ポケットモンスター、縮めてポケモン。ポケモンはこの星の不思議な不思議な生き物。空に、海に、森に、街に、世界中の至る所で、その姿を見ることができる。これは、そんなポケモンの住む世界でチャンピオンを目指す「彼」の物語である。
「どーも。君が今年の新人トレーナー?じゃあ改めて自己紹介するね。俺はポケモン博士の黛灰。これでもれっきとした博士だよ。ここタズミタウンに住みながら各地に生息するポケモンたちの研究をしてるんだ。ここで新人トレーナーにポケモンと図鑑を渡すようリーグから言われてね。まあ君が何を目指すかは知らないけど、頑張ってね」
「まゆゆー!ごめん、ちょっと助けてー!」
「…今のは気にしないで、いつものことだから」
「気を取り直して。さ、この3匹の中から君の最初のポケモンを選んでね」
僕が選ぶのは、——————————————
「よく来たね!この町のジムリーダー、この天才ポケモントレーナーのアンジュが相手になるよ!」
「いや、勝手に決めちゃダメでしょ!チャレンジャーの子の手持ちによって変わるって言ってたじゃん!」
「ンジュとィゼはんで決めとってな〜私ちょっと出かけてくるし〜」
「おや?君はまだ子供だろう?こんな酒場に来ちゃあダメだぞ」
「いんじゃない?アタシらも子供の頃にはもう入り浸ってたし、そういうのも経験でしょ」
「郡道さんみたいな大人にさせたくないから言ってんですよー。ベルさん、この子センターまで連れてくんでお会計お願いします」
「え、奢ってくれんの!?ありがと神田ー!」
「誰が奢るんですか誰が」
「はーい、よってらっしゃい見てらっしゃい!ジョー・力一のモノマネショーの始まりだよぉ!ハァイそこのジョージィ!見ていかない?…え?自分はジョージじゃない?つまらなさそうだしいい?…連れて行きなさい」
「おはござー、おはござー、おはござー!見習いジムリーダーの、本間ひまわりでーす!こないだのしょーかくせんで負けてからはしゅりょーの旅なうなんよ!だからばとるしよーやー!!!」
「しゃちょー!いい加減フィギュア作りやめて仕事してくださいよー!結構溜まっちゃってるんですからー!」
「すいません、夜見さん!でもこの10分の1メタグロスフィギュアかっこよくないですか!?後少しなんでどうか続きを…」
「だーめーでーすー!この後はかちぇのラボの視察も入ってるんですからー!早くいかないとまたゴネますよー!」
「ねぇ葛葉、こないだのリーグ昇格戦のお祝いまだしてなかったよね、何がいい?」
「はぁ?いらねーよそんなもん。俺が勝って当然の試合だったし〜、まっさんとか対策しなくても勝てるし。はい雑魚乙ーって言えるぐらいには余裕だったわ」
「そんなこと言ってるとまた炎上するよ?まあいいけどさ。じゃあまた今度のリーグ戦用に新しいポケモン探す?僕も一緒に行くけど」
「んー…あー…いや、やめとくわ。お前に勝ちたいのにお前と行っても意味ねーし」
「…まだ勝つつもりだったの?昔から一回も勝てたことないのに?」
「うるせー!次こそは勝つんだよ!俺が勝つまでやるんだよ!」
「あー!ガセった!何でだよぉ!今の信頼度80%はあるじゃん!赤文字出てたじゃん!」
「ねーイブ、まだやるの?俺もう飽きたんだけど」
「エビさんはさっきからちょくちょく当たってるからいいじゃん!俺まだ2回だよ!?しかも単発!この台前兆長いから当たってるか分かんないし!」
「もう意味わからん…女子組はさっさと買い物行ってたし…俺もう疲れたからやめたいんだけどー」
「いーや、後一回当たるまではやめられないね!2スルーしてるから次はAT入るって!だからそれまでは連れ打ちしよう!な!」
「えー、それっていつ当たんの?」
「いつ当たるか分かったらとっくに当ててるわ!」
「なあ美兎ちゃん…ここ…どこ…?」
「?何言ってるんですか楓ちゃん。さっき言ったじゃないですか」
「カントー地方なのは聞いたけどそれ以外は聞いとらんのやけど」
「あれ、言ってませんでしたっけ?伝説の鳥ポケモンの一匹、フリーザーが住むと言われるナナシマですよ」
「……そのポケモンってこの前捕獲報告出てなかったっけ…?」
「………へ?」
彼がこれから旅するこの「イチカラ地方」にはさまざまなトレーナー、さまざまな町、さまざまなポケモンが生きている。その先にたどり着くまでにどんな冒険が待っているのか、どんな出会いがあるのか。彼の冒険が今!はじまる!
つってね!