後日 自分の家の部屋の中で雄英から封筒が届いた 封筒を開けると小さな機械のような物が入っていた。
馨「何かの投影機か」
裏の方にスイッチを押す
オールマイト「私が投影された!」
馨「すごいなこれ」
オールマイト「さて、試験の結果の方だが……筆記のほうは問題なく合格だ」
馨「…(…ふむ)」
オールマイト「そして実技!君の個性はとても素晴らしいものだ。敵Pは70!これだけでも問題なく合格だ!さらに」
馨「?」
オールマイト「先の入試!見ていたのは敵Pのみにあらず!!救助活動P(レスキューポイント)!しかも審査制!我々雄英が見ていたもう一つの基礎能力!!」
オールマイト「結灯ヶ原少年!君は救助活動した!大半の受験生は皆逃げるか仮想敵を破壊するかのどちらかだった。だが、君は違う!君は逃げ遅れた者や腰を抜かして逃げられなかった者達数十人を安全な場所まで避難させだけでなく0Pの破壊にも貢献し、その後の救助活動も行った実に素晴らしい!敵70P、救助活動レスキュー128P合計198ポイント!実技は君がダント1位だ!おめでとう!」
馨「…はい…」
オールマイト「どうした?結灯ヶ原少年」
馨「少しいいですか?」
その頃教師陣は
「実技総合成績出ました」
爆豪勝己
「まさか救助Pレスキューポイント無しで2位とはなあ!」
「後半他が鈍っていく中派手な個性で寄せ付け迎撃し続けた!タフネスの賜物だ」
緑谷出久
「対照的に敵P0で7位」
「アレに立ち向かったのは過去にもいたけど……ぶっ飛ばしちゃったのは久しく見てないね」
プレゼント・マイク「思わずYEAH!って言っちゃったからなー」
「だが今回一番の注目すべきなのは彼だ」
「結灯ヶ原 馨……とんでもないやつが現れたな」
「合わせて100超えたのなんて何年振りだ?」
「試験のスコアは新記録だ ぶっちぎりで…」
プレゼント・マイク「彼の個性はなかなかだよ」
「?どういうことだ?」
プレゼント・マイク「彼は自身の身の血を使った個性らしいのだよ」
「個性も強力で正義感も強い!彼は良いヒーローになりそうだね」
入学二週間前
雄英ではコスチュームというものを作らなければいけないらしく、「身体情報」はかけたが…「個性届け」を市役所に提出しなければいけないらしい。正確には言い出すと面倒ださら「血を固める」でいいかな…
登校日
馨「ふむ…」
緑谷「馨君」
緑谷が馨を見つけこちらへくる
馨「おはよ よく寝れたか?」
緑谷「うん オールマイトから聞いたよ!実技試験一位なんてすごいね!君の個性見たときはびっくりしたよ!あとその試験の点数」
馨「それよりも…よくあの場動くことができたな」
緑谷「あの時は……。危なくなっている人を見てつい、助けなきゃって思っちゃったんだ。そしたら考えるよりも先に身体が動いちゃってて」
馨「それでいい」
緑谷「え?」
馨「急に体が動かせることができる人間はそういない、君は十分ヒーローとしての素質があるよ。」
緑谷「馨君…」
と涙目になる。そうして教室へ
緑谷「あった」
馨「ドアでかいな」
緑谷「そうだね でもとりあえずかっちゃんとか怖い人達とは違うクラスだとありがたいな……」
と開けると思いっきり二人がいた
緑谷「いるよ…」
馨「太田胃散持ってこよう…面倒なのがみてとれる」
眼鏡をかけた真面目な学生「机に足を掛けるな!先輩方や机の製作者方に申し訳ないと思わないか!?」
爆豪「思わねーよ!てめーどこ中だよ端役が!」
飯田「ボ……俺は私立聡明中学出身、飯田天哉だ」
爆豪「聡明〜〜〜!?クソエリートじゃねえか!ぶっ殺しが甲斐がありそうだな!」
飯田「ブッコロシガイ!?君酷いな、本当にヒーロー志望か!?」
馨「はぁ…」
そういって席に行こうするが、
眼鏡をかけた真面目な学生「む?君はもしかして、」
馨「?」
眼鏡をかけた真面目な学生「しつれい 名前を聞いていいかい?
」
馨「結灯ヶ原・R・馨だ」
「結灯ヶ原て…あ!一位の!!」
「身長高いな」
「てか、ピアスおおくね?」
馨「良ければ君の名前も聞きたいのだが」
眼鏡をかけた真面目な学生「飯田天哉だよろしく」
馨「飯田君よろしく」
飯田「(改めて感じる…この男相当の実力と経験がある)」
飯田は馨を見てそう感じる
馨「飯田君」
飯田「?」
馨「時間は有限だ、君としては彼を相手するようなのは望ましくないだろ?」
飯田「む…なるほど…そう言うことならそうしよう」
爆豪「今すぐに殺してろうか」
馨「…耳障りだ…黙れ…」
馨は一瞬濃厚な殺気を爆豪に放つ爆豪は一瞬たじろぐが、すぐに言い返すが馨はガン無視し席に座る
「お友達ごっこしたいなら他所へ行け。ここは……ヒーロー科だぞ!」ヂュッ!
緑谷の後ろで、寝袋に入りながらウィダー飲むやつがいた
「はい、静かになるまで8秒かかりました。時間は有限、君たちは合理性に欠くね」
一同「(先生!?)」
相澤「担任の相澤消太だ。よろしくね」
一同「(担任!?)」
馨「…(相澤さん担任なんだな)」
相澤「早速だが、体操服コレ着てグラウンドに出ろ」
グラウンド
一同(馨を除く)「個性把握テストォ!?」
デクっちの救助を手伝ってくれた女子「入学式は!?ガイダンスは!?」
相澤「ヒーローになるならそんな悠長な行事出る時間無いよ雄英は自由な校風が売り文句。そしてそれは〝先生側〟もまた然り」
馨「まぁそれともそうか」
相澤「中学の頃からやってるだろ?個性禁止の体力テスト。国は未だ画一的な記録を取って平均を取り続けてる。合理的じゃない爆豪、中学の時のソフトボール投げ何mだった」
爆豪「67m」
相澤「じゃあ爆豪、個性使ってやってみろ。円から出なきゃ何してもいい。早よ、思いっ切りな」
爆豪「んじゃまあ」
投球するボールの球威に、爆風を乗せる
爆豪「死ねぇ!!!」
結果が出す
相澤「まず自分の最大限を知る、それがヒーローの素地を形成する合理的手段」
ピンク色の女子「なにこれ!すごい面白そう!!」
「705mってマジかよ!」
「個性思いっ切り使えるのか!さすが雄英!」
相澤「面白そう……か」
翔「(…)」
相澤「ヒーローになる為の3年間、そんな腹づもりで過ごす気でいるのかい?よし、トータル成績最下位の者は見込み無しと判断し、〝除籍処分〟としよう」
一同「はあああぁ!?」
相澤「生徒の如何は先生おれたちの自由。ようこそこれが雄英高校ヒーロー科だ」
飯田「最下位除籍って……入学初日ですよ!?いや、初日じゃなくても理不尽過ぎる!」
相澤「いつ何処から来るかわからない厄災、日本は理不尽にまみれている。そういう理不尽を覆して行くのがヒーロー。放課後マックで談笑したかったならお生憎、これから3年間、雄英は全力で君たちに苦難を与え続ける。Plus Ultraさ、全力で乗り越えて来い」
第一種目:50m走
最初は飯田か、足にはいかにも速そうな物が付いてるし見ものだな。
「3秒04!」
飯田「50mじゃ3秒速までしか入らんな……」
馨「お疲れ様」
飯田「次は馨君だね」
緑谷「頑張ってね」
馨「とりあえずやってみよう」
そういってスタートラインに立つ
「アイツって1位のやつだよな?」
「ああ、総合で100P以上とったんだっけ?」
「らしいな、だが実力の方はどうなんだろうな」
「楽しみだな!」
「スタート!」
スタートといった瞬間飛び出し2歩でゴールした
一同「?!」
結果「1秒39」
一同「「「「は?」」」」
「今のなんだ!?」
馨「とりあえずやってみた」
といつの間にか戻ってきていた
飯田「(やはり1位になる者はそれに相応しい実力も兼ね備えているという事か……だが、俺はこの種目では一位を取れる自信はかなりあったのだがな)」
緑谷「すごいよ!馨君!」
馨「別にすごくはないさ ただスタートダッシュを決めただけだ」
馨はスタートラインを指差す スタートラインの地面はひび割れ凹んでいた
馨「モノと接触するところに力を使うんだよ」
緑谷「モノと接触するところ…なるほど…」
馨「何か見つけたみたいだな」
緑谷「うん」
第二種目:握力
「おっ!アイツが握力やるみたいだぞ!」
「おお!本当だ!今度はどんな記録出してくるんだ〜!」
「やっぱ力とかも結構あんのかな?」
周りが集まりだす
馨「(バキン…)…」
「測量不可能」
馨「しまった!」
「とんでもねぇな…」
立ち幅跳び…40m
前屈…普通!
反復横飛び…普通
「すげぇ結灯ヶ原以外で!∞ が出たぞ!」
出したのは、デクっちの救助活動の手を貸してくれた女個性把握個性で、ボールの重力をけした
「おお!次結灯ヶ原だ!」
「どんくらい投げんだろうなー!爆豪超えたりたりするかな?」
馨はボールを思いっきり投げる。ボールは普通に飛んでいく
「この感じだと普通かな」
馨は腕を噛み切り血を出す
馨「117式 絶対不破血十字盾(クロイツシルトウンツェアブレヒリヒ)」
巨大な血の十字架の盾を作り出し飛ばす!そうして落ちそうなボールにそれを当て更に飛ばす
「∞」
「うおぉぉ!」
「すげぇええ!?」
「結灯ヶ原すげぇよ!」
馨「よし…」
次は緑谷の番であるが、これまでの種目で全く個性を使えていない
緑谷「(個性の調整……ダメだこれ!すぐ出来ような話じゃない!皆、一つは大記録を出してるのに……残りは持久走、長座体前屈、ラジオ体操……もう後がない!オールマイト……!お母さん……!僕はヒーローに……絶対なるんだ!うぉぉぉ!!)」
「46m」
緑谷「な……今確かに使おうって……」
相澤「個性を消した」
緑谷「(これまで通りじゃヒーローになんてなれやしない!使う度に動けなくなってちゃ駄目だ!僕は人より何倍も頑張らないと駄目なんだ!)」
相澤「性懲りも無く全力か、見込みゼロ……」
緑谷「(最大限で……最小限に!今、出来る事を…そうだ!さっき馨君が言ってた…!あれを!)」
「705m」
相澤「(705m……力まかせの一振りじゃなく、指先にのみ力を集中させたのか……!)」
緑谷「先生……まだ動けます!」
相澤「こいつ……!」
「ヒーローらしい記録出したねー!」
飯田「指が腫れ上がっているぞ、入試の件といいおかしな個性だ」
爆豪「(何だあれ……!なんであのクソデクが!?個性の発現はもれなく4歳までだ!ありえねぇ……けど実際……!どういう事だ……!)どういう事だ!こらデクてめぇ!ワケを言え!コラ!死ねえ!」
緑谷「うわあああ!!!」
爆豪「!?」
爆豪は複数の十字架で拘束されていた
馨「39式 血楔防壁陣(ケイルバリケイド)」
相澤「時間が勿体無い、次準備しろ」
「指大丈夫?」
緑谷「だいじょ……」
「あ!!馨君」
馨「よくやったな…手を出せ」
緑谷「え?」
馨「いいから」
と手を出すと馨は手に残っていた血を緑谷の折れた指につけるすると血は消え指が治る
馨「俺の血は細胞に影響をあたえる」
「え?うそっ!?治った!?」
緑谷「すごい治った!」
まさかラジオ体操もおわり
相澤「んじゃ、パパッと結果発表」
緑谷「(トータル最下位が除籍……!僕はみんなと張り合えるような記録はボール投げしかない……他のみんなは何種目かは必ず大記録を出している!この中では除籍は……)」
相澤「ちなみに除籍は嘘な君らの最大限を引き出す合理的虚偽」
一同「はああああ!!」
翔「…(ほらな)」
あの女子はともかく、緑谷、飯田は怖い
「あんなの嘘に決まってるじゃない……少し考えればわかりますわ」
相澤「これにて終わりだ。教室にカリキュラムなどの書類あるから目通しとけ それと緑谷、その指ばあさんのとこ行って直して……ん?お前怪我は?」
緑谷「ボール投げの後に馨君が直してくれたので治療は大丈夫です!」
相澤「そんな事も出来んのか?」
馨「一応複数回は無理す けど」
相澤「すげーな、わかった。じゃあ教室行ってろ。」
放課後…、
相澤「久しいな馨」
馨「そうですね…ニューヨークのあの事件以来ですね」
相澤「なぜここにきた」
馨「恩人の依頼できました」
相澤「そうか…依頼…がんばってくれ」
そう言って立ち去る。
馨「さて…今日の報告書まとめねぇと」
そういってバックを担いで歩き出す