主人公はシン・アスカの白髪のイメージでおなしゃす
ど〜も〜なんやかんやあって日本の倉持技研ってところに就職しました神崎 蒼です。ドイツの件の時に使い物にならなくなって、とうとう小さく爆発し始めた左腕をグラップシールドで引きちぎって海へ、ピョーン!ってした訳なんですが、左腕引きちぎったのと冷却が追いつかなくて顔と上半身の左側に火傷を負うレベルの熱が予想以上の激痛でして途中で気絶してしまいまして、気づいたら湘南の浜辺に流れついてました。その時に巻紙礼子って人に発見されて、色々とお世話になって最終的には巻紙さんの勤務先の倉持技研に就職させて貰う事になりました。
「お〜い、蒼!簪の嬢ちゃんが来たぞ〜!」
「了解です、おやっさん!」
アストレイを修理しながら、義手を作ったり、ISのシステムの改善案の提案とか色々やってたらいつの間にか代表候補生とやらのISの建造担当者になってました。
「お待たせ、簪さん」
「いえ、急に来てすみません」
「全然構わないよ。ちょうど休憩のタイミングだったからね」
んで、この青髪眼鏡っ娘が件の楯無 簪さんですな。いつもはのほほ〜んとした子が一緒なんだけど、今日は一人のようだな。
「今日はどういったご用件で?」
「あの・・・武装の案を持って来たので見て欲しいです」
「了解!」
ちなみに、この子はオタクである。ヒーローとかそういったものが好きだから話が合うんですよこれが。この子の担当者になったのはそれもあるかも知れんな。
えっと・・・ふむ、6×8、計48発のマルチロックオン仕様のミサイルが主武装の高機動型か。近接武器に薙刀、後は荷電粒子砲2門か・・・うーん
「どう・・・ですか?」
「そうだね・・・発想はいいけど、武装数が心許ないかな〜」
「そう・・・ですか?」
「うん。マルチロックオンはいい発想だけど、これだけだと対処された時に武器が二つしかないのは、圧倒的に火力不足になると思うな」
「例えば、どんなのがいいんですか?」
「そうだね・・・簪さん、お馬火力と内蔵武器にロマンを感じない?」
「その話、詳しくお願いします」
うし、喰いついた!ふはは!原型消滅レベルで魔改造してやるぜ‼︎ZZとサイコザクとフルアーマーガンダムと・・・(もちろん簪さんの意思を優先しますよ?はい)
「あ、マルチロックオンシステムは俺が作っとくから安心してね」
「え⁉︎できるんですか?」
「ふふん、勉強してますから」
「これでいいの?」
「はい!ロマンと実用性を兼ね備えたこの打鉄二式改でお願いします!」
「りょーかい!完成、楽しみにしててね」
「もちろんです!」
めちゃくちゃいい笑顔で帰ってったな〜
いい笑顔といえば、前に言ってたウサ耳巨乳女こと篠ノ之束なんだけど、政府のシステムをクラッキングして戸籍とか擬装したのから辿ってきたのか、俺の所に来たんだわ。なんで自分を追うのか聞いてみたら、アストレイに興味があったそうで。まぁ、俺としてはどうでも良かったんだけど、思わずISで何がしたいのか聞いてしまいまして・・・アストレイは兵器なんだけど、宇宙に行くためのISに必要なの?とか色々言った結果・・・
「やっほー、そーくん」
「どもです」
「むー、さっきの子の時とテンションが違うぞ!束さんもあんな感じで反応して欲しいなぁ〜」
「へいへい」
端的に言ってしまえばまぁ、めちゃくちゃ懐かれました。なんか、ISを兵器として見ない人間は初めてで、世間では天才として敬遠されてたけど普通に接して貰えたこととか、妹とその親友を守ってくれてありがとうとか、泣きながら言ってきて、頑張って慰めたらウサ耳じゃなくて犬耳が見えるレベルで懐かれました。 なんとなく可愛く思えるから別にいいけどね。
皆さんは何が好きですか?私は可愛かったらなんでもありです。
「んで、どうした?宇宙に行くための技術は知る限り伝えたが?」
「むー、何かないと会いに来ちゃダメなの?」
「いや、構わんがな・・・」
「ちゃんと防犯カメラのハッキングはしてあるよ?」
「うん、文句無し!」
「さっすがそーくん!話が分かる〜」
抱きつくのはやめてくれませんかねぇ・・・男としては色々と嬉しいが。あ、コイツまた不摂生な生活してやがんな?目の下の隈がすげぇし、肌もガッサガサになってるし。これはキチンと世話をせねば(唐突の父性)‼︎・・・そこ!ちょっと反応しそうなのを頑張って誤魔化そうとしてるとか言わない‼︎
「んじゃ、行くぞ」
「ほぇ、どこに?」
「俺の家」
「はっ‼︎そーくんもやっと束さんの魅力に気がついてくれたんだね!」
「アンタが可愛いのは知っとるわ。まーた、研究ばっかしてんだろ?今日一日は研究できると思うなよ」
「はーい・・・えへへ、可愛いって言ってくれた・・・」
なんかぶつぶつ言ってるが、静かになったし放置でいいとしますかね。
あ、ちなみにアストレイのことについては、そこら辺の変な工場とかをぶっ潰してたら見つけたパワードスーツって説明してある。まぁ、ISみたいに色々と便利な機能はないから簡単に納得して貰えたわ。出自についても気づいたらどっかの研究施設で、!それまでの記憶がないってことにしてある。さてと、この背中にくっついたまんまのお姫様のお世話を頑張りますかね。
〜〜〜〜〜〜〜〜
「あ〜、美味しかった〜」
「お粗末様、と言いたいところだが、軽く7-8人前は作ったつもりだったんだが、その細い体のどこにはいるんだ?」
「むふふ〜知りたい?」
「あー、やっぱいいわ」
ふむ、なんやかんやで世界から指名手配されてるコイツがたまに訪ねてくる以外はのほほんと暮らせてるな。あの二人からも救助信号が送られてくることもないし、向こうも平和に暮らしてんのかねぇ?別に元自衛官だから、ある程度なら戦うことが出来るとしても積極的に自分から戦いに行こうとは思わんしな。そもそもアストレイを引っ提げて来たのも駄女神がパワードスーツの飛び交うガンダムみたいな世界だって聞いたからだもんな〜何故かいたGATーXもあれ以来出てきてねぇし、大嘘つきやがったよなあの駄女神。
生きた状態で駄女神をブン殴る方法を目標にしながら平和に生きていこうと思う今日この頃です。
「ねぇーそーくん、一つ相談があるのですが」
「ん?今日の晩飯か、気が早いな」
「ちっが〜う‼︎」
「じゃあなんだ、変な猫撫で声出して」
「えっと、来年の四月から箒ちゃんといっちゃんが国立のIS学園に入学することになりまして・・・」
日本がどこぞの大国に強制されて作った孤島の学園だっけ?あー、有名人の妹さんだからか。纏めて監視できた方が便利だから入学させられたって方が正しいのかね〜
「ちなみに二人ともISに乗るようになれば、もう一回そーくんことアストレイに会えるかも知れないって張り切ってるらしいよ〜」
・・・マジで言ってんのか、それ。
「うわ、そーくんなんか凄い顔になってるよ?」
「例えば?」
「うーん、なんていうか、物凄く格好良く女の子を助けて、名乗る程の者じゃありません。って言った次の日に実は同じ職場で働いてたことが発覚した、みたいな?」
「まぁ、そんなところか。」
端的に言えば、一生顔を合わせたくないのですが。あ、でも向こうは俺だって知らないし、コイツに黙って貰えればいいのか?いや、まてぇい!なんか俺がIS学園に行くことになってる気がするんだが?一応話は聞くか。
「えっとね、箒ちゃんといっちゃんを守ってあげて欲しいの」
「守る?お前と世界最強が居れば大丈夫なはずだろ?」
「・・・聞いてくれる?」
ーーーーーーー
「・・・マジで?」
「うん・・・」
話によると、織斑一夏には一つ上の兄がいるらしいんだが、所謂天才という奴らしい。なんでもそつなくこなし、人当たりもいい。だが、何かと織斑一夏を目の敵にしているらしい。自らの手で攻撃することはなく、周りの人間をうまくけしかけていじめを行なっているそうな。
「篠ノ之箒の他に味方になれるようなのはいないのか?」
「中国人の子がいたんだけど家庭の都合で帰っちゃってて、束さんがぶっ殺そうとしたら私は大丈夫だからって言われちゃったし、ちーちゃんの前では表だったことはしないから頑張って家に帰ろうととはしてるみたいなんだけど、巧妙に隠してるみたいだし、注意しても変わらないみたいで・・・」
「なるほどな・・・」
IS学園に入学すればそもそもそいつに合わなくて良くなるだろうな・・・ん?
「なぁ、ISって女性しか扱えないんだよな?」
「私にもなんでかわからないんだけどね」
「ってことは・・・」
「あれ?そーくんテレビ見てないの?知ってるから話を進めてるとばかり・・・」
「国立だろうが、狙われるだろうから俺に護衛をしてほしいんだと思ってた・・・ってか、こんな話を切り出した時点で察するべきだったな」
「そうだ、そうだ!反省しろ〜」
「・・・あ?」
「ごめんちゃい」
面倒くせぇな〜その・・・ゴミ君が生徒として居るなら織斑千冬が庇えば逆にいじめの原因になると・・・ってか、肉親から嫌がらせを受け続けてよくあんな優しい子に育ったな。俺は壊れたのに。
あ・・・
「俺が超長距離からドタマブチ抜いたら万事解決?」
「でも、それだとレーダーに引っかからずに狙撃できる技術を持ってる所なんて限られてるからすぐにそー君ことアストレイに行き着くと思うよ?」
むぅ・・・しゃーないか・・・
「わーったよ。行ってやるよIS学園によ」
「ほんと⁉︎ありがとうそーくん‼︎お礼は私のsy・・・」
「最後まで言わせんぞ!取り敢えず、アストレイの擬装とかするから手伝ってくれ」
「まっかせて‼︎」
平和に生きていこうとか、決意した矢先にトラブルが転がりこんでくるとは・・・絶対あの駄女神俺のこと嫌いだろ・・・
気を取り直して、アストレイの擬装をどうしようかね〜マーズジャケットを基点にするかな。見た目ザフト系モビルスーツだし、後は実体弾系で固めておいときゃそうそうバレることはないだろ。あ、ISのPICも要るな。アストレイは基本スラスターで無理矢理空に飛ばしてるわけだし、あんまISの技術は使いたくないけど、俺のちっちぇプライドで他の人間を危険な目に合わせたくないしな。
「あ、世間にもう一人の男性操縦者ってことで発表するからそのつもりでね〜」
「うっそだろお前・・・」
ーーーーーーside out
『二人目の男性IS操縦者が篠ノ之束博士によって発表されました‼︎」
興奮したようにテレビに向かって叫ぶアナウンサーの後ろには、スーツといういつになく真面目な格好の篠ノ之束と同じくスーツ姿の顔の右半分に火傷の痕がある青年こと神崎 蒼が記者会見に臨んでいた。
「ぶっ⁉︎」
「だ、大丈夫お姉ちゃん⁉︎」
織斑家にてビール片手にテレビを見ていた織斑千冬はそのビールを吹き出した。突然のことにオロオロする織斑一夏を尻目に携帯をとりだした。
『はい、「どういうことだ束‼︎」・・・うわぉ、大迫力!』
「む?誰だ貴様・・・」
開口一番、馬鹿デカイ声で怒鳴りつけたのだが、返ってきたのは男の声だった。しかも微妙に聞いたことのある声だ、具体的には2年前。
『あ、どうも〜おそらく今全国に放送されているであろう記者会見に映ってます、アストレイこと神崎蒼です』
「なぜ貴様が束と一緒に居る?」
『二年前のあの事件のあと、捕まりましてね。アストレイのことを根掘り葉掘り聞かれまして、いつの間にかめちゃくちゃ懐かれました。あ、ちなみに彼女は今アストレイの擬装開発でてんやわんやしてますね』
「そうか・・・」
取り敢えず冷静な声音で返事をしてみたが、織斑千冬の頭の中はぐちゃぐちゃになっていた。
(待て待て!アストレイが男だったのは知っていたが、束が興味を持って、しかも懐いた⁉︎人嫌いかつ特に男嫌いなあの⁉︎明日世界が終わるんじゃないか・・・って、今はそうじゃなくて!アストレイの擬装と言っていたが、IS学園に入学するつもりか?そうでなければ発表などしないか・・・じゃあなんのために?)
『まぁ、全ての国から独立した場所かつ世界最強がいると言えど、貴女達の妹を狙う存在がどういう手段を使ってくるかなんて予想がつきませんからね〜というわけで、同じ学生という身分であれば一番自然に近くで守ることができるようにとのことです』
「そうか・・・」
『あ、二人にはくれぐれも俺のことは内密にお願いします。アストレイってのがどこからかバレて更に面倒くさいのが増えるのも嫌なので』
「了解した。それと・・・お前、家族は?」
『いや〜気づいたらどっかの研究施設でしてね。そこまでの記憶が一切ないのでなんとも。アストレイもそこら辺の施設をぶっ壊しまくってたら見つけたもんですし。』
「そうか・・・すまんな」
『いえいえ、では入学試験の時にお会いしましょう』
「あぁ」
電話が終わり、ソファーに沈み込む織斑千冬。そこへ何かを察して台所の方へと行っていた織斑一夏が戻ってきた。手には新しいビールの缶とつまみがあった。
「今の、束さん?」
「そうだ。2人目の話をな。束曰くそんなに悪い奴ではないらしい。私達と同じで家族がいないらしくてな。一夏が気に入れば、仲良くしてやってくれ」
「うん、わかった」
そして、思い出したのかぽつりと一言。
「あの時の礼、言い損ねたな・・・」
どこかのホテルにて。
「おい、どういうことだよ⁉︎男性操縦者がもう1人って、原作には無かった筈だろ‼︎」
「そうなんだがな・・・もしかしたら俺達転生者の存在が影響しているのかもな」
「まあ、そいつを殺すタイミングなんてこれからあるだろしな」
「そうだな。俺はお前がハーレムを作れるように外部から協力する」
「んで、俺はお前が欲しい女を送りこむ。しっかし一夏をTSさせてハーレムを作らせないようにしてあわよくば殺そうとするのには恐れいったよ」
「まぁ、原作の主人公だから下手したら百合ハーレムでも作りそうだからな。項羽の憂いは絶っておくもんだろ?このチート能力があればどうとでもなるんだ、2度目の人生を楽しんでやろうぜ」
「おうよ」
なんて話があった。片方は本来原作には存在しなかった織斑一夏の兄こと織斑秋斗。もう1人は打田圭介。神崎蒼がいうところの素晴らしい祝福の駄女神が特に何も考えずに転生させた前世性犯罪者の2人である。原作が始まる前から何かと暗躍しているようで、神崎蒼はこの2人の影響によってこの世界を崩壊させないために転生させられたのである。
・・・それについての説明は本人にはされていないようだが。
「ちゃんと仕事をしてくださいよ先輩!」
「なんで完璧最高女神の私が〜」
「元はと言えば先輩が犯罪者を転生させるからでしょ‼︎」
ペナルティによって大量の仕事の書類の中を泳ぐ駄女神が居るとかいないとか。
「ごめんなさい◼️◼️◼️◼️さん!私達にはもう干渉することが出来ないのでどうか世界のことをお願いします‼︎」
「ん?駄女神に困らされてる女神様の声?」
「どーしたの、そーくん?」
「んにゃ、なんでもない」
オリ主くんの義手に関しては、ありふれの現代兵器無双の彼のをイメージしてください。彼の物と同様、割と殺意高めです。ぱっと見義手とわからないように擬装していますが。