取り敢えず、生き抜きますか   作:カイト改

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夜勤が連チャンで入ってからの、色々あってウェルカムでようこそな動物園並みにどったんバッタン大騒ぎ♪してました。

 おのれ、人の休日を潰してくれよって・・・

ってな感じで投稿です。


四話

 ど〜も〜、織斑弟に絡まれまくってそろそろ無駄にイケメンな顔面にリボルビングバンカーを打ち込みたい神崎蒼です。なんか、アイツの差金なのか必然なのか一部の人間を除いて俺についてあることないこと訳の分からん噂が流れててめちゃくちゃ居心地悪いでござる。針の筵を体感すること2時間・・・やっと授業が終わった‼︎これで帰れる‼︎ん、メールだ・・・おやっさんからか。

 

[もう1人の男のせいで簪の嬢ちゃんのISの建造を停止して、男のISを作れって国から圧力がかかりやがった。嬢ちゃんはISを後は自力で作り上げるつもりらしい。なんとか手伝ってやってくれ。

 

 

 

 

 

 

 そのボケと戦うことがあったら徹底的に頼む。by簪の嬢ちゃん親衛隊]

 

 うわ〜マジか。親衛隊があったことも驚きだけど、こりゃ皆さん纏めてブチ切れてんなぁ。面と向かって罵倒することはあるけど、あの人達はいない人間に対してとやかく言うタイプじゃないからな〜織斑弟のISなんざ作りたくないけど、プロとしてそんなことはできないからまたヤケ酒をしてそうだ。

 取り敢えず、彼女が行くとしたら整備室ってところか。織斑先生から打鉄受領してそのまんま行くかな。

 

「あ!神崎くんはまだここにいましたか」

「山田先生?どうかされましたか?」

「あのですね・・・神崎くんの住む場所が決まりました」

「は?」

 

 説明に来たムカつくオバハンがなんかグダグダ喋ってたし、織斑先生曰く部屋を準備するのに時間が〜とか言ってた気がするが・・・ん?"の住む"場所?

 

「えっと、ここ、です」

 

 いや、ほったて小屋やないか〜い⁉︎つ〜かなんで山田先生が落ち込んではるの?関係ないと思うんだが・・・

 

「あの、どうされました?」

「・・・聞いてくれますか?」

 

 山田先生が話してくれたのは、正直俺は織斑先生とか布仏さんとか以外からは嫌われてるらしくて、寮に入れるのは大反対、男のくせに千冬様と引き分けた⁉︎冗談は酔っ払いだけにしろ、むしろ男なんて研究施設でモルモットになっていればいい、とかなんとかめちゃくちゃ言われてるそうな。

 取り敢えず、織斑弟が何も言われてないことに普通に殺意が湧くな。顔面にエリアルコンボ(フェイクフレームバージョン)を折りを見てぶち込んでくれよう。

 それは置いといて、にしても。

 

「山田先生が落ち込む理由にはならないのでは?」

「その・・・織斑先生以外は神崎くんのことを悪く言っていて、私も神崎くんのことをよく知らないのに変に怖がってしまって・・・」

「でも今は噂に流されずに一応俺をちゃんと見てくれてるんですよね?なら、そこらへんの有象無象になにかを言われても気にしないので安心してください」

「ですが、神崎くんだけこんなところなんて・・・」

「あー・・・」

 

 織斑先生にしか言ってなかったけどこの先生なら言って良さげかな?変に噂を流すとかどっかにリークとかしなさそうだし、まぁバレたとしても潰せるからいいか。

 

「個人的にはこっちの方が好都合なんですよ」

「え?」

「"ノア"擬装限定解除、"ロト、ヒルドルブ"起動しろ」

「・・・」

 

 見た感じ何もないところから現れたのが、大型多目的自走式コンテナユニット"ノア"とあんま馴染みがないかな?MSイグルーに登場するグリーンのモビルタンク"ヒルドルブ"とガンダムUCにて活躍した茶色の小型可変モビルスーツ"ロト"だ。拠点を作れなかった時期に造ったもので、ノアに関してはコイツがあれば生活とアストレイの整備ができる。あとは支援ユニットかな。

 え?なんでバクゥとかじゃないのかって?ただの好みですが何か問題でも?

 あ、山田先生気絶してら・・・どうしようか・・・お、都合良くベンチを発見!起きるのを待ちますかな。

 

ーーーーーー

 

「はっ⁉︎」

「あ、起きました?」

 

 跳ね起きて自分の体をキョロキョロと・・・立派な物をお持ちですが、流石に気絶した人を襲おうとかいう考えはないのです。まぁ、口には出さんけど。今の状況としては、取り敢えずベンチに寝かせて俺の上着を掛けて俺自身は少し離れた所でハロのシステムを弄ってた。多分だけど山田先生、男性恐怖症入ってるよな〜下手な事したら赤い刑事なライダー2人を呼ばれるな。刑務所まで一走り付き合わされてから絶望が俺のゴールにされる。そんでからの研究施設で一生モルモットルート確定と。

 ・・・世知辛。

 

「まあ、色々な事情があって寮の部屋よりかはこちらの方が都合がいいんです」

「そうだったんですね・・・この機械は、組織から逃げながら1人で作り上げたんですよね?」

「そう、ですね」

 

 あっぶね〜適当に作ったカバーストーリーだったから自分の設定を忘れてたわ。そんな重い話じゃないから暗い顔をしないで欲しいんですが。チッ、もうちょい軽いストーリーを考えるべきだったか、でここまでやんなきゃいけない理由も軽いのってなんかあんのかなぁ・・・

 

「神崎くん?」

「あ、いえ、なんでもないです」

 

 本当になんでもないからそんな泣きそうな目で見ないでください〜!罪悪感が凄いんじゃ❗️

 

「あ、織斑先生に神崎くんの案内をしたら来るように言われてたんでした!すみません、失礼します‼︎」

「あ、はい」

 

 う〜ん、なんか要らん勘違いが加速してる気がする?まぁ取り敢えず放置だな。簪さんの所に行きますかな。

 

ーーーーーーーー

 

「・・・神崎さんが居てくれたら・・・」

「ん、呼んだかな?」

「わひゃあっ⁉︎」

「おお、すまんすまん」

 

 整備室に顔を出したら名前を呼ばれた気がしたから返事をしてみたら、めっちゃびっくりされたでござる。持ってたスパナをお手玉しながら突っ込んできたので胸でキャッチと。「はわわ・・・」って感じどんどん顔が赤くなっていく簪さんが可愛いな〜とか、柔らかいしいい匂いすんなぁ〜とか現実逃避してたら背筋が凍るような殺気がガンガン飛んでくるんですけど。簪さんはパニックになりつつも全然離れようとしないし。カオス、ですな。

 

「はい、周りから見たら付き合ってるようにしか見えないから離れましょうか?」

「え・・・」

 

 そんな涙目+上目使いでこっち見ないで貰っていいですかねぇ⁉︎色々と辛いからやめてぇ‼︎なに?どっかで知らん内にフラグが立ったん⁉︎それともお兄ちゃん的な⁉︎どっちにしろ理性がヤベーイでアンコントロールスイッチ、オン!しそうなんですけど⁉︎あと背中に感じる視線がそろそろ物理的な能力を持ちそうですぞ。

 

「打鉄弐式でしょ、まずは」

「あ・・・そうでした」

 

 やっと現実に帰ってきたか。あんま追求するとそろそろ視線の主から物理的に何か飛んで来そう出しやめておこう。私は空気が読める男なのです!

 

「どうして、ここに?」

「ん?あぁ、おやっさん達に簪さんのことをよろしく頼まれたのと、織斑先生から織斑一夏のISを作るように頼まれてね。一週間で打鉄を魔改造しなければならん訳でございますよ」

「そうなんですか・・・」

「そんなわけで9時以降はここにいるから相談があったらいつでも聞くし、無論手伝うからなんでも言って下さいな」

「うん!」

 

 う〜ん、守りたい、この笑顔。つか、なんか幼児退行してね?そういやお姉さんと仲悪いって言ってたな・・・仲が良さげなのがのほほんさんぐらいしか見てないから、もしかしたら寂しいのかもしれんな・・・これも全部、無能なままでいなさいとかアホな事を言ったお姉さんってのが悪いんだ‼︎

 

 ふぅ、びーくーる、びーくーるっと。さて、織斑一夏用のISだが、どうするかな?取り敢えずサブアーム二本にシールドくっつけて、シールドビットをパクって付けるか。サブアーム関係と火器のトリガーはハロに制御させるとして、織斑一夏にはある程度の回避と空の飛び方を覚えてもらうか。それなら一週間だけだったとしてもなんとかなるか。うー、アサルトライフルと・・・何がいいのかねぇ。本人に聞くか。

 

「あの、神崎さん」

「はいよ?」

「蒼さんって呼んでいいですか?その、わ、私も簪って呼び捨てにして欲しいです!」

 

 いや、唐突⁉︎なんか携帯見てんな〜とかは思ってたけど何があった?

 

「構いませんが、そうすると口調砕けますが大丈夫ですか?」

「は、はい‼︎ふ、不束者ですが・・・」

「使い方が違う気がするが、まぁいい。これでいいか、簪?」

「はい‼︎・・・えへへ、重吾さんの言う通りだった」

 

 おやっさ〜ん、簪に何吹き込みましたのん?なんか嬉しそうだからなんとも言えないけどやな予感がするよ⁉︎

 ・・・考えてもどうしようもないし、置いとこ。

 取り敢えず要るもんはノアに送信して造っとくか。ちなみにノアにはageビルダー的なもんを作って乗っけてあったりする。材料さえあれば大概なんでも作れるのです!

 アストレイの武装プランも出来たし、換装しますか。

 

「ロト、ハロ、ハンガーと武装とマーズ持ってきてー」

 

 目ぇ、キラキラしてる簪は置いとくか。ISと違って量子化とかできないから輸送がめんどいのなんのって、輸送用のアメンボ(age)擬きも造ったんだが、いかんせんデカイんだよな〜鉄の男さんのマークな42みたいに分割して飛んで来るのも作ったけど、内蔵火器が装備できないとか、展開してる間は動き辛いとか、その他色々問題だらけなのです。取り敢えずパワードレッドに採用できたけど、両肩に追加でジェネレーターを装備してるからこそできる荒技でして、どうにかならんもんかねぇ。

 

「おぉ〜」

「あんま近くだと危ないぞー」

「・・・」

 

 聞いてねぇな。俺が気をつけときゃまぁ、大丈夫か。

 アサルトライフル一丁と、グロックC17とリボルランチャー2門と日本刀二振りとアサルトナイフ二本と。両肩の装甲内部にライフル用の予備弾倉と給弾用のサブアーム二本を装備。膝の装甲内にグレラン積んで完成!あ、あの織斑弟用に弾は粘着榴弾にしとこ。 

 

「これが蒼さんのIS・・・」

「実際の所は全然違うんだけどな。だいたい知ってるとは思うけど、これはISに対抗するためのパワードスーツだから、色々と面倒な所もあるんだぜ?」

 

 格納場所とか、装着後の起動シークエンスとか。まぁ、それしないと内蔵火器とか暴発したらまた腕とかなくなるしね。頭のイーゲルシュテルンとかになったら即死しかねないし。

 

「あ"っ」

「どうしたの?」

「いや、なんでもない」

 

 普通の戦闘ならどうとでもなるけど、シールドエネルギーとかどうすっかなぁ・・・こっちはエネルギー切れとかないしなぁ、バッテリー製のバリア発生装置作って攻撃喰らう度に減るようにするか?ブースターは推進剤使ってるからどうにもならんのは織斑先生に相談してみるか。

 はぁ、面倒くせぇ。

 

「簪、俺は織斑先生にちょっと話があるから先に上がるな。」

「うん、わかった」

「クラス代表戦には間に合うようには手伝うから夜遅くまで頑張るなよ?」

「わかってます」

「ならよし」

 

 さて、織斑先生はどこにいるかな〜お、のほほんさんを発見!

 ・・・知らなさそうだけど、ダメ元で聞いてみるか。

 

「おう、のほほんさん。織斑先生がどこに居るか知ってるか?」

「織斑先生ならいっちーの部屋に行ったよー?」

 

 oh・・・場所分からんかつ、下手に1人で歩き周ったら逝ッテイーヨ!だな確実に。気は進まんが。

 

「のほほんさん、そこまで案内を頼めるか?」

「いいよー、はい!」

 

 手を出してはい、とは?俺の知らない言語か?まさか、まだ俺が知らないだけで、この世界には何か特殊なコミュニケーション能力が存在するのか⁉︎やばい、この世界の人間じゃないってバレ・・・

 

「おんぶー」

 

 なさそうだな。ってか、

 

「その年でおんぶか?」

「むー、案内してあげないよ?」

「はぁ・・・了解した」

 

 にこにこののほほんさんをおんぶして・・・あ、これはエグい。

 

「・・・やっぱ降りろ」

「えーなんでー?」

 

 無自覚か?コイツ着痩せするんだなー的な感触がが・・・

 

「そーそー?」

「なんでもない」

 

 こんな所で理性パイセンの耐久力を試す羽目になるとは思わなかった・・・常時削られていくこの状況でどれぐらい保つのか・・・

 まぁ、俺が我慢したら万事解決だよな。

 周りからの視線になんて負けない!

 

 

 

 

「ねぇ、あれって・・・」

「うわ、早速手を出したのかしら?」

「ふん、千冬様の弟と違って寮にも入れて貰えないクズが」

 

 ・・・もう我慢出来なさそうだよ(即堕ち2コマ風)

 いや、俺についてなら聞き流せるんだけど、のほほんさんのことも貶してるんだよなぁ・・・試作段階のローエングリンランチャーの的になってもらおうかな?命の保障はせんが。

 

「ここだよ〜織斑先生は寮長で〜いっちーとしののんはその隣〜私とかんちゃんはその反対側〜」

「なんの役にも立たん情報をどうも」

「いえいえ〜」

 

 いや、皮肉を言ったんだがな。分かってなさそうだな。のほほんさんは俺の背中から飛び降りると、そのまんまふらふらと部屋に入っていった。

 自由か。

 取り敢えず寮長室をノックしようと右手を挙げたタイミングでドアがいきなり外開きで開いた。

 

「もう、お姉ちゃんのシスコン!」

「あ・・・」

 

 

ーーーーーーーーーside out

 

 織斑一夏の声と共に蹴破る勢いで開かれたドアは今まさにノックしようとしていた神崎の左手に直撃、凄まじい音共にドアを右腕が貫通した。

 

「っ⁉︎」

 

 珍しく焦った表情で左腕を引き抜こうとするが、何故か抜けない。諦めて顔を上げると、織斑一夏の風呂上がりなのか水の滴る黒髪とタオル以外隠す物がない僅かに上気した体と鉢合わせた。

 ・・・控えめに言ってだいぶエッちぃ格好である。

 固まる2人。その後ろから声がした。

 

「一夏〜私がシスコンなのは、今に始まったことじゃないだろ?」

 

 クール系美女の看板を銀河の果てまでぶん投げて、想像し辛い発言をかましながら現れたのは織斑一夏と違って隠す物を何も持たずに全開な織斑千冬だった。

 

「・・・」

「・・・」

「・・・」

 

 凍る空気。そんな状況を打開したのは、ハロだった。

 

『ギルティ、ギルティ!』

 

 ダブルオーの整備用ユニットの頭に接続された青ハロはそんな音声を流しながら、脚部に搭載されたローラーで神崎へ突撃。

 悲鳴すら上げられずにドアごと吹っ飛ばされた神崎の左腕からドアを外して飛び出てきたアームやらなんやらが一瞬で修復。

 メインアームからワイヤークローが飛び出して神崎の肩を掴み、どこかへ引きずっていった。

 一瞬の早技で悲鳴をあげることなく呆然としていた2人の前に白ハロとピンクハロが転がってきた。白ハロの目が光り、ホロディスプレイが現れテキストが打ち込まれていく。

 

『主の無礼、誠に申し訳ございませんでした。先程までの記憶は物理的に消去しておきますのでご安心ください。』

「え、えっと君は?」

『申し遅れました。私達は独立型多目的サポートロボット、通称ハロです。貴方達のサポートをするために主によって新規で開発されたユニットです。』

「そ、そっか。取り敢えず中に入ろっか」

『失礼します』

 

 裸にタオル装備な美少女と白とピンクの丸い物体が会話をしているというアホみたいな状況をようやく自覚したのか部屋の中へと誘う。転がって中にハロが入ると、赤い顔の織斑千冬がまだ立っている。

 

「お姉ちゃん?・・・立ったまんま気絶しちゃってる・・・」

『ピンクがベッドへと運んでおきます。』

「うん、お願いね」

 

 そんな会話をしている後ろでピンクハロの4つの円形部位が展開、アームと足になり、見た目に合わない出力で織斑千冬を連れていった。気絶する大人が多くないかこの世界。

 一方織斑一夏と白ハロは机を間に挟んで会話?をしている。

 

『まず、私達は主に作られましたが完全に独立したユニットとなっているので、盗聴・盗撮・その他プライバシーが侵害されるようなことがない事を前提に何か質問はありますか?』

「うーん、じゃあ私達のサポートって言ってたけど、それはISに関してだけなの?」

『家事からISの整備まで、大概のことはできます。が、あまりに私達に頼り切りになる場合はお尻を引っ叩かせていただきます。』

「あはは、了解しました。これからよろしくね。シロちゃん」

『シロ、とは?』

「うん、貴方の名前。ハロって言うのはいっぱいあるんでしょう?だから。」

『・・・了解しました。私の名前はシロです。改めてよろしくお願いします』

 

 和む光景ではあるが、このハロは一体一体がユニットを装備すれば単独でISさえも退けることのできるチートスペックを誇っていたりする。しかも、独立しているので自分の作った者に対しても情け容赦無かったりする。

 

『ハヤク、ワスレロ!』

「ちょっ、待っ、ぎゃああああああっ⁉︎⁉︎」

 

 明日神崎は生きているのだろうか・・・

 




 今日はここで終わりです!

 皆さんはロボット系で好きな武装とかありますか?
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