これもいいけど、こっちじゃない!私は聖剣が欲しかった!あの光がドバァーって出るやつ!あの闇を切り裂いたり、騎士王が持ってたりするやつが欲しかったんだァァァ!!!   作:排他的

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暗黒使徒

力が一番ものを言う帝国という大きな戦力と単独ではあるものの国に対してでもおおきな痛手を負わせることが可能なハジメ達がぶつかり合っているのを聞いて、聖我達は混乱していた。

 

だがいち早く冷静さを取り戻したリリアーナが頭をフル回転して決断する。

 

「ノイント、聖我、そしてここにいない雫を連れて共に帝国に向かって争いを止めてきてください。今帝国に軍隊を送れば三つ巴になって更なる火種によって大変なことになってしまいます。なので単騎でも十分な活躍が見込める貴方達を送ります!」

 

「エリヒド王にはどう報告なさいますか!」

 

「ヘリーナ、早く行ってきて!」

 

「し、承知しました!」

 

リリアーナとは思えない口調でヘリーナに命令するリリアーナに驚きながらも命令を遂行するヘリーナ。

 

「聖我、全力で鎮圧しなさい。これから魔人族に黒い天使との戦いが待っているのにこんなことに兵を使わせる余裕はないわ!」

 

「了解しました」

 

聖我はブックゲートを使って帝国内の街に転移しようとする。

 

「ん?」

 

だが何回も展開してもブックゲートが使えない。

 

「どうなっている?」

 

「使えないのですか?」

 

「はい…」

 

「仕方ないわ、空を飛んで行ってください!」

 

「了解しました」

 

ブックゲートが使えないという謎の現象が起こったために、聖我とノイントは仕方なく空を飛んでゆくことにした。

 

「(聖剣は火炎剣烈火のみ使用可能じゃ、それ以外はまだ貴様の鍛錬ができておらぬからな)」

 

「(わかりました、ライドブックはどうしますか?)」

 

「(鍛錬の成果がみたいからのう、3冊までなら許可するわい、ついでにアクセルも使って良いぞ)」

 

「(わかりました。いつもの鍛錬と同じですね)」

 

「(その通りじゃ)」

 

聖我は毎晩タイラントと鍛錬を負荷をつけながら行なっている。強化フォームの禁止や、ライドブックの使用数指定などの負荷をつけながら足りない部分を剣術で補っている。

 

聖我はガトライクフォンで雫を呼び出しながらブレイブドラゴン、ストームイーグルを装填して変身する。

 

《烈火抜刀!》

 

《竜巻ドラゴーンイーグル!!》

 

《烈火二冊!》

 

《荒ぶる空の翼龍が獄炎を纏い、あらゆるものを焼き尽くす!》

 

仮面ライダーセイバー ドラゴンイーグルフォームに変身して炎の翼、バーミリオンウイングを展開する。

 

「待たせたわね聖我、変身!」

 

雫は聖我の元に駆け寄ると聖光刀クサナギに光と闇の剣士 アームドブックを装填してトリガーを引く。

 

《聖光刀クサナギ!》

 

《光と闇の剣士!!》

 

本当にどう見ても仮面ライダーダブルのような鎧が合わさり、仮面ライダークサナギへと変身を完了する。

 

そして闇と光の翼、ダークネスウイングとシャイニングウイングを片翼ずつ展開して聖我、ノイントとともに王国の空を飛ぶ。

 

「聖我様、今のうちに魔力供給をお願いします」

 

「あぁ、分かりました」

 

「そういえば魔力供給を元々のところから受けれなくなったのよね?どうやって供給してるの?」

 

聖我がノイントの背中を触って魔力を流していると雫が気になったのか聞いてくる。

 

「魔力供給のコアをノイントの身体に入れてそこに魔力を流してる。そこまで難しいことじゃない」

 

聖我は魔力供給のラインを切られたノイントに魔力供給の能力を込めた剣を埋め込むことで魔力供給を行ない、消えかかっていたノイントを救っていた。

 

そこからリリアーナの交渉術によってノイントは聖我の部下へと転職を果たしたのだった。

 

「なるほど。それ私にもできるかしら」

 

「できるが…」

 

「魔力が足りないのよ」

 

雫は飛びながらクサナギを使用しながらの戦闘では魔力が足りなく、とても長期的な戦闘はできないということだった。

 

「…魔力供給か。了解した、それ!」

 

ノイントに埋め込んだ魔力供給の剣を雫に埋め込んで魔力を流す。

 

「…すごい!魔力が潤沢に使えるわ!」

 

聖我の流す魔力の質、量に驚きながらも嬉しそうにする雫。

 

「よし、スピードをあげてさっさと帝国に「やらせませんよ」何!?」

 

黒い剣が聖我の元に飛来し、バーミリオンウイングを攻撃する。間一髪で避けるが、加速は消え去ってしまった。

 

「何者だ!」

 

ノイントが自らの武器である大剣を黒い剣を投擲した方向に向けるとそこには黒い執事服に身を包んだ黒い髪の男がいた。

 

「切り捨てられたノイントちゃんじゃないですか!あっしはエヒト様の忠実なる暗黒使徒が1柱、ネロちゃんでございます!」

 

「……ネロ?どなたですか?」

 

「ノイント、知らないの?」

 

「…お前のようなおっさんがネロを名乗らないでくれ…ネロっていうイメージが崩れる……」

 

エヒト様のという言葉に反応したノイントが顎に手を当てて思い出すがどうにも覚えておらず、雫はそもそも知らない。そして聖我は頭の中に赤い暴君を浮かびあげながらため息を着いている。

 

「あらあら辛辣〜!まぁいいや、帝国には行かせませんよ〜あっしに勝てたら行ってもいいですけどね」

 

勝てたら、のところでおちゃらけていたネロの空気が変わり、凄みが出てきた。

 

「今お前と戦っている暇はないのだが?」

 

「南雲ハジメとガハルド・D・ヘルシャー…この2人の戦いの元を私が握っているとしたらどうでしょう?」

 

聖我の言葉を聞いてネロは自分の手元にひとつの鳥かごを持ってくる。

 

それはすぐに大きくなり、人が1人入っていた。

 

「獣人か?」

 

「そう!このクソッタレはカム・ハウリア…あの南雲ハジメの番であり、エヒト様の警戒対象の1人の親ですよ」

 

「シアさんの親か……舐めた真似してくれるじゃありませんか」

 

聖我が火炎剣烈火を構え直し、ネロとの戦いに備えたその時、ノイントがネロと聖我の間に入りネロに問う。

 

「貴方は暗黒使徒と言いました。ですが私が切り捨てられる前は貴方のような方はいらっしゃらなかった…これは一体どういうことでしょうか?」

 

「ノイントちゃん、それはね……貴方達ワルキューレよりも強い使徒を用意する必要があったためですよ…それに自我を持ち、ただ命令を遂行する人形さんの代わりを作るというのもあったみたいですね」

 

くるりくるりと回りながらネロはノイントに対して説明を行なう。

 

「さてさて、戦いましょうか…最優先警戒対象、そして警戒対象、元神の使徒・現クソ残りカスさん達……!」

 

「よし、この映像を持って戦いを止めてこい!」

 

「了解しました!」

 

「わかったわ、聖我!」

 

光の剣二振りをノイント、雫それぞれに渡して帝国に向かわせ、ストームイーグルの能力を持って炎の結界を作り出す。

 

「さて、逃がさないぞ。エヒトの使徒よ」

 

「勝てますか?フリードごときに苦戦していた身で…」

 

「勝てるさ、暗黒使徒ネロとやら……魔力の貯蔵は十分か?」

 

「舐めた口聞きますね…!」

 

ネロはカムの鳥かごを自分の後ろに置き、先程聖我に投げた剣を自分の手に戻す。

 

「戦いの場を作って差し上げましょう!境界!!」

 

聖我とネロの身体が異空間へと移動し、空が淀んだ全体的に暗い空間へと移動する。

 

「……鍛錬で手に入れたこいつを使うか」

 

《ゴースト偉人録!》

 

《かつて歴史に生きた偉人の魂をその身に宿し、命を燃やす……!》

 

ゴースト偉人録 ワンダーライドブックを起動してブレイブドラゴン、ストームイーグルを外して装填、抜刀する。

 

《烈火抜刀!》

 

《神獣を宿す!》

 

《レジェンドライダー!!》

 

《ゴースト!伝説一冊!》

 

《正義の心は、更なる力を剣に宿す!》

 

ライドブックから現れたパーカーゴースト、ゴーストイジンロクをその身にまとい、両肩にはかつて仮面ライダーゴーストとその仲間が共に戦った英雄達が記されている。

 

「さぁ、始めようか!」

 

「……知らない姿をまたポンポンと…いい加減にしやがれ!調査する身にもなれってんだ!……あっしは調査したことありませんけどね?」

 

火炎剣烈火を構えながらネロを集中して見て、聖我はネロのまだ見ぬ能力を警戒する。

 

ネロは新しいセイバーの力をイラつきながらも警戒して見る。

 

聖我とネロの戦いの幕が降りたのだった。

 




ゴースト偉人録やっと出せました…!

スピンオフのゴースト、スペクターのフォームとてれびくんのオリジナルフォームどうしましょうか?

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