シンフォギアの世界に転生し……って、こいつかよ!?   作:ボーイS

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やっとギャグ路線に戻せる……はず。


十七話 平和なのは良い事だ

 マリアちゃんとセレナちゃんが謎の対抗意識を燃やしてから早くも一ヶ月が経とうとしています。

 

 僕の身体はどうやら峠は越えたようで色んな治療が施せるようになったおかげで順調に回復して来ています。先日から松葉杖無しの歩行練習が始まりましたよ。やはりこの世界の医療技術は凄いです。半年ぶりに松葉杖なしで歩くのは中々厳しかったですがね……でもやはり自然体で歩くのは気持ち良いものですよ。

 今もその歩行練習のついでに病院の中庭で読書でもと思って歩いています。完治しないとまともに研究に関われないので読書くらいしかやる事が無いんですよね……たまにアドバイスを求めに来る人はいますが僕は自分で実施したい派なので退屈です。

 

「こんな所でどうかしましたか、ドクター」

「おや、ナスターシャですか」

 

 廊下を歩いていると横道から車椅子に乗り右目に眼帯をしたナスターシャが現れました。もうアニメ通りの姿でビックリですよ。まだあのパワードスーツになる車椅子ではなく、普通の車椅子ですがね。

 怪我自体は僕の方が重傷ですが、ナスターシャの傷はどうやら僕以上にあまり良くない所に出来てしまったようで、足を元のように動かせるようになるのはほぼ不可能のようです。

 そうですねぇ……例えば足や手といった身体の部位に体力があるとして、ナスターシャの足と右目の体力がゼロになってしまったため回復してもゼロのままなのです。体力ゼロは死んでいますからね。

 え、僕はどうなんだって?全身の部位の体力が(いち)で死んでいないからギリギリ回復出来たような状態です

 うん。何度考えてもよく僕生きてたな?

 

「いえ、少し中庭で読書でもしようかと」

「そうですか。まぁ、今の我々では出来る事は少ないですからね」

「はい。早く現場復帰したいものですねぇ」

 

 廊下を二人並んで歩きながら世間話に花を咲かせる。最近マリアちゃんたちとばかりで聖遺物関連の会話をしていなかったため少し口が軽くなってしまっていますね。ナスターシャもですが。

 

 ちなみに、ナスターシャは車椅子生活を余儀なくされていますが退院後もF.I.S.で働くそうです。アニメ通りと言えばそうですが、ナスターシャもレセプターチルドレンの子たちを守って亡くなった研究員たちの意思を継いで、自分が死ぬかせめてマリアちゃんたちがレセプターチルドレンとしてではなく、一人の人として外の世界で生きていけるようになるまでは面倒を見る気のようです。歳も歳で身体もこうなってしまったのに、やはり凄い人だ。

 

「そう言えばドクターは新しくなったF.I.S.の事はご存知で?」

「ああ。話だけは、といったところですね。実際の建物を見ていないので僕も詳しい事は分かりません」

 

 ネフィリムの暴走のせいで建物は半壊、システムはほぼ全滅してしまったF.I.S.の施設は現在改装・修理をしており、それももう間も無く完了するようです。

 どうやら今回のやらかしたお偉いさんの尻拭いをするために、良心的なお偉いさん方が結構融通してくれたそうです。

 理由を聞けば、兎にも角にも「シンフォギア装者を見つけ出した」という実績があるためです。

 僕からしたら既に誰が纏えるか知っている答えなのですがこの世界の人にはそれが分かるはずがなく、ノイズに関する案件はまだまだ色々なサポートが必要ですが、現在世界で唯一のシンフォギア装者である風鳴翼を保有する日本に頭を下げなければならなかった状態から自分たちで防衛、あるいは派遣出来る可能性も出てきたので十分すぎる成果のようらしい。

 まぁ、まだ四人とも、特に切歌ちゃんと調ちゃんはシンフォギアを纏うのにリンカーが必要なのに、適正年齢に達していないのでまだまともに戦闘なんて出来ない。なので育成のための施設を建設するついでにシンフォギアに関する功績とネフィリムに関する謝罪代わりにF.I.S.の施設が新しくなるとの事です。

 ついでに工事費等の金額を聞いたら前世だと成人から定年までを十回くらいはやり直さないといけない金額が動いていて気絶するところでした。太っ腹過ぎないですかねぇ?

 

 それと関係ないですが、特に使い時が無くて今まで貯まる一方だった僕の口座を確認したら今回の慰謝料や感謝料など色々込みで新F.I.S.の施設建設に必要な金額と同額まで貯まってたので卒倒しかけました。まぁ使い時は今でもないんですけどね!!!小さな島を買い取って自分の研究所作って人員を雇っても余裕で余る金額ですよ……まぁ、マリアちゃんたちだけでなく、他のレセプターチルドレンたちが結婚する時用に殆ど回すつもりですが。

 寄付?大きな金額が変に動いたらキャロルやパヴァリアの御三方やアダムに目を付けられてオワタ\(^p^)/になりそうなので出来ないんですよ……少しずつなんて僕が生きている間に全部無くならないし。

 

 レセプターチルドレンで思い出しましたが、生き残ったレセプターチルドレンの特に年長組は研究員見習いとして働く事が決定されています。

 勿論強制ではありません。むしろ僕や局長を含めた大多数の職員みんな拒否していたくらいです。

 ですがレセプターチルドレンの子たちから自分たちを守る為に命を賭けた研究員たちの後を継ぎたいと強くお願いされました。マリアちゃんたちにとっての僕のように、生き残ったレセプターチルドレンの子たちにも亡くなった研究員たちの中に親しくしていた人がいたのでしょう。僕はただ運が良かっただけだ。

 今回のネフィリムの件で突然死ぬかもしれないという事も口酸っぱくして言ったのですが、何を言っても引く気がない子たちにとうとう僕たちは折れてしまいました。そして今では研究員見習いとして働いているそうです。まだ幼い子たちはお手伝いとして軽い仕事も徐々に任せていっている状態ですね。

 

 いやぁ、半年で色々変わりましたねぇ。僕にとって一度目の激動の時代ですよ。でもこの後もこれと同等な出来事が盛り沢山なんですよね……たーのしいーなー!(遠い目)

 

「そうだ。ナスターシャ、一つ頼みがあるのですが」

「私に出来る事であれば」

「いえね。最近マリアとセレナのスキンシップが激しいのですよ。年頃の乙女なのにこんなおじさんにベタベタしていては将来が心配なのでね」

 

 あの日から二人のスキンシップというか、何故かやたらと一緒にいる事が増えましたね。切歌ちゃんと調ちゃんも多かったのですが、あの日を境に二人の顔を見ない日が無いくらいに毎日遊びに来て少し困ってしまっています。大怪我をしている僕が心配で介護してくれるのはありがたいのですが、もう少し自分の時間を持って欲しい。それにこの歳で歳下の子に「あ〜ん」をされるのはキツイんですよ。周りの目が痛いんですよ!しかも二人とも美人な上に更に成長してるのだから余計に色々キツイ。

 

 結構真剣になんとかしないと良い人を見つけられずにアニメのように独身になる可能性が出て来てしまいます。いやXV編終了後、マリアさんはあの戦いの後に良い人見つけられた可能性もあると言えばありますがねぇ。

 

「はぁ?本気で言っているのですか?」

 

 んん、何故かナスターシャが怒気を含んで聞き返してくる。表情は変わっていないというのになんでしょうか、ナスターシャの後ろに般若が見えます……

 

「本気も何も、あの二人がF.I.S.に連れてこられてもう五、六年経ちますからね。その間面倒を見ていた僕に妙な愛着のようなものが湧くのは仕方ない事です。ですが二人にもいつ運命の人、と言ってしまったらロマンチストみたいですが、そんな相手が現れるか分かりません。突然現れて僕と板挟みに、なんていうのは彼女たちのためにも御免被りたいですね」

 

 彼女たちの幸せを後方で見守るのなら僕は何も言いませんよ?ですが二人の良い人と僕で板挟みになって苦しむ、なんて事になりかねない。

 別に選ばなかった方と交流を完全に断ち切らなければならないわけでは無いのですが、二人とも優しいですからね。あっちを立てればこっちが立たず、みたいな事になりそうで心配なんですよ。僕とはたまに話してくれれば満足なんですがねぇ。それに変なところで頑固でもありますし。

 

 なんて考えていたらナスターシャが急に止まって天井を見上げて片手で顔を覆っています。何の儀式でしょうか?

 

「……これは、あの子たちの子供を見るのはまだまだ先のようね」

「何か言いましたか?」

「いえ、何でもありません」

 

 何故か呆れられているように感じますが、何故でしょうか?

 その後は何故かナスターシャから好きな色やどんな人と一緒にいたら楽しいだとか色々質問攻めされましたよ。もしかしてナスターシャは僕に気でもあるのですかね?でもさすがの僕でももう少し若い人が……

 

「何か失礼な事を考えませんでしたか?」

「キノセイキノセイ」

 

 一瞬で脱水症状になりそうなくらい冷や汗が出ました。女性って怖いね……

 

 そんなこんなで少し話し込んでいるとあっという間に目的の中庭に続く扉の前に来ました。やはり話していると時間が経つのが早いですね。

 

「では、私はこれで」

「ナスターシャはこの後何処へ?」

「私は貴方ほど全身にダメージは負っていませんが、まだ治療が終わっていないのでこれから検査があるのです」

「そうでしたか。それなのに時間を割いてもらいありがとうございます」

「いいえ。少し時間を持て余していたので。それでは」

「はい。また後ほど」

 

 最後に軽い会釈だけしてナスターシャは僕から離れて来た道をひきかえしていく。わざわざここまで来てくれたのは感謝しかありませんね。

 

(確かに、ナスターシャは僕みたいに生きるか死ぬかのギリギリまでダメージを負ってはいない)

 

 ですがその代わりに右目と両足を失ったも同然。むしろ僕の方が軽傷と言っても過言ではないでしょう。

 ……生死の境を彷徨った僕がこんな事を思ったとマリアちゃんたちが知ったら怒られそうだな。

 

 さてさて。僕は予定通り病院の中庭に設置されたベンチに座って読書に耽るとしましょうか。ここは日当たりもよくて風通しも良いので結構快適そう──

 

「ドクター!!!」

バルス!!??」ペキリ

 

 油断していたところにウェルの首に致命的なダメージ!!!僕は死ぬ!しかも絶対にヤバァイ音聞こえた!?あ、ヤッバイ。治りかけてる骨がまた折れたかもしれない(真顔)

 

「き、切歌ちゃん!ドクターが!」

「ふぇ?あ!ご、ごめんなさいデスドクター!」

「だ、大丈夫大丈夫……あれ、何故か目の前に川が見える

「「ドクター!!??」」

 

 ハッ!い、今のはヤバかった。葬式まで済ませたネフィリムの暴走で亡くなった研究員の方々が川の向こうにいる光景が見えましたよ……何故か僕に向かって石を投げて来ましたがね。そんなに嫌われてたっけなぁ……

 

「き、切歌ちゃん、ごめんだけどもせめて退院するまでは飛び付きは禁止にしてください……」

「うう、ごめんなさいデス……」

 

 切歌ちゃんが泣きそうになりながら謝ってきます。そんな顔されたら怒れないじゃないですか。これが嘘泣きだったらこの子は女優になれますよ。男の事分かっていらっしゃる。まぁ、頭を少し撫でてあげたら小動物みたいにふにゃりとして可愛すぎたのでどのみち何も言えませんがね!

 

「えっと、ドクターはここで何を?」

「ああ。歩行訓練のついでにここで読書でもと思ってね」

「絵本ですか!?」

「いいえ。少し難しい本ですよ」

「えー」

 

 難しい本と聞いて切歌ちゃんが可愛く頬を膨らませます。不意に少し頬を突いてみたら空気が抜けて可愛かったですねぇ!調ちゃんも切歌ちゃんのそんな姿を見てニコニコして可愛いですよ。

 残念ながら切歌ちゃんが好きそうな本じゃ無くて結構難しい、というよりも読書と言ってはいますがほぼ過去の聖遺物の研究資料を漁るようなものなので読書ではありませんね。でも何故か落ち着くんですよ……とうとう脳までウェル博士に侵食されて来たか!早々に対策を打たねばならぬなぁ。

 

 二人は僕を挟んで同じベンチに座ります。見てきた限り二人の仲は良好なのになんで僕を間に挟む意味があるのでしょうか?

 

「むぅ、もっと遊んでくださいデスよぉ!」

「あははは。怪我が完治したら遊んであげますよ」

 

 医者にも言われてますからね。激しい運動は控えてって。多分三桁行くくらい。何故そんなに言われてるかって?切歌ちゃんの要望に応えていたら自然とそうなってしまいました……僕は悪くねぇ!

 まぁ、心配性なセレナちゃんやマリアちゃんを安心させるために少し無理をする事がありましたが、残念ながら裏目に出て心配させてしまう事も多かったですがね……

 

「切歌ちゃん。ドクターも困ってるからそれくらいに「調もデスよ!」えっ?」

 

 急に矛先が調ちゃんに向きました。切歌ちゃんも結構自由人ですね?自称常識人はどこへ行った……この頃はまだ言ってないか。

 

「ずっと距離がある感じで寂しいデス!もっとこう、ブラック?に接して欲しいデスよ!」

「(フランクって言いたいのかな?)」

 

 ブラックに接して欲しいって、なんか裏の仕事任されそうですね……いや、どちらかと言うとワーカーホリックかな?

 なんて考えていると反対側にいた調ちゃんが助けを求めるように上目遣いで僕をチラチラ見てくる。可愛い。

 

「んーそうですねぇ。試しにあだ名で呼んでみてはどうでしょうか?」

「あだ名?」

「ええそうです。相手の名前を少し変えて呼んだら意外と愛着が湧いたりしますよ。それに呼ばれた方も嬉しいですからね。切歌ちゃんなら最近デスデス言ってもいるので「デス子」とか「デス歌」とかどうでしょうか?」

「絶対に嫌デスよ!?」

 

 少々ふざけ気味に言ってみましたが切歌ちゃんが秒で反応してきます。そういえば切歌ちゃんってムードメーカーなところはありますが意外とツッコミ役をしている場面もあるんですよね。笑いになってないだけでもしかしたらボケよりツッコミが多いかも?

 

 僕が切歌ちゃんをなだめていると隣の調ちゃんは頭を捻りながら真剣に悩んでいます。そこまで深く考えなくてもいいんですがねぇツインテールがユラユラ動いて可愛い(真剣)。

 

「………………切ちゃん、とかどうかな?」

 

 結構な長考の後出た答えが僕の知る調ちゃんの切歌ちゃんの呼び方だ。んん、やっぱり調ちゃんは切ちゃん呼びが似合います。ずっと「切歌ちゃん」だったから違和感が半端無かったんですよね。これじゃない感にずっと襲われていましたよ。

 肝心な切歌ちゃんはと言うと、後ろに後光が見えるくらい目をキラキラさせて笑顔になっていました。いや、ほんとに何故か眩しいな!?それだけ僕の心が濁っているのか……?

 

「良いデス!とても良いデスよ調!もっと呼んでくださいデス!」

「ふふふ、落ち着いて切ちゃん」

 

 なんだこの小動物は?飼っていいかな?

 もう切歌ちゃんが\(>▿<)/って感じで分かりやすく喜んでますよ。そんな切歌ちゃんを見て自分でも意外としっくり来ているのか調ちゃんも笑顔になっています。キリシラの誕生を見た気分で僕は満足ですし、目の前でてぇてぇを見れて天にも昇りそうですよ。でももし一つ文句を言うのなら。

 

(なぁんで僕を間に挟んでいるんですかねぇ!)

 

 どちらかと言うと僕は「てぇてぇの間に挟まるやつは馬に蹴られて死ね」派の人間です。なのでこの場合僕が馬に蹴られて……病院の中庭に馬なんていないですよね?

 

 それからやけにテンションの高くなった切歌ちゃんと、切歌ちゃんとの距離が近くなった調ちゃんが終始笑みを浮かべて楽しく会話する間に僕がいるという謎の光景になりつつも、楽しい時間が過ぎて行きます。研究資料なんて見る暇ないですよ。この光景を目に焼き付けねばと必死なんですよ!

 

「それから、ふぁ……」

「うんん……」

 

 不意に切歌ちゃんが欠伸をしたらそれに釣られて調ちゃんも眠たそうに目を擦り始めます。まぁ、日差しが良くて暖かいので眠くなるのは分からないでも無いですね。それに切歌ちゃんは元から元気な子で調ちゃんはそんな切歌ちゃんに頑張ってついて行くので疲れてしまうのも仕方ないですかね。

 

「無理せず寝なさい。いつでも話は聴いてあげますから」

「うん……」

「はいデス……」

 

 もう二人とも今にでも眠りそうでフラフラして可愛いですよ。そんなに我慢しなくてもいいのに。なので僕の事は放っておいて早く仮眠室か何処か眠れる場所に行ってゆっくり寝ても別に構わないですよ。と思って言ったのですが。

 

(何故僕の膝を枕にするんですかねえええぇぇぇ!!??)

 

 二人はそのままコテンッと僕の膝を枕代わりにして横になりました。うん。推しキャラ二人に膝枕するというのは普通であればとても幸福なんでしょう。ですがね。

 

(ウェル博士なんですよ。真ん中にいるのがウェル博士なんですよッ!)

 

 絵面が解釈不一致過ぎて、イラストなら叩かれませんかねこれ?もう親指が下に向いた評価いっぱい来ますよ絶対。だって自分ならそうしますから!

 でもだからといって二人を起こすなんて無理です。だって寝顔が天使すぎなんですよ!こんなに幸せそうに寝息を立てて可愛すぎる二人を起こすなんて僕には……出来ないッ!

 

「……仕方がありませんね。少しゆっくり「「ドクター?」」ハッ、殺気!?」

 

 なんでしょうか、後ろに死神でも立ったかのような、確実な死を感じました。おかしい、ここは安全な病院のはずなんですがねぇ(震え声)

 振り返ってみればもう不気味なくらい貼り付けたようなニッコニコな笑顔なマリアちゃんとセレナちゃんが立っていました。うん。笑顔なのにめっちゃ怖いです。ダレカタスケテ。

 

「なんでドクターが切歌と調に膝枕をしているのかしら?」

「い、いえ、二人とも眠たそうでしたので」

「ならドクターが二人に?」

「こ、これは眠気に負けた二人がやった事で僕は何も……」

「「ふーん」」

 

 め、目が笑ってない……!二人とも笑顔なのに目が全く笑ってない!むしろ冷え切ってる!?

 

 それから切歌ちゃんと調ちゃんを膝枕している状態から謎の説教コースがスタートしましたよ。

 話を聞けば、まだ松葉杖無しの歩行訓練が始まったばかりだというのに病室に行けば僕の姿は無く、補助無しで散歩した僕を心配して探していたとのこと。

 それは悪い事をしたと思いましたよ。そりゃ僕だって大怪我をした人が病室にいなかったら焦りますね。心配かけたくないと思っていましたがマリアちゃんとセレナちゃんには予想以上に心配かけていて反省しかありません。二人が怒ってしまうのは致し方ない。

 

 ……でも内容の割に二人が物凄く怒っているように見えるのは何故だったのでしょうか……?

 

 ちなみに、切歌ちゃんと調ちゃんは説教の途中で起きていたらしいのですが、マリアちゃんとセレナちゃんが怖くて起きられずに狸寝入りをしていたとの事でした。ずるいけど可愛いな!

 




主人公は別に鈍いわけではない……つもりです(ボソッ)
でも想像してください。特にアニメのウェルを知っている方々。マリアさんたちと和気藹々としていてみんなに慕われるウェル博士を。
……後で信じていた人に裏切られてみんなが絶望に染まる顔を見て悪魔のようなに笑う系の敵キャラにしか見えねぇ。
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