これもいいけど、こっちじゃない!私は聖剣が欲しかった!あの光がドバァーって出るやつ!あの闇を切り裂いたり、騎士王が持ってたりするやつが欲しかったんだァァァ!!! 作:排他的
辺り一面が白い世界、そこに聖我を転生させた女性が何かを見ていた。
そこには英雄王 ギルガメッシュと騎士王 アルトリア・ペンドラゴンと戦っている大迷宮攻略時の聖我が映っていた。
聖我はドラゴニックアーサー ワンダーライドブックのページを叩いてページから炎の竜巻が出現しその中から炎の鎧を纏った銀の義手を持っているベディヴィエールが現れる。
「我が魂食らいて奔れ、銀の流星! 」
ベディヴィエールはアルトリアに接近して極光を叩き込もうとするが、風王結界から放たれた風によって破壊されてしまい、そのままギルガメッシュの財宝を食らって大ダメージを負ってしまった。
また別の映像ではリリアーナとエリヒドがいて上手く戦えず、仮面ライダーシグルドとなっているフリードがイーヴィル・スラッシュを放つことで倒してしまい、危うく負けてしまうところだった。
「……聖剣のスペックは最高品質、能力も仮面ライダーと聖剣どちらの見方をしても高いレベルの能力を持っている。それにプロトアーサーの能力も使いこなしてはいるけど……それだけじゃあこれからの敵には勝てないよ、聖剣狂いの転生者君」
ほかの映像でも危うく負けそうになるところが多数映っていた。そして女性は額に手を当ててため息を着きながら本棚に手を伸ばす。
「まだ渡すときではないから使ったら行けないけど、転生者君自体のスペックを上げる為だ。仕方ないね」
女性は1冊の黒い本を手に取り、それを1冊のワンダーライドブックに変える。そのワンダーライドブックは文字と絵がなく、ただマークが着いただけの金と黒のブックだった。
《グリモワール! 》
グリモワールと鳴るワンダーライドブックをドゥームズドライバーバックルと呼ばれるドライバーに装填しようとするが、装填しようとした瞬間に黒い稲光に襲われグリモワール ワンダーライドブックから手を離してしまった。
「……やっぱり無理か。仕方ない、これは諦めよ……え、成功したの?おー!きたきた!」
地面に落ちたグリモワール ワンダーライドブックから黒い煙と黄色の雷を放ちながら黒いロープを来た1人の人間が出てくる。
「良かった、これでめんどくさい事しなくていいや!さて、転生者君を頼んだよ?オリジナルの賢神……」
「え、マジ?」
「マジですマジ。今王都中を探していますが全く見つかりません。こちらも人を出すようにとの事ですよ、
新しく増設された兵舎の中、聖我と1人の兵士が話していた。
「新しく作られたばかりで人材も足りないし訓練もしないといけないんだけどなぁ……」
「流石に人材不足は団長殿でも解決できませんか」
「というか団長殿とかいうのやめてくれない?」
先程から団長殿を連呼されて嫌な顔をする聖我、それを見て苦笑いをする兵士。
「仕方ないでしょう、貴方はこの国で3つ目の騎士団を背負う騎士団長なんですから」
一護衛であった神刃 聖我は今、ハイリヒ王国の新しい騎士団を背負う騎士団長となっていた。
「で、誰が行方不明なんでしたっけ?」
「白崎香織と檜山達小悪党組ですよ。全員自分の装備を持って行方不明になっています。魔剣は持っていってないようですがね」
昨日の夜、白崎香織は自分の部屋から、檜山達は檻を破壊してどこかへ消えてしまったらしい。
「白崎香織が居なくなったのは少し痛いです。あんなんでも回復能力はありましたから……」
「(白崎香織がいなくなったのは間違いない、アイツがここから出たからだ)」
「団長殿、少ない人員を搾るようですが誰を送るか御決断を」
今、メルド率いる騎士団とイシュタルがいなくなってシモンがトップとなった聖教教会の騎士団が10人ほど送ったらしい。自分たちもそれくらい送らないといけないとなると悩むことになる。
それに香織が出ていったのはハジメが王宮から去っていったからだ。ハジメは昨日の昼に空間魔法で秘密裏に王都から次の大迷宮に向かっていった。
エヒトの真実を国王エリヒドと国の上層部に伝えてから。
その話で今大騒ぎをしているのに、香織と檜山達がどこかへ消えてしまったのだ。首脳陣は今大忙しだろう。
話を戻す。ハジメが出ていったあとに出ていったとすればまだ王都かその近くの街にいるだろうと考え、騎士団に兵士を出動させることを要請したのだ。
「はぁ……光武器精製、闇武器精製」
聖我が生み出すのは光と闇の兵士。この力が聖我を騎士団の団長に抜擢させた要因の1つだ。無限の兵力を生み出す者だから。
「飛行可能な索敵専用の兵士だ。これを30体作るからこれを使って探査してくれ」
「わかりました!」
そう言って兵士は量産された飛行兵士を連れて下がって行った。そしてその兵士と入れ違いでハルナが聖我のいる兵舎にやってくる。
「聖我さん、リリアーナ様からの書類を持ってきました。サインよろしくお願いします」
「…………あの頃に戻りたい……リリィの護衛だった頃にもどりたい……」
段々と増えていく書類の山を見てまだ自由があったリリアーナの護衛に戻りたいと嘆く聖我であった。
どこか森の中、1人の治癒術師 白崎香織は先日フリード達を回収した黒いワルキューレと話していた。
「え?ハジメくんの居場所を教えてくれるんですか?」
「えぇ、さらに貴方に南雲ハジメを与えてあげましょう。貴方が邪魔だと思う女を取り除いて……」
「本当ですか!?」
「えぇ……貴方が我々の味方をしてくれるならば、あなたの望むもの全てを与えましょう」
黒いワルキューレは香織に手を差し出す。そして香織はその手を取ってしまった。
「これからよろしくお願いします…名前なんでしたっけ?」
「ノワール……そうお呼びください、白崎香織」
ノワールは香織を連れて魔法陣を潜り抜け、どこかへと去っていったのだった。
王都の死者が眠る墓地のどこか、清水が眠る墓の前で1人の小柄な女性、畑山愛子がすすり泣いていた。
「うぅ……清水くんだけでなく白崎さんに天ノ河くんに檜山くんもみんなどこかへ消えてしまいました……私はどうしたらいいんですか!」
「お困りのようですね〜お嬢さん!」
「あ、貴方は?」
見知らぬ黒い髪の男が現れて警戒しながらも話しかける愛子。
「あっしですか?あっしの名前はネロ!よろしくお願いしますよ小さいお嬢さん!」
「お嬢さんじゃありません!私は立派な大人です!」
最初の警戒はどこに行ったのか、愛子はネロの勘違いに怒って訂正する。
「あらあらそうですかい……それで大人なお嬢さん。あっしは貴女に相談があって来たのです!」
「はい?」
ネロの相談という言葉に首を傾げる愛子。
「貴女の生徒さんを取り戻したくは無いですか?」
「……え?」
「理不尽にも魔物に殺されてしまった1人の生徒さん、誘拐されてしまった生徒さん、殺されるという恐怖で逃げてしまった生徒さん達、理由も知れず消えてしまった生徒さんを……」
「……」
「あっしの主様ならそれができます。どうでしょう」
「……本当に助かるんですか、死んでしまった清水くんも!」
「はい、あっしの主様は死者を救うことが出来ますからね……」
「なら……取り戻したいです!」
愛子は藁をも掴む勢いでその怪しい提案に乗った。
「ではでは……あっしと一緒に行きましょうか!」
ネロは愛子をひょいと担ぐとそのまま魔法陣を潜り抜けてどこかへと消えてしまったのだった。
Fateのネロや月姫のネロ・カオスとは違うネロです。予め訂正しておきます!
アンケートを切ります。ゴーストやスペクター、てれびくんフォームはもう少し経ってから出すのでご期待ください!
スピンオフのゴースト、スペクターのフォームとてれびくんのオリジナルフォームどうしましょうか?
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出さなくていい