草薙寧々と花海陽菜は、結婚式場のアルバイトに来ていた。
「おはようございます!アルバイトの草薙ですが…」
「おはようございます。同じくアルバイトの花海陽菜です」
アルバイトの内容は、会場のマップでフロアを、
二人でアナウンスする係である。
「はい!わかりました!」
「あっ、わかりました!」
(これなら、二人で出来そう…)
と、寧々は思った。
そして、寧々と陽菜は衣装に着替えた。
「こ、これに着替えるのか…?」
「そうみたい」
みのりが会場に来ていた。
「花里さんがいる」
「私と同じ学校で同級生だな。話しかけたこと無いが…」
「そうなんだ」
と、寧々と陽菜が言いだす。
「あの…フロアのご案内。しましょうか?」
「ね、寧々ちゃん!?」
と、寧々と陽菜は、ドレス姿を身にまとっていた。
「は、花里…さん!?」
二人はビックリしていた。
「えええ~!?」
「?」
陽菜の頭に疑問符が付いた。
「知り合いだったのか?」
「そ、そうだけど…?」
「なんで、寧々ちゃんがここに?」
「こ、これには訳があって…
な、なんか、ごめんね。花里さんだって、気が付かなくて」
「隣にいるのは…?」
「花海陽菜だ」
「陽菜ちゃん?あっ、遥ちゃんから聞いているよ!
天才ハッカーだって!」
「そうか。私の事を知っていたのか」
「うん!遥ちゃんから聞いています!
あっ、草薙さんと花海さんは、どうしてここに?」
「実はここのアルバイトを一日だけやることになって…」
「そうなの?」
「ドレス姿になってしまった」
「ドレスを着ることは、今日初めて知ったから、
ビックリしたけど…」
「そうだったんだ!でも、そのドレス、すっごく似合っているよ!
二人とも、雰囲気がピッタリだし、
メイクも髪型もバッチリだよ!」
「あ、ありがとう…花里さん…」
「ちょっと、恥ずかしいけど…嬉しい…」
と、二人は喜んでいた。
「じゃあ、今日は一日ドレスを着て、
お客さんを案内するの?」
「今日は、それもあるけど、ショーの方がメインなんだ」
「私も出ることになっている」
「そう言えば、パンフレットにも書いてあったね!
ウェディングショーがあるんだって!」
「夕方から、そのショーをやることになっていて、
ドレスを着て、案内するのは、
ショーの宣伝も兼ねてなんだ」
「もし、時間があったら、観に来て…ね?」
「うん!草薙さん!花海さん!
夕方までには、動画配信が終わるから、観に行くね!」
「ふふ、ありがとう。花里さん」
これから、みのりは、レポート配信をした。
陽菜と寧々は、どこかで緊張していた。一体どうなる?