女性好きのド変態がRX団に入団したようです   作:鈴木颯手

5 / 10
5巻見たけど秘書さん可愛すぎない?泣き顔が凄く可愛かった……
それと今更だけどブレイブマンが漸く登場します


第五話「ヒーロー対ヴィラン・ぱーとわん」

「お前ら……、本当に懲りないな」

 

 とある町にある竜栄公園。ここはRX団の女幹部ブラックジェネラルと正義のヒーロー、ブレイブマンとの間で攻防が行われている舞台である。……基本的にブラックジェネラルがブレイブマンに(性的に)迫り毎度突っぱねられて終わるという事が繰り返されているだけだったが。

 そして今日も同じように両者は対峙していた。……ブレイブマンは若干疲れ気味ではあったが。しかし、今日は少しだけ雰囲気が違っていた。

 

「フフフ、今日の我々は一味違うのよ!」

「それ、毎回言っていないか?」

 

 自信満々のブラックジェネラルにブレイブマンが突っ込む。いい加減諦めてくれと思いつつ相手の出方を伺うブレイブマン。さっさと倒して撤退させない当たり彼の性格が現れていた。

 

「今回は本当に特別。スペシャルゲストを呼んでいるのだから!」

「何?」

 

 スペシャルゲスト。それはつまり場合によっては凶悪な相手が出てくる可能性もあった。ブレイブマンは警戒するが何処からともなく煙が立ち込め始める。

 

「これh「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン!」……は?」

 

 どこかの大魔王が言いそうな言葉と共に登場したのは顔の上半分を仮面で隠した一人の男。二十代程度の若々しい体と顔を隠していても分かる美形を持ったその男の独特の登場にブレイブマンは一瞬困惑する。

 

「ふっふっふっ、よく聞くがいい!我はRX団の幹部“男”!何時もはRX団の金を握って好きh、RX団の為に行動しているが今日は遥々前線まで来てやったのだ!」

「今好き放題って言わなかった?」

「何をやっているんだ……?」

 

 “男”が言いかけた言葉にトリオが反応するが元々RX団の資金の大半が“男”が持ってきて金であるため反応がし辛かった。とは言えブレイブマンからすればそんな事よりも幹部がもう一人増えた事を警戒した。

 

「なっ!幹部だと!?」

「おっぱい魔人のジェネラルちゃんの頼みだ。例え資金運営の途中で呼ばれたからめんどくさくてボスの給料を全カットしても優先するべき事柄だ!」

「というかなんで幹部がボスに給金払っているんだよ」

「純粋な金銭だけで俺らより上だからでしょ」

 

 ボスへの飛び火を同情しつつトリオは疑問に思った。そもそも“男”が戦闘できるのか分からなかったからだ。今まで“男”がしてきたことは資金提供とセクハラのみだ。一回も“男”が戦闘している姿を確認したことはない。……セクハラをするたびに秘書サンの爆破を食らっているため防御面で弱いという事はないというのが三人の共通認識だったが。

 

「……」

 

 一方のブレイブマンは「ああ、こいつも変態(同類)か」とブラックジェネラルと同じ残念さを感じ取り一気にやる気を失う。そんな事に気付かない“男”は腰から下げた剣を抜き取った。

 

「ふっふっふっ、そう言う訳だ。ブレイブマン、貴様はここで終わりだ」

「剣か……」

 

 ブレイブマンは剣を持った“男”を警戒する。剣は金や装飾品が過度にならない程度に付いた剣であるがそこで疑問に思いそれを口にした。

 

「……その剣は何処で手に入れたんだ?」

「それは勿論Am〇z〇nさ」

「玩具じゃねーか」

 

 まさかの玩具の剣で戦おうとする“男”にブレイブマンはすかさず突っ込みを入れる。RX団はこんなのしかいないのか?と嘆きつつもうめんどくさいからさっさとケリを付けようと一気に踏み込み“男”に接近する。そしてその自慢の拳を“男”の顔面に向けて放つ。

しかし、

 

「なっ!?」

「ふっふっふっ、甘く見過ぎだぞ」

 

 なんと“男”は玩具と思われた剣でブレイブマンの一撃を防いでいた。ブレイブマンの拳には鋼鉄の堅さが剣から伝わってきてそれがこの剣を本物であると認識させた。

 ブレイブマンは一旦距離を取り警戒する。“男”も剣を構えなおして体制を整える。

 

「……まさか本物だったとは。Am〇z〇nはなんて言う物を売っているんだ……」

「いや、これは貴様の言った通り玩具の剣だ。だがこれに俺の能力を使う事で本物と変わらない力を得ているのさ」

 

 そういうと“男”は刀身部分に触れる。すると剣は黄金の輝きを放ち始めた。それを見てブレイブマンは一気に警戒する。自身の勘があれはやばいと言っているのだ。

 

「行くぞ!騎士王ってエロ可愛い(エクス・カリバー)!!」

「おわぁぁぁっ!!??」

「何つーもんを公園で放ってんだよ!」

 

 “男”が剣を振ると同時に現れた黄金の輝きの放つビームをブレイブマンは紙一重で避ける。ビームは上空に打ち上げられ僅かにあった上空の雲を全て吹き飛ばしていった。あまりの威力に余波だけで吹き飛ばされたトリオ達は“男”に非難の声を上げる。因みにブラックジェネラルはこの一撃で公園の遊具に頭をぶつけて気絶している。

 

「もう一度行くぞ!JKのスカートめくりたい(エクス・カリバー)!!女性の胸を揉みたい(エクス・カリバー)!!!とりあえず男死ね(エクス・カリバー)!!!」

「欲望駄々洩れじゃねーか」

「というか連呼して大丈夫なのか?」

「さぁ……?」

 

 ブレイブマンに攻撃を連発する“男”にトリオは困惑するがこれまでの中でブレイブマンを追い詰めているのも事実。ブレイブマンは避けるのに必死で攻撃をする様子はなかった。

 

「ふっふっふっ、どうだブレイブマン!これこそが我が能力で力を得た貧乳騎士王の力!あのアホ毛が使っていた力を付与されたこの剣に勝てるかな?」

「お前結構酷い事言っている自覚あるか?」

 

 ブレイブマンは本人が聞いたら激怒しそうなことを言う“男”にあれたように突っ込みを入れるのだった。

 

「さぁ!決着は第六話でつけようじゃないか!」

「メタ発言!?」

 




“男”の能力
【自分の願いをそのまま実現する】
能力は名前の通り。千円欲しいと願いながら能力を使えば無から生成されたり千円を拾ったりお小遣いでもらえたりできる。この能力を使えば何でも出来るのだが本人は基本的にくだらない事でしかこの能力を使わないため有効に使われているとは言い難い。

以下、“男”が能力を使用した大まかな出来事
『女子高の前で見つからないように隠れながら登校時を狙い突風を発生させて集団スカートめくりを行う』
『女性(美女)に乱暴しようとしていた男たちの服を消し去ってからの去勢』
『美女との遭遇の確立をアップ』
『秘書サン、ブラックジェネラル、科学者サンのスリーサイズの入手』
『Am〇z〇nで買った玩具の剣をエクスカリバーにした』

男にヒロインを付けるなら誰がいい?※あくまで参考でアンケート通りになるとは限りません

  • 秘書サン
  • ブラックジェネラル
  • 科学者サン
  • GGちゃん
  • 薔薇姫
  • 鉄子ちゃん
  • インパクト
  • え?ヒロインなんていらないでしょ
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