これもいいけど、こっちじゃない!私は聖剣が欲しかった!あの光がドバァーって出るやつ!あの闇を切り裂いたり、騎士王が持ってたりするやつが欲しかったんだァァァ!!!   作:排他的

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狂う友と剣道少女

聖我と仮面ライダーシグルドとなったフリードが剣(?)を交えている頃、そこらで死体が倒れている王都の街中で2人の少女が剣と魔法を交えていた。

 

剣を使って戦っているのは雫。聖我から受け取った聖光刀クサナギを用いてもう1人の少女、恵里の放つ魔法を斬り裂いていた。

 

「やっぱりお得意の剣の腕は脅威だね。でも雫ちゃんは僕のような変身能力もないし、僕のような魔力もないでしょ?私には勝てないよ。この力を使って光輝くんを僕のモノにしてあの剣士モドキを殺すよ!」

 

「まぁたしかに私にはそんな魔力量はないわね……でも変身出来ないとは言ってないわ」

 

「え?」

 

雫は聖光刀クサナギのアームドブックを装填する場所、クサナギシェルフにアームドブックを装填するためにアームドブックを起動する。

 

《闇と光の剣士!》

 

《闇の力と光の力を操る剣士が聖光刀クサナギを用いて全ての敵を両断する!》

 

闇と光の剣士 アームドブックをクサナギシェルフへと装填し、クサナギトリガーを引く。

 

《聖光刀クサナギ!》

 

《闇と光の剣士!》

 

雫の目の前に右半分が黒く、左半分が白い仮面ライダーダブルのような鎧が現れる。それを真っ二つにぶった斬ることで鎧が二つに分かれてその二つに分かれた鎧が雫の左右に移動して雫をサンドした。

 

「……こんな変身方法だなんて聞いてないわよ」

 

「……プッ…」

 

「笑うな!」

 

雫は気恥ずかしくなったのか聖光刀クサナギを右手で振るう。すると闇の斬撃が恵里を襲う。

 

「危ないんだけど!」

 

その斬撃を恵里はいとも容易く躱して避けられた斬撃は王都のとあるお店の看板を破壊した。というかお店の壁も破壊して瓦礫すら残っていない。

 

「絶対当たりたくない……当たったら痛いじゃ済まなそう……」

 

「行くわよ、恵里!」

 

魔剣システムを流用しているので必冊ホルダーは無い。なので鞘があると仮定してクサナギを腰に納刀するように携える。

 

「セイ!」

 

そして恵里に向かって走り出してクサナギを左手で抜刀する。すると抜刀した瞬間にクサナギにやどる光のエネルギー。それを保ちながら恵里が雫がこちらに来ないよう放つ魔弾を避けてさらに近づく。

 

「対物障壁展開!」

 

《Wise barrier!》

 

丸い魔法陣が描かれた障壁が恵里の前に出現し、恵里に迫る雫の攻撃を防ごうとする。だがその障壁はすぐ崩されることになる。

 

「これが私の新しい我流剣術!一の太刀、疾風斬!」

 

聖我とメルド、他の騎士たち相手に鍛えた剣術と魔法を重ね合わせた我流剣術の攻撃が恵里の生み出した障壁と恵里を襲う。

 

疾風斬、それは風魔法と剣圧を組み合わせた高速の斬撃、その威力は低いが恵里の障壁を打ち破ることが出来た。

 

それに加えて風魔法を使用しているためかノックバックも付属して恵里を吹き飛ばす。

 

「まだよ!八重樫流刀術・霞穿!」

 

雫が習得しているもう1つの剣、八重樫流の霞穿という技を風魔法でノックバックした恵里に向かって使う。

 

霞穿は神速の三段撃ちを放つ技であり、光のエネルギーを纏っているクサナギで使うと白い流星のように見える。

 

「ま、不味い!魔法弾!」

 

《Wise Shooter!》

 

白い魔法弾がワイズブレードロッドから現れ、雫に向かって放つが、魔法弾は雫の鎧に弾かれる。

 

「聖我の闇の龍と光の兵士の力を使ってるからそんな攻撃効かないわ!」

 

凄まじいスピードで迫る三段撃ちが恵里に向かって放たれそのまま恵里はさらに吹き飛ばされる。

 

「な、な、嘘でしょ!?」

 

「魔法使いタイプな恵里には近接が天敵よね、それに今の貴女には前衛は居ないわ!」

 

雫が吹き飛んでいった恵里に向かって恵里が何故簡単にやられるか丁寧に説明する。

 

その言葉を聞いた絵里は俯きながらとある言葉を口にする。

 

「縛魂!」

 

《Death Ruler Mode!!!》

 

ワイズブレードロッドから発生したその音声が周囲に響くと恵里の白い魔法使いのような出で立ちが黒いロープを羽織った魔法使いへと変化する。ワイズブレードロッドも黒い杖へと変化する。

 

そして周囲に倒れている死体達がよろよろと立ち上がり、あっという間に死体の軍隊が現れる。

 

「これが、私の奥の手!死の支配者、仮面ライダールーラー!」

 

「縛魂は死んだ直後しか使えないはず……」

 

「このワイズブレードロッド……いやルーラーロッドの能力でね、縛魂等の死霊魔法は強化されるの!行け!」

 

恵里がルーラーロッドを縦に振ると死体達がゆっくりと雫に向かって進む。

 

「どれだけ数がいても、斬り捨てれば良いだけよ!」

 

「いいのかな?」

 

雫がクサナギを両手で振ろうとすると恵里が待ったをかける。その言葉を不思議に思い手を止めると恵里は雫に伝える。

 

「その人たちは貴女が守らないと行けない存在じゃないのかな?曲がりなりにも神の使徒でしょ?」

 

「ウッ……」

 

雫はその言葉を聞いてクサナギを下ろしてしまう。死体達が魔人族なら容赦なく斬り捨てるだろう、敵であるのだから。だが操られている死体は王都民だ、斬っていいのかと躊躇ってしまう。

 

「やっちゃえ、ゾンビ共!」

 

雫にゆっくりと近づく死体達が腕を振り上げて雫に攻撃したが、それを雫は間一髪で避ける。

 

「それそれ、炎天!」

 

《Fire Impact!》

 

炎の上級魔法が雫に攻撃している死体ごと雫を攻撃する。雫は上級魔法を鎧で弾くが死体はそのまま骨ごと燃え尽きてしまった。

 

「くっ!」

 

「まだまだ行くからね!」

 

雫と恵里の戦いはここから本番へと突入するのだった。

 




仮面ライダールーラーにしてジャンヌを思い浮かべてしまいますが、デスルーラーだと長いので結局ルーラーになりました。

次はバーンの最終階層に突入します。100話で終わりたいですね……。

スピンオフのゴースト、スペクターのフォームとてれびくんのオリジナルフォームどうしましょうか?

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