自分の魔法が使えなくなったので他人の魔法を使います。 作:サイアー
ここはありきたりな魔法の世界
魔法が生活の一部になっており魔法を中心の
「いやーようやくここまで来たな。」
「そうだな。この層に来るのに3年かかったからな。」
ここはとある魔法の世界その中で一般的なダンジョンの最下層そこに自らの生計を建てるためモンスターを倒す集団がいた。
一人は軽装をした大柄の男、両手にナックルを装備して正面からくるモンスターを倒している。
一人は軽い鎧を着た少年手に持った片手剣を使って大柄の男が倒しそこねたモンスターを倒している。
一人は魔法を使い二人を遠くから援護している。
「こいつでラスト!!」
剣を持った少年が最後の魔物を倒して周囲を確認敵の魔物の全滅を確認し、警戒を解く。
「ん?あれは?」
「どうしたんだ?ってあれもしかして隠し部屋じゃねぇか!!」
二人が目の前にあったのは謎の扉だ。
隠し部屋
ダンジョンの中でたまに発見される謎の部屋だ。その中には使えるアイテムから[残念]と書かれた紙など様々な種類のアイテムがある。ダンジョン内にランダムで生成され、存在している時間は、10分という話もあれば中のアイテムが取られるまでという話もあり噂がある。
「確かに地図には載っていないし隠し部屋っぽいね。」
「よっしゃ、それじゃあ中のアイテムを回収するとするか。」
「待てよ、最初に見つけたのは俺だ。よって俺が中のアイテムをもらう。」
「いや、俺が、」
「いいや、俺が。」
「じゃあ私が。」
「「なんでだよ!!」」
男二人がどちらが中のアイテムをもらうかで話し合っているうちに女性が扉を開けて中に入って
「……何これ?」
そこにあったのは少し錆びた銅のような色をした時計サイズの腕輪だった。
「なんだよ。中身は銅の腕輪かよ。これならお前らに譲るとするか。」
「私も銅の腕輪何かたいした値段にならないからいい。」
「お前ら……まぁいい。もしかしたら凄い腕輪かもしれないからな。」
そう言って少年はその腕輪に触ってしまった。
触った瞬間腕輪が光だし少年の腕についた。
「な、何!?」
光が収まると、腕輪が消えていた。
「な、何だったんだ?」
「せ、先輩その、腕に。」
「腕?…!!え、何で?」
自分の腕を見るとそこには先程の腕輪があった。
「お、俺はつけた記憶はないぞ。どうなっているんだ。」
「と、とりあえずそれ取れよ。」
「分かった。…………あれ?取れない。」
「え?そんなバカな。ちょっと見せてみろ。……うわーぴったり収まっているじゃねぇか。」
「じゃ、じゃあ魔法は?肉体強化の魔法とかで無理矢理破壊するのは?」
「なるほど。『パワード!!』」
・・・・何も起きない。
「おいおい魔力切れか?なさけねぇな。」
「……ない。」
「え、なんて?」
「発動できない。この腕輪に俺の魔力ほぼ全て奪われてるみたいだ。」
「「はい?」」
一体どうなっているんだ?