ラストスタリオン   作:水月一人

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第一章・俺は異世界に種馬として召喚されたはずが、いつの間にかゲイと駆け落ちしていた
終わる世界①


 ウォール街のジョークにこんな話がある。とあるアメリカのビジネスマンがコスタリカの漁村を訪れた。彼が村一番の漁師の船を覗き込むと、そこには大きなキハダマグロが何匹も釣り上げられていた。

 

「凄い! これだけ釣り上げるのに、いったいどれくらいの時間がかかるんだい?」

「なあに、ほんのちょっとさ」

 

 漁師は得意げに言った。日の出前に起き出して、船を漕ぎ、沖に出て、夜が明けるまでのほんのひととき、釣り糸を垂らすだけだと。

 

「それ以外の時間は何をしてるんだい?」

「帰ったら二度寝して昼過ぎに起きるんだ。ご飯を食べて子供たちの相手をして、明日の漁の準備をちょっとして、女房と昼寝をしたら、夜はワインを片手に友達とギターを弾いてるんだ。毎日忙しくて大変だよ」

 

 ビジネスマンはあざ笑った。

 

「なんてもったいない。これだけの腕があるなら、いくらでもビジネスチャンスが転がっているじゃないか。君はもっと長い時間働いた方がいい」

「そうかな?」

「ああ! そしてお金を貯めて大きな船を買い、ウェブに広告を出して人を雇い、漁獲量を増やすんだ。魚も中間問屋に売るんじゃなくて、直接加工業者に持ち込んだ方がいい。そしてゆくゆくは自前で工場を建てるんだ。加工品も地元に卸すんじゃなくて、ニューヨークのような大都市に直接売りつければもっと稼げる。きっと上手くいくぞ。なんなら僕が手伝ってもいいよ」

「それにはどのくらいの時間がかかるんだ?」

「そうだな。15年から20年といったところか」

 

 漁師は首を振る。

 

「冗談じゃない! そんなに働いたら死んじゃうよ!」

 

 ビジネスマンは食い下がる。

 

「おいおい、長い人生のほんの一時のことじゃないか。それさえ我慢したらバラ色の人生が待ってるんだぞ」

「……本当に?」

「ああ、時がきたら上場して、企業の株を売ればいい。そしたら君は億万長者だ」

「それで?」

「売ったお金で引退して、あとは遊んで暮せばいいじゃないか。毎日、遅くまで寝て、自由気ままに釣りをして、子供たちの相手をしたあとは女房と昼寝でもして、夜はワインを片手にギターを弾いて、友達とホームパーティーだ。なんて素晴らしい毎日だろう」

「それは今とどこが違うの?」

 

 おかしなもので、行き過ぎた資本主義の果てに、ウォール街のビジネスマンは田舎暮らしの夢を見るのだ。YouTubeで漁村の風景を見ながら、あいつらが羨ましい、あんな生活をしてみたい、そんな風に思っているのだ。それでいて彼らは何故か漁師のことを見下しており、自分たちのやり方のほうが正しいと思いこんでいる。

 

 逆に漁師は漁師で、都市生活者(ビジネスマン)のことを、上手くやりやがってこんちくしょうと憎んでいるのだ。大して肉体労働せず机にかじりついているだけで、彼らは自分の何倍もの年収を稼ぐ。いつも都会の洗練された文化に囲まれてて、人を食ったようなナンセンスなジョークと、アメリカのホームドラマみたいな生活をエンジョイしてるんだろうなと。

 

 もちろん、それはどっちも間違いだ。都市生活者の殆どは、洗練された生活など送ってはおらず、スーパーの惣菜をつつきながら、過酷な労働時間に耐えているのが関の山だろう。そして漁村には、彼らが羨むようなお気楽な漁師なんてものは存在せず、嫁不足と安定しない収入に頭を抱えている男がいるだけだ。

 

 事実、ウォール街のジョークでも漁師はこう言っているではないか、「毎日忙しくて大変だよ」と。

 

 我々は、自分の不幸を感じることは出来るが、他人の不幸を感じることは出来ない。ビジネスマンにとって漁師の生活は幸せそうに見えても、漁師にとってはそうじゃない。漁師は漁師で悩みがある。どんなにお気楽そうに思えても、彼が不幸だと思えばそれは不幸だ。

 

 何が不幸で何が幸福なのか、それは自分にしか分からない。このように、自分にしか分からない感覚の機微のことを、心理学用語でクオリアという。

 

 我々は例えば、同じ赤い風船を見てても、実は同じものを見ているとは限らない。他人の不幸が分からないように、私が見ている赤の赤さと、あなたの見ている赤の赤さは、もしかしたら違ってるかも知れないからだ。

 

 そんなわけなかろうと言うのなら、色盲を思い浮かべてみればいい。彼らは特定の色が見えず、灰色の濃淡の違いにしか感じられないらしい。それがどんな感覚かは想像しづらいが、少なくともあなたが見ている赤の赤さとは明らかに違うのではないか。

 

 一人ひとりの不幸が違って見えるように、私達が見ている赤色という色は、実はみんな違って見えてるかも知れないのだ。

 

 ところが、我々はその赤の赤さを言葉で表現できないから、それを確かめようがない。あなたにとって赤がどんな色なのか、それは私があなたにならない限り、絶対にわかりっこないというわけだ。

 

 詰まるところ……

 

 我々は同じ地球上で暮らし、同じものを見て、同じ風に感じているはずのに、実は全く別の世界を生きているかも知れないというわけだ。我々は一度脳を通してしか世界を見れないのだから、その脳の処理の仕方によって、世界の見え方が変わってしまう。

 

 私の見ている世界は私にしか見えず、あなたの見ている世界は私には見えない。つまり私が今感じている、この"わたし"という感覚こそが、クオリアそのものなのである。この肉体はただのクオリアの容れ物であって、肉体が朽ちてしまえばそこにはクオリアだけが残るのだ。

 

 そのクオリアを、もし他人の体に乗せ換えることが出来たら、どうなるんだろうか?

 

 人類は未だその方法を見つけていないが、もしかするとやり方さえ分かってしまえば、今とはまったく違う別の人生を送るなんてことは、本当は容易いことなのかも知れない。

 

********************************

 

 月明かりを遮るように、巨大な影が過ぎっていった。

 

 それを指を咥えて見上げるしかない人間たちをあざ笑うかのように、上空を旋回するそいつが羽ばたく度に、下界では竜巻のような旋風がいくつもいくつも立ち昇った。騎士達は逃げ惑いながら、忌々しそうに上空を見上げた。それの持つコウモリみたいな羽は、巨体を支えるには不釣り合いなほど小さくて、まるでだまし絵でも見ているような気分になった。

 

「GIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII!!」

 

 化け物の奇妙な唸り声が辺りに鳴り響く。まるで剣山でガリガリと背中を引っかかれるような、鋭く神経をかき乱す悪寒が背筋を走っていった。痛みでのたうち回るというよりは、違和感に体がネジ曲がってしまうような、なんとも形容のし難い感覚だった。騎士達は必死になって耳を塞いだ。

 

 それにしても一体どこからそんな声を出しているんだろう。蛇のようにニョロニョロと伸びる首の先には、げっ歯類みたいな鋭い出っ歯が光っている。顔の半分を占める大きな目には黒目がなく、その目の周りにイボみたいな複眼がびっしりと並んでいて、まるで呼吸するかのように、周期的に開いたり閉じたり繰り返していた。

 

 トカゲみたいな細長い胴体は、竜のような硬い鱗で覆われていて、短い腕の先には鋭い爪が伸びており、ムチのようにしなやかな尻尾が左右に振れると、バチンバチンと音を立てて衝撃波が飛んできた。

 

 魔獣ジャバウォック……

 

 進化論を愚弄するようなその出鱈目な姿は、見るからに魔獣の名がふさわしい。

 

「ぎゃあっ!」

 

 幾度かの旋回の後、魔獣の長い尻尾の餌食になった騎士の一人が、もんどり打って倒れた。転げると言うよりは吹き飛ぶといった感じで、壁に叩きつけられた騎士はそのまま絶命し、肉体が光の礫となって消えていく。

 

 直撃を喰らえば、高ヒットポイントを誇る騎士でも一撃死がありえるのだ。次は自分の番かと、動揺するパーティーからどよめきが起きる。

 

 彼らはレイドボスに挑むにはレベルが低すぎる、初心者パーティーの一行だった。今日はサーバー全体がお祭り騒ぎであったため、それに乗り遅れまいと無理をしてこんなところまでやってきたのだ。

 

 だがやはり、手合違いだったようだ。タンクの騎士が殺られた段階で、パーティーは魔獣討伐を断念せざるを得なかった。撤収撤収と誰かが叫ぶ。しかし魔獣の攻撃が容赦なく飛んでくる。彼らはそれを避けようともせず、早く楽にしてくれと言わんばかりに諦め顔で受け入れた。

 

 と、そんな時、それを制するかのように凛とした声が辺りに響いた。

 

「みんな諦めないでっ! 敵の動きは単調だから、当たらなければなんてことないわよっ!」

 

 その声にハッとなった一行が我に返る。

 

 振り返れば彼らの後ろには、純白の鎧を纏った金髪のエルフ戦士が立っていた。手にするのは魔剣フィエルボワ、サーバーに一振りしか無いという伝説のユニーク武器だ。刀身は燐光を帯びて淡く光っており、その鋭さを誇示しているかのようだった。

 

 背後に翻るマントには踊躍(ようやく)するペンギンの刺繍が施されている。それはサーバー内最強と謳われるギルド『荒ぶるペンギンの団』の所属メンバーであることを示していた。更にはそんな彼女の頭上に、最高ランクを意味する堂々たるクラウンのアイコンと、『†ジャンヌ☆ダルク†』の文字列が燦然と輝いていた。

 

「ジャンヌさん!」「きた!盾きた!」「メイン盾きた!」「これで勝つる!」

 

 ジャンヌの登場で息を吹き返す一同。先程まで絶望に沈んでいた表情が、今はパーッと明るく光る。彼女はそんなパーティーメンバーの前に躍り出ると、

 

「ここは私が引き受けるわ! プロテクション!」

 

 彼女が叫ぶや否や、前方に薄っすらとした光の盾が展開し、ジャバウォックの攻撃を完璧に弾き返した。魔獣の攻撃に為すすべもなかったパーティーは目を白黒させる。

 

「すげえ……」「俺達じゃ、ああはいかない」「マジパねえっす」

「おい! いつまでぼーっと突っ立ってんだ。退くこと覚えろカス」

 

 棒立ちでジャンヌの勇姿を眺めていたプレーヤーたちに、背後から苛立たしげな声がかかった。青年……デジャネイロ飛鳥(あすか)の不機嫌を隠そうともしない顔を見つけて、彼らはさらに色めきだった。

 

「あ、あなたは! デジャネイロ飛鳥!?」「大賢者飛鳥か! サーバー最強の魔法使い!」「バカ! 飛鳥さんは今年40歳になって、大魔道に昇進したんだぞ!?」「マジっすか? 40歳童貞マジっすか?」

 

 飛鳥は頬を引きつらせながら、

 

「誰が童貞だ、誰が! いいからお前らも黙って働けよ! 魔獣討伐に来たんだろ?」

「「「はいっ!」」」

「返事だけはいっちょ前だな。ったく……いいかお前ら? 奴に的を絞らせるな。散開してチクチク攻撃するんだ。一箇所に固まってると、一網打尽だぜ」

「「「わかりましたっ!」」」

 

 飛鳥の指示であちこちに散らばっていくプレーヤーたち。そんな仲間を見送るようにして、さっきジャバウォックの攻撃を受けて死んでしまったタンクの騎士が、霊体のまま申し訳無さそうにうろうろしている。

 

「動き理解した? リザレクション」

 

 そんな霊体に、突如、優しい光が降り注ぐ。たちまち失ったばかりの肉体を取り戻し、騎士は驚き振り返る。

 

「あ、あなたは! ゲーム最強のヴァンパイアプリースト、『灼眼のソフィア』!!」

 

 ソフィアは眉一つ動かさぬ無表情のまま蘇生魔法をかけ終えると、感激して礼を言う騎士をガン無視して前線へとテクテク歩いていった。その足取りがあまりにも無防備だから勘違いしそうになるが、今は最強レイドボスとの死闘の真っ最中だ。ソフィアにもバシバシ攻撃が飛んでくる。なのに平気でいられるのは、彼女が文字通り最強の回復術師であり、その回復速度が敵の攻撃速度を上回っているからだった。

 

 さっきからたった一人で魔獣の猛攻を受けきっているジャンヌの横にソフィアが並ぶ。二人の見目麗しき乙女が盾となり味方を守る戦場は、まるで遊園地のアトラクションでも見ているかのような奇妙な違和感を感じさせた。

 

「俺たちも行くぞ、抗議デモだよ」

 

 ペンギンの団の最強軍師にして器用な魔剣士『カズヤ』が騎士の肩を叩く。

 

「肉壷わっしょい」「やめなよ」

 

 遊撃兼にぎやかし役の暗殺者『Avirl』と剣士『クラウド』がチクチクとした遠距離攻撃で続く。

 

「リロオオオオオオオオイ・ジェェェンキイイイィィィンスゥゥゥ!!」

 

 その二人の間を割るように、異常なテンションで自分の名前を叫びながら、無茶苦茶に特攻していくバーサーカー。『リロイ・ジェンキンス』は作戦を聞かないことにかけては、世界でも右に出るものはいないだろう。

 

 綺羅星のような有名プレイヤーの勢揃いを前に、さっきまで死んでいた騎士の目は、まるで子供のように輝いた。

 

「す、凄い……これなら勝てる。俺たち、あの最強レイドボスに勝てるんだ!!」

 

 騎士は紅潮する顔に満面の笑みを浮かべながら、リロイの後を追いかけていった。彼にはもうボスに対する恐怖など微塵もなかった。あの調子では、また死ぬのも時間の問題だろう。

 

「最強つっても、あれしかいないんだがな……インコグニション!」

 

 そんなプレイヤーたちを少し離れたところで見守っていた飛鳥は、全員が魔獣との戦闘を開始したところで、隠密スキルを発動した。コソコソと一人だけ逃げ回るつもりではなく、単に隠密状態からの不意打ちを決めると、全ての攻撃スキルの威力に1.5倍のボーナスがかかるからだった。

 

「エンチャント・ウェポン!」「スリープ・クラウド!」「エナジーフォース!」

 

 魔獣と戦うプレイヤーたちの絶叫が戦場に轟く。技名を叫べばスキルが発動するシステムだった。直感的で慣れれば非常に楽だが、最初の気恥ずかしさから敬遠する者も多かったという。

 

 因みに飛鳥もその口だったが、とある事情のために仕方なくゲームを続けていたら、そのうち慣れた。慣れざるを得なかった。高ランクスキルは名称を正確に発音するだけでなく、集中力も必要なのだ。

 

「集中しろ……集中……」

 

 研ぎ澄まされた心の中で、青白い光をイメージする。それは彼の目の前に現れ、やがて高温の火球となった。

 

 前線ではまだジャンヌ、ソフィアの二大タンクが魔獣の攻撃を受け止めている。その周りを飛び回りながら、味方プレイヤーたちが攻撃していたが、魔獣のHPを削り切るにはまだまだ火力不足だった。

 

 特に魔獣のHPが10%を切った後のいわゆる発狂モードでは、攻撃力と防御力が跳ね上がり、更にHPが自動回復するという仕様で、これを一気に削り切るだけの大火力が求められる。飛鳥の役目はそれである。

 

 火球が発するその圧倒的な熱量に気づいたジャンヌが、一瞬だけこちらに目配せをした。飛鳥が頷き返すと彼女はソフィアに声をかけてから一歩後退し、

 

「バインドトラップ!」

 

 行きがけの駄賃でソフィアのスキルが発動するや、魔獣ジャバウォックの動きが止まった。まるで金縛りにあったかのように微動だにしないが、状態異常が続くのは良くて一瞬だ。

 

 飛鳥は魔獣が止まるや否や、間髪入れずに大魔法を打ち込んだ。

 

「轟け、神の雷鳴! ついでに爆発しろ、リア充! ディスインテグレーション!!」

 

 飛鳥の心からの怒りを乗せた光球が、等速運動で一直線に魔獣に向かって放たれる。火球が通り過ぎたあとの地面が真っ黒く焦げ付いている。その異常な高温の接近に、背を向けていたプレイヤーたちも気づいて、まるでモーセの奇跡みたいに左右に飛び退き、まもなくそれは魔獣に到達した。哀れな獣は状態異常が解けた最後の一瞬だけ抗おうと試みたようだが、もはや無駄な抵抗だった。

 

 光球が魔獣に触れるやいなや、その中心に集中していた熱量が一気に解放される。瞬間、耳をつんざく轟音と共に、焼け付く炎の嵐が吹き荒れた。眩しい光りに包まれたプレイヤーたちが、目を細めながら地面に伏せる。耳を塞ぐもの、目を塞ぐもの、逃れるように岩陰に隠れるもの。開発者が設定を間違えたんじゃないかと言わんばかりの大音響と光の暴力にみんな苦しんでいたが、その中心にいる魔獣に比べれば遥かにマシだった。

 

 高温に焼かれ、身を裂かれた獣はギィギィと情けない悲鳴をあげて、やがて力なく地面に落下した。そして核爆発のエフェクトが収まると同時に、どこからともなく地響きのような音が聞こえてきて、魔獣はシャボンのような光を放ちながら崩れ去っていった。

 

 その悪夢のような強さに何度も挫けそうになっていた初心者プレイヤーたちは、しばし呆然となってその姿を見守っていたが、やがて自分たちが勝利したのだと気づくと、打って変わって歓喜の声を上げた。

 

「やった……やった! 初めてジャバウォックに勝ったんだ!!」

 

 一人の叫び声に呼応するように、彼の仲間たちが輪になって喜びを爆発させる。飛鳥は遠くからそんな初々しいプレイヤーたちの姿を眺めていた。荒ぶるペンギンの団の面々が近寄ってきて、まるで昔の自分たちを見ているような気恥ずかしげな表情で、同じように彼らの姿を見守っていた。

 

 と、その時、飛鳥は視界の片隅で、無機質なデジタル時計が23時を刻むのを見た。戦闘中はまったく気づくことがなかったが、どうやらもうすぐ日付が変わろうとしているようだ。

 

 それは普段なら、朝までゲームをしている廃人プレイヤー共には何の意味もない数字だったが……今日に限ってはそうは言っていられなかった。何故なら今日は彼らが遊んでいるオンラインゲームの最終日……日付が変わることは、仲間たちとの別れを意味していたからだ。

 


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