舞台裏の出演者達   作:とうゆき

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流水場所の伝え人

今に立ち

過去を語らい

未来を見送る

配点(言伝)

 

 

 

 江戸湾を睥睨する白の三胴艦、白鷺城。その中央艦の甲板、安土城の福島・正則との通神を終えて表示枠を消した滝川・一益はふと、背後に振り向く。

 副官を下がらせた後、甲板は自分以外誰も上って来ていない筈だった。けれどいつからそこにいたのか、忍者仕様に改造したP.A.Odaの制服を着た初老がじっとこちらを見ていた。

 驚きはなかった。意識の隅で違和感を捉えていたからだが、危機感は抱かなかった。味方相手でも隠密術で姿を消す。その際に肌に触れる風の変化で気付かれないように風下に立つのも忘れない念の入れ方。その程度は滝川隊にとって日常茶飯事であり、仮に不意打ちを仕掛けたとしても一種のレクリエーションに過ぎない。

 

「どうしたのさ、栓さん」

 

 木全・忠澄。滝川の部下で北条方面の偵察に出ていた忍だが、話しかけながらおや、と滝川は思った。

 彼の表情は巌のように険しく、口をきつく結んでいる。いつもの木全は年相応に落ち着いていて、テンションが高い訳ではないが、けれども今のような沈黙は妙だ。

 顔は強張り、何かに耐えているようだった。普段の柔和な笑みは完全に消え失せている。

 木全のそれは対峙した相手に敵意を抱かせないよう意識しているという面もある。だから今の状況は笑みを浮かべる事に意識が回らないという事だが、何がそうさせるのか滝川は思い至らない。

 寄越された定時連絡に問題や不審はなかったし、むしろ自分の代行としてP.A.Odaに協力的な教導院との折衝を済ませている。

 

「滝川様、我等一同は誠心誠意仕えております。されど、貴女からすると我等は頼りになりませぬか?」

 

 やっと口を開いた木全から漏れたのは苦渋に満ちた問い。

 疑問が氷解したと同時にあちゃー、と滝川はバツの悪さを味わった。ついさっき福島に告げた言葉を思い出したのだ。

 

「こんな僻地で一人でやってる滝川だけど、忘れないでおくれよ、ってね。頼むよ?」

 

 滝川自身にとっても思いがけない吐露だったが、木全にしてみれば自分達が信用されていないように思えたのだろう。

 彼は真剣で、不安が覗く眼差しを向けてくる。そんな顔させる自分は頭領として失格だ。

 

「ごめん。柄にもなく弱気になってたね」

 

 滝川にも人並みの欲はある。これからの歴史再現はどれもケチがつく。

 神流川の戦いは惨めな敗戦で賤ヶ岳の戦いは仲間同士の内ゲバ。最後の小牧長久手の蟹江城の戦いも善戦するが敗北に終わる。ずっと関東にいた方が良いのではと考えもした。

 けれどそれは逃避のように思えたし、やれる事はやって気持ちよく退場したい。少なくとも自分の失態で他人に重荷を背負わせたくない。

 

 武蔵は今夜のうちに北条と結託して神流川の戦いを起こさなければならない。

 それは国としての分水嶺。死に物狂いで来るだろう。そんな一国の必死を受け止める事に焦りがあった。

 また滝川には一つの予感がある。末世に向けて世界の流れが加速する現在、松平と羽柴を巡る歴史再現はこれまでとは比べ物にならない頻度で起きる。反羽柴はそうせざるを得ないというのが的確か。

 御館様の暗殺フラグであり、関東への影響力を喪失するかどうかの重要な局面。自分がこれに躓くと、悪い流れを皆に伝染させてしまいそうで不安がよぎる。

 それでも、

 

「皆がいれば心強いよ」

 

 迎え撃つ覚悟を決めたし、福島達に助けを求めたいとは思わなかった。関東は任せておけと胸を張れた。

 それは先輩としての矜持と、何より彼等がいると無意識に甘えていたのだろう。頭領としてどうかという思いもあるが、快い気持ちがあるのも確かだった。

 告げた言葉に木全は形相を和らげたが、陰りが引き切らずにこびり付いていた。

 

「……こちらも年甲斐もなく見苦しい所を見せてしまって申し訳ありません。拗ねて当て擦るなど、下卑た所業です」

 

 木全は深々と頭を下げた。

 繰り返すが、滝川隊では多少の悪ふざけは当たり前である。にも関わらず謝った木全の心境は当て擦るという発言と併せれば明白だ。

 滝川に一人ではないと伝えた上で、今後仕えるにあたってしこりになりそうなわだかまりの解消を図った。勿論それらが大部分だろうがもう一つ。自分達を無視、あるいは軽視した滝川を明らかな敵意を以て責め立てたのだ。不安げな顔つきさえも良心を抉る為の武器だったのかもしれない。

 

 ただ、それだけなら木全はもっと堂々としていたに違いない。

 自己弁護になるが、先の発言は単純に福島と一対一の会話だったから意識が滝川隊頭領ではなく滝川・一益個人になっていたという事情もある。

 木全はそれを察していた筈である。ただ感傷的になっていただけだと。

 それでいてなお自制心に蓋をしてこちらを攻撃した。せずにはいられなかった。しかしそれは不当だと己を恥じてすぐさま謝罪をした。

 長短両方で素直さを発揮した木全に自然と笑みが零れた。自身の衝動的な厭忌でさえ伝えるのだから、もし道を誤ったなら体を張ってでも止めてくれるだろうという安心感がある。

 

「……栓、か」

「何か?」

 

 不意に呟きが漏れ、首を傾げる木全に何でもないと手を振る。

 部下達が栓と呼んでいたので滝川も一緒になって呼び始めたが洒落とは思えない程しっくりくる。

 ……流れる水を塞ぎ止める栓。私の補佐にはぴったりだね。

 彼がいれば詮無い結果に陥る事はないだろう。なんつってね。

 滝川が取り留めのない思考に浸った事で再び沈黙が場を支配した。滝川にとっては悪くない静寂だったが、木全は気まずくなったのか視線を泳がせ、思い出したように包み紙を取り出す。

 

「北条、印度側の土産です。グラーブジャームンだとかいう菓子です」

 

 受け取り開いて中を確認する。一見すると狐色の揚げドーナッツだが、一口前歯で噛んだだけでシロップの甘さが口全体に広がる。

 香辛料、恐らくシナモンが味が均一にならないようアクセントになっているが、それを塗り潰す程にとにかく甘い。あたかも直接砂糖や蜂蜜を舌に叩きつけられたようだった。

 自分が苦手だと感じたのを見て取ったのか木全が竹筒を差し出す。木全ならこのタイミングで変な物は渡さないだろうと、碌に確認しないまま竹筒を口に付けて上を向く。

 中身を液状のヨーグルトだった。ヨーグルト特有の僅かな苦みが後を引く舌触りが良い具合に甘さを中和してくれる。交互に口に含む事で美味しく味わう事が出来た。木全も自分用の菓子を食す。

 そして一連の遣り取りで調子を取り戻したのか、木全は顔の筋肉を緩め滝川のよく知る表情になった。

 

「では、失礼させていただきます」

「今夜は忙しくなるだろうからさ、それまでしっかり休養しなよ」

「Shaja、長壁にこの近辺で再放送中のローカル番組「どうすんの!三浦・道寸」の録画を頼んでいたのでそれを見ようかと」

「あー、あれね」

 

 部下の何人かが集まって視聴していた所に出くわし、特に予定のなかった滝川も一緒に見た事がある。

 その回では敵である混世魔王宗瑞に仲間の太田・資康がやられ、道寸はOP、ED、CMをカットした約二十分の間に七回程「どうすんの!」と叫んでいた。

 

「ちなみに最高で何回くらい言ったんだろうね?」

「確か……最終回の収録でノーカットで叫び続けていた結果、酸欠の上に脳の血管がはち切れて役者が昏倒。それをそのまま放送したのが最高かと。放送直後は迫真の悶死演技で話題になりました」

「うわぁ……」

 

 地味に詳しい木全の説明を聞きながら、こんな他愛のない会話をこれからも続けられれば良いと滝川は思った。

 

    ●

 

 小田原征伐の最終戦である蟹江城の戦いの最中、蟹江城の甲板で木全は滝川に肩を貸していた。周囲に点在する血だまりが十本槍の糟屋・武則との激闘を物語る。

 

「いやぁ、年は取りたくないもんだね。若い娘が羨ましい」

「……確かに、滝川様の肌はぬめりとしてすべすべとは程遠いですな」

 

 おどける滝川に合わせて彼女の顔を伝う血を拭う。

 溢れるそれが命そのものだと理解していても木全の手は震えず、意思に従って正確に動いた。

 支える滝川の息は荒い。彼女は五大頂に匹敵する実力者だが、糟屋・武則も木全が見た限りでは相当な手練。

 麻酔系の術式符で処置をしてあるがこれは治療というより、一時的に戦闘の邪魔にならないようにする誤魔化しにすぎない。本来なら早急に撤退して安静にすべきなのだが、

 

「もう大丈夫だ。ありがと」

 

 軽く反動をつけて離れる滝川に手を伸ばそうとして、けれど体は動かなかった。

 止める機会はあった。だが滝川の意思を尊重し、背中を押したのは他でもない木全自身。

 最初に止めるか最後まで見届ける。選ぶべきはどちらかだ。途中で止めるのは悪意とさえ言える。

 

「滝川様……御供いたします」

 

 かつて告げた言葉が想起された。数日前の事だというのに随分と昔のように思える。

 神流川の戦い以降、滝川が武蔵に執着している事を木全は知っていた。それはP.A.Odaの敵であるという以上の拘りようで、だからこそ木全は滝川を止める事が出来なかった。

 

「栓さん、後は任せても良いかな?」

 

 栓と呼ばれ、腹の中で暴れ狂い出した激情を抑える為にゆっくり一呼吸。

 

「Shaja、もう何も言いませぬ。心のままに動かれませ」

 

 滝川は先人として糟屋と戦い、更に武蔵と相対して何かを確かめたがっている。

 それが何なのかは木全には分からなかったが、彼女が存分に生を尽くせるよう後顧の憂いを払うのが、かつて己に課した役目を放棄した自分の新たな使命。

 

 眼下に広がる人口湖と森。そこには滝川隊の忍者がいる。戦闘で負傷し、蟹江城に乗り込むのが間に合わない者もいるだろう。

 不慣れな土地に残されるのは心細かろうし、こちらに向かう予定だという安土の手を煩わせるのも情けない。

 安心したように微笑んだ滝川に一礼し、武蔵勢を狙って放たれる六発の主砲の音と圧を背中に感じながら木全は蟹江城から飛び降りた。

 

    ●

 

 森の中を進んでいた木全は突如として寒気を覚えた。

 …………。

 本来なら起こり得ない事だ。

 昼夜の温度差が激しい地域で信奏されるムラサイ教譜の預術は体温の管理に関しては他教譜と比べても秀でている。ガルーダが足で掴むようにして出した表示枠で確認しても術式に問題はない。

 不可解な現象だったが、木全は朧げに理由を察し、天を仰いだ。戦地で無防備だという理性の警告を無視してただただ立ち尽くす。

 と、新たな表示枠が眼前に展開した。

 

『ち……忠澄殿』

「……忠征か。滝川様はどうされた?」

『滝川様は……あの……故郷に帰ると……だから、今は自分が蟹江城の艦長代行です……』

 

 滝川・忠征。一益の義理の息子に当たる青年は一秒後には決壊しそうな泣き笑いの表情で報告をした。

 

「そう、か」

 

 考えたくはないが十分にあり得ると想定していた事態でありながら木全の全身が軋んだ。

 無意識の内に楽観があったのだ。滝川・一益は不遇な晩年を過ごすものの生涯を全うしている。彼女自身、その聖譜記述を士気の維持に利用した事もある。

 だが現実はこうだ。今度こそ手が震えた。

 

 有明での神流川の戦いも今回の蟹江城の戦いも実行するかどうかの選択権はこちらにあった。そして滝川は戦う事を選んだ。

 木全も武蔵勢に対して積極的に殺す気はなくとも死ぬのは仕方ないという気持ちで臨んでいた。だからこの結果を恨むのはお門違いの八つ当たりと言えるが、

 ……何もかも合理的に決められるなら非衰退調律進行など必要なかった。

 結局人間はどうしようもなく感情的な生き物なのだ。神代の滝川も利より柴田への友誼と元は自分より地位の低かった羽柴の配下になる事を厭う感情で敵対を選んだのではと木全は思っている。

 

 その一方、悲しいかな木全は老成した。見送る事に慣れてしまったし、命より大事なものがあると自分を慰める術も身に付けた。

 翻って若者達はどうだろう。

 聖譜に拠れば滝川・忠征は松平・元信の息子である義直に仕えて尾張に赴任する。

 尾張はP.A.Odaの原点とも言える場所である。自分達が守り、発展させてきた土地を余所者に掻っ攫われる。そういう思いもあるだろう。

 

「やっていけそうか?」

 

 端的に尋ねる。それで意味が通じる間柄だ。

 木全や忠征は微妙な立場にいる。

 襲名者であっても心持ちとしては一般学生に近い。役職に就いている襲名者は国の代表であるという自負から軽率な行動は控えるが、非役職者は自戒の精神が薄い。悪い意味で身軽と言える。

 ……敬愛する人間と離別する事になった原因への敵愾心を軽率と切って捨てるのは酷な話であるが。

 反面、やはり襲名者としての枷がある。滝川・忠征は関ヶ原の前には松平側につくのだ。胸に燻る感情を吐き出す機会は与えられず、抱えていかなければならない。

 忠征は憤慨するかもしれないが、暴発するのではという危惧があった。

 木全の質問に忠征は一端目を伏せ、そして顔を上げる。涙は止まり、どこかふてぶてしさを漂わせていた。

 

『全力で仕事をこなして「我々を倒した貴様ならもっと上手くやれるだろう?」と不敵に笑う。そういう意地の張り方もあります』

「……Shaja、気が向いた時にこんな凄い人がいたのだと自慢出来ればなお良しだ」

 

 木全は肩の力を抜いて息を吐く。

 安心した。もう自分が助けてやれる事は少ないが、これなら大丈夫だろう。

 木全にとって滝川隊はただの職場ではなく家族だった。

 表面上は組織としての上下関係を崩さなかったが、内心では共に困難に挑み、嬉しさを分かち合う事に充実を感じていた。

 別れる事に一抹の寂しさがあるが、若者の成長過程を間近で見られた喜びと自分がその一助となったという実感はこれからの日々の糧になるだろう。

 

「これからのP.A.Odaを担うのはお前達だ。私は否が応でも過去になる」

『……』

 

 滝川が己の本分を果たしたと羽柴や聖連が認めてくれたなら滝川隊は解散になる。その後の事は木全にも分からない。なにしろ突然の事だ。現場にいた自分でさえそう感じて戸惑いがあったのだから本国では余計にだろう。隊名だけ変えてどこかに編入されるのかバラバラになるか。

 滝川隊は集団戦闘においては精強、個人でも有能な斥候だという自信がある。悪い扱いはされないだろうが、どちらにせよ頭を失った以上、これまでの滝川隊はなくなる。

 それに自分達は破れた。通用しなかったならやり方を変えていく柔軟さも必要だ。以前のやり方に固執して精彩を欠く事は滝川も望んではいまい。

 しかし、

 

「忠征、覚えておけ。前に進む事は過去を置き去りにする事ではない」

『――Shaja!』

 

 力強く応じる忠征に木全は心のつっかえが取れるのを感じた。

 自分と別れた時の滝川も同じ気持ちだったのだろうか。そうであればこの上ない幸いだ。

 

    ●

 

 ムラサイ教譜のムガール帝国とはいえ、P.A.Odaに完全に臣従して命令があれば即座に挙兵して北条と戦おう、という者は一部に過ぎない。

 人の縁は強いもので、P.A.Odaに情報を流したり北条を牽制する事は出来ても実際に武器を交える事には躊躇してしまう。そういう者が多い。

 また北条が羽柴との敵対を決めたなら一蓮托生とばかりに北条に同調する可能性もある。故に木全自身が直接出向いて睨みを利かせる必要があった。

 幸い、敗北を視野に入れてP.A.Odaとの誼を結び続けておくべきと考える勢力もあったので、負傷した者を施療院に預けて治療を受けさせる事が出来たが、そこで一息という訳にはいかなかった。

 戦闘の余波で人口湖が決壊して洪水が小田原を襲う危険性が判明したのだ。すぐさま傷の浅い者達を向かわせたが杞憂に終わった。報告では現場に到達するより速く、人口湖の南の堰が崩れて水が流れ出た事で水位が安定したのだという。

 

 踏まれる事で生まれる砂利同士の擦過音に小気味良さを感じながら木全は川原を歩く。

 知識と経験から堰の崩壊が人為的なものであり、それを為した者が激流に飲まれた場合に流れ着くとしたらこの辺りだろうと推測した。

 自分の仮定が無意味であってほしいと願いながら木全は進む。

 

 しばらくすると地面に横たわる、見覚えのある帽子の男と傍らで泣く少女を見付けた。

 息が詰まりかけたが、目を逸らさず近寄って確認すると間違いない。真田十勇士の一人、筧・十蔵だ。

 彼の肌は土気色で命が既にここにはない事を雄弁に語っていた。けれどその顔は穏やかで、そこにあるのは対処に出遅れた自分達への当て付けなどではない。民を憂い、守れた事への安堵だ。

 ……良き人達と巡り合えたのだな。

 

 聖譜に従うなら自分はこの後、羽柴の側近となる。

 滝川から筧達と交わした羽柴への口利きの引き継ぎを頼まれていた。しかしそれがなくとも木全は彼等の話をしただろう。

 ……埋もれさせてはならぬ。伝えねばなるまい。十勇士は強さだけでなく労りを忘れない真の勇士であったと。

 そんな一廉の者を野晒しにするのは忍びない。真田は外部からの通神を遮断しているがそう距離はない。老骨に鞭を打てば数日で辿り着けるだろう。羽柴への合流はそれからでも間に合う。

 木全が真田までの道筋を脳裏に描いた時、

 

「あの、この人が何をしていたのか、知ってますか?」

 

 針の束を握り締めた少女が涙を拭いて問う。

 曖昧ながら理解しているのだろう。筧は巻き込まれたのではなく、自分の意思で立ち向かったのだと。その上で何故こうなったのか。何がそうさせたのか。それを知りたがっている。

 

「聞きたいなら語ろう。いや、語らせてもらいたい」

 

 木全は多くを知っている訳ではないが少女の知らない事を知っている。少女もまた木全の知らない筧の姿を知っている。真田の民も同様だ。

 それを伝え合えるならとても素晴らしい事だと木全は思った。


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