遂に始まった、学年対抗リレー!
実況曰く。
トップを走るのは、三年生!
続いて、二年生、一年生です!
非常に接戦としていた!
アンカー対決となり、
ここから、どの学年がトップになるか、
わからない、状態になった!
一年生と二年生が、トップで接戦を繰り広げた!
そして、先にゴールをしたのは…!
一年生!
二年生と僅かな差ではあるが、これを制した!
ミクが喜んだ!
(うわぁ~っ!すごい!すごい!
えむちゃん、やったね!)
「やった…!」
「えむちゃん、すごい…
私と違って、キラキラしている」
「陽菜ちゃーん!遥ちゃーん!
やったよ!あたし達、一位だよ!」
「うん…!ありがとう!鳳さん!
鳳さんの走り、本当に凄くて…」
「えへへ~!でも、あたしが一位で、
ゴールが出来たのは、遥ちゃんや、
みんなのおかげだよっ~!」
「はるかちゃん、すごかったね!
アタシ、感動しちゃった!」
「うん、とても、かっこよかった!」
「天馬さん、星乃さん…」
「桐谷さん、実行委員、本当に大活躍だったね。
おかげで、体育祭、すごく楽しかったよ」
「みんな…!」
「あ、はるかちゃん。
目が、ウルウルしてる」
「…ふふ。学校に戻って良かったなって、思っている。
こういうの、仕事じゃ、出来なかったから」
「桐谷さん」
「うぅ、なんだか、アタシも泣いちゃいそう…
よかったね、はるかちゃん!」
「えむちゃん!」
「あ、陽菜ちゃん!」
「一位になってくれて、ありがとう」
「何で、陽菜ちゃんがお礼を言うの?」
「だって、嬉しいから」
「えへへ~!それは、あたしも、一緒だよ!」
「えむちゃん、私と違って、大活躍だった」
「それは、違うよ!みんな、大活躍だったよ!」
「そ、そうなのか…うん、そうだったんだ」
「みんな、笑顔でキラキラしていた!」
「そう、なんだ…」
こうして、みんなで、体育祭の片づけをした。
「陽菜ちゃーん!足の腫れは大丈夫…?」
「あぁ、問題ない」
「天馬さんも、みんなも、お疲れ様。
もうすぐ、片づけが終わりそうだね」
「体育祭、すっごく、楽しかったね!
アタシ、まだまだ、走れそう!」
「咲希ってば、はしゃぎすぎないようにね」
「うん!もう、無茶しすぎないって、
決めたから!それより、はるかちゃんは、
この後、時間ある?学年の皆で、
体育祭の打ち上げをしようと、考えているの!
もし、よかったら、一緒に行かない?
打ち上げといっても、近くのレストランだけだし、
参加したい人だけ来るって感じだから!」
「私が行ってもいいの?」
「もちろん!今日の一番頑張っていた人は、
はるかちゃんだもん!がんばり賞!」
「がんばり賞…?」
「それ、咲希が、考えたでしょう?」
「バレた?」
「ありがとう。ふたりとも。
この後、時間があるから、私も打ち上げに参加したいな」
こうして、みんなで、打ち上げをした。
陽菜自身も足の腫れがあったが、それでも参加したい気持ちの方が上だった。
えむや咲希、遥も心配な表情をしていた。