最強になる必要はない。最強を創れればいいのだから。   作:アステカのキャスター

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 ……リクエストに世界を滅ぼす兵器があったんですけど。確かに最強だけれども。
 と言う訳で七話まで突入しました。最強準備回です。いよいよリクエストの実現が近づいて参りました。それでは、どうぞ!!




 

 

 

 

 

○月○日 雨

 

………死にたい(※一度死んでます)

やばい思い出すだけで死にたくなる(※一度死んでます)

 

自身の肉体を分解中、腹に大穴が空いたと思ったら狂気の笑みを浮かべて笑っていた自分が観察用のビデオに撮影されている。黒歴史です♡キャピ☆

 

 

 

 

……もおおおやだああああああ!!

俺、そんな性格じゃなかったのに!ちょっとクールで抱擁力のあるお兄さん系目指していたのに、ビデオに映る自分のせいで台無しである。

 

えっ?エミヤとか七夜とか目指してんじゃないのかって?お前女の子に後ろから刺されたい?

 

 

……とまあさておき。

一応、命に別状はない。零れ落ちた血の分、反転術式と構築術式で上手くやりくりしたおかげで貧血はない。臓器も異常無しである。研究所にレントゲンがあって良かった。ただし、服は絶望的に真っ赤である。殺人鬼の返り血パーカーにスタイリッシュとか笑えねえわ。

 

今日は寝る。

とにかく黒歴史だけ消せるようにネンネする。

 

一応言っておこう。

マッドサイエンティスト目指してる訳でも、自分が分解されて喜ぶようなドMでもない。ただちょっとはっちゃけ過ぎて黒歴史を生み出してしまっただけだ。

 

もう一度言おう。

ドMではn–––––––––

 

 

 

○月◎日 晴れ

 

魂の概念がある程度は理解出来た。

あの時の狂喜乱舞は仕方ない。うん、忘れよう。

 

さて、魂とは人間を構成する為に一番必要な物だ。

これは誰しもが知っているだろう。肉体と魂の優先度を考えるならば、魂の方が上になる。

 

故に真人に攻撃が効かないのも理解出来る。

何故なら、()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

肉体が死ねば魂も死ぬ。()()()()()()()

人間は魂から死ぬ事が出来ない。魂が死ぬには必ず肉体が死ななければならない。これが()()()()()()()()()と言えるだろう。

 

だが真人の場合は()()()()()と言ってもいい。

魂から死ぬ事は出来ない。この法則通り、真人は魂そのものであるからこそ、魂から生み出された肉体には法則に従って届かない。魂の形を見て、魂から砕くように知覚しなければ不可能なのだ。

 

えっ、アイツチートじゃね?

俺と虎杖居なかったら絶対殺せないじゃん。

 

 

 

 

○月◆日 曇り♡

 

呪力が何なのかも理解出来た。

呪力とは()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

魂のエネルギーとは何か。

簡単に言うなら負でも正でもない呪力。前に色で話した通りに考えるなら、負が藍色、正が紅色、魂のエネルギーは透明な水だとしよう。

 

まあなので透明呪力とでも呼んでおこう。

呪術師は魂から透明呪力が生成できる。それを負の感情と混ぜ合わせて呪力が生み出される。

 

呪術師から呪霊が生まれないのもこれで納得が出来るのだ。呪術師は透明呪力によって負の感情を消費(呪術として使用)して、または制御している。負の感情が制御される為、呪霊は呪術師から生まれない。

 

 

逆に、非術師の場合は魂のエネルギーが()()()()

溜まった負の感情はストレス、憎悪、恐怖心からどんどん外に流れていき、呪霊となって現れる。

 

九十九センセーの言った通りに呪霊が生まれない世界を作るなら、魂のエネルギーを人類が生成し、制御できるようにしなければならない。

 

 

 

 

えっ?無理ゲーじゃね?

魂のエネルギーを生成できても制御出来るとは思えない。

 

そもそも呪力を操る事に重要なのは脳。

魂のエネルギーを誰もが使えるようにしなければ制御など出来ない。仮に虎杖が宿儺の指を食って宿儺の呪力を得たような形にしても制御出来なきゃ意味がない。

 

虎杖悠仁は器だったから使えるが、他の人間はその制御が出来る筈がない。魂のエネルギーを操るには脳が呪術師特有の構造でなければならない。簡単に言うなら()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

そして九十九センセーのプラン。

呪力からの脱却は確かに呪霊を産み出す事はない。

しかし、それは呪霊が完全にゼロになった僅かな時間で行わなければならない。呪力を無くしてしまえば呪霊に対抗出来る術がないからだ。

 

これも相当なクソゲーである。

それに日本、外国、または呪術界が安易に力を手放す筈がない。九割は絶対反対される。なら俺の目指すべきはただ一つ。

 

 

 

 

「新世界の神になる」

 

………デスノートは持ってないがな!

 

 

 

 

○月■日 晴れッ!!(ジョジョ風)

 

まあ具体的なプランは呪霊の出現率の制御。

まあ抑止力を敷くという事だ。新世界の神とまあ同じ発想だな。

 

負の感情はどうしようもない。人間を一から改造なんてそれこそ人道的じゃない。呪霊が生み出されているのは負の感情。正の感情からは生まれない。だから負のエネルギーを吸収し、反転術式で正のエネルギーを生み出す空気清浄機みたいなものを創ればいい。

 

人間をどうこうする事は出来なくても負のエネルギーさえどうにかしてしまえば、呪霊が生まれても力を削ぎ落とされた状態と、数そのものの減少に役立つだろう。ただし、これが実現されれば呪術師は反転術式による攻撃のみしか使えなくなる。負の感情から生み出された呪力に多分拮抗する。

 

それが出来るのは今のところ俺と五条さんくらいしか知らない。なので、とりあえず今後の課題は反転術式を組み込める呪具を創る事だ。

 

 

……あと三ヶ月ちょい。やったるでー!

 

 

 

○月♪日

 

 

 

○月■日

 

 

 

○月◎日

 

 

 

○月▽日

 

 

 

○月*日 曇り

 

生得術式の鍵はこの魂のエネルギーにある。

 

なので俺は()()()()にアプローチをかけ、分解と再構築を開始する。ただ、それには緻密な呪力操作が必要だ。時間をかけて、練習を繰り返し、泣き言を言いたくなるくらいに失敗した。

 

そして、遂に掴んだ呪力の核心。

俺は呪力に対して分解を行った。

 

すると、あの時と同じように頭にノイズが走る。

視えた。あの時と同じ、俺の根幹である魂の情報。生得術式の基盤とも呼べる術式の形が視えたのだ。

 

その基盤は複雑な形をしていた。

ある種の印の形に近い。だが、それを見た瞬間に自分の印だと分かる不思議な感覚があるのだ。呪力そのものを分解する事で術式の基盤を理解出来る。

 

視えた基盤を試しに紙に書いてみる。

複雑だが覚えている。自分という存在理由(アイデンティティ)は既に把握できた。

 

紙に書いた基盤に対して、呪力を通してみる。

パァン!!と紙が四散する。どうやら紙では耐えられなかったようだ。

 

今日はここまでにしておこう。明日は鉄に彫ってみよう。

 

 

 

 ★★★★★★★

 

 

「うし、出来た」

 

 

 俺は俺が生み出した呪力が付与された鉄のプレートに自分の術式の基盤を緻密に描いた。それはもう針金で何度も何度も頑張った。そして出来たのは俺自身の俺だけの術式の基盤である。

 

 そこで、蠅頭を分解した呪力を通してみる。

 プレートから浮かび上がったのは青い光。青い光に触れながら、創る物を想像する。使ったのは呪力のみ、生得術式は一切使っていない。

 

 そして………

 

 

「ビー玉……」

 

 

 出来たのだ。

 自分の生得術式を()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。つまりは、自分の術式を誰もが使えるようにしたのだ。

 

 呪力を流すと、その印に合わせて生得術式が反映される。どんな呪力を持っていても魂の系譜のようなものを組み込んだ呪印に左右され、どんな呪力も俺と同じ呪力の質になる。

 

 

「やっ…た……?」

 

 この鉄のプレートに刻んだ生得術式の基盤により、術式は俺の生得術式のまま、呪力を流せば誰でも使えるようにしたのだ。

 

 生得術式の付与が出来た。

 この事実に手が震え、今までの苦労がフラッシュバックし、現実に戻り同じ事を試してみたが、失敗は無かった。

 

 成功したのだ……長かった苦労が実った。

 

 

「やったああああああっ!!遂に、遂に会得出来たぞおおおお!!!」

 

 

 その事実に俺は近所迷惑になるほどに叫んだ。

 遂に始まるのだ!俺が最強と思えるものを創れる時代が!!きゃっほうううううう!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 課題期間 残り二週間

 夏休みの宿題は早めに終わらせましょうね。キラッ☆

 




荒夜「………………マ?」

という事で最強の準備が整いました。
この辺りややこしいので説明していきましょう。


分解について。

物質・非生物→エネルギー

例えば鉄を分解した際に生じたエネルギーは構築、もしくは放つ事ができる。しかし、まだ指向性はない為、その場で自爆覚悟の特攻。お兄様のように使えるのはまだ遠い。そして構築の時に自分の呪力を加える事で構築したものに呪力付与が出来る。より呪力の質を加えられるかでランクは変わる。

・呪霊→呪力+負の感情

呪霊は負の感情そのものなので、分解すると呪力が生み出される。呪霊には魂がある為、肉体や魂まで分解した時、魂のエネルギーと負の感情を混ぜる事によって生み出される呪力の量は膨大である。

魂 
→魂のエネルギー(生得術式の根幹+エネルギー)

魂を分解すると生得術式の根幹と呼べるもの(透明呪力)とエネルギーに分解される。荒夜が分解した時には生得術式の根幹が脳内にぶち込まれる。魂の一部に触れているから。

呪力 
→魂のエネルギー(生得術式の根幹+エネルギー)+負の感情

呪力は魂のエネルギーを負の感情と混ぜる事によって呪力が生み出される。この確信に至るまでの研究に結構匙を投げたかったらしい。魂の分解の時に至れなかった魂から発せられるエネルギーによって術式は生み出されていると言う予想を立て、呪力を分解したら予想通り生得術式の基盤、根幹にたどり着いた。


因みに研究に必要な要素に血は関係なかった。
肉体関係で関連があるのは脳と腹。腹から負の感情を生成し、脳の第六感によって呪力を操っていたからこそ、血に隠された秘密があるんじゃないかと錯覚していた荒夜は無駄な時間に費やしていた。

一応DNAは関係はある。
魂が肉体に引き摺られるなら逆もまた然り。魂の形と親の遺伝子から術式を遺伝する。これが相伝術式である。しかし、血は魂ではなく根幹の要素は肉体から派生した要素である為、魂に基づく研究をしていた荒夜からすれば、調べる要素が違っていた。

だからこそ、荒夜は腹にある負の感情まで分解してしまったから超死にかけた。分解したエネルギーで上手くやりくりしたからいいが、あの瞬間、力場が崩れていたら即死である。

★★★★★
活動報告にて最強募集してます。
最強じゃなくても実用的だと思ったものでも構いません。
良かったら感想評価お願いします。
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