これもいいけど、こっちじゃない!私は聖剣が欲しかった!あの光がドバァーって出るやつ!あの闇を切り裂いたり、騎士王が持ってたりするやつが欲しかったんだァァァ!!!   作:排他的

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王女と聖剣使い

「……なんで私なんですか?メイドさん」

 

「何がでしょうか?」

 

メイドの後ろを歩きながら聖我はふと疑問に思ったことを口にし、メイドはその疑問に疑問形で返す。

 

「いえ、なんで勇者じゃなくて私なのかな〜っと…」

 

「……王女様の今回の考えは分かりかねます。私も何故晩餐会にいなかった貴方を呼んだのか分かりません」

 

メイドは聖我が晩餐会にいなかったことを知っていたようだ。

 

「…バレてましたか……」

 

「私と王女様だけです。王女様が貴方が晩餐会をサボって庭にいた事を私に伝えてきたので」

 

その言葉に聖我はやっちまったという風な顔をする。もしかすると最光のことで呼んだのかもしれない。

 

「ここです。ではどうぞ」

 

お金が掛かっていそうな扉をメイドが開け、その中に聖我は足を踏み入れる。すると

 

「こんばんは、私の名はリリアーナ・S・B・ハイリヒ。どうぞ腰をおかけください、神刃 聖我様」

 

「では失礼して…」

 

リリアーナが聖我に挨拶をして座るように伝える。ここで普通の感性を持つ人間なら挨拶を返してから座るだろうが、聖我は普通の感性を持つ人間ではなく、挨拶を返さないでそのまま座る。

 

「それでなんの用で?」

 

「…あら、最初は世間話をするのが普通じゃないんですか?紅茶とお茶菓子を添えて」

 

「生憎と私は普通の感性を持つ人間ではなくてね。さっさと本題に入ってさっさと眠りたい」

 

紅茶の入ったポットとお茶菓子の入った皿を指さしているリリアーナに対してさっさと眠りたいと言う聖我。メイドが少し睨み出した。

 

「わかりました、では昨日の晩餐会の時貴方は庭で何をしていらしていたのですか?」

 

「夜景を少し見ていましたが…」

 

「ふふっご冗談を。貴方が珍妙な剣に変わったところは見ていますから誤魔化しようがありませんよ?」

 

完全にバレていた。聖我は観念して話し始める。

 

「……誤魔化しようがないですね。あの剣は私の姿の1つです。光剛剣最光と呼ばれる聖剣になれるものです」

 

「光剛剣…最光…じゃあ貴方は聖剣なのですか!?」

 

「人間です。あれは聖剣の効果でしかない。今はもう1本使えますが……」

 

「もう1本!聖剣を見せて貰えますか?」

 

見せなかったら見せなかったで王女権限で待遇悪くされそうだしなぁと思って無限収納BOXから光剛剣最光と闇黒剣月闇を取り出す。

 

「……珍妙な形ですね…さてこれは押収させて「待て待て、これは自分の所有物だ。誰が渡すか」ですよね」

 

聖我2振りを押収しようとするリリアーナを手で追い払って聖我を手に持つ聖我。すると残念そうにしながらリリアーナは諦める。

 

「でも、これは王に報告しなければいけませんね。聖剣2振りを持つ神の使徒なんて恐ろしいです」

 

「そうですね。私の部下のメイドもこの神の使徒様だけ戦争に賛成しなかったそうではないですか」

 

わざとらしく聖剣と聖我を王国に報告しようとするリリアーナとメイド。さすがに王に伝えられれば聖剣は奪われてしまうだろう。どうすればいいか悩んでいると、聖我は禁句を言ってしまう。

 

「なんでもしますから、それだけはちょっと許してください…」

 

「今なんて言ったか聞こえましたヘリーナ?」

 

「いえ全く聞こえませんでした。…もう1度言って貰えますか?大きな声で」

 

「(……わざとだ…だが言わないとまずい…)」

 

言ったら聖我の自由はなくなりそうだが、やっと手に入れた聖剣なのだ。FateやハイスクールDxDのような聖剣でなくとも、失いたくはない。

 

「なんでもしますから、それだけは…勘弁してください!」

 

「わかりました。じゃあ、これから私が願ったらそれを貴方ができる範囲で叶えてくださいね?神刃聖我様?」

 

「もう聖我でいいです…」

 

「わかりました。聖我!」

 

聖我は魂が抜けたような表情をしていたが対してリリアーナはものすごい笑顔だった。

スピンオフのゴースト、スペクターのフォームとてれびくんのオリジナルフォームどうしましょうか?

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