「んでー、お前、名前は?」
「春の都と書いてハルトっす!お見知りおきを!アニキ!」
「アニ・・・俺はペンギン・・まぁいいや、てか男みたいな名前だな。」
「押忍!よく言われるッス!ペンギンアニキ!」
「ちょっとー!モーそれ、やめてくんない!?」
買い物に出たアンジーがが変わったヤツを連れて帰ってきた
キャプテンの留守中なんで、取りあえず”新入り”として処理しようと思う。
とゆーわけで今、ペンギンが面接中だ。
「弟子ねぇ・・・?」
『 ”未熟者に弟子など取れるか”とは言ったんだが 』
俺とアンジーは船縁に並んでもたれながら、その様子を遠巻きに見てる。
キンパツのロングポニー、物怖じしなそうな話方、威勢もいい。
まー、戦闘員として育てるにはいいかもな。
「アイツなら男部屋でもいーだろうし、
適当に雑用させて剣術の基礎でも教えてやったら?」
『 私の剣術よりシャチ達の拳法の方が向いてそうな気がするな 』
「オイオイ!あの変わったのを俺に押しつける気かよ!?」
『 右手の拳に喧嘩ダコが出来てる、だから云うんだ 』
「マジか!」
『 マジだ。 』
腕を組んだままシレっとそう云うアンジー。
『 向いてそうなものを本人に選ばせるといいだろ 』
「あー、ね・・・。」
しかしさぁ・・・、なんでウチには変わった女しか来ねえんだ?
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アタシはツイてる!!!!!!!
だって先輩(アンジェラ)ってばローの船に乗ってたなんて!!
本人は今、留守だけどそのうち帰ってるらしい!
って・・・アタシが来てから3日は経つんだけどね。
あ~早く会いてぇ~!
「こら!新入り!ちゃんと働け!」
朝のモップ掛け、ちょっと止まって妄想してたら。
先輩とやたら仲がいいベポがアタシを指さしで注意だよ。
「ハイハイ、うっせーな非常食。」
「誰が非常食だ!おれ、ここの航海士なんだぞ!?」
「ヘー。」
『 喧嘩はダメだぞ、2人とも。 夕食はビーフシチューなんだから仲良くな 』
「 「 え!?ホント!?「 マジすか!? 」 」
声が重なったんで横目で睨み合う。
なんでビーフシチューだとベポと仲良くならんといかんのかは不明だが・・・。
『 ローがいない時ぐらい和食じゃなくたっていいだろ 』
「おれ、シチュー大好きだー!」
「ケ!クマが牛食うのかよ!」
「なんだよ!ダメなのかよ!」
『 ・・・・・・・、仲良くできないなら肉抜きだぞ 』
「 「 えーーーーーーーーーーー! 」 」
あとで目撃した者に報告させるからな、と先輩は後ろ手で去っていく。
ふん!とベポと別れてまた作業に戻った。
いつかベア・シチューにしてやる・・・・! ギラ
「おーい、新入りー!」
「ハルトっすよ!もーいい加減覚えやがれです、ペンギンアニキ!」
「キレてんじゃね~よ!!!!
あー、じゃーもーハルト。ハーブ屋行ってこれ買ってきてくれ。」
ハーブ???
縁のない単語に首をひねりながらメモと金を受け取る。
「バジル、フェンネル、ローリエ、キャラウェイ?なーんでアタシに、」
「アンジーの注文だぞ。買うの忘れたらしい」
「即効行ってきます!」
それを早く言えってんだ。 待ってて先輩~♪
___________ その頃。
その島の市場を通り抜けた路地の一角では。
レンガの壁に貼ってある数々の手配書は雨にも濡れず、日焼けもせず、状態はいい。
その中に紛れたMISSINGの文字。
仮面の男が静かにそれに近づいたかと思うと、片手の自慢の刃を翳してる。
「・・・・・!!」 ガッ・・・・!!!
カリカリカリ・・・・慎重にそれを剥がし始めた・・・!
「オイテメー!一体何枚アイツの手配書集めりゃ気が済むんだ!!前のと同じのじゃねーか!」
「確かに・・・。だがキッド、あれは保存用だ・・・!」
(マジつづくのか不明)
ヤベ、こっちの方書くのが楽しくなってきたwww
あ、でもアレの4話は12日の、12:00に公開予定です。