残念幹部ブラックジェネラルさん6巻
残念幹部ブラックジェネラルさん7巻
ワイ「……」
そう言う訳で4巻までしか持ってないです
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RX団に入団した“男”は入団初日に幹部に任命された。そして更に経理部門(1人)の部門長となった。
そんな“男”は入団した翌日にRX団の団員全てを招集した。
「今日は私の招集に応じていただきありがとうございます。先ずはこの場を借りて挨拶を。この度このRX団に入団した“男”と申します。RX団の経理部門を担当させていただきます」
そう言って頭を下げる“男”だがそもそもこの場には7人しかいない。“男”を面接したボス、秘書サン、ブラックジェネラル(寝てた)のほかに戦闘員の1号、2号、3号しかいない。つまり初めて顔を合わすのはこの戦闘員トリオのみという事になる。
因みに“男”は顔の上半分を覆う仮面をつけている。流石に億万長者で企業を経営する身としては身バレは避けたかったのだ。
「俺たちより後に入ったのに幹部……」
「マジかよ……」
「しかも仮面越しでも分かるイケメン……」
精神的ダメージを受けるトリオだがさすがに“男”はこれ以上構ってられないと本題に入る。
「では今日招集した理由を話します。先ず、RX団は悪の秘密結社という割にしょぼすぎます」
「ぐほぉ!」
“男”の辛辣な言葉にボスはダメージを受ける。しかし、正論であるため誰も否定しないし出来ない。そんな訳で現在進行形で企業を経営する“男”がズバズバと話し始める。
「たった6人しかいない上に資金面は最悪。RX団の資金など完全にありませんでした。加えて出費は高いです。限定フィギアの購入、日に一度のペースで行われるプリンの購入。まぁ、プリンに関しては良いでしょう。精々5000円以内です。ですがフィギアはいただけません。月に5、6万はかかっています。これでは団員を増やすことは出来ませんし強力な兵器の使用など出来ません」
「……」
撃沈するボス。それを他の人たちは「うわぁ」と言った感じで見ているが誰も擁護も慰めもしない。資金に苦しんでいるのにそんなものを買っているボスが悪いと内心思っていたから。
「私のポケットマネーを使えばこのくらいは問題ないかもしれませんがそうなれば私がここのボスになった方が手っ取り早いですし流石にボスが哀れなのでそれはやめときます。というか秘書サンとかそうなったら辞めそうなのでやりません」
「……」
「あれ?ボス息してなくね?」
「え?ぼ、ボスぅ!?」
RX団のボスの座さえ奪われかねない現状だと判明したボスはそれが止めとなった。ボスの頭から仮面をかぶった魂がゆっくりと上に上がっていくのが幻視出来るほどだ。
「という訳で早速ですが資金面を何とかしましょう」
「何とかすると言ってもどうするのですか?」
秘書サンの言葉に“男”は笑みを浮かべる。その笑みは悪だくみを考えている事が分かる程良い笑顔をしていた。謎の恐怖と悪寒を感じた秘書サンはやっぱり答えないでと言おうとしたが時すでにオスシだった。
「それはずばり、ユーチューバーとして稼ぎましょう。幸いRX団には美女が二人います。彼女たちを使っていろいろやれば簡単に稼げますよ」
「はぁ”?」
秘書サンは思わずドスの利いた声で聞き返す。その顔にはふざけんなという感情が込められておりその顔を見た1号が顔を真っ青にしている。しかし、“男”は笑みを浮かべて親指を立てこう言った。
「安心しろ!セーラー服、メイド服、バニー、ナース、婦警とありとあらゆる服はそろっている!後は寸法を取ってサイズが合う服を着て視聴者に媚びうr、ブフォ」
“男”は最後まで話すことは出来なかった。“男”の腹に秘書サンの一撃が入ったからだ。それは“男”の鳩尾を綺麗に直撃し“男”に強大なダメージを与え壁に吹き飛ばした。しかし、そこで終わらなかった。痛みで動けない“男”に影が差す。見上げれば顔を真っ赤にしつつ明らかに怒っている様子のブラックジェネラルが指を鳴らして見下ろしていた。
「そんな事出来ると思っているの?」
「……出来る出来ないじゃない。俺が見たいから無理やりやr、ゴフォ!」
再び“男”の鳩尾に鋭い一撃が入る。ブラックジェネラルが放った蹴りにより“男”はその場に倒れ気絶した。その様子を見たトリオ達はこう思ったという。
「「「(ちょっと見たかったけど言わない方が良いな)」」」
結局ユーチューバーになる事はなく“男”から支援という名目でお金を受け取る形で落ち着くこととなった。
-2-
「秘書サン!胸をもまs、テフゥ!」
「断る」
RX団のアジトにて“男”が秘書サンにセクハラをしようとして吹き飛ばされていた。現在アジトには秘書サンと“男”しかいない。ボスはフィギアを求めて外出中でブラックジェネラルと戦闘員トリオは科学者をスカウトしに町に行っているからだ。その為“男”は早速二人きりという状況を利用して秘書サンに近づいていたが尽く回避されていた。それどころか途中からは爆破の能力を使ったり容赦なく攻撃をしたりと遠慮なくボコボコにしていた。しかし、それで諦める“男”ではなく次の手段を取るべく行動を開始した。
「ひ、秘書サン。よく考えてくれ」
「何も考える事なんてないですよ」
「ふ、甘いな。俺を誰だと思っているんだ?」
「ド変態」
「っ!そ、即答でそんな罵倒とは……!」
「事実でしょ」
秘書サンの罵倒を聞いてもだえる“男”。その頬は若干染まっており軽く興奮している事がうかがえた。それを間近で見せられる秘書サンの機嫌は崖の如き勢いで下降していた。
いい加減に鬱陶しく感じ始めた秘書サンは本気でつぶすと心で決めて力を解放しようとしたが“男”が放った事で停止する。
「プリン」
「?」
「入団の為の面接時に送ったマスタープリン。実は先ほど店から取り寄せてね。手元にあるんだよ」
「っ!!」
そう言って“男”はマスタープリンをテーブルの上に置く。途端に秘書サンの視線はそのマスタープリンに釘付けになる。その食いつきようを確認した“男”は攻め時と思い一気に畳みかける。
「もし胸をもませてくれたならこのプリンを上げよう。無論一回の乳揉みで一マスタープリンで今後も取引をしよう。どうだ?この取引に応じるつもりはあるか?」
「くっ……!」
秘書サンは迷う。こんなド変態に胸を揉まれるなんて物凄く嫌だがそれを凌駕するくらいにはマスタープリンの誘惑が強かった。このマスタープリンを取れば胸を揉まれるが普段はほとんど手に入れる事が出来ないプリンを食べられる。しかし、胸を揉まれるのは嫌だった。
そんな感じで恥辱を受け入れるか大好物のプリンを我慢するかという究極の二択を選んでいるのを見た“男”は止めの言葉を放つ。
「秘書サン。実は
「……」
黙る秘書サンはゆっくりと近づきマスタープリンを手に取った。それを見て笑みを浮かべる“男”。合意の上でのセクハラが成立した瞬間だった。
そしてマスタープリンを頬張り至高の一品を味わっていた秘書サンは“男”の想像以上のテクニックの前に呆気なく陥落した。そしてそれによる精神的なダメージを受けてボスの部屋で不貞腐れて一日を終える事となった。
-2/After-
「おーい、秘書サン。いい加減出てきてよ」
「あれ?ボスどうしたんですか?」
“男”と秘書サンの間で取引が成立した日の夜。ボスは自身の部屋の前で立ち尽くしていた。そこを通りかかったブラックジェネラルが何事かと尋ねる。
「ああ、ジェネラルさん。じつは秘書サンが部屋に鍵かけて出てきてくれなくて部屋に入れないんだよ」
せっかく買ったフィギアを飾りたいのに、とフィギアの入った箱を見ながらボスは言った。ブラックジェネラルも何故そうなっているのか分からず首をかしげる。
「何か嫌な事でもしたんですか?」
「待って、私が何かやらかした前提で話さないで」
結局その日はボスは部屋に入れず会議室に雑魚寝する事となった。因みにボス以外は自分の住居が別にあるためボスは誰もいないくらい会議室にビビる事となる。
マスタープリン
“男”が経営する企業の参加の洋菓子店が作り上げた最高のプリン。食べた人を昇天させるという一品で食べた人によってはこれ以外のプリンを食べられなくなるほど。ただしその味を出すために一日100個しか作らない上に材料などの理由から一個5000円とかなり高い。因みに一人一個ではなく一客に一つまでとなっている。
“男”が秘書サンにセクハラをするための取引材料として毎日その洋菓子店から1個貰っている。ただしただで上げる事は絶対にない為秘書サンは何かしらのセクハラを受けないとありつけない状態となっている。
“男”
名前すらないけど一応この作品の主人公。とある企業の経営者であるがセクハラ常習犯である。セクハラの賜物なのかテクニックだけは以上にある。
秘書サン
RX団女性団員の中で最初のセクハラ犠牲者。マスタープリンの為に毎日の様に“男”のセクハラを受ける事となる。秘書サンのへそ出しスーツ?が凄くエロい
男にヒロインを付けるなら誰がいい?※あくまで参考でアンケート通りになるとは限りません
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秘書サン
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ブラックジェネラル
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科学者サン
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GGちゃん
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薔薇姫
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鉄子ちゃん
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インパクト
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え?ヒロインなんていらないでしょ