ラストスタリオン   作:水月一人

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そうする必要があったんだろうよ、システム的に

 タンッ! タンッ! タンッ!

 

 大森林の奥地で銃声がリズミカルに轟いていた。ギルド駐在所の前に作られた即席の射撃訓練場で、鳳が愛用のライフルを構えては、百メートルほど先の標的に向かって淡々と射撃を続けていた。ハチに大怪我を負わされた翌日、彼は来たるべき決闘のための準備をしていたのだ。

 

 彼が手にするのは、あの街での攻防戦で支給され、逃げる時にどさくさに紛れて持ってきてしまった銃だったが、今では鳳の使える唯一の武器として活躍していた。5連装ボルトアクション式のライフルで、ただ撃つぶんには素人にも問題なく扱えたが、ただし鳳はメンテナンスが出来ないのでそのうち使えなくなってしまうのかな……と思っていたのだが、そこはたまたまギヨームという銃のエキスパートがいたことから事なきを得ていた。

 

 ギヨームは、さすが西部開拓時代を生きていただけあって、銃を分解したり、火薬を調達したり、空薬莢から弾を再生するなど、銃にまつわることはなんでもやれた。おかげで鳳は何もすることがなく、それを少々申し訳なく思っていたが、彼自身は魔法の銃を使用するため、鳳の銃を弄るのが気晴らしにもなるから良いらしい。

 

 ギルドに到着してからは、部品を注文したり、新しい銃を組み立てたり。今回も射撃の訓練をしたいと言ったら、すぐにこうして即席の射撃場を拵えてくれるところからしても、どうやら彼は銃を触っているのが単純に楽しいようである。

 

 それならば、魔法を使わずにいつも銃を持ち歩いていたら? と言ってみたのだが、そこはそれ、実物を携帯しているとその重量で動きが阻害されるから、今のスタイルのほうがいいそうである。アメリカ人らしい、なんとも合理的な考えである。

 

 鳳が装填されていた5発の銃弾を撃ち尽くし、地面に転がっていた空薬莢を回収していると、それを脇に寄って見ていたジャンヌが近づいてきた。

 

「経緯は理解したわ。でも、白ちゃん。それじゃどうしてあんな勝負を挑んだのかしら? 本当のことを言えば、彼は罰せられたはずよ」

 

 村の広場での騒動は、大怪我をしたはずの鳳が出ていって、ジャンヌを宥めることで収束した。しかし、ギルドに帰ってきてから、鳳に事の顛末を聞かされたジャンヌは、鳳が怪我をしたきっかけが、イジメを仲裁しようとしたこと、その相手に逆恨みされたこと、その結果、彼は死にそうになったというのに、事実を公表しないことを不思議がった。

 

 言えば、あの状況では誰もが鳳が嘘を言ってないことを理解しただろう。ハチをかばったマニも、鳳が先に手を出したということを肯定しただけで、それ以前にハチに虐められていたことを突っ込まれたら白状したはずだ。

 

 なのに、鳳はそのことを一切口にせず、単にハチとの勝負をやり直そうと言うのだ。何故そんな七面倒臭いことを言い出すのか、ジャンヌには理解できなかった。

 

「多分、そうだろうな」

「だったら……」

「でも、それだけだ」

 

 鳳の言葉に、ジャンヌは怪訝な顔をして首を傾げた。

 

「あそこで俺が本当のことを言えば、村人たちは信じただろう。マニが虐められていたことは誰でも知っていた。ハチが癇癪を起こしやすい性格なのも分かっていただろう。だから、言えば気の弱いマニは本当のことを話しただろうし、ガルガンチュアはハチを罰して俺に謝罪しただろう。でも、本当にそれで良かったんだろうか?」

「どういうこと……?」

「俺がここに運び込まれた時、見るからに死にそうだったから、おまえは頭にきて村に殴り込みに行ったんだろ? もし、本当に俺が死んでいたら、今頃おまえはどうしていただろうか?」

「それは……」

 

 ジャンヌは想像の中でよほど腹を立てたのだろう。みるみる顔が赤くなってきた。

 

「絶対に許さない。例え刺し違えたとしても、あの連中と一戦交えているはずよ」

「そうだろう。ところが幸か不幸か俺の怪我は治ってしまったんだよ。それが神の御加護か、俺の異常体質かはわからないけど、綺麗サッパリ何事も無かったようにね。だから、あの時、本当のことを言ってハチが罰せられたとしても、多分、大して問題にはならなかった。誰も事態の重要性を理解できなかった。もしかしたら、俺は死んでたかも知れないのに……なのに、何もなかったから良かったでは済ませられないと思ったんだよ」

「そうね。その通り……あなたの言うとおりよ」

「それに、どうせああ言う奴は他人に罰せられたら逆恨みするだろう。一時しのぎにしかならないなら、勝負して白黒つけたほうが良い。今後、ここで生活していく上でハチには、俺に負けた、俺には敵わない、って気持ちを味わってもらわなきゃ困るんだ」

 

 鳳がそう言って、拾った薬莢をギヨームに手渡すと、それを受け取りながら彼は感嘆の息を吐き、

 

「おまえ、あの場面でそんなことまで考えてたわけ? ホント、そういうところだけは、頭が回るっつーか、素直に感心するぜ」

「あんがとよ」

「けどなあ……それで狩り勝負ってのは、いくらなんでも舐めすぎじゃねえか? 相手は子供とは言え獣人だ。どう考えても分が悪すぎるだろう? 狩猟本能のままに生きてるような連中を相手に、おまえなんかじゃ勝負にならねえぞ」

 

 鳳は苦笑しながら、

 

「そうだな、そうかも知れないな」

「本当に分かってるのか? おまえは兎とか鹿みたいな、弱い草食動物なら自分にも狩れると勘違いしてるのかも知れないが、実はそういった奴らのほうが難しいんだぞ。奴らは信じられないくらい警戒心が強い。数百メートル先の些細な音でも聞き分けて、パッと逃げやがる。無警戒のおまえなんかじゃ、多分、近づくことも出来ないはずだ」

「かもな。でも、そこはそれ、人間には人間のやり方ってもんがあるだろう」

「……どういう意味だ?」

 

 鳳は含みのある笑みを浮かべながら、

 

「まず今回の勝負は、より大きな獲物を取ってきた方が勝ちだ。だからそもそも、兎なんか捕まえてきても勝負にならないんだよ。もっと大物を狙わなきゃ」

「ああ……そうだな」

「そして狩り方は問わない。罠猟でも追い込み漁でもなんでも、最終的に獲物が取れればなんでもいい。俺はもちろん、銃を使っていいことになっている」

「そうしないと勝負にならないからな」

「そしたら後は、あいつに勝てるだけの大きな獲物を見つければそれで済む話じゃないか。そして俺は、その獲物の場所を知っている」

「なんだと?」

 

 ギヨームは眉根を顰めた。

 

「獲物を探すのが大変なら、向こうの方から狩りに来て貰えばいいのさ。冒険者ギルドには、いつも討伐依頼が舞い込んでいるだろう。その中で、適当な依頼を受ければ良い。何しろ、大森林の獣人が討伐依頼をするような獲物だ。きっと俺みたいに美味そうな人間がうろついてたら、向こうの方から喜んで駆けつけてくれるはずさ」

「え? ……いや、でも、それって……いいのか??」

 

 ギヨームは頭を抱えた。普通なら、狩りといえば、まずは獲物を発見するところから始めるはずだが、今回の勝負はそもそも方法が問われていない。それに、大物を狙うのであれば、普通のハンティングでも下調べくらいはするはずだ。例えば、山にクジラを探しに行くバカはいない。どの辺に何がいるかくらいは調べてから行くのが普通である。

 

 鳳は、その情報の仕入れ先として、冒険者ギルドの掲示板を利用しようと言ってるのだ。ギルドには常に一つや二つの討伐依頼があり、しかも大抵の場合、それは大物の討伐である。危険だから依頼されるわけで、問題の獲物が目撃された場所へいけば、鳳の言う通り、向こうの方からこっちを見つけてくれるだろう。

 

 しかし、これは狩りと言えるのだろうか……

 

 もちろん、言えるだろう。

 

 ギヨームだって、討伐依頼のことを狩りと表現することはある。しかも、成功しても失敗しても誰も損をしないのだから、最高の狩りと言えるかも知れない。

 

「う、うーん……考えたな。いや、しかし! おまえ、討伐依頼を受けるっつっても、それこそ本当にやれるのか? おまえ、討伐経験ないじゃないか」

「まあね。でも、そこはおまえの腕次第だ」

「あん? どういう意味だよ」

「おまえの言う通り、俺は討伐の経験がない。ついでに言うと狩猟の経験も殆どない。だから、おまえの知恵と経験に頼りたい。具体的には、これなら俺でもやれるかもって依頼と、武器と弾薬を用意して欲しいんだ」

「はあ、俺にお膳立てしろって? ……まあ、それくらいはもちろんやるけど、それでも、まだ危険だと思うぞ。冒険者ギルドに依頼されるようなのは、失敗したら死ぬ可能性があるような猛獣ばかりだ。ただでさえ、そんな危険な相手なのに、おまえ、動く的を撃ったことがないだろう? 本当にやれると思ってるのか?」

「それについてなら、少し考えがあるんだよ。ギヨーム、さっきの俺の射撃を見てどう思った?」

「どうって……まあ、素人にしては中々やる方なんじゃないか。俺の足元にも及ばないがな」

「そうかい。それじゃ、今からもう一度あの的を撃つから、それを見てまた判断してくれないか?」

「どういうことだ?」

「見りゃわかるよ」

 

 鳳はそう言うと、ギヨームから新しい銃弾を受け取り、ライフルに込めて先ほどと同じように百メートル先の的に向かって射撃を初めた。

 

 タンッ! タンッ! タンッ!

 

 リズミカルな銃声が周囲に轟き、轟く度に的から砂煙が舞い上がった。全弾命中……この距離で、ましてやギヨームがメンテナンスした銃であるなら、決して難しいことではないが……

 

 ギヨームはその射撃を見て思わず目を疑った。彼は瞼をゴシゴシと擦り、それから気難しそうに眉間に皺を寄せて、

 

「すまねえが、もう一度やってみてくれるか? 今度はちゃんと見てるからよ」

「いいよ」

 

 鳳は肩を竦めると、また弾を込め直して、的に向かって銃撃を開始した。

 

 タンッ! タンッ! タンッ!

 

 今日は幾度となく聞かされた銃声が、また森の中に響き渡る。ギヨームは、鳳が射撃を終えるのを見届けると、これ以上撃つなよと手で制してから、わざわざ的まで走っていって確認した。

 

 そして難しそうな顔で腕組みをしながら帰ってくると、

 

「どういうことだ……? 明らかに集弾率が上がっている。おまえ、さっきまでは手を抜いていたのか?」

「まさか、さっきも今も本気だよ」

「じゃあ、どうしてこんなに突然射撃の腕が上がってるんだ? まるでさっきとは別人みたいだぞ」

「やっぱりね。まあ、俺もここまで劇的に変わるとは思ってなかったんだけど」

「何をしたんだ?」

「実はさっきと今とでは、俺のステータスが違うんだ。具体的にはDEXだ」

「DEX?」

 

 鳳は首を傾げているギヨームに説明しはじめた。

 

 昨日、ハチにボコボコにされてギルドに運び込まれた後、鳳がふと思い立ってステータスを確認してみたら、レベルが上っていた。残念ながらパーティー経験値は入っていなかったが、その代わりにボーナスポイントが入っていたから、彼はちょっと試してみようと思ったのだ。

 

「ほら、以前お前らと、人間のステータスについて話しあったことがあるだろう? その時、ジャンヌはSTRが23もあって、大木を一刀両断出来る技量もあるけど、元々いた世界……地球ではそんなことは出来なかったと言っていた。で、思ったんだよ。もしかして、このSTRって数値は、ジャンヌの本来の能力に下駄を履かせた数字だってことじゃないかって」

「うん……? どういう意味だ? よくわからんが」

「ジャンヌが大木を一刀両断出来るのは、彼が元々持っている能力ではなくて、神からのギフトみたいなものじゃないかと考えたんだよ。彼は本当なら大木を切る能力はない、なのにそれが出来るのは、神の力……魔法の力でもなんでもいいけど、そういう力が働いているからじゃないかと思ったのさ。

 

 で、とりあえず、そういう視点で考えてみるとさ、俺ってステータスがオール10だったわけだけど……

 

 あの街での攻防戦の時、俺は生まれて始めてライフルってものを撃ったんだけど、あの日以来、今日まで何度も射撃をする機会があって、そんで最近は100メートルくらいの距離なら的を外さないってくらい上手くなったなと思っていたんだ……ところが、俺のDEXは相変わらず10なんだよね。

 

 これってなんかおかしくないか? DEXがその人の器用さを表す数値なら、銃を撃ったことすらない人より、素人にしてはそこそこな腕前である俺の方が、DEXが高くなきゃ変だろう。

 

 でもこれは当たり前のことなんだ。器用さと言う言葉は、射撃の上手い下手だけではなく、例えば針仕事の巧拙を表現することにも使われる。ケースバイケースなんだ。前者の場合は、俺は確かに器用と言えるかも知れない。でも後者の場合は全く駄目だ。

 

 そう考えると、このDEXってステータスは、その人の素の器用さを表しているんじゃなくって、もっと別の何かを表している数字のはずなんだよ」

 

「ちょ、ちょっと待ってくれ。それじゃ何か? 俺たちが普段から見ている、このステータスってのは、ただの見せかけで意味がないって言いたいのか?」

 

 ギヨームは、あまりにも常識とかけ離れたことを言われて混乱し、即座にそれを否定しようとした。

 

「そんなわけないだろう。俺が今まで会ってきた奴らはみんな、力が強いやつはSTRが高かったし、器用な奴はDEXが高かった。例外はない」

「だから、そこには後付けか、先付けかの違いがあるんだ」

「……どういう意味だ」

「話を戻すけど……ジャンヌのSTRのことを思い出してくれ。ジャンヌは大木を一刀両断出来るが、元の世界じゃ出来なかった。ジャンヌはこっちの世界に来て、後天的にその能力を授かったんだ。逆に、もし今、彼が元の世界に戻ったらどうなるか? 多分、大木を一刀両断する能力は失われるだろう。

 

 んで、そう考えた時、俺は気づいたんだよ。もしかして、このステータスって、能力値じゃなくって補正値を表してるんじゃないかって」

「補正値……?」

「そう、実はジャンヌはこっちの世界に来る前から、見た目も能力も変わってないんだ。変わったのは、ステータスという概念が取り入れられたこと。彼はこっちに来て、STR23という補正値を得たことで、あっちの世界では出来なかったパワフルな技が色々と使えるようになった」

 

 鳳がそこまで説明すると、それを黙って聞いてたジャンヌが手を打ってから、

 

「ああ、わかったわ……例えば、STR23なら、筋力に2.3倍の永続バフがかかるとか、そういうことね?」

 

 流石ゲーム脳、話が早い。ジャンヌは概ね理解したようだが、ギヨームはまだちんぷんかんぷんといった感じで首を捻っている。鳳は苦笑交じりに続けた。

 

「それで、試してみたんだよ。もし、俺の考えが正しければ、DEXを上げれば射撃の能力が上がるんじゃないかと……結果は大当たり。初め、俺はDEX10のままで射撃してたんだけど、おまえによく見てくれと宣言してからは、DEXを11に上げた状態で撃っていた。それが、人が変わったように上達した理由だ」

「マジかよ……たかだかDEXが1違うだけで、こんなに劇的に変わるもんなのか……」

 

 ギヨームは少しショックを受けているようだった。今まで当たり前と思っていたステータスの概念が、唐突に崩れ去ってしまったのだから仕方ないだろう。しかもそれは、自分たちの能力を示しているのではなく、自分たちに力を与えている魔法の数字だった。

 

 だが、多分、彼はまだその意味を半分くらいしか理解していない。驚くのはこれからなのだ。

 

「そう、ここまで劇的に変わるんだ。俺は何も変わっちゃいないのにね。俺の実際の腕前は、最初に見せたとおりだ。100メートルの距離なら、的を外すことは無いが、着弾点にばらつきはあるし、そもそも落ち着いて狙わなきゃまず当たらない。

 

 ところが今度からは、緊張していていても、何ならわざと外そうとしても、多少ならば狙ったところに収束するように補正がかかるんだ。なんというか、DEX11くらいに」

 

「つまり、白ちゃんが銃を撃とうとしたら、オートフォーカスとか手ブレ防止機能みたいなのが、勝手に働くってわけね? システム的に」

 

 相変わらず、現代人のジャンヌの理解は早い。対してギヨームの方は理解に苦心しているようだったが、実物を見た後だから結局は理解してくれたようだった。彼はどことなく放心状態で、

 

「そうか……なるほど……なんとなくは理解したよ。だからおまえ、やったこともない討伐依頼でも、なんとかなるんじゃないかって自信があったんだな?」

「そう。今、俺の射撃は狙ったところに勝手に収束するようになってるんだ。不意を突かれない限り、落ち着いて、あそこに当てたいと意識さえすれば、勝手に手ブレが抑えられて、そこそこ狙った場所に当たるようになってる。神様か何だかよく知らないが、このステータスとやらを見せてくれてる奴が、そういう風に補正してくれるんだよ」

「でも不思議よね。そんなことして、神様に何の得があるって言うのかしら?」

 

 ジャンヌが小首を傾げている。

 

「得があるかどうかはわからないが、そうする必要があったんだろうよ」

「どういう意味?」

「そうでもしなきゃ、人間が魔王に勝てるわけがないだろう?」

 

 あの魚人を倒すだけでも、相当の被害が出ていたのだ。それが魔王となったら、果たして今のジャンヌでも勝ち目があるかどうか。

 

 この世界には神がいる。エミリア・デイビド・リュカ・ラシャ。それはどうやら本物らしい。今まで見てきた数々の奇跡、そしてたった今実験で確証を得たステータスの秘密……

 

「なんとなくだけど。もし、俺の幼馴染だったら、こういうゲームを作るんじゃないかって思えるんだよ……ここが現実なのか、ゲームなのかはよくわからないけどな。ただ少なくとも、エミリアは本当にここにいたんじゃないか……」

「灼眼のソフィアね……ええ、ここは私達がやってたゲームに似すぎてるものね」

 

 鳳は頷いて、

 

「だからこれからは、もう少しレベルとかステータスとか、そういうのに気をつけてこうかと思うよ。彼女が本当にこんな世界を作ったのだとしたら、レベルを上げることに何か意味があるはずだ」

 

 彼はそう独りごちるように呟くと、ライフルを構えて、また的に向かって引き金を引いた。それは彼が殆ど意識することなく、正確に的を貫いた。

 


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