これもいいけど、こっちじゃない!私は聖剣が欲しかった!あの光がドバァーって出るやつ!あの闇を切り裂いたり、騎士王が持ってたりするやつが欲しかったんだァァァ!!!   作:排他的

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ユエとハルナ

聖我から依頼を受けたハジメはリリアーナを助けに行った聖我と次いでについて行ったティオを見届けてからユエとシアと話し始めた。

 

「聖我からの依頼だ、さっさとこなさせてもらうぞ」

 

「分かってる、どうする?」

 

「敵は聖我を打倒可能なレベルな奴らだろう。だからまずはボス前の雑兵を片付けるためにあいつらの傷を回復させる、勿論聖我の懸念があるから……ユエ、頼む」

 

フリード、ノイント、モードレッドを打倒するにはまず雑兵を片付けないといけない。雑兵を倒すのには寝たきりになっている勇者達を治癒して戦いに参加させるのが都合がいい。

 

ハジメのパーティーの中で身体の欠損を治す魔法、再生魔法を十全に使えるのはユエだけだ。なのでユエには王宮に行ってもらうことをハジメは頼む。

 

ちなみに聖我の懸念とは香織だ。バレたらめんどくさいことこの上ない。

 

「わかった、任せて」

 

ユエはハジメの頼みを了承した。そしてハジメはシアの方を向く。

 

「シア、これを渡しておく」

 

「?」

 

シアはキョトンとしながらハジメに渡されたものを受け取る。ハジメから渡されたのは青い大剣。

 

「魔剣ギガント、お前用に作り出した魔剣だ」

 

魔剣ギガントを頬でスリスリしながら嬉しそうにするシア。勿論刃がない刀身の方でスリスリしています。

 

「むぅ、私のは?」

 

「あ、あるから落ち着け」

 

シアにだけ渡されて私にはないの?とばかりにハジメをジト目で見るユエ。それに対して少し慌てながら細長くも切れ味がありそうな赤い剣を渡すハジメ。

 

「魔剣スライサー、斬れ味と魔力の通しの良さは俺たちの中で随一だ。後これアームドブックな」

 

そう言って2冊のアームドブックを1人1つずつ渡すハジメ。そしてハジメはシアにこう伝えた。

 

「俺たちは聖我にさっき見せてもらった破損した結界の補修をしながら敵を蹴散らしに行くぞ」

 

そう伝えてから3人は二手に別れて各々がやることをやりに行ったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

ところどころ爆音や剣と剣がぶつかり合う音が鳴り響く中、金髪美少女なユエは壁などがボコボコになっている王宮の廊下を歩いていた。

 

「ここが王宮……というか勇者達……どこ?」

 

「しつこいですよ!幻影衝(ファントム・ブロウ)!!」

 

ユエが1人でとぼとぼと歩いていると王宮に侵入したであろう魔人族に衝撃波を放つ少女を見かけた。ユエはその少女を助けて勇者パーティーの元へ案内してもらおうと考えた。

 

「緋槍!」

 

「な、なんですか!?」

 

衝撃波を放っていた少女、ハルナは突然燃え盛る槍が魔人族に放たれたことに驚く。

 

「大丈夫?」

 

「あ、あなたは誰ですか!?見たところ魔人族ではなさそうですが……」

 

極めて威力の高い魔法を放った金髪の少女を恐れ、ナイフを向けるハルナ、だがユエはナイフを向けられても動じることなくこうハルナに伝える。

 

「敵じゃない、私はハジメに言われて勇者達の回復に来た」

 

「……ハジメ、あぁ、そう言えば聖我さんから聞いたことがありました。とても卓越した技術を持つ錬成師と。では貴方はそのハジメ殿と呼ばれる方の……」

 

「私はハジメの正妻、ユエ。早く案内してくれる?」

 

「わかりました!このハルナ、貴方を勇者達の部屋まで責任もってお連れします!」

 

ハルナはユエに後ろから着いてきてもらうことを伝えて勇者の部屋まで連れていくことにしたのだった。

 

 

 

 

 

 

勇者達が寝ている部屋は襲撃があってから急いで違う部屋に移動させられたらしく、戦火から遠い王室の隣まで下げられていた。

 

そこには護衛の騎士が2人ほどいた。

 

「申し訳ありませんが開けていただけますか?」

 

「申し訳ありません。リリアーナ王女の近侍と言えど開ける訳にはいきません。ここは勇者の皆様方の病室なのです」

 

護衛の騎士がハルナとユエの入室を拒む。勇者という希望の旗の一つである光輝達の部屋に誰かを入れて殺されてたまるかと思っているのだろう。

 

「仕方ありません……幻夢(ファントム・ドリーム)

 

ハルナは幻影を眠らせて夢として見せる技を使って護衛の騎士2人を眠らせる。

 

「どうぞ、ユエ殿。回復をお願い致します」

 

「任せて、聖典」

 

ユエは光属性最上級魔法を使うとユエの魔力の質から香織と比べて速い回復スピードで傷が回復していく。

 

「次いでに再生魔法」

 

勇者である光輝達が損傷している腕などが徐々に転移する前、戦争前の身体に変わっていく……いや戻っていく。

 

「すごい……」

 

ユエの回復スピードに感嘆の声を漏らしながら勇者パーティーの回復を見守るハルナ。

 

徐々に起き上がる勇者達。

 

「は、ハルナさん?どうして私の怪我が……」

 

香織が頭に手を当てながら起き上がり、ハルナとユエに顔を向けると自分の身体の怪我と欠損がなくなっていることに驚く香織。

 

「貴女が……ありがとう!」

 

ハルナが起き上がった勇者達に身体の回復とユエについて軽く説明を施すと口々にユエに礼を言う勇者達。

 

「礼はいいから早く行って、貴方の仲間が頑張って戦っている」

 

「あぁ、わかった!みんな行くぞ!」

 

光輝はユエに向かって元気よく言うと床に置いてあった宝剣と鎧を付けて仲間に声を掛けて戦場へと足を踏み入れたのだった。

 

「聖我の救援に行く。貴女も来る?」

 

「行きます!連れて行ってください!」

 

光輝達を見送ったあと、ユエはハルナにハルナも来るかと聞き、ハルナは肯定した。そしてハルナとユエは聖我とフリードが戦っているところへと向かうのだった。

 

スピンオフのゴースト、スペクターのフォームとてれびくんのオリジナルフォームどうしましょうか?

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