納刀し、プリミティブドラゴン ワンダーライドブックを押し込む。
《超必殺読破! 》
そして聖我は火炎剣烈火を聖剣ソードライバーから抜刀する。
《烈火抜刀! 》
火炎剣烈火に火、水、風、その他様々な属性の力が集まり、虹色の剣に火炎剣烈火を変えていく。
「原初を語る。天地は分かれ、無は開闢を言祝ぎ。世界を裂くは我が乖離剣。星々を廻す臼、天上の地獄とは創世前夜の終着よ。死をもって鎮まるがいい……!」
一方ギルガメッシュも詠唱を行い、エアの回転を開始、赤く神々しいエネルギーが乖離剣エアへと集まって行く。
《エレメンタルアクセル合冊斬り! 》
聖我、ギルガメッシュ両方とも攻撃の準備は終わり、あとは両者振り下ろすだけである。聖我は火炎剣烈火を十字に振り、ギルガメッシュは垂直に剣を振り下ろした。
天地乖離す開闢の星の極太ビームと勝利する全属性剣の十字の斬撃が激突し、強力な衝撃が幾度となく発生するが、次第に聖我の勝利する全属性剣が押されていき、劣勢に立たされる。
「『まだまだァ!黒龍の咆哮!』」
聖我は奥の手として用意していたスカーレットブースターから円卓の黒龍王のエネルギーを抽出した黒いビームを発射する。
その黒いビームは十字の斬撃を押していき、やっと天地乖離す開闢の星と同じ威力へと上がっていく。
聖我は後押しとばかりに火炎剣烈火を再度聖剣ソードライバーに納刀する。
《超必殺読破! 》
聖剣ソードライバーに納刀されている火炎剣烈火のレッカトリガーを引いて空高く飛び上がる。
《エレメンタルアクセル合冊撃! 》
その音声とともに勝利する全属性剣と黒龍の咆哮が放たれているところに現段階で出せる全属性のエネルギーが込められた蹴りを仮面ライダーがよく行うライダーキックの形で放つ。
『「
聖我のライダーキックが加えられたことで勝利する全属性剣で放たれた十字の斬撃は遂に天地乖離す開闢の星を打ち破り、そのまま聖我の蹴りとともにギルガメッシュを斬り裂き、蹴り抜いた。
「……勝ったのか?」
『ギルガメッシュの生存は確認されていない。お前の勝ちだ』
「いや、その言葉は少し違うぞ」
『ん?』
アクセルが疑問に思うと聖我はこう呟く。
「
『……聖我』
聖我とアクセルは変身を解除し、クラウ・ソラスを回収してから部屋を出ようとする。するとどこかからまたあの男の声が聞こえてきた。
『第二階層、攻略を確認した。次の階層へ案内しよう』
その声を聞いた聖我は部屋を出て、男の声が案内する所へと向かうのだった。
一方、王城では……
「ふふっ、実験内容は魔剣システムのテストと、それを伴った王女殺しよ……王女を殺すことでこの国の最高戦力の戦意を落とすことが出来るわ!それにその最高戦力は今はいないしね……」
「行くぞお前ら!」
「我が宿敵と戦えんのは残念だが、我が神のためだ……行くぞ」
シークが実験内容を話終えると仮面を被った赤と白の鎧を纏った騎士と聖我の宿敵、フリードが王城へと侵入する。
フリード達が王城に入ると同時に王都を守る結界5箇所から爆発と轟音が起こった。
「あらあら、恵里ちゃんも頑張ってくれてるわね〜」
王都上空、そこには白とオレンジの魔法使いの出で立ちのようなスーツ、というより仮面ライダーウィザードに登場する白い魔法使いがいた。
「このワイズブレードロッド凄い……これなら光輝くんも僕の虜だよ……ふふっ、結界の次は雫ちゃんを捕えないとね……」
白い魔法使いの正体は中村恵里であり、スーツの中で恍惚とした表情を浮かべながら王都を守る結界を破壊していた。
「敵襲!敵襲です!」
騎士が駐屯する兵舎にて兵士が敵襲を知らせていた。だが別に王都の大結界が破壊されたことについてでも、王城にフリードと赤白の仮面の騎士が侵入したことについて知らせていた訳では無い。
4人の緑色の騎士が兵舎に襲撃を掛けていたからである。
「これすげぇよ!魔人族についてよかったぜ、なぁお前ら!」
「あぁ力が漲る!」
「これなら俺らにでかい顔してたあの神刃を叩きのめせる!」
「ついでに天ノ河も殺そうぜ!」
4人の緑色の騎士の正体は檜山率いる小悪党4人組であり、身にまとっているのは魔剣システムによって作られた鎧である。
4人の緑色の騎士は兵士を殺しながら兵舎を攻撃しまくるのだった。
第三階層前にフリードたちの回を何話かやります。一旦バーン大迷宮を中段してってことです。
これからもよろしくお願いします。
スピンオフのゴースト、スペクターのフォームとてれびくんのオリジナルフォームどうしましょうか?
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出さなくていい