最強になる必要はない。最強を創れればいいのだから。 作:アステカのキャスター
○月☆日 晴れ
BLEACHで出てくる浦原商店で働いている女の子。と言いたい所なのだが、これはよくわかっていないが、崩玉によって生み出された特殊な存在……なのかもしれない。
そこんとこはよくわかってないが、彼女の強さはその戦闘技術だ。対死神戦の出来る、バズーカをぶっ放す最強ロリ。主人公の修行回でガチで殴られたら死ぬとまで言われた強力な力を持つキャラなのだ。
俺は敢えて彼女に生得術式の基盤を入力しなかった。
それは呪力操作によるオーソドックスな強さを求めていたのがあり、逆に言えば呪力操作に特化し、その技量を戦闘技術に活かす存在として創り上げたのだ。
シンプルに強いし、呪力操作能力の桁が違う。
狙って放てない黒閃を狙って出せる上に、反転術式による回復も出来る最強のロリである。
パッパと戦う時は、裏方に徹してもらうつもりだ。殺されかける五条さんと黒井さんの回復。パッパを殺すのは俺がやらなければいけない事だし、創ってからすぐに殺されるのを見たくない。
スペック的にはまだ下だ。なんなら同じ戦闘スタイルで下位互換と言われても否定できない。この世界は霊圧などないし、瞬歩があればまだ分からなかっただろう。
あと、生得術式の基盤から自分に刻む事で禪院の当主の『投射呪法』を使えはするが、生得術式を自分でやろうとすると劣化版しか生まれない。呪力の消費量も普通に使うより多いし、速さとかは練度によって決まる。
要するに、パッパを力で上回れても速さで上回れない。だから、前線には出せない。
……ははっ、馬鹿げてる。
子供を戦場に送らなくちゃいけない世界に。
……あっ、俺も一応子供か。
○月○日 晴れ
……成長が早ぇよ(唖然)。呪力のコントロールだけならもう既に俺を超えているのである。ここまで至るのに一年かかったのに!一年もかかったのに!!
しかも、反転術式まで使える。
呪力を核に込める際に擬似的とはいえパスのようなものが繋がっているから、自分の感覚で反転術式のやり方を体験してもらえるのでは?と考えて反転術式の感覚を共有したらすんなり出来ちゃった。やだこの子天才過ぎない?しかも他人にも使えるし。
現在の俺の黒閃最高記録は原作を超える脅威の八回にも及ぶのだが、
体術の練習で軽くでいいからと相手をしたら、黒閃のかかと落としで地面が砕けた。表情筋が死んでスンとなった。一応は勝ったけど、将来的には勝てなくなるだろう。
因みに研究所に一人で住まわせるわけにもいかないから両親に頼んで俺の家に住まわせてもらうようにした。多少説明は省いたが呪術関連と言ったらいいよと軽く言ってくれた。
ただ言われたことは「襲うなよ?」である。おい、俺をなんだと思ってんだコラ。
○月♪日 曇り
残り三ヶ月。
とりあえず俺はエネルギーの調整をどうにかする事にした。パチンコ玉一つで核兵器レベルはやばいし。なんなら世界を壊す力を持っているのは俺だ。
分解したエネルギーが100%なのがダメなのだ。
物質の全てを分解するのではなく、ある種の存在している力を少しだけ拝借するように、簡単に言えば100%から60%くらいに出来るようにする。完全な分解ではなく、雑さがありながらも乱れないそんな加減を覚える事に集中する。
つかなんで俺はヒロアカ主人公みたく100%からしか使えないんだ。極端過ぎる。普通洗練されていって次第に100%じゃないの?
とりあえず、試してみた結果、少し威力は減った。
とは言え、砂鉄一粒で3メートルは抉れた。前は10メートルは抉れたが、加減は出来た。お兄様アンタ本当にやべえよ。
○月$日 晴れ
エネルギーをコストに炎とか生み出せば良くね?と安直な事を思いついた。と言うか薄々思っていたのだが、エネルギーそのものを使うのは危な過ぎる。最悪日本が世界地図から消えるなんて事が起きかねない。
取り出せるエネルギーが100%ならそのエネルギーから別の攻撃手段を生み出したりした方がまだいいんじゃないかと思った。力場から生まれた以上は少なからず呪力を宿しているわけだし。
とは言え、炎は炎で危な過ぎる。
森林破壊になりかねないし、上手く使わないと熱量で俺が死ぬ。熱量も分解出来るとは思うが、流石に呪霊を祓うごとに炎で建物を燃やすのは正直言って被害から守った意味がなくなる。
となると、氷結とか?
うーん、炎ならまだしも氷結は出来るかと言われたら微妙である。炎と言う現象は酸素とかわかりやすいのだが、氷結の現象を引き起こせるのか?
いや、考え方を変えよう。
反転術式と同じ、炎の反対が氷という反対にする事が出来ればいいわけだ。一から構築する事を考えるんじゃなく、エネルギーを変換する事だけをイメージし、指向性を構築し、放つ。
結果、パチンコ玉一つのエネルギーで十メートルの森が凍った。
○月★日
○月♡日 雨
風邪引いた。
真冬の外で氷結の練習なんてするもんじゃなかった。体感でマイナス30度くらいだと思う。冷気を放った空間は寒かった。エネルギーの変換構築は中々にいい感じではある。100%のエネルギーを炎や冷気に変換すると、エネルギーはかなり消費される。それでもあれほどの出力になるのだ。
仮の話、地面とかを分解して生み出されたエネルギーで出力を最大にして放つと、どうなんだろう。まあ、エネルギーそのものをぶつけるよりマシではあるかもしれないが。
食べる俺を見つめて、少し心配しているようだ。「だいじょうぶですか…ヒイロさん」の言葉に親指を立てて萌え死んだ。
可愛いは正義。わかりますね?(謎の圧)
あっ、お粥はちゃんと美味しくいただきました。
○月*日
対伏黒甚爾戦のイメトレをしていた。
場所、状況、能力、武器、性格を全て読み切る。
伏黒甚爾の地雷と、戦闘パターン。
天内理子を狙いに来るのは間違いないなら、初撃さえ防げばこちらは夏油さんが護ってくれるはず。なんなら、呪霊のみを操って物量で押してくれるなら、俺がやるべき事は一つ。
伏黒甚爾を領域展開に閉じ込め、必中の分解でカタをつける。それまではエネルギーを変換した冷気や炎で応戦……
あっ……ちょっと待って。重要な事に気がついた。
俺が戦う場所天元が眠る場所じゃん。
大規模な攻撃は絶対にヤバいやつやん。
俺の十ヶ月の意味、無くなったやん……。
………ヤヴァいやつやん。
○月×日 晴れ
あと二ヶ月だ。
ここからは集中したいから日記を閉じる。恐らく日記を書く余裕はないだろう。完全に自業自得なのだが。
だから、最後に少しだけ本音を出す。
やっぱり、寂しい。時間が経って、呪骸を創って暫くが経った。憎しみも感情だ。だからいずれは殺意が薄れていくんじゃないかって、思っていた。
陽気に振る舞ってるけど、ただ演じてるような感じだ。ただ、心配させたくない思いと、自分が九十九センセーの代わりをやらなくちゃいけないって言うそんな思いで少しだけ、重圧を感じている。
あの人が居なくなってしまった。
その事をずっと受け止めきれないで、忘れられずに殺意が膨れ上がる。過去に縋れば前を向けないのは知っているのに。
けど、どうしても許せないんだ。
九十九センセーを殺した人間を殺したいって心から思ってしまっている。歪んで、もう取り返しがつかないくらいに手遅れだ。
そうやって日記にも陽気に書いて、あの頃を思い出している。ずっと今の俺はここに止まったままだ。
あと二ヶ月。
死ぬ可能性だってある。死にたいと思った事は何度もある。過去に依存して、あの人が居るかのように演じ続けている自分が気持ち悪いし、大嫌いだ。
ただ現実を楽観視して死なせた自分が大嫌いだ。
清算なんて出来ない。死んだ人間は甦らない。ずっと九十九センセーをどうにかすれば生き返らせる事が出来るんじゃないかって酷い妄想に耽っている。
長くなったので、あと少しで終わる。
次に書く時は前に進む時だって思いたい。
この日記を遺書にするわけではないけど、俺が目的を果たしたら今度は自分から日記を書きたくなれるように、九十九センセーに囚われ過ぎないようになっている事を祈る。
俺は、九十九センセーの弟子だから。
絶対に生きて帰って、前を向いている事をこの日記に誓う。
荒夜緋色。
★★★★★★★★
遂にこの日が来た。
五条さん達が沖縄から帰ってくる日が来た。
夜蛾先生には言っていない。
バレたら絶対に怒られるが、そんなもの終わった後、幾らでも叱られればいい。因みに、場所だけならば、家入さんに聞いていた。忍び込んで
数時間が経ち、高い所から見下ろしていると二人の姿が視界に映る。原作通りなら、必ず奴は現れる。
「行け」
ただ一言、隣にいる赤い猫に命令を下した。
天内理子と夏油さんが手を差し出している中で、拳銃を天内に向ける伏黒甚爾に幻灯の魔物が襲いかかる。
銃を向けていた甚爾は魔物に気付いてそれを躱すが、そのおかげで夏油さんは目を見開いて天内を抱き寄せて呪霊を呼び出し、天内を護っている。
甚爾は魔物を纏わりつく呪霊から吐き出された刀で斬り裂くが、幻灯の魔物には実体がない。遠くに置いた幻灯機さえ壊されなければ、消滅はしない。
斬り裂かれた赤い猫は天内の近くに戻り、毛を逆立てて威嚇をしている。
「誰だテメェ?」
目の前の男が、恐らく私の仇だろう。
二つ持っている赤いトランクケースの一つを放り投げ、一つを左手に持ちながら、その男を見つめる。
夏油さんは困惑しながら、私に質問する。
「君が、何故ここに……」
「ただの復讐さ。私は案外、身内がやられた事をずっと許せなくてね」
どうしても、消えなかった復讐心。
ようやく出会えた喜びと、今すぐに殺意が入り混じり、私は嗤う。
出来る限りの事はしてきた。
出来得る作戦は知恵熱が出るくらいに考え尽くした。
「初めまして、伏黒甚爾」
あの人を殺した男なら、勘違いでなければ必ず分かるはずだ。特級であり、それを殺せた人間なら、あの人の出会い頭の言葉を頭の片隅に残っているはずだ。
だから敢えて、その言葉を口にした。
「どんな女がタイプかな?」
その言葉に伏黒甚爾は不敵な笑みを浮かべた。
その反応からしたら当たりだ。もう確信に至ってしまっている。
「へえ、オマエが九十九の弟子か?」
「まあね。九十九センセーを殺したのはアンタだな?」
「証拠は?」
「あの人に渡した『
五条さんは『
「でもおかしいんだよ。呪具に宿る呪力に『
呪具ならば、呪力があるものとして引っかかる。対呪霊に特化したもので、呪力のあるものを弾くという設定にしていた。そして、『
「なら、答えは簡単だ。
禪院に向かった時、九十九センセーが俺を追い出して交渉をしていた時、あの人は禪院の生まれであったこの男の詳細を調べていた。電話で当主と確認を取った以上、間違いなかった。
「アンタしかいないんだよ。伏黒甚爾……元禪院家に生まれ、天与呪縛によって驚異の身体能力を得た術師殺し。違う?」
「いんや。正解だ」
アッサリと自白した。
間違いではなかった。あの人を殺せた人間は限られる。だからこの人しかいないと思ったが、やはり間違いなかったようだ。
「待て、何故お前がいる。悟は……!」
「ああ、言い忘れてたな。五条悟は俺が殺した」
「なっ、馬鹿な…悟が…!?」
「死んではいないよ」
その言葉に僅かながら眉が動く。
殺した相手が死んでない事実に軽い動揺が走る。私の勝利条件の中にもう一つだけある必勝法。それは覚醒した五条悟がこの場に現れる事だが、
そもそも、最悪の場合のみだ。
この男を殺したいのは私自身の願望だ。
「とびきり優秀な私の相棒が、治してくれてる筈だ。恐らく死にかけの黒井さんもね」
「!そ、それは本当か!?」
「ああ、とは言えだ。天内理子、君は夏油さんの後ろにいろ。奴が君を狙っている事は変わっていない」
天内はその言葉に、夏油さんの後ろに下がる。
そう、状況は何一つ変わっていない。あくまで原作で既に殺されている天内を助ける事ができた事はいい。だが、まだ終わっていないのだ。
「夏油さん。援護だけお願いします」
「君が戦う気か!?無茶だ!悟を倒した相手なんだぞ!?」
「それでもですよ」
最強を下した人間に敵うわけがない。
そうかもしれない。それでも、それを理由にこの場所から逃げるなんて私が……
「私はこの男を殺さないと、前に進めない」
「……!…だとしても!」
「それに、この男の狙いは天内理子だ」
どの道、天内を殺す為に邪魔な俺達を殺しに来るだろう。そうなれば結局、護っていた意味を失うだけだ。何もしないのは天内理子が死ぬ事に変わりないのだ。
「私は天内理子を護り奴を殺す。奴は天内理子を殺す。それがお互いに譲れないなら───」
左手に持っていたトランクを放り投げる。
中からは、赤い猫と同じ幻灯の魔物で、大鷲に近い怪鳥が投影される。下す命令はただ一つ。
「呪い合うしか、ないんだよ」
伏黒甚爾を殺せ。
その命令に二体の魔物は動き出し、伏黒甚爾も刀を取り出し応戦し始める。お互いに呪い合う事で、この後の全ての物語が砕けてしまっても構わない。
ただ、俺はそれでもあの人を殺した目の前の男が許せない。だから、もう呪うしかないのだ。互いの命を呪い合う、血で血を洗う戦いが始まった。
【
・呪力量 ★★★
・呪力質 ★★★★
・呪力操作 ★★★★★
・体術 ★★
・術式 ーー
※五段階評価。術式に関してはレアリティ。
荒夜が呪力操作能力に特化した呪骸として創った女の子。出典はBLEACHである。呪力操作に特化している為、生得術式を刻んでいない。その代わり、操作能力は荒夜を超え、黒閃を狙って撃てたり反転術式も他人にまで使える。この世界で見てもかなりの強キャラ。
まだ子供な為、超人的な身体能力を持っている訳じゃないが、将来的に成長すれば素の状態で真希とタメ張れる。現在の体術レベルは創られたばかりでまだ低い。
★★★★★
活動報告にて最強募集してます。最強じゃなくても実用的だと思ったものでも構いません。
良かったら感想評価お願い致します。
すみません明日忙しいのでお休みします。