SAOを真面目に攻略しない人々   作:徳明

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原作は全体を通して麻痺と毒の使い分けが不明瞭なイメージ。レコンが「毒殺」と言ってるあたり、ダメージ計算は存在すると見られる一方、「毒矢」で麻痺ってる。
世界観描写を異様なまでに省くのも含めて、敢えてな感じもする。



【番外】ALO編 with Argo (8/11)

 もう何度目か、ウィンドウの時刻を確認する。

 待ち合わせの19時から20分ほど経っているものの、サクヤが現れる気配はない。シルフ領大門のど真ん前にいるので、お互い見逃すとは考え難いが。

 

「……遅い」

「先方にも実生活がありますからね」

 

 これだけに全てを捧げている我々とは異なり、相手はおそらく社会人だ。予定が後ろ倒しになっていたとしても仕方がない。

 ログインしていればシルフコミュ経由でTASさんに連絡が届くはずだから、本当に忙しいのだろう。

 とはいえ、TASさんほどではないが俺も焦れてきた。

 手の内で小石を玩ぶのも辞めにして、彼みたく木の上で蝙蝠の真似でもしようか……と。

 

「セィッ!」

「うわぁ、何で——うグっ!?」

 

 背後から隠密状態で近付くプレイヤーがいたので、その肩を撃ち抜く。翅を唸らせ距離を詰めたら、間髪を容れず鳩尾と顎に二段蹴り。

 

システム的不可視(フルステルス)なら察知されない、とでも思ったか?」

 

 両腋に膝を差し込み、胴を挟んだまま前宙。馬乗りになって彼の持っていたダガーを喉に刺す。

 

「か……はっ」

「——ありゃ、誰かと思えばリーファさんのお荷物か」

 

 顔を検めると、昨晩サラ隊に襲われていた彼女がエレメントを組んでいた少年だった。俺がコンタクトを取る前にキルされたはず。

 恨みを買ったか、腕試しか。

 まあ誰であろうと領主との契約でPKはしない方針なので、HPを1ドットだけ残して圏内に放り込む。なかなか動かないなぁと眺めていると、どうやらダガーは麻痺付与だったらしい。

 保護圏に入って解除されたのにも気付かず、縮こまっている。

 

「失敗した時のことも考えないと」

「どうして……ホロウ・ボディが看破されるはず……」

「タネを明かすと思います?」

 

 鬱陶しいので全回復させ、シッシと手を払う。

 確かに、彼の隠密スキルは俺の索敵を上回っていたし、実のところ石が当たって解呪されるまで、正確な位置は把握できていなかった。

 ならどうやってといえば、予め落ち葉の下に氷を敷いていただけのこと。

 初級の水魔法の中に《薄氷壁》なる1メートル四方の低耐久値バリアがあって、それを地面と平行向きに、正32角形となるよう並べたのだ。

 あとはウィンドウの《発動中魔法欄》を眺めておけば良い。隠密は別に物理を無視するものではないから、踏めば砕けてリストから削除される。

 今回は15枚目、羅針方位でいう南南東が割れたため、セカンドに牽制を送る要領で礫を投げた。

 このテクが通用したのは、多分オリジナルだからだと思う。それだけこの魔法の影は薄い。

 本来の用途は着発型魔法に対する空間装甲なのだろうが、足場にもできないほどの紙耐久だから大半のダメージが抜けてくる上、呪文を数語足せばちゃんとした防御壁が張れる。

 監視目的だと、よっぽどの偵察特化以外には地雷系が有効だし、こちらは多少なりともダメージが入る。感知範囲も広いため、敢えてこれを選ぶ理由がない。

 そんなだからwikiじゃ『使い道無し』とまで評される始末だ。

 唯一備考に記載されていたのは、ワールドに存在できる枚数に上限があるということ。嘗て大量に発動してサーバーに負荷を掛けたプレイヤーがいたらしい。

 FFF(4095)枚を超えると、古い順から消えていくシステムのようだ。

 

「さ。これに懲りたら、首を突っ込むのはやめなさい。次は……殺す」

「ヒィッ!」

 

 盗賊(シーフ)に釘を刺していると、突如複数の薄氷壁が立て続けに破壊された。2、1、3、11の順だ。対応するアルファベットに変換すると『BACK(戻れ)』となる。

 

「お呼びですか?」

「連絡が来た。出るぞ」

「了解っす」

 

 木からTASさんと隠行を解いたアルゴが降りてくる。後者の着地がワザとらしく柔らかいのに違和感を覚えた。

 

「具合でも悪いんです?」

「もウ、オレっち一人だけの身体じゃないカラ……」

「…………ペット拾っただけでしょ」

 

 彼女の襟元から、テイムした数匹の鼠が顔を覗かせている。平たく言えば、乱暴に着地すると彼らにダメージが入ってしまうため、その対策だ。

 

「ツれないナー。もっとオイラを労ってくれヨ」

「それでしたらこれを」

 

 ストレージから拳大の鉱石を取り出す。

 

「何コレ」

「硫砒鉄鉱です。今朝、ルグルー回廊でスキル上げしている時に拾いました」

「どういう意味ダ?」

「殺鼠剤の原料ですね。別名、猫いらず。さあ、(アルゴ)さんは休んでいてください」

「………………襲エ」

「うわ何をす——」

 

 従順な使役獣たちが、ご主人様の命令で一斉に俺の頭へ飛び掛かる。レベルが低いのかHPバーが削られることはないが、目や耳などの弱い部位を齧る容赦のなさに彼女の怨念が感じられる。

 猛攻はその後5分ほど続いた。

 

 

   ☆

 

 

「ここがあの女の……」

「それは人違いのフラグだゾ」

 

 サクヤに指定された合流地点は深い森の中の猟師小屋だった。ちんまりとはしているが歴としたプレイヤーハウスらしく、境界を示す柵に近づくと立入禁止のアイコンが出現する。

 TASさんがDMを送ると直ぐに扉が開いて家主が出てきた。

 

「お待たせして申し訳ない。色々と事情が重なってしまった」

「リカバリー可能な範囲です。では、お伝えしている行動計画通り、装備をこちらに換装していただきます」

「ああ」

 

 可能な限り彼女の素性が割れるのを防ぐため、トレードマークの和装から我々が用意したものに変更してもらう。

 踝丈の白いローブに髪を隠す頭巾(ウィンプル)、顔を隠す面布など、聖職者を想起させるコーディネートで、武器も野太刀から魔法職が多用するロッドと、徹底して対極的な印象を与えるように意識した。

 身長も厚底のブーツで調整している。

 

「面布には変声の特殊効果が付与されていますが、聞き耳スキルが高いとバレますので、口数はできるだけ減らしてください」

「相分かった」

「その他どうでしょう、お気に召さらない箇所はありませんか?」

「そうだな……普段より重装備ゆえ、少し動き辛い程度だ。支障はない」

 

 まあ、死なれては困るからな。ローブの下に具える鎧は、彼女の筋力値を考慮した最高防御率のものだ。普段の着流しとは本気度が違う。

 

「システム上スタミナ切れはありませんが、ストレスによる疲労はあります。異変を感じたら遠慮なく申し出てください、我々が背負いますので」

「ふ、頼りにしている」

 

 サクヤは「失礼」と断って、取り外した自身の装備を家のストレージへ預けに戻った。キルされた場合の損失を減らすため、彼女の手持ちには回復薬しか入っていない状態にしてある。

 今回は完全な姫プだ。

 

「あと。真名を呼ぶ訳にはいかないので、作戦中はコードネームを使わせていただきます」

「ほう? 如何様な名を授けてくれるのか」

「イヴ。今から貴女の名前はイヴです、宜しいですか?」

Eve(前夜)か、気に入った」

 

 彼女は鷹揚に首肯いて復唱する。意外とこの状況を楽しめる酔狂な人らしい。

 

「ではイヴさん、案内お願いします」

「任せてくれ」

 

 

   ☆

 

 

 行軍は今のところ驚くほど上手く進んでいる。サクヤの説明によると、ルグルー回廊もあと少しで抜けられるらしい。

 護衛しながらの戦闘も不測の事態など発生せず、寧ろ物足りなさを感じるほどだ。

 ——などと慢心していると。

 

「1段目の薄氷壁、割れました……ああ、2段目も。これ、探索の歩速ではないですね」

 

 経路に配置した仕掛けに反応があった。消えた枚数からして結構な人数が背後に迫っているようだ。

 ただし、まだ敵とは断定できない。

 

「アルゴさん見られますか?」

「あいヨー」

 

 識別のため、アルゴに偵察を頼む。彼女は種族特性により、使役獣と視覚を共有する魔法を行使できる。

 左手の補助スティックを傾けながら、瞳を忙しなくキョロキョロと動かす。この魔法の発動中は、本体の視覚情報がカットされるので非常に無防備だ。

 できれば手短かに済ませて次の行動に移りたい。

 

「アー、サラだネ。人数は12、結構ガチめのパーティーっぽイ。会敵までは3分ってとこかナ」

 

 大体そんな気はしていた。

 戦闘準備をしている間、アルゴが敵の編成を事細かに報告してくれる。

 

——ピギャァアッ!

 

 TASさんが赤いコウモリのような使い魔を撃ち落とした。これはトレーシング・サーチャー、すなわち相手方の索敵に発見されたことを意味する。

 

「……やっぱリ。様子が変だと思ったラ、敵は前からも来てル。挟み討ちにするつもりダ」

 

 先行させている子に切り替えたアルゴが、更なる脅威を報告する。

 

「あれまあー、完全に読まれてますねぇ。イヴさん、このルートだと知っているのは誰ですか?」

 

 彼女にはシルフの幹部たちに、それぞれ異なるルートを通ると伝えてもらっている。

 薄氷壁もその数だけ敷設しており、それらを踏まないでここまで来られる人物となれば、自ずと特定される。

 

「……シグルド。彼は、私が最も信頼しているプレイヤーだった」

 

 サクヤは苦々しく心の裡を明かす。自分を裏切る人間がいたと判明し、かなり大きな衝撃を受けたらしい。

 だがやはり領主。すぐに持ち直すと、我々に向かって深々と頭を下げた。

 

「此度は誠に申し訳ない!! こちらの不徳により、皆を危険に晒してしまった。契約違反なのは重々承知だ。君たちがこの身を奴らに差し出しても文句は言えない。だが……埋め合わせは必ず果たす故、どうかこの場を切り抜けるために力添えを願えないだろうか」

 

 変声しているとはいえ、その悲痛さはダイレクトに届く。

 埋め合わせと言われたら吹っ掛けたくなる性分だが、金やアイテムが目的で彼女と手を組んだ訳ではない。

 

「どうやら認識の齟齬を訂正した方が良いかもですね」

「齟齬……とは」

「我々はこの状況を望んでいたということです。貴女を餌にすれば、脂の乗った獲物が自分からやって来てくれますから」

 

 サクヤの首を取っても手に入るのは金だけだが、彼女の首が欲しい奴らを狩れば効率的に経験値が手に入る。そちらの方が旨味(うまあじ)だ。

 情報を制限したのも、有象無象に付き合うのはコスパが悪いから。お目当ては正規軍だけだ。

 

「そんな……最初から分かって……?」

「んー、最初が何処からかは知りませんけど、貴女が人質を申し出た時には計画していました。こんな鮮やかに嵌るとは予想外でしたがね」

 

 彼女の部下が忠臣ばかりでも、何らかの形で漏洩させるつもりだった。

 なので心配することはない。こちらには戦争をする準備が出来ている。後方で待ってくれていれば、一服する間に終わらせて見せよう。

 

「前、潰してくる」

「じゃあ私とアルゴさんで後ろを対処しましょうか。そこの橋で迎え討ちます」

「オッケー」

 

 洞窟は飛行制限エリアだ。それはこの道を俺が封鎖している限り、背後のサクヤとアルゴの姿を捉えられないことを意味する。

 水魔法で濃霧を発生させると、直後に赤いファランクスが一糸乱れぬ動作で現れた。

 

「イヴさん、そこから離れないでください」

 

 濃霧とはいっても、この距離だと彼我の輪郭くらいは把握できる。

 だが全身が真っ白であれば別だ。下手に動かなければ、雪の中の兎のように保護色となって背景に溶け込める。

 念のため高耐久の氷壁を追加で設置してから、目の前の敵に集中する。まずはタンクを攻略せねば。

 こちらも大楯を装備して、突撃する。

 ゴォォオン!! と派手な衝突音が響くも、陣形は殆ど揺らがない。だが、それで終わるつもりなどない。続けて密着した状態から腰を入れ、再度下から掘り起こすようにしゃくり上げる。

 相撲や剣道の体当たりで使うテクニックだ。

 中央に少し綻びが生まれたのを見逃さず、オークからドロップした大鉈でヘルムの上から力任せに殴打、殴打。刃物が効かない相手は鈍器に限る。

 3割ほど削ったところで詠唱が終盤に差し掛かったため、急いで自陣に戻り、サクヤを狙う火球の嵐に割って入る。

 アルゴの事前情報によると、彼らは音を遮断するイヤーマフを装備しているとのこと。

 確かにヘルムの隙からウーパールーパー(メキシコサラマンダー)の鰓みたいな耳飾りが見えた。おそらくはそれだろう。

 厄介なことに歌唱デバフが通らないため、霧による火ダメ減だけ適用された、ほぼ等倍の攻撃を受けねばならないらしい。

 瞬きする間もなく爆炎が殺到する。

 それらから効力射になりうるものだけピックアップし、盾となって代わりに受ける。

 今日は朝早くからTASさんの連撃を浴び続けて《自動回復(オートリジェネ)》のスキルを上げまくったので、この程度なら一晩中耐えられそうだ。

 一連の攻防を何度も繰り返す。

 あとは両者の根比べ……などと、相手は考えているのかもしれない。

 

「アルゴさんお願いします」

 

 俺が合図すると、《雷槍》がタンクの3人を()()()()貫いた。彼らが守っていたメイジ隊は、既に彼女によって始末されている。

 サクヤの隣にあるのは、仲間の姿を映す《水鏡》の魔法によって投影された彼女の像だ。

 最初からアルゴは彼らの後ろに居た。

 目視できるからと有用な看破魔法を使わなかったのは痛い。隠密のプロである彼女にとってはヌルいミッションだったことだろう。

 

「駄目ですよぉー、耳を塞いじゃあ」

 

 雷槍の麻痺効果で動けない彼らに話しかける。勿論、声は届いていない。

 

「後ろの仲間が殺されても気付けないじゃないですか。女の声でヒールされていることにもね」

 

 要するに、途中から徐々に俺と彼女の茶番に切り替わっていたのだ。

 霧の影響で射弾観測はまともにできないから、少しくらい弾幕が薄くても分からない。自らに課した制約の所為で攻撃のタイミングが合わないのも、それに拍車を掛けた。

 

「そして何より、敵の詠唱を聞き取れないじゃないですか」

 

 ズロㇿ、ヌチャァ……と不気味な水音を立てて、欄干から巨大な蛸の触手が伸びてくる。

 水の高位魔法《クラーケン》。周囲に多量の水が存在すること、代償として術者のHPが最大時の半分削られるなど制約は多いが、面制圧力という点で無類の強さを誇る。

 高位だけあってとにかく長い呪文は、通常であればすぐに察知して妨害できたはずだ。

 これは聴覚が戦闘において如何に重要かを示す最たる例と言えよう。

 

「ここからはシークレットです」

 

 歌唱のように対策されると困るので、触手が彼らの瞳に映ってしまう前に頭陀袋を被せる。

 三人のタンクは抵抗もできぬまま水底に引き摺り込まれ、圧潰した。

 

 

   ☆

 

 

「終わったか」

「ええ、滞りなく。さてイヴさん、案内の続きを」

「承知した。……しかし。想定内とはいえ、君たち少々手慣れ過ぎてはいやしないか」

「そうですか? まだ楽な方だったと思いますけど」

 

 SAOではこのくらいの相手(オレンジ)をキルデスなしのまま黒鉄宮に送らなくてはならなかったしな。しかも近接格闘だけで。

 キル可、魔法有り、仲間増員となれば、まだ好条件の部類だろう。

 サクヤは首を傾げながらも納得してくれたようだ。

 

「——あの光の先が出口だ」

 

 TASさんが露払いをしてくれたお陰で残りの道程はスムーズに進むことができ、回廊の終わりも見えてきた。

 

「なんか静かですねぇ」

「おいヤメロ」

 

 冗談を言うと、アルゴが反応する。この後を想像すると、縁起の悪いセリフでナーバスになるのも頷ける。

 

「イヴさん。おそらく洞窟を出た先にはサラの本隊が待機しているでしょう。覚悟しておいてください」

「本隊っ!? まだあるのか……いや、確かにモーティマーなら考え兼ねん。TAS殿、前の戦闘にユージーンは居たか?」

「誰だそれは」

「サラマンダー族の将軍だ。装備は伝説級の両手剣、魔剣グラム」

「……将軍クラスは見なかった」

 

 できれば倒しておいてくれと祈ったが、残念ながら送られた刺客は小手調べだったようだ。相手はこちらが飛行の自由を得たとしても、サクヤを仕留める自信があるらしい。

 

「となると作戦を立てる必要があります。今回は幾分かイヴさんにも協力していただきましょう——」

 

 数分のブリーフィングを済ませ、TASさんが先陣を切る。

 

「そちらの指揮官はいるか!」

 

 待ち伏せするサラ隊に向かって、堂々と呼び掛ける。

 内容は一騎打ちの申し込み……には程遠い挑発だった。曰く、お前らは弱いからハンデをやる。曰く、将軍とやらが討たれる前に残りの軍勢でタマを取ってみろ、と。

 一対一とは別で、三対三百の合戦を仕掛けたのである。

 そしてこちらの作戦は————逃げる。

 

「よし、走れ!!」

 

 濃霧で姿を晦ませた後、翅の推進力も使って林に飛び込む。今回は歌唱デバフが最大で発動しているから、対策されるまではリードを広げられる。

 鬼ごっこの始まりだ。

 

 




高位水魔法《クラーケン》
オリジナル。規定以上の水を触媒に発動可能。発動すると術者のHPが最大体力時の二分の一だけ引かれる。出現するのは触手のみで、体が描写されることはない。
範囲攻撃であり、その範囲は水域に依存。処理としては即死ではなく貫通スリップダメージ。

タンクに対して使いたかった戦法:
攻城戦に倣って鎧の隙間から《熱湯》→ムペンバ効果を利用した急速《冷凍》→『やけど』『こおり』状態にしてからじっくり調理

原作だとサラの強襲部隊は68人でしたが、このメンツだと正面衝突で完勝してしまうため増員しました。前日の鶴に大隊が全滅させられているので本気です。
サクヤを討てないと大赤字です。

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