取り敢えず、生き抜きますか   作:カイト改

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一か月ぶり?です!

コロナのせいでゴールデンウィーク消滅して、おのれディケイドおおおおおお!!!ってなってから不貞腐れてモンハンで狩猟本能覚醒!アーアアーってしてたら遅れました。
消滅の決定をした上司は初っ端から濃厚接触疑いで働いてません。
バキバキ、ボーン!していいですかね?

そんな訳で投稿はバラバラになりそうです。


五話

 どーもー、昨日本能との戦いを制した後の記憶が全くない神崎蒼です。思い出そうとする度に頭痛が走るんだけど、ハロとかのログを見ても一切の記録が残ってなくて割と怖いでござる。織斑先生は目が合うとものすごい勢いで顔を逸らすし、織斑一夏は露骨に俺を避けてるし・・・なんかラッキースケベでもやらかした?けど、そんなことしてたら織斑先生&どっかから見てる天災(誤字ではない)から制裁喰らって命はないだろうな〜

 取り敢えず、俺がなんかやらかしたのは確実だろうし普通に接して貰えるまで静かにしていようか。

 

「あの、神崎さん」

「・・・はい?」

 

 えっと、早速織斑一夏がきたんだが。足元には白ハロ・・・俺渡したっけ?いや、独立稼働型だから勝手に行ったのか。

 

「シロちゃんと話し合って自分が得意なことと希望を書き出してみました。これを参考にして作って欲しいです」

「分かりました」

 

 ルーズリーフを受け取って流し読みっと。ふむ、防御力重視の射撃特化型ね〜。両肩にシールドをくっつけて背中にキャノンか。俺がある程度考えてたのと似通ってるからいけるな。

 

「放課後の予定は?無ければアリーナで練習を始めていきたいと思うのですが。」

「は、はい、それで構いません。でも・・・」

「基本的な飛行と機動ぐらいしかやらないので安心して下さい」

「わかりました」

 

 ふぅ、口調変えて喋んのは疲れるな。

 さて、今日も今日とて針の筵タイムな1日の始まりでございます。

 

ーーーーさぁ、(時間を)振り切るぜーーーー

 

「では、借りてきた打鉄で早速練習していきましょうか」

「はい」

 

 さーて、篠ノ之箒の視線が突き刺さるなか、特訓の開始でございます。居心地わっる。メニューとしては、歩くのと浮かぶことだな今日は。

 一個一個説明してくのも面倒いのでダイジェストで行ってみよー

 

〜歩行の場合〜

「はい、歩いてみましょう」

「えっと、歩く、歩く・・・」

「普段はそんなことを意識して歩いてはいないでしょう?ISは手足の延長です。いつも通り目的地まで行くだけでいいんですよ」

「そうなんですか?えっと・・・おぉ〜」

「ふむふむ・・・」

 

〜飛行の場合〜

「ど、どうすれば⁉︎」

「背中に翼があると考えましょうか。白ハロ頼めるか?」

『リョウカイ、リョウカイ!』

「あのハロ、とやらは喋ると片言なのだな」

「翼があること〜♪」

「マスターすんの早くね?」

「・・・背中に翼・・・」

 

 とまぁ、めっちゃ楽しそうに空を舞っているでございます。こんだけできれば明日には戦闘用の機動ができそうだな。

 ってか、さっきまで木刀持って俺のこと睨んでた篠ノ之箒がいつの間にかメモとっててびっくりした。織斑一夏を守るために動いてるってかんじだからどうにか強くなろうとしてんのかねぇ・・・俺の特訓方法は昭和ライダーのアレかハートマン軍曹式しか知らんからな・・・教えるのが上手そうなら山田先生の所に一回行ってみるか。

 

「さて、今日はこれが普通にできるようにしましょうか」

「はい!」

 

 ん?なんかピットの方が騒がしいな・・・

 

「お二人とも、ちょっと用事が出来たのでケガだけないように気をつけて練習していてください」

「わかりました!」

「・・・本当はどうなのだ?」

「・・・ピットの方が少し騒がしいのでね。わざわざ織斑一夏さんに心配をかけることを言う必要はないでしょう」

「・・・そうか」

 

 あ、もしかしてこれも何かの策略か何かだと疑われてる?まぁいっか。

 

 

「俺は織斑千冬の弟で織斑秋斗だぞ⁉︎なんでお前があの愚妹を庇って主人公の俺の邪魔をしてんだよ⁉︎」

「はぁ?貴方が何者であろうが、人が努力をしているのを邪魔しようとする人間はこのセシリア・オルコットが許しませんわ!」

 

 ・・・えっと、俺の想像してた状況と違う・・・弟くんがISの自慢のためにそろそろ来るかなぁ、とは思ってたけど。ついでに織斑一夏の批判を緩和する踏み台にしようかとは思ってたけど!根っからのIS至上主義&織斑先生の妄信者だと思ってたセシリア・オルコットが織斑一夏を庇ってるのは想定外ですわ・・・

 はぁ、面倒くせぇ。

 

「チッ、今日は帰ってやるよ!」

「二度と来なくていいですわ」

 

 うわぁ、テンプレみたいなセリフまわしだな。織斑一夏には頑張ってもらって弟くんをしばき回していただくとしよう。

 

「セシリア・オルコット」

「ピッ⁉︎ななななな、なんですの⁉︎」

「可愛い悲鳴だな、おい。良いのか?天下の弟くんに逆らうとロクなことがなさそうだが」

「か、かわっ⁉︎・・・コホン、別に孤立しようと私はかまいませんわ。ですが、織斑一夏さんには失礼なことを言ってしまいましたわ・・・」

「まぁ、アドバイスのついでになんなりすればいいさ」

「そう、ですわね。感謝いたしますわ」

「なんのことだか」

 

 うし、お節介終わり!戻るとしましょうかな。・・・はやとちりでやらかしてもうてるからなんかお詫び考えとかないとな。

 

「お〜、いっちーが飛んでる〜」

「だ、大丈夫なのかな?神崎さんはいないみたいだけど・・・」

「わ、私達襲われたりしないかな?」

「大丈夫だろう、多分、きっと、・・・おそらく」

 

 うーん、そこははっきり否定して欲しかったよ篠ノ之箒‼︎ってか、なんか増えてる⁉︎あー、聞いてなかったことにしよう。タブレットを出してっと。

 

「なにか希望などはありますか?専用機に採用するようにしますが・・・おや、皆さんどうされました?」

「あ、そーそー!」

「か、か、か、神崎くんっ⁉︎」

「ひぃっ⁉︎ごめんなさい、貧相な私なんて美味しくないから食べないで‼︎」

「む、遅かったな」

 

 わーい、予想通りの反応で草生えるわー(泣)篠ノ之箒の反応に安心感を覚える俺は末期なのかも知れんなあ。ってか、織斑一夏は割と上を飛んでるから聞こえてないっぽいな。インカムは・・・あったあった。

 

「織斑さん、なにか操作に不便はありませんか?」

『わひゃい⁉︎あ、はい。えっと、なんか左右のバランスが変な気がします』

「了解です」

 

 ふむ、利き手とかの方に重心が寄るのを考慮したスラスターの出力設定にしてあるのを変と申すか。綺麗な姿勢?ってところか。打鉄のシステムに介入、今の姿勢制御のデータとクセを解析、データを基にスラスターの出力設定を変更・・・完了っと。

 

「設定を変えて見ました。少し、試してみてください」

『わかりました!』

「「「「おお〜」」」」

「なんですか?」

 

 なんすかその不思議なものを見る目は。

 

「あのね、そーそー。ISをその人に合わせて調整するってすごく時間がかかるんだよ〜?」

「・・・そうなのか?」

「・・・何故私に聞く・・・あまり知らないが、最適化(フッティング)は一時間は最短でもかかる、ときいたことがあるな」

「なーるへそ」

 

 束もできるし、普通のことだと思ってたわ〜はぁ、色々と気にした方が良さげなことが多いな。面倒くさいことこの上ねぇなこれ。

 

『あ、神崎さん』

「なにか?」

『その、戦闘訓練ってもうやるんですか?』

「明日から開始します。まぁ、篠ノ之さんには打鉄を纏っていただくので2人だけになるということはないので安心して下さい」

「そ、そうですか・・・』

 

 あと1時間ってところか。動作例的なもんでも披露するとしますかね。

 

「ハロ、マーズ持ってきてくれ。織斑さん、一度降りてきてください。取り敢えず最終目標を見せようと思うので」

『わかりました!』

 

 ハンガーユニットを引き連れてきたハロに群がる女子を尻目にハンガーユニットの中へとはいる。

 

「装着開始」

 

 ハンガー内の壁が割れてフレームやら装甲やらを持ったアームが伸びてくる。まぁ、本来なら中に入って装着とかまわりくどいことをせずにアイアンで戦う実業家みたいな装着シークエンスができたんだけど、アストレイを一度纏ってからその上にマーズユニットを被せるからどう頑張ってもバレるんだよなぁ・・・はあ、システムチェック開始。

 

ーー主ジェネレーター・サブジェネレーター起動

  ・・・正常に作動、待機出力で安定

ーー各部センサー起動

  ・・・異常無し

ーー各部パワーアシスト起動

  ・・・エネルギー供給正常、出力正常

ーーFCS(射撃統制システム)起動

  ・・・異常無し。

      頭部イーゲルシュテルン×2

      アサルトライフル×1

      ハンドガン×1

      リボルランチャー×2

      膝部グレネードランチャー×2

      接続完了、電子ロック及び物理ロック正常に作動。

ーー各部スラスターユニット、PIC起動

  ・・・圧力異常無し。可動の問題無し。正常に作動中。

ーーエネルギーシールド起動

  ・・・発生に問題無し。増加コンデンサー異常無し。

ーー右腕部思考連動システムに接続

  ・・・同期完了。タイムラグ0.1秒以内で安定

ーーマーズユニットとシステム同期

  ・・・完了、異常なし

 

  ・・・システムオールグリーン

 

 ハンガーユニットが展開、カタパルトだのなんだのが展開して射出される寸前で動きがとまる。さて、今回は何かな?システムに設定した記憶はないんだが何故か頭が空を見上げる状態で固定されて、問いかけに対して返答しない限り絶対に動かなくなるんだよなぁ。緊急の時はないんだけど、訳分からん。

 

『目覚めろ』

 

「その魂」

 

 ふむ、今回は仮面ライダーアギトのキャッチか。色んな名言やら決め台詞やらが出てくるから割と面白いから構わんがちょっと怖いんだよなぁ。

 

「それがそーそーのISなの?」

「おう、全身装甲型第二世代機、マーズだ」

「ヒトツメ・・・ネトラレースリィー?」

「な、何を言っているのだ一夏⁉︎」

 

 なんで織斑一夏がビルドダイバーズ リッラァーィズ‼︎のネタを知ってるんですか?しかもこれはモノアイであってヒトツメではないんですが?ドートレスとかデスアーミーとか、割とマイナーな気がする機体が出てきて面白かったですまる。チャンピオンが別のゲームを始めたのには引いたな〜人って極まると明後日の方向に向かって行くもんなのかな?ファイターズの3代目なメイジンもそんな感じだったし。

 ・・・話を戻すか。宇宙で戦っていたMSの真髄、見せてやろう‼︎(そんな大層なことはできん)ロトに射撃させて、ハロには説明を兼ねて下がってもらうようにしとくか。

 

ーーPIC起動、スラスター圧力正常。

 

 さぁ、行くか。何回やっても怖いよな〜

 

ーーーーーーーSIDE OUTーーーーー

 

「「「「ほえ〜」」」」

「ほぁ〜」

 開いた口が塞がらない、というのはこういうことだ!的な感じで全員が似たような顔になっている。5人のタイプが違う美少女たちが口を開けている様はアホ面を通り越して可愛いさすら感じさせる。それを成したのはマーズことアストレイを纏った神崎だった。

 

『ソウ!ソウ!ジツダン、ジツダン!』

「流石に流れ弾とか危ないからなしだな。つか、回避運動見せるだけだろ?」

 

「・・・これ、参考にしなきゃいけないのかな?」

「・・・明らかに人がしてはいけない動きをしてる気がするのだが」

「・・・そーそー、すごいね!」

「本音、すごいで済ませられる次元じゃないでしょ・・・」

「「うんうん」」

 

 余裕そのもの、といった口振りでハロと雑談をしながら宙を舞う神崎目掛けてロトから発射されるのは無数のミサイルとマシンキャノンからの模擬弾。その噴煙が視界のほぼ全てを占める中、その全てを舞うように避けていっている。

 スラスターによる回避、足を振り上げて上下反転、逆さまの状態のままスラスターによる機動、ISの世界大会であるモンド・クロッゾですら見られないような特殊なものがかれこれ30分ほど続いている。

 

「とまぁ、織斑さん、これを見てどう思いました?」

「えっと・・・なんていうか、変、でした」

「それはよかった」

「む・・・一夏から離れてもらおうか」

 

 すらっ、とどこからともなく取り出した木刀を神崎に向ける篠ノ之箒。事情をよく分かっていなさそうな本音を除いて織斑一夏たちも一歩引いている。

 

「・・・言い方が悪かったですけど、その反応は傷つきます。ドMじゃねーんで」

「じゃあ、どうだと言うのだ?」

「色々と公開されてる映像をみると、ISって基本的にスラスターで移動じゃないですか。んでもって絶対地面に足が向いてるでしょ?地に足つけてる訳じゃないから・・・っていう感じでセオリーを無視してみました」

「「「「・・・・」」」」

 

 またもドン引きされる神崎。古今東西、培われてきたものをスルーするのは難しいというか、普通は考えつかないものである。神崎はことも無げに言っているが、トンデモである。

 

「別に難しいことでもないんで。ISに長く乗っている人よりかはやりやすいはずですよ」

「や、やってみます!あ、あと・・・」

「なんでしょう?」

「神崎さんって敬語慣れてないですよね?いつもと同じ口調で大丈夫ですよ」

「バレてーら・・・」

 

 ガクっと肩が落ちる。モノアイでなかなかにゴツい機体が肩を落としているのはなかなかにコミカルであった。

 

ーーーー1時間後ーーー

「そんじゃ、今日はこれにて終わり!ちゃんと汗流してしっかり寝ろよ〜」

「「「「「はーい」」」」」

 

 汗を拭きながら、自身の宿舎へと戻る神崎。普段は急な来客があっても大丈夫なようにプレハブのほうに寝泊まりしている。当然誰もいないはずなのだが・・・

 

「・・・人の気配?」

 

 ぼそっと呟く神崎。篠ノ之束も勝手に入るぐらいはしてそうだが、彼女の場合は何かしらの痕跡がある。例えば、人参型のロケットが刺さった跡とか。

 相当奇抜なもので無い限り、改造オッケーな制服の中から拳銃を取り出して左手に。強度の高い右腕を簡易的な盾とすると同時に日本のロボットアニメで初めて人が搭乗するマジンガーなZのアイアンなカッターでカウンターが出来るように構える。

 

「・・・はあ、いい加減にしてくれ・・・」

 

 消え入りそうな声でぼそっと呟くと大きく深呼吸、ゆっくりとドアを開く。

 

「お帰りなさい!ご飯にする?お風呂に、きゃっ⁉︎」

「動くな。何処からの回し者だ?直ぐに答えたら楽に殺してやるよ」

「あらー、直ぐに答えなかったらどうされちゃうのかしら?」

「・・・安心しろ、エロ同人みたいなことにはならんからな。世界の拷問をフルコースでご馳走してやるだけだ」

「「・・・」」

 

 言葉だけで見れば緊張感漂う映画のワンシーンのような状態だが、脅している神崎はともかく、相手は裸エプロン?な青髪美少女である。どっちかといえば、見せられないよ!的なビデオ状態だ。

 今まで様々なラノベや二次小説を読んできた諸君ならこの後の展開など容易に想像できるであろう。

 

「・・・えっと、お、お邪魔しました・・・」

 

 織斑一夏の登場である。

 ちょうど神崎の影になって見えなくなっていたようで拳銃やアイアンなカッターは見えていない様子だ。

 神崎は勘違いされたままだと何かと面倒臭いと考えたのか、馬鹿でかいため息を吐いて拳銃とカッターを収納してドアを閉めようとする織斑一夏に声をかけた。

 

「あー、織斑。ちょっと戻ってきてくれ。この女に見覚えあるか?」

「え?えっと、生徒会長さんだったと思うんですけど・・・」

「・・・あぁ」

 

 考えること5秒程。そういや入学式でめっちゃ睨んできたなコイツ・・・と虚空を見る神崎。取り敢えず生徒会長を解放した。

 

「生徒会長さんについては後でで。織斑さんはどう言ったご用件で?」

「あ、はい。山田先生が話があるって探してましたよ?」

「そうか。・・・何がしたいのか興味はないが、俺がここに戻るまでに消えとけ痴女が」

「っ!そんなこと!」

「あ"?じゃあ美人局かなんかか?ま、どーでもいいわ。役割がなけりゃこんな所にいる必要はないしな」

 

 学校や訓練中には見せなかった冷たい雰囲気を纏う神崎。少なからず交流のあった織斑一夏は戸惑いを隠せず、何処か食えない笑みを浮かべていた生徒会長をいつの間にか真剣な表情になっていた。普通に生活していれば感じることのない圧力、言葉にできない恐怖を感じて怯える表情になった織斑一夏を見て神崎の表情も変わった。首を捻ってエゲツない音をさせると雰囲気が霧散した。

 

「・・・はぁ、申し訳ない。個人的なことでイライラしてた。生徒会長、アンタの要件は大体わかるが必要ない。が、敵対するつもりはないから安心しろ。織斑さんも悪かったな、八つ当たりして。なんのかんの言われる前に部屋に戻りな」

 

 それだけ言うと神崎は部屋を出て行った。

 ぽつん、と放置された2人は顔を見合わせると同時に頭を下げた。

 

「はじめまして、織斑一夏です」

「はじめまして、IS学園の生徒会長で更識楯無よ。よろしくね織斑さん」

「はい!あの・・・」

「わかってるわ、彼の最後の言葉よね?」

 

 こくん、と頷いた織斑一夏に生徒会長は話し出した。

 

 長くなるので要約しよう。

 色々な研究機関が・・・

 

 ISに乗れる男が2人も現れたぞ!

 ↓

 1人は織斑千冬の弟?なら手は出せんな・・・

 ↓

 もう1人は国籍なし、親なしのないない尽くしらしいぞ!

 ↓

 なら誘拐して研究材料にしても構わんのだろう?

 

 といった状態らしい。そして似たような思考回路で世界各国も狙っており、色仕掛けやらなんやらの日々。おまけに女尊男卑な生徒達から毎日のように嫌がらせをされているらしい。

 

「そんな!でも、よく一緒にいる私達は?」

「自分にだけヘイトが向くように動いてるみたいよ。おそらくその役割っていうのが関係してるんだと思うけど、何か聞いてないかしら?」

「いえ、何も・・・」

「そう・・・」

 

 取り敢えず用が無くなった2人はプレハブを出て行った。

 

「チッ、もう刀奈にアイツが接触してんのか・・・簪も本音もアイツよりってことか。なら一夏と一緒に殺すか?そこを俺が慰めれば堕ちるよな!」

 

 出て行った2人を見送りつつゴミみたいなことを言っているゴミ。なんやかんや自分に擦り寄ってきた女子生徒たちを使って神崎に嫌がらせをしていたが、目に見えた効果が無く何かしらの弱点を探しにきたようだ。自分と違い、プレハブに住んでいることに優越感を感じていたようだが2人を見て無駄にイケメンな顔を歪めた。

 

「前にイージスとかが落とされてから改良したコイツらなら楽に殺せるだろうしな」

 

 ゴミはディスプレイに映った3機を見て笑う。

 

 

 

 ・・・気色悪いのでパワードレッドの拳を叩き込んでは駄目だろうか?

 

 

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