これもいいけど、こっちじゃない!私は聖剣が欲しかった!あの光がドバァーって出るやつ!あの闇を切り裂いたり、騎士王が持ってたりするやつが欲しかったんだァァァ!!! 作:排他的
闇の使徒がフリード達を連れて退散した次の日、ハジメと聖我は王宮の聖我の部屋の中にいた。
「今どういう状況になってるんだ?」
「とりあえず襲撃は終わってるからな、リリィやエリヒド陛下はこれからの……小悪党とノイントの処分とかかな……君の報酬の件も会議に入れてくれている」
「あ、聖剣!早く貸せ!」
「ハイハイ……そういえば顔隠さなくていいの?」
「……お前の部屋だから大丈夫だろ」
「ハジメ……」
聖我は無限収納BOXから火炎剣烈火、水勢剣流水、雷鳴剣黄雷などの10本の聖剣を取り出してテーブルに並べる。
「火炎剣烈火、水勢剣流水、闇黒剣月闇、光剛剣最光、時国剣界時、煙叡剣狼煙は駄目だ、残りは持っていって構わない。まぁ貸すだけだが」
「わかってるさ、なら土豪剣激土、音銃剣錫音を借りるよ。ありがとうな」
「依頼の報酬だ、別に構わない。それに礼を言うのはこちらの方さ、うちの騎士団長を助けてくれてありがとう」
聖我にハジメに礼を言い、ハジメに聖我が礼を言う。聖我はそのやり取りの後8本の聖剣を無限収納BOXに収納する。
「あ、ついでにこれを持ってけ」
玄武神話 ワンダーライドブック、ヘンゼルナッツとグレーテル ワンダーライドブックをハジメに投げ渡す。
「いいのか?」
「構わない」
聖我がハジメに対して首を振る。
「あと一応だけど聞いておきたいことが2つある」
「あ?」
「私は次の戦争の時に部隊を結成するんだが、ハジメ達も参加しないか?」
聖我は次の戦争も協力してくれないか聞く。
「断る」
「だよね〜」
聖我はハジメに断れられることを予測していたようで気にしていなかった。
「……それとな、ずっと聞いておきたかったんだが……」
「おう、なんだ?」
「君は私を恨んでいるかい?」
「ん?どういうことだ?」
聖我の言うことが分からないハジメは首を傾げる。
「前、君と出会った時に話さなかったことなんだが……私は白崎香織……治癒術師に君が落ちないで私が落ちた方が良かったと恨み言を言われてね。君はどう思っているのかと」
「……そうだな、奈落に落ちてユエに会う前の俺なら恨み言を並べてお前を糾弾したかもだが、今はどうでもいい。助けることができなくて感謝していると言う訳では無いが、落ちたことでユエ達に出会えたからな」
「……そうか」
聖我はハジメの言うことに静かに耳を傾けていた。そして聖我は安心したのかドアノブに手を掛けて部屋から出ようとする。
「……ここお前の部屋だぞ」
「あ」
結構かっこよかったのに最後の最後でしくじった聖我だった。そしてハジメは聖我の部屋から出ていったのだった。
「……今誰か外にいたような気がするんだが……まぁいいか」
「おい、私。今外に誰かいたぞ」
「オルタか」
聖我の後ろに聖我の女バージョン、オルタがいた。オルタはワンダーライドブックで分身した聖我の突然変異であり、今は聖我の魔力を使用して存在を維持されている。
「オルタ、君は任務があったはずだが?」
「あの黒いワルキューレはどこかへ消えてしまったからな、追うことも出来ないから一旦帰ってきたんだ」
「そうか、それで外の奴の正体は?」
聖我が期待を込めた目でオルタを見る。
「……わからん」
だがその期待はすぐ裏切られ、今度は期待ではなく落胆がこもった目でオルタを見る。
「仕方ないだろう、ついさっき帰ってきたんだ……気配掴めただけまだマシだ……ただ王国に対して敵対しているわけではなさそうだな」
「そうかい、リリィには後で伝えておくことにして早めに寝ることにしないか?リリィは今日も忙しかっただろうからな」
「そうだな、リリィが倒れることは
聖我とオルタはお互い頷きあい、そのまま布団の中に入る。二人一緒に。
翌朝、聖我とオルタが仲良く一緒のベッドで寝ていると、ハルナが聖我のことを起こしに部屋に入ってきた。
「聖我さ〜ん、朝ですよ〜リリアーナさまがお呼びで…………」
聖我を起こそうと布団に手を掛けると、聖我の隣にオルタがいることに驚く。
「おはよ……」
「ダ、ダレェ!?……まさか聖我さんに新しい婚約者!?そんな……そんなァ!?リリアーナ様!リリアーナ様ァ!!」
「へ?」
聖我がハルナが情緒不安定になっているところを見ると、何が起きたのか疑問に思う。
そしてハルナの目が自分ではなく自分の隣に向いていることに気づくとようやく事情を理解した。
「ハルナ……ちょっと」
「リリアーナ様ァ!聖我様が浮気しましたァ!?」
ハルナは聖我の言葉が聞こえなかったのかそのまま一目散に走り去って行ってしまった。
「……不味い、ハルナにオルタのことを伝えるの忘れてたからな……リリィは知ってるけど勘違いしたら……」
「おい不味いぞ、何故私が本体と浮気したと勘違いされている。このままではリリィに嫌われかねん」
「わかっている、それにこれがなんかの拍子でトレイシーに伝わってみろ……」
聖我は動転したリリアーナがトレイシーに相談する未来を見る。
エグゼスを振るって自分たちのことを追いかけ回す未来が見える。一撃一撃が色々なところを破壊していく。
「「死にはしないだろうが壊滅的な被害が出る……」」
聖我とオルタはさっさと布団から出て服を着替えてリリアーナの部屋へと全力で向かったのだった。
リリアーナの部屋にて、1人の勘違いメイドが正座して頭にでかいたんこぶを作っていた。
「聖我は本当に馬鹿ですね……私はオルタさんのことを知っているんですから勘違いするわけないでしょう……」
「良かった……リリィに嫌われたら生きていけないからね……」
「本体と浮気したと思われてリリィに嫌われるなんて最悪だからな……」
聖我とオルタは事情を説明するまでもなく、リリアーナの部屋に着いた瞬間、勘違いで安眠を妨害された怒りのリリアーナを見た。
寝巻きでハリセンを持ってハルナの頭を思いっきり叩いていたところを見ると、今度は自分の番かと縮み上がっていた。
まぁそんな思いは杞憂に終わり、聖我とオルタはリリアーナと後々に集まってきた食客のティオと一緒にご飯を食べている。
「まぁ妾もお爺様に痴態を見られたら恥ずかしくて死にそうじゃからな……聖我とオルタの気持ちは分かるぞ」
「あれ?そこは恋人じゃないんですね」
「妾は恋人……婚約者もおらぬからな!一応目星はつけておるが……」
ティオはチラチラと聖我を見るが、リリアーナはそれを牽制するように聖我を抱き込む。
「聖我はあげません!聖我は私とトレイシーのものですから!」
「り、リリィ、嬉しいけどみんな見てるから……」
「やっぱり本体が1番かァ……」
聖我はリリアーナに恥ずかしいと伝えるが、普通にリリアーナを抱き返す。それを見てオルタは苦しそうな声をあげる。
波乱の襲撃が終わったすぐあと、まだまだ大変なのだが、聖我達は楽しそうに話していたのだった。
「……私、いつまで正座してればいいんですかね」
ハルナは忘れ去られていたが。
アラビアーナナイトの姿がめちゃくちゃかっこいいです!リバイスもかっこいいですけど!
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いやもう魔進チェイサーのチューンライノ的なかっこよさですね。
スピンオフのゴースト、スペクターのフォームとてれびくんのオリジナルフォームどうしましょうか?
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