これもいいけど、こっちじゃない!私は聖剣が欲しかった!あの光がドバァーって出るやつ!あの闇を切り裂いたり、騎士王が持ってたりするやつが欲しかったんだァァァ!!!   作:排他的

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究極の力

聖我が取った作戦、それはこの場にいる実力のある者たちに聖剣を貸し与え、その力を存分に振るわせると言う作戦だった。

 

その目論見は上手く行き、タイラントという歴戦の猛者とも言える人物も戦いに加わり、戦闘はこちらの優勢になってきていた。

 

だが、それを使徒や魔人族に指令を飛ばしているノワールによく思われるわけがなく、ノワールはついに動き出した。

 

「……なら私が動くしかないようですね、覚悟しなさい…」

 

ノワールは使徒と魔人族、そして魔物を全て下がらせ、前に出る。そして空間を歪ませてとあるものを取り出す。

 

聖我によって飛ばされていたネロだ。

 

「……あれ、あっしは変な穴に吸い込まれて……」

 

「私が助けました、早く動いてください。あの量のイレギュラーを相手するのは骨が折れますからね…」

 

「わっかりました、ロワール様ァ!」

 

どうやら同じ暗黒使徒でもノワールの方が位が上のようだ、ネロはふざけた口調のままノワールに向けて敬礼しながら黒い剣を聖我達に向ける。

 

「なんかやべえな……だが負ける訳には……」

 

ガハルドがそう零した瞬間、ネロが高速でガハルドの元へ向かい、そのまま黒い剣で切りつけ変身を解除させる。

 

そのスピード、その威力、それらはステータスの低い者の技術などでは到底太刀打ちできないほどだった。

 

だがガハルドはギリギリ意識を保つがフラフラと意識は朦朧としていた。

 

「……総員、全力を持ってあいつらを倒すぞ!」

 

「あいつはやばいからな、必殺技だ!」

 

聖我とハジメの言葉で、各々が剣を使って必殺技を放つためにポーズを取る。

 

必殺読破!

 

烈火抜刀!

 

エモーショナル必殺撃!!!

 

 

 

《必殺読破!》

 

《流水抜刀!》

 

《ペガサス!ライオン!ピーターファン!三冊斬り!ウォ・ウォ・ウォ・ウォーター!》

 

 

《必殺読破!》

 

《黄雷抜刀!》

 

《ケルベロス!ヘッジホッグ!アランジーナ!三冊斬り!サ・サ・サ・サンダー!》

 

 

《猿飛忍者伝!ニンニンニン!》

 

《翠風速読撃!ニンニンニン!》

 

 

《ブレーメンのロックバンド!イェイイェイイェーイ!》

 

《錫音音読撃!イェイイェイイェーイ!》

 

 

《ジャオウ必殺読破!》

 

《ジャオウ必殺撃!》

 

《You are die.》

 

《フィニッシュ・リーディング!》

 

《Shining Speed Slash!》

 

《超・最光!》

 

 

《超狼煙霧虫!》

 

《昆虫煙舞一閃!!!》

 

 

《必殺時刻!》

 

《オーシャン三刻突き!!》

 

 

《必殺黙読!》

 

《抜刀……!》

 

《不死鳥……!無双斬り!》

 

 

《Deadly!Hajime's power!Revelion Impact!》

 

 

《Deadly!Magic school Power!Slicer Impact!》

 

 

《Deadly!Hero Power!Gigant Impact!》

 

 

《聖光刀クサナギ!》

 

《光闇一閃!》

 

 

十数本の剣から威力のある斬撃が放たれ、ノワールとネロそれぞれに別れてぶつかった。ネロは障壁を展開してそれを防ぐが、ハジメとユエ、シアの放った一撃がそれを砕いてネロに攻撃を当てる。

 

ノワールは残る全ての斬撃を相手していたが、ほとんどの斬撃はノワールの振るう剣によって破壊されてしまっていた。

 

ただ、聖我とノイント、タイラントの放った攻撃は防げなかったようで、その攻撃は当たっていた。

 

まぁダメージは切り傷程だが。

 

「……嘘でしょ……」

 

雫がそのノワールの様子を見てこの場のライダー全員の心のうちを代弁する。

 

「ふん、この程度ですか……ネロ、起きなさい」

 

ハジメとユエ、シアの攻撃によって吹き飛ばされていたネロを回復して無理やり立ち上がらせる。

 

「……このままだと…」

 

「こちらが負けてしまう……」

 

「さて、こちらの攻撃です、喰らえ……」

 

ノワールの放ったものはこの場にいるものを全て飲み込みそうな闇の波動を放つ。

 

その攻撃をどう躱すか、どう受けるか迷ううちにその闇の波動はこちらに迫ってくる。

 

「……こうなれば、こうするしかないな!」

 

聖我は破壊の盾を使って防ごうと、空中に飛び上がって闇の波動を受け止める。

 

「こなくそぉぉおぉぉ!?」

 

エモーショナルドラゴンの出力でも受け止めることが叶わず、徐々に押されていく聖我。エモーショナルドラゴンが、その身に宿りし3匹の龍を出すが、それですら受け止めることは叶わない。

 

「(ここまでか……?)」

 

『いやまだだ!今こそ、お前の特典全てを合わせ、あの力をこの場に顕現させる!来い!』

 

諦めようとした聖我を励ますように今まで出てこなかったアクセルがこの場にある聖剣、魔剣、ワンダーライドブック、アームドブックを聖我の周りに集める。もちろん、ハジメとシークが作り出したものも合わせての全てだ。

 

「なっ!」

 

誰かが驚きの声を上げる。他の者も驚く。突然変身が解除され、全ての剣とアイテムが聖我の周りに行ってしまったのだ。驚くだろう。

 

『俺の力を合わせ、全ての力を新しい力へ変化させる!行くぞぉぉぉ!!』

 

聖我の中にいたアクセルが出てきて、剣とブックをその身に融合させる。

 

闇の波動は弾き飛ばされ、ノワールとネロ、そして聖我の後ろにいるノイント達もその融合によって発せられる光に目を瞑る。

 

 

オムニフォース!

 

刃王剣全能刃(オールセイバー)

 

エクスカリバー!

 

 

3つのアイテムが聖我の元に降り立つ。ひとつはワンダーライドブックとアームドブックを全て組み合わせ、アクセルの力を元に作り出した、ワンダーライドブック。

 

ひとつは全聖剣・魔剣とエレメンタルの力が組み合わさり、銀河の力を内包した新しい純正の聖剣。

 

ひとつは闇と光、そして全てのブックを組み合わせて作り出したオムニフォース、聖我を助けたことのあるキングオブアーサーの力で新しく生み出された聖剣。

 

その力はとんでもないまでのオーラを放出しながら聖我の元に降り立つ。

 

刃王剣全能刃からここまでの融合に使われた聖剣・魔剣が放出され、持ち主、そして貸されていた者たちに返還される。

 

「な、なんだその力は……それは紛うことなき神の力……どうなっている!」

 

ノワールが聖我、というよりアクセルとブック、聖剣が生み出した新しい力に怯えている。あのとてつもない力を誇ったノワールが、だ。

 

聖我はその手にオムニフォース ワンダーライドブックを取る。すると聖我の腰に金色のバックル、ドゥームズドライバーバックルが顕れる。

 

オムニフォース!

 

伝説の聖剣と全ての本が交わる時、偉大な力を解き放つ……!

 

オムニフォース ワンダーライドブックを起動し、それをドゥームズドライバーバックルに装填、そしてドゥームズライドと呼ばれるスイッチを拳で押し込んで変身する。

 

OPEN THE OMNIBUS, FORCE OF THE KNIGHT KING!

 

KAMEN RIDER ARTHUR!

 

HAPPINESS IS COMING SOON……!

 

金と銀、そして青に彩られた鎧に神々しいまでのオーラが纏われる、オムニフォースで変身できるのは本来ソロモンのはずだが、原典のように邪魔をされなかったために仮面ライダーアーサーとなっている。禍々しい気配などない。

 

そして聖我の手に金色の粒子が現れ、つい先程まで聖我のそばにあったエクスカリバーが握られる。

 

「すごいなこれは……魔力が滾る!使い切れないほどの魔力が私の身に!これなら!」

 

聖我は光武器精製、闇武器精製を使用して自らの頭上に一振りの剣を作り出す。それは人造の聖剣と比べても変わらないほどの出力を誇る聖剣だった。

 

その聖剣は聖我が思う方向に飛んでいき、使徒を出していた魔法陣を切り裂き、魔人族と魔物と残っていた使徒全てを切り伏せる。

 

「……どんだけ高性能なんだあの力!」

 

聖我が預けてくれた聖剣よりも高性能な力に目を輝かせるハジメ。それ以外の面々も、聖我が振るう聖剣とその鎧に目を向ける。

 

「……貴様は危険だ……絶対にここで殺します!」

 

ノワールは黒い剣を作り出して聖我に向かって突進、その身を切り刻もうとする。

 

「光武器精製、闇武器精製……いや聖剣精製!切断の聖剣!」

 

聖我の目の前によく切れるようにと切断の言葉を込めた聖剣が現れ、ノワールの振るう黒い剣をオートで対応し、それを切り裂く。そしてエクスカリバーをふるうことで剣を持っていないノワールは避けることが出来ず、そのまま大ダメージを負う。

 

『おい、聖我、俺の力も使え!さらなる力を得た俺の力をな!』

 

「あぁ、わかった!」

 

アクセルの靴はまた形が変わり、今度は篭手になっていた。それはまさに赤龍帝の篭手のような形をしていた。

 

『これが俺の新たな形、加速の篭手(アクセラレータ・ギア)だ。あと、エレメンタルの力は覇王剣全能刃に移しちまったからないからな!』

 

「了解だ!」

 

《accel boost!》

 

《transfer!》

 

切断の聖剣に今の加速を譲渡し、切断の聖剣は進むスピードが2倍になる。

 

『スピードを倍にする。それは変わらない。だが禁手になればさらなる力を得れる。それだけは変わらない!』

 

「……行くぞ!」

 

ノワールが黒い魔弾を放つが、それは全てスピードが倍加された切断の聖剣が切り裂いていくため意味が無い。聖我はゆっくりと歩きながらオムニフォース ワンダーライドブックを閉じてドゥームズライドを1回押す。

 

オムニバスローディング!

 

聖我の拳に切断の聖剣が纏われ、光のエネルギーが収束される。そしてノワールに向けて拳を突き出す。

 

ARTHUR BREAK!!!

 

すると拳から光り輝く拳型のエネルギー弾が放たれ、周りの地面や空気を震わせながらノワールと近くにいたネロに向けて直進する。

 

ネロはそれを迎撃しようとしたがノワールがそれを制し、それがノワールに着弾する直前に空間魔法で避けてそのまま拳型のエネルギー弾は爆発し、戦隊、仮面ライダー特有の大爆発を見せたのだった。

 

聖我は新たな力を発揮し、新たな敵を撃退した。だが次なる敵はすぐ迫ってきているのをまだ知らない。

 




……やっと、オムニフォースまで来ました……!

これであともう少しで終われ……ますかね……?

あと全然関係ない話するんですが、デモンズドライバーって悪魔が宿ったベルトじゃないですか。

ミュウちゃんのゴーレムに宿ってるのって悪魔ですよね。デモンレンジャーです。あれって、もしかしたらデモンズドライバーにも宿れそうな気がするんですよね……

これからもよろしくお願いします!

スピンオフのゴースト、スペクターのフォームとてれびくんのオリジナルフォームどうしましょうか?

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