スパイ教室〜silver story〜   作:野球少年K

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みなさんどうも初めまして。野球少年Kと申します。

書くのに関しては殆ど初心者なので暖かい目で見てくれると嬉しいです。

それでは本編をどうぞ


銀の始まり

戦争とはなんだろうか。主に銃や戦車、果てには核兵器などを使ったものなど、これらを思い浮かべるだろう。仮にこれらを使う正面きっての戦争を「光の戦争」と呼ぼう。世界中で光の戦争が行われている中、世界中の政治家達は認識した。何万もの自国民を失う光の戦争はコスパが悪いと。ならば裏から消してしまえばいい。そちらの方がずっとコスパがいいと。正面からやり合うのは終わりだ。平和など表向きでいいと。講和条約が世界各地で結ばれて平和を信条とした国際機関が樹立された。初会議では、世界各国の首脳が立ち上がりにこやかな笑みとともに握手をしてみせた。

 

かくして「光の戦争」は幕を閉じた。

 

そして繰り広げられるのはそう、スパイたちの情報戦———「影の戦争」である。

 

 

 

 

 

———————————————————

 

 

《side???》

 

 

「はい?もう一度言ってもらえますか?」

 

ここはスパイを育てる養成機関。国中のスカウトが見込みのある子を通わせて、容赦なくふるいにかける。未熟なスパイは邪悪と言わんばかりに四半期ごとに厳しい試験を設けて卒業者の数を絞る。過酷な試験は死者も出すが ———————

 

「だから、今日であなたは仮卒業だ。」

 

この日例外が生まれた。まぁ自分のことではあるが決して自慢では無い。

 

「はぁ、それまた何でですか?言ってしまえば自分はこの学校じゃ忌み者や落ちこぼれのようなものですけど」

 

「それはぁ•••まぁ•••そうなんだが••••」

 

特に問題という問題を起こした自覚はない。仮卒業ということはプロとして実戦ということだろうが、()()()()自分に対しての評価ならば状況からして良くて捨て駒、普通は実験台として使われるのが妥当だろう。しかし校長の様子からしてただの捨て駒とは違いそうだ。ならば••••

 

「勧誘、ですか?」

 

「そうだ、君は今度からプロチームとして動くことになった。」

 

プロチームか。こんなところでくすぶっているよりはマシだろう。それに、もしかしたらそこなら自分の本気を••••

 

「まぁ別にいいですよ。ここにいてもあまり面白く無いですし」

 

「あなた、『不可能任務』についてはしっているな」

 

なるほど、そういうことか。これから面白くなりそうだ。

 

「確か、スパイや軍人が失敗、あるいはその難易度から達成不可能とされた任務のことですよね?」

 

「先日、その『不可能任務』を専門に行うチームが結成されたの。名は『灯』——あなたが配属されるチームだ」

 

不可能任務専門ねぇ。結成したばかりで僕をスカウトしたということはそこに集まるのは僕のような人が多いのだろう。そう、落第寸前の人が。しかし全員に何かしらあるはずだ、僕がそうであるように。きっと僕が手を抜いているのを見抜いたのだろう。ならばそれをスカウトした人はきっと

かなりの実力者だ。自慢に聞こえるかもしれないが本気を出せば自分はこの養成機関どころか国でも上の方に入る実力を持っていると思う。それを見抜けるのは少なくとも自分よりも強く無いと無理だろう。これはますます楽しみになってきた。

 

「あえて厳しい言い方をするが、あなたには確かに光るものがある。そのルックス、頭の良さ身体能力、これは素晴らしい」

 

「だがあなたはスパイに向いてない。女が苦手、仲間との連携はできない。その結果この学校が下した評価は落ちこぼれ。『不可能任務』はプロでも成功率は1割未満、死亡率は9割以上。それでもあなたは『灯』に行くのか?」

 

答えなんかとっくに決まっている。

 

「入りますよ。『灯』に。今までありがとうございました。」

 

「コードネーム《銀偵》のシオン。せいぜい足掻いてみせますよ」

 

それならば大丈夫だと校長は送り出してくれた。さて、これからどんなことが待っているのか楽しみで仕方がない。願わくば自分の本気を出せる人がいる事を願おう。

 

 

 

 

 

 

これは後に伝説と呼ばれる『灯』のNo.2、銀偵の影の戦争を生き抜く物語の始まりであった。




いかがだったでしょうか。

個人的に主人公は強い方が好きなのでちょっと物語が変わっていきます。主人公の特技は後々明かされていきます。
まぁコードネームからすごい人は読み取れると思いますが。

感想、評価、お待ちしております。

この度は読んでいただきありがとうございました。
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