後日、陽菜は、えむと寧々と三人で、
お買い物に行くことになった。
ちなみに、桐谷遥は、アイドルの活動の為、
今回は不在である。
その代わりに、えむの希望で、寧々を誘った。
「寧々ちゃん!陽菜ちゃん!
今日は、よろしくね!」
「といっても、陽菜が初めてお買い物をするって…
今まで、どう暮らしていたの?」
「ママが、買っていたか、通販で済ませていた」
「そうだったのか…」
「でも、陽菜ちゃん、お買い物は、楽しいよ?」
「そうなのか?」
「うん!じゃあ、しゅっぱーつ!」
「いきなりすぎるし」
こうして、今日は三人でショッピングを楽しんだ!
行く場所は…シロクママートという、
シロクマの看板が目印の、コンビニエンスストア。
「なんで、コンビニなの…?」
「ここのコンビニの、シロクマはね、
すっごく、可愛いんだ!」
「いや、えむ、私達、陽菜の買い物の練習をするために、
お店に来ているよね?」
「あれは…何だ?」
「くじだよ!くじを引いて、当たりが出たら、
あの、でっかい、シロクマのぬいぐるみが当たるよ!
1回100円だよ!」
「もーう…じゃあ、一人一回までね」
「はーい!」
寧々とえむは、くじを引くがはずれだった。
次は陽菜の番!
すると、なんと!一等の大当たり!
「すごいよ!陽菜ちゃん!あたりだよ!」
「そうだったのか…?」
「まぁ、えむが喜んでいるから、いいとしよう」
「そうなんだ…」
こうして、シロクマのぬいぐるみを手に入れた。
そのぬいぐるみは、えむがSPに預けた。
その後、三人で、スーパーマーケットへ…
「ここが、スーパーマーケットか、始めて来るな」
「陽菜って、スーパーに行ったことが無いの!?」
「あぁ、来たことが無いんだ。
お店でショッピングは、私には無縁だからな」
「そうだったんだ…じゃあ、これから、
ショッピングを楽しもうよ!」
「そうだな」
「じゃあ、何買う?」
「何も考えていなかったの…」
「うーん、あっ、じゃあ!
そうだ!肉じゃが作る?」
「肉じゃが…?」
「それなら、簡単に作れそうだね」
「料理か、えむと寧々が教えてくれるなら、
私でも、出来そうかもしれない」
「よーし!それじゃあ、材料を買うぞー!」
その後、にんじん、じゃがいも、玉ねぎ、
そして、豚肉に牛肉まで、購入した。
その後、鳳家。キッチンにて…
「ここは広い。ずっと広いな…」
と、陽菜はえむの家に広さに関心を隠さなかった。
「それじゃあ、作ろう!」
「うん」
「どうやって作るんだ?」
「あっ、スマートフォンに、肉じゃがの作り方が、
書かれているから、それを見ながら、
作ってみよう!」
「そうだね」
「料理は、ママが作ってくれるが、
自分で作るのも、新鮮な体験だ」
「私も同じ気持ち」
「そうだね!」
こうして、三人で肉じゃがを作った。