フェニックスに転生しました!   作:虎とら男

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第10話

〜レーティングゲーム当日〜

リアスたちはオカルト研究部の部室で待機していた。

「はあ…」

「大丈夫かい、一誠君?」

「いや、落ち着かなくてな」

「試合前にあまり思い詰めない方がいいよ」「ああ、ありがとな。木場」

と、木場が一誠の緊張をほぐしている時に、コンコンと

、ドアをノックする音が聞こえた。

「どうぞ、はいって」

とリアスが許可する。

「やあ、リアス準備は万端かい?」

「ライル!北欧から帰ってきて他のね⁈」

やって来たのはライルだった。

「おい、木場!あのイケメンは誰だ⁈」

一誠は入ってきたイケメン、ライルのことを木場に聞く。が、本人にも聞こえていたようで。

「やあ、朱乃と白音以外の眷属の人とは初めましてかな?

僕はライル・フェニックスだ。よろしく」ニコッ

それだけで女の子を虜にしそうな笑顔で挨拶するライル。

「フェニックス⁈なんだテメェ!偵察に来たのか⁈」

ライルの名字を聞き激昂する一誠

「こら一誠!彼はそんなことをする人じゃないわ!それに私とライザーの婚約にも反対してくれているのよ!謝りなさい!」

「ええ!そうだったんですか⁈すいませんでしたぁ!」

急いで謝る一誠。

「いや、仕方のないことさ。別に怒ってないよ。…でもね、兵藤一誠。いくらこれから戦う相手の家族だったとしても、僕や兄上は貴族なんだ。あまり不用意なことをすると、それはリアスの責任になる。そのことをよく覚えておきな。じゃあ、リアス。健闘を祈っているよ」

そう言って、ライルは来賓席に転移するのだった。

 

 

 

〜来賓室〜

「きゃあ、あの方、ライル様じゃない」

「うそ!本当だ!きっとお兄様の応援に来たのね」

 

ライルは周りの貴族の令嬢や夫人などのヒソヒソ話を受け流し、フェニックス家のテーブルに向かっていた。

 

「やあ、ライル君久しぶりだね」

「…お久しぶりです。サーゼクス様」

「何度も言っているが、グレイフィアのことは気にしないでくれ。あれは私かいけなかったんだ」

「…はい」

「それで、グレイフィアは元気かい?」

「はい、今日はここにきておりますが、お会いになりますか?」

「ああ、後でそちらに挨拶に行くと言っておいてくれないかい?」

「わかりました」

 

 

 

 

 

それからレーティングゲームが開始されリアスたちグレモリー眷属は負けた。

 

 

 

 

 

 

ライザーとリアスの結婚式に当日

兵藤一誠は、式場の廊下を走っていた。

「待っていてください部長。必ず助けますから」

そう決意し、披露宴会場の扉が見えてきたその時、目の前にフェニックスの魔法陣からライルとその眷属が現れた。

「!!ライル・フェニックス!どいてください。部長を助けに行かないと‼︎」

その叫び声にライルは真剣な表情で答える。

「悪いが、それはできない相談だ」

「なッ⁈あんた部長の結婚に反対していたんじゃないのかよ!」

「反対だよ。だからこそ、今からこの式を潰しに行くんじゃないか」

「ならなんで⁈」

「やかましい。捕らえろ、マルギッテ」

「はっ!」

マルギッテは一瞬で一誠を組み伏せる。

「マルギッテさんもなんで!」

「兵藤一誠。君がここに来たのはどうせサーゼクス様の仕業なのだろが、君はこの式に乱入する資格があると思うのかね?」

「何⁈」

「いいかね、君はレーティングゲームというチャンスをものにできなかったんだ。君は負けたのだ。敗者が勝手にゲームに復帰するといるのは、道理というものが通らんのだ。わかったか。」

「ならあんたが割り込むのもおかしいんじゃないのか⁈」

「それは問題無い、すでにては打ってある。それに、俺にはリアスとの約束があるのでな。兄上…ライザーなんかにリアスは渡さんよ。」

そう言ってライルは会場の扉をぶっ飛ばした。

 

 

 

 

ドカンッと、会場の扉がこわされた。

「何だ、何が起こった⁈」

急な事態にライザーが怒鳴り散らす。

「いや〜、お騒がせしてすいませんねぇ〜兄上」

「ライル!どういうつもりだ。」

「いやね、兄上とリアスの結婚を取り止めて貰おうと思いまして。こうして参上したわけです。」

「なっ!ふざけているのか!」

「ふざけてなどいませんよ、父上。俺はただ、幼馴染が

無理やり結婚させられようとしているのを止めにきただけです。…さて、兄上、いやライザー!俺はリアスかけて決闘を申し込む。勝負しろ!」

「ふざけるな!レーティングゲームに勝ったのは俺だぞ!なぜそのようなことをしなきゃいけないんだ!」

「ほう、なら決闘をしないと?」

「当たり前だ!」

「そうですか。ならば、父上。これを」

「なんだこれは?……なにっ!これは誠かライル!」

「はい、誠でございます。」

「なんだその紙は?」

「なぁに、兄上、これはあんたが不正に僕の口座の金や持ち物を使用した証拠です。」

その一言に会場内がざわめく。

「ライザー、俺と勝負しろ、しなければ貴様はブタ箱いきだ。もし俺に勝ったらリアスと結婚するがいい、不正も見逃してやる。しかし、俺が勝ったら、リアスとの婚約を破棄してブタ箱行きだ。」

「くうぅッ、弟の分際で生意気な。」

「その弟の金を勝手につかうからこうなるんだ。馬鹿め。」

「チィイ、仕方ないその決闘受けてやる!」

こうしてリアス人生を決める決闘の火蓋が切って下ろされた。

 

 

 

 

「ふん、決闘などせずに俺を捕らえていたら良かったものを、レーティングゲームもせずにテレビにでてちやほやされていたお前が俺にかてるわけないだろ。フハハハハ!」

「御託はいいさっさとこい」

「どこまでも舐めやがってぇ!死んでも後悔するなよ!」

激昂し渾身の炎をライルに目掛け放つ!

ボォアアアア!!

ライルのいた周囲が跡形もなく焼き尽くされる。

「ふん、馬鹿め」

「誰が馬鹿だって?」

「何!無傷だと⁈俺の渾身の一撃だぞ!いくら同じフェニックスとは家!ありえん!何をした!」

「別に何も特別なことなどしていないさ。ただ、自分の炎で弾き返しただけだ。おいライザー、俺はお前がフェニックスの力とお家の権力振りまいて女漁ってるときに上を目指して鍛えてきたんだ。貴様なんかの生温い炎で俺を倒せるなどわりえないぜ!」

「なにぃ!」

「さてと、次はこっちから行くぜ」

そう言いってライルは氣と魔力高める。

「見せてやろう!俺と眷属が生み出した新たなちからを!」

 

 

「我が血は再成を、我が魂は破壊を示す。

顕現せよ!『ザ レジェンド』!」

ライルが言葉を紡ぎ終えたその時!ライルの背後からインディアンのウォーボンネットをかぶり紅い肩当てと籠手を付け背中から炎の翼がはえた筋骨隆々の大柄の男が現れる!

 

「な、なんだそいつは⁈」

「こいつは氣と魔力を融合させうみだした力あるビジョン!

『スタンド』!!」

「スタンド⁈」

「そうだ!、そして俺のスタンドの名は『ザ レジェンド』

初まりにして、最強のスタンドだ!!」

「行くぜ、〈スカーレット・ファイヤー・ストーム〉!」

ザ レジェンドが両手から炎が噴出し、それをライザーに向け螺旋回転されながら放つ!

ライザーはよけきれずにその業火が直撃する。

 

「ぐぁあああ!ッ!なぜだ再生しないだと⁉︎」

「『ザ レジェンド』の炎は全てを燃やす。貴様ごときの炎では再生などできん。」

「くそぅ!ライル、わかっているのか?この婚約は悪魔の未来のために必要な大事なことなんだぞ⁉︎」

「ふん、そんなこと知ったことか。だいたい、未来のために女1人自由に生きることが出来ない世界ダァ?そんな世界生きる価値もない。」

ライルは答える。

「もし仮に、この世界がそういう風にできているのなら。俺がそんな世界を変えてやる!!」

ライルが叫ぶ!自分の意思を、想いを、魂を乗せて!

「行くぞライザー!俺のスタンドが誇る最強にして最高の絶技受けてみろ!」

「うおおおおッ!なめるなぁあああああああ!!」

ライザーがライルの膨れ上がる魔力とプレッシャーに気圧されながらも炎の弾をライルに向けて掃射する!

「無駄無駄ぁ!行くぜ、レジェンド!時を、超えろぉお!『ニューワールド』‼︎」

その瞬間全て時が停まった。

「ウラウラウラウラウラウラウラウラウラウラウラウラウラウラウラウラウラウラウラウウラウラァアー!!」

ライルのスタンド『ザ レジェンド』の炎を纏った拳のラッシュが止まったライザーに突き刺さる!!

そして、ラッシュを終え、レジェンドが消える。

 

「そして、時が動き出す。」

そうライルが呟き、ライザーが吹っ飛ばされた。

 

勝者、ライル・フェニックス

 

 

 

 

 

「ありがとう!ライル」

決闘が終わり、リアスがライルに飛びつく。

「何、僕は君との約束果たしたまでさ。」

「それでもよ。」

「なら、素直に受け取っとくよ。」

ライルはそう返し、笑顔になるのだった。

 

 

 

 

 

「すみません、うちの息子たちがお恥ずかしいところ…」

「いえいえ、そんなことありませんよ。それにしても、我々は急ぎすぎたのかもしれませんなぁ」

「そうですな、グレモリー殿」

「しかし、ライル君たちが居る限り、悪魔の未来は明るいですな。」

「いやはや全くです」

 

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