これもいいけど、こっちじゃない!私は聖剣が欲しかった!あの光がドバァーって出るやつ!あの闇を切り裂いたり、騎士王が持ってたりするやつが欲しかったんだァァァ!!! 作:排他的
聖我が新たな力を使ってノワールとネロを撃退してから早くも3日が経った。
その間に、ハウリアと帝国の間で条約が結ばれたり、聖我から帝国、ハウリアに聖剣を渡したりと色々なことがあった。
それを順次説明して行こうと思う。
まずはハウリア・ハジメ一派と帝国の条約だ。
ハウリアとハジメ達は帝国側に急に強襲したことを謝罪、だが帝国もきちんと説明も牢屋などを見せたりもしなかったためにこのようなことが起きたと思ってその謝罪を受け入れ、この話は終わった。
そして帝国はハウリアの戦闘能力を評価し、これ迄通りに奴隷にしておけばどんなしっぺ返しが来るか分からないと考え、王国と相談、魔人族との戦いに参加してくれれば獣人族の解放を約束すると言い、ハウリアはこれを了承した。
次に聖我が聖剣を貸し出したことについて。
聖我は魔人族、使徒、神について改めて王国と帝国に説明し、敵として認識させ、それの対応のために聖剣精製によって作り出された切断の聖剣と、先程の戦いで仮面ライダーに変身するために使っていた聖剣を帝国とハウリアに貸し出した。
王国の一部の人間は聖我の聖剣を貸すことを渋ったが、貸し出しを何とか実行し、全員に聖剣を貸し出した。
これができたのは一重に刃王剣全能刃の能力によるものだ。この能力は魔力無しで無尽蔵に聖剣・魔剣を作り出すことが出来る。ただ決まったものしか作れないために聖剣精製とは一応区別されている。
刃王剣全能刃とエクスカリバーを見せろ〜と言ってきたMAD錬成師.H.Nと言う人がいたが、聖我はそれを無視して逃げた。
他にも魔人族との戦争時の大将やら何やらで話し合いは長引き、終わったのは、3日後の夜だったという。
「で、私にこの聖剣が回ってきたというわけですか」
「そういうことです」
「まぁこの話は置いておきましょう、久しぶりに貴方に会えたわけですしね。貴方が来るとは思ってましたが、他の方を連れてくるとは思いませんでしたわ」
「そうですね、ノイントは使徒でしたし、雫は連れて行っても問題ない戦闘力ですから」
「むー」
「どうしました?」
聖我の言葉を聞きながら不満そうにするトレイシーに疑問を抱く。
「……決めましたわ、私も王国に向かいます」
「へ?大丈夫なんですか?」
「えぇ、どうせ戦争前に私がやることはあまりありませんから行けますわ」
「嬉しいです、トレイシーと会うことがあまり無かったので……」
「……!」
聖我の言葉に頬を赤く染めながらトレイシーは心の中で自分に宣言する。
「(絶対にリリアーナ姫には負けませんわ……!)」
「さて、貴様にこれからやることを説明するぞ」
トレイシーが去っていき、聖我はそのままタイラントを表に出してこれから修行でやることを説明してもらう。
「貴様にはこれからこぶた三兄弟で聖剣・魔剣の数だけ分身し、使い方を全てマスターしてもらう。もちろんそれにあった剣術もだ。それに加えて刃王剣全能刃とエクスカリバー、オムニフォースに慣れてもらう!いいな」
聖剣・魔剣の数は10本以上あるが、それをいっぺんに覚えろと言ってきた。
どんな無理ゲーだと文句を言ってやろうと思っていた聖我だったのだが──
「聖剣精製×オムニフォース最高」
オムニフォースを使用して無限に等しい魔力を手に入れ、それを使っての聖剣精製を試していたところ、文字数はあっていたけど能力が強すぎて再現できなかったものを再現できるようになっていた。
精神と時の部屋的な能力を持った聖剣を時間制限があるとはいえ作れるようになったり、剣士のコピーを作って戦うことができるために修行が捗っていた。
ハジメの作ったリベリオンやスライサー、ギガント、聖我の作ったクサナギ、シークの作ったグラムなどはそれぞれの聖剣の補助武器として扱っている。
「エクスカリバーの能力はどんな能力なんだ……?」
エクスカリバーを振りながら能力を確かめる聖我。エクスカリバーのいい面を期待する。あの子安カリバーのような剣でないことを……。
「ヴァカめ!」
「あぁ、終わった。何もかも終わった……」
いやさすがにこれはないだろうと頭を横に振って否定する聖我。そもそも彼が望むのはあの敵を薙ぎ倒していくあのエクスカリバー。決して子安カリバーでは無い。
いや別に嫌いではないが自分が使うなら使いたくない。そう思うと子安カリバーが普通のFate産のエクスカリバーへと変わっていた。
「(うん、どゆことだ?)」
もう一度聖我が子安カリバーのことを思い浮かべると、Fate産のエクスカリバーから子安カリバーに変わる。
「ヴァカめ!」
今度はFate産のエクスカリバー、また次は子安カリバーとどんどん考えを変えていく。
「思考するとそれに変わるのか?」
ならばとベレッタに変えてやろうと思考すると、Fate産のエクスカリバーからベレッタに……変わらなかった。
「……どゆことなんだ?」
『聖我、お前のそのエクスカリバーはFate産の設定が使われている』
「うん?」
アクセルの説明に聖我は頭の中にはてなマークを浮かべる。
『エクスカリバーは人々の「こうであって欲しい」という想念が星の内部で結晶・精製された神造兵装だ。だからそれはお前の望む形に変化することができるんだろう。剣限定で』
「めちゃくちゃだな」
『これがお前の新たな武器ということだよ』
アクセルはそういうとまた意識を消して、聖我はエクスカリバーの能力を慣らすのだった。
《錫音音読撃!イェーイ!》
「ふん!」
聖我(スラッシュ)のお菓子を纏わせた斬撃を刀で相殺するタイラント。振るったその隙を逃すまいと聖我は光武器精製で拘束のためのチェーンをタイラントに向けて射出する。
「このような!ものが!儂に通用するか!」
《銃奏!》《ブレーメンのロックバンド!》
《銃剣撃弾!》
《剣でいくぜ!NO! NO! 銃でGO! GO! BANG! BANG!》
《音銃剣錫音!!》
《甘い魅惑の銃剣が、おかしなリズムでビートを切り刻む!》
チェーンに対応して反応が遅れたタイラントはスラッシュのフォームチェンジをさせてしまった。
「イェーイ!ドンドン行くぜぇー!」
《accel boost!》《transfer!》
音銃剣錫音の弾丸のスピードを倍加することでタイラントはそのスピードに反応するのが遅れてしまい、幾らかのダメージを受ける。
《ブレーメンのロックバンド!イェイイェーイ!》
《錫音音読撃!イェイイェーイ!》
左肩から発せられる音符でタイラントを惑わせてそのまま接近、剣盤モードで紫のエネルギー斬撃を負わせる。
「くっ!」
「次はこいつだ!」
《黄雷抜刀!》
《ランプドアランジーナ!》
《黄雷一冊!》
《ランプの精と雷鳴剣黄雷が交わる時、稲妻の剣が光り輝く!》
タイラントがダメージに苦しむ間にエスパーダとなって剣を振るう。タイラントはダメージがあったとはいえ、すぐに対応してその剣を受け止める。
《ランプドアランジーナ!》
受け止めた剣から稲妻が溢れ出て来るのを感じたタイラントはすぐさま聖我から離れる。だが離れたところに三日月の斬撃を浴びせる。
それも難なく防いだのを確認すると、聖我は魔剣スライサーを取り出す。そしてランプドアランジーナを読み込ませ、雷鳴剣黄雷をソードライバーに納刀、イカズチトリガーを1回引く。
《Deadly!Lampdo Arangina!Slicer Impact!》
《必殺読破!》
《アランジーナ!一冊撃!サンダー!》
聖我は両足に雷のエネルギーを纏わせ、それを真空を切るように蹴る。すると、そこから雷のエネルギーがこもった斬撃が2つ現れ、タイラントに向かって直進するが、タイラントはそれを避ける。
避けたところに聖我は魔剣スライサーを投擲し、雷をまとった刺突を放つ。
それすらもタイラントは避け、タイラントは聖我に急接近し、その首に刀を突きつける。
「これで終わりじゃ」
「……お疲れ様です」
「まぁ大体の剣は使えとるな、これならオムニフォースを使うか刃王剣全能刃を使えば儂にも勝てるじゃろうて」
その言葉を聞いて聖我は少し達成感を得るのだった。
「……というわけでここに来たんですわ」
「……貴女がここに来るとは本当に想定外です、トレイシー殿」
「うん私も想定外だった」
トレイシーは自分が来た経緯をリリアーナに説明、そしてリリアーナの隣の部屋に住むことになった。
そして聖我はリリアーナに今まであったこと、そして新しくできたことを説明する。
「なるほど、新たな力、オムニフォースにエクスカリバー、刃王剣全能刃ですか、わかりました、南雲ハジメはどうしました?」
「一部の聖剣持ちのハウリアとともにハルツィナと魔人族の国にある大迷宮を攻略するそうです、その頃には戦争中ですが」
「わかりました、きっちり療養して準備を整えてください」
リリアーナはそう伝えると聖我の前に行って聖我の膝の上に座る。
「なっ……!」
「私の身長ならこういうこともできるわけです」
トレイシーはあぜんとしていたがリリアーナは得意そうな顔でトレイシーに言う。
「くっ、王女とあろう者が少しはしたないのではなくて?」
「プライベートですから」
聖我の取り合いで喧嘩をして、トレイシーとリリアーナは張り合う。それをなんとも言えない顔で聖我はそれを見るのだった。
「次の修行は……これにしようかの」
刃王剣なんですね……覇王剣だと思ってました……今すぐ修正します。
スピンオフのゴースト、スペクターのフォームとてれびくんのオリジナルフォームどうしましょうか?
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出さなくていい