ラストスタリオン   作:水月一人

384 / 384
あとがき

 大変申し訳ございませんでした。わたくし、嘘を吐いておりました……実は感想欄でも指摘されている通り、大麻ってアルカロイドじゃないんですね。いつだったか、多分、キニーネのこと書いてるあたりで気づいたんですが、これ修正するのが容易じゃなくって、やべえって思ってる内にすっかり忘れちゃってたんですよ()テヘペロ

 

 何がまずいって、アルカロイドじゃないと高純度結晶が出来ない。すると鳳さんが店主と一儲けすることが出来ない。でもまあ、その辺はガンジャにしたり? ハシシにしたりして誤魔化しゃいいなと思いもしたんですけど、絵面があんま面白くない。

 

 で、なんかもうちょっと面白いこと思いついたら書き直そうと思ってたらズルズルと時間が経っちゃって、そのまま忘れてました。そもそも大麻について真面目に調べるやつがいるかって話で。9章書いてる最中にそれ思い出して、あ、やべえって思ったんですが、なんかもう今更だから、完結したらこうして謝っとこうと思ってたら、最後の最後になってそれに気づいた人がいたみたいで、このタイミングで指摘してくるのかよってかなり動揺しました。動揺したんで、思わず滅多に返さない返事を返しちゃうくらいに。

 

 でまあ、この辺の修正どうすんだよって話ですが、なんかもう、いいかなって。書いたの1章の序盤も序盤だったんで、だいぶ抜けてたんでしょうね、そういうこともあるんだって戒めとして残しておこうかと。直すとしたら結構広範囲に及ぶし、追記もしなきゃならない。完結した今それやる元気全然ないっつーか、まあ、ぶっちゃけ面倒くさいんで、気になる人はなんか現代魔法で結晶化したと脳内変換でもしといてください。

 

 もちろん、もしも書籍化とかするなら修正しますが、多分、それもないでしょうからね。私の小説ですからね(笑)そんなわけで、適当に流してくれれば幸い。とにかく疲れた。

 

 ラストスタリオン。連載はじめて2年半くらいでしょうか。まあ、いろいろありました。

 

 元々はこの作品、小説家になろうの方で書いてたんですが、5章の鳳さんがアリスを襲っちゃうシーンが、あれがなんかNGだったらしくって警告来ちゃったんですよね。でもまあ、ぶっちゃけあのシーンって結構重要だから書き直すわけにもいかず、しょうがないからこうしてハーメルンに転載したわけですが……まあ、最後の最後だから言っちゃおうかな。正直、あれでNGってどうなのよって今でも思ってます。

 

 これで駄目っつったら、結構色んな作品がNGになっちゃうでしょう。今アニメやってる盾の勇者なんて絶対駄目でしょうし、このすばだって怪しい、他にも微エロを押してた作品なんていくらでもあったろうに、なろうの黎明期を支えてたこれらの作品を否定してどうすんだよって話ですよ。

 

 多分サイトの維持費を稼ぐために、広告の関係で規制厳しくしちゃったんでしょうけど、質問箱の方でも書いてますが、自ら表現を規制する団体が衰退するのは必然だと思うんで、なろう系って言葉が出来て騒がれている今のうちに、もうちょい強気な基準を設けて風通しを良くして欲しいなとつくづく思いました。なろうさんにはもっとウェブ小説のポータルだって自覚を持って欲しい。あれでエロ認定ってあたおかだろ、あたおか。裸の男女が壁にうんこ塗りたくるくらい、なんだっつーんだよなあ?

 

 とは言え、こっちにきたら来たでUIの使いやすさとかサイトの軽さとか雲泥の差で、かなり良かったんで、作者が外の世界を見るのも必要だなと思うような出来事でした。はい。pixivが小説やってたなんて最初知りませんでしたからね。あと、なろうが特にエロに厳しいわけじゃなくって、寧ろゆるいくらいだっての知ってビックリもしました。やっぱなんでも金が関わるとろくなことがないわ。

 

 愚痴はこの辺にしといて、小説の話に戻りましょうか。とは言え、もう書きたいことは全部小説に書いてるから、特に書くこともないんですよね。どっかで一度書きましたが、この小説は前作が中途半端になっちゃったから、それをしっかり書き直そうと思って書き始めたところが大きい作品です。

 

 舞台をファンタジー世界にしたのは、たまたま私が現代ものとファンタジーものを交互に書いてたんで、前作が現代だったから、今度はファンタジーにしようかなってくらいでしかありませんでした。導入の部分も、最近リベンジものとでも言うんですかね? 勇者パーティーに捨てられたから田舎でスローライフみたいな話が流行ってたんで、じゃあそうしようってくらいの軽い気持ちでした。

 

 ゲームの中の世界という設定(最終的には違うわけだけど)にしたのは、なんやかんや主人公たちのステータス表記って見てると楽しいんですよね。ちょっとずつ成長してるな、うふふ……って。それでステータスが前面に出やすい舞台を作りたいなと思ってた時、TRPG要素も入れたら面白いんじゃないかと思って何個かシナリオ読んだりしてこうなりました。

 

 だから、実は最初はそのままTRPGで遊べるように設定をガチガチに固めて、リプレイ風に話を進めようとしていたんですが、最終的には超能力が飛び交う話になっちゃいましたね。思うようにはいかないものだ。

 

 因みに、その名残りで主人公たちが使う古代呪文は、元々は2chのTRPGを作ろうぜって感じの板(名前は忘れた)から拝借してきました。鳳さんの最強魔法があれなのは、そっから取ってきたからです。これで本当にTRPGで遊べるような要素が残ってたら良かったんですけどね、力不足で申し訳ない。

 

 とは言え、まあ、私は趣味があれなんで、どうせこうなるだろうってみんな思ってたんでしょう?(笑)

 

 オカルト関係の話、エーテル界とかアストラル界ってのは20世紀のニューエイジブームの人らの、何ていうんですかね、世界観から拝借してきました。ルドルフ・シュタイナーの影響が大きいです。その他にも中世の新プラトン主義者の話とか、西田哲学なんかも読んだりして取り入れてます。

 

 聖書をよく読むんですか? って質問が来てましたが、ぶっちゃけ読んだことはありません。昔、家にありましたがめくりもしなかった。けどまあ、言い訳に聞こえるかも知れませんが、原典ってそんな読む必要ないと思うんですよ。例えば、論語ってありますけど、あれ読んでもあんまよくわからんのですよ。なんか孔子って人が顔淵って人のことを褒めちぎってるなホモなのかなって思うくらいで、あとはたまにいい言葉があるくらいで、具体的に何が礼やねんって、そんなものです。あれは後の儒学者の注釈を読んだり、朱熹や王守仁の思想を読んで、ようやく理解できるもので、原典だけじゃ二千年近く歴史がある宗教のことってやっぱわからないんですよ。

 

 だからキリスト教のことも解説本をワチャワチャ読んだり、後は結局ヨーロッパの歴史ってキリスト教の歴史なんで、世界史の本とか読んだほうが色々わかるんじゃないかなあと思ってます。

 

 仏教に関してもそうで、そもそも我々日本人でも自分らが何を信仰してるかわかってないでしょう。例えば、私は浄土教なんですけど、これがお釈迦様じゃなくて、ほぼほぼ阿弥陀如来信仰だってことをよくわかってない。極楽浄土と天国の区別もつかない。もちろん、それを知らずに南無阿弥陀仏と唱えるのも宗教なんですが、そういうのを何なんだろうって思って調べるのもまた宗教であって、その時にあたる文献は実はお経じゃなくって歴史書なんですよね。お経読んでもそこにはファンタジー世界が広がってるだけで、どうしてこんな思想が生まれたのかってのは載ってない。それを理解するには時代を遡って研究者の話を聞いていくしかないんです。

 

 幸い、日本には中村元先生ってすごい人がいて、お釈迦様の時代にまで遡って、参考文献いっぱい残してくれてるから色々読むといいですよ。面白い。だからまあ、何がいいたいのかと言うと、私はよく宗教の話を自分の小説に取り入れてますが、あれは歴史の話だと思って読んでくれると、より理解しやすいんじゃないかと思います。これこれこういうことがありましたよって、紹介しているようなものです。30年戦争もそうですが、人に思想を押し付けることなんて出来んのです。

 

 ニューエイジに関しても、ウトナピシュティムの辺りで触れてますが、時代背景知らないと胡散臭いだけで終わっちゃうんですよね。あれはピルグリム・ファーザーズとかがアメリカで相当苦労していて、大覚醒時代って信仰の高まりが起きて、そこへ古代シュメール人の石版が見つかって、アーリアン学説が唱えられて、そういう背景があって生まれてるんですよね。だから彼らはカルデア人とかアトランティス人を特別視してる。そうやって知ると、結構面白くありませんか。

 

 まあ、こんな感じで、私は自分の興味のあることとか好きなこととかを小説にしてます。だからとっつきにくいんでしょうかね。結構読んでもらってるんですけど、マジで出版の話とか来ませんよ(笑)あとSFなのも駄目なんでしょうね。

 

 SFに関しては質問箱にも書きましたが、私はもともと物理学がやりたかったもんで、自然とそういう話になりやすい傾向がありますね。本当は小説家が参考文献あげるのはどうかと思うんですが、私は小説家のつもりなんで……でもまあ物語中でも色々、拙い説明もしていますが、もしも興味があるならリサ・ランドールさんの『ワープする宇宙』って本が20世紀の物理学を網羅していてわかりやすかったと思います。一冊でわーっと全体が見通せるのでオススメ。後は一般相対性理論ってわかりにくいですよね。でもタイム・マシンにはみんな興味あるじゃないですか。そういう人向きにはポール・デイヴィスさんの『タイムマシンのつくりかた』って本をオススメします。そのものずばりですが、とても読みやすかったです。

 

 実はキップ・ソーンのタイム・マシンについては、9章の冒頭でやろうと思ってたんですよ。でも神についてもまだ触れてなかったんで、どっちを優先しようかなと思って、神の方にしちゃいました。この辺ちょっと心残りですね。

 

 他にもまあ、いくらでもおすすめ本はあるんですが、切りがないんで。ぶっちゃけ、古本屋行って適当に80円とかの本買ってきて読むのも中々楽しいですよ。実は物理学っていうか天文学なんですけど、2000年ごろにパラダイムシフトが起きてて、それまで宇宙の終焉はビッグクランチ説が優勢だったのですが、加速膨張していることが分かってからビッグリップ説やパラレルワールド仮説が盛り返してるんですよね。だからその前後の本を読むと言ってることがガラリと変わってて面白い。すごく丁寧な解説でわかりやすい本を読んでるつもりが、どこかに違和感を感じる。それで索引を見てみたら発行199X年って書いてあって、あー! ってことは結構ありました。そういうの分かってくると、やっぱ面白いですよね。

 

 まあ、ホント、参考文献あげるとキリがないんでこのへんで。つーか、何の話ししてるんだ。これはあとがきだったんじゃないのか。

 

 でもまあ、あとがきっつっても、本当に書くことないんですよね。正直、この2年半しんどかったくらいしか。いつも鳳さんと二人で足掻いてきた2年半でしたが、それなりには楽しかったですよ。途中で削除されたりしたけど、完結できて良かったです。

 

 次回作につきましては、もちろん何も考えていません。今は積ん読の山を崩すことしか考えられませんね。あとはソフィーのアトリエ2をやりたいから1を早くクリアしたい(笑)他にも映画みたりアニメ見たり、今はだらだら過ごしたいです。そしてまた書きたいことが出来たら、書くんだと思います。人間の好奇心は無限大だ。

 

 そんな感じでしょうか。なんか長くなっちゃいましたが、とりとめのない話を最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。これでラストスタリオンは完結です。私の性格上、後日談とかも書かないと思います。とにかく面倒くさがりなんで(汗)

 

 最後に、いつも感想書きにきてくださった方々は、本当にありがとうございました。私、感想返し全然しないんで申し訳ないですけど、ちゃんと読んでます。これからも感想は返さないと思いますが(笑)、匿名の質問箱の方はわりと返してるんで、何か質問とかあったら遠慮なく、お気軽にどうぞ。ツイッターの方ですが、これからはグラブルの話ばっかりになると思いますからフォロー外されても仕方ないと思ってます。お気になさらず。それくらいですかね……あとは、読者さん増えて欲しいんで、出来れば友達とかにオススメして貰えれば、嬉しいです。

 

 それでは、なんかえらい書き散らしちゃいましたが、長文乱文散文、申し訳ございませんでした。最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。またどこかでお会いしましょう。ではでは。

 

 

 

 

令和4年4月15日 水月一人

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。